1月6日、ニコンはデジタル一眼レフカメラ、「D5」と「D500」を発表しました。
発売は3月の予定です。
http://www.nikon.co.jp/news/2016/0106_d5_02.htm
http://www.nikon.co.jp/news/2016/0106_d500_03.htm
2016年は4年に1度のオリンピックイヤー。
リオ五輪に合わせ、カメラの二大メーカーであるニコン(Nikon)のキヤノン(Canon)の
デジタル一眼レフカメラ、フラッグシップ機の誕生は当然のごとく予想されていましたが、
とりあえず発表において、ニコンが先手を取りました。
2機種あるのはイメージセンサーのサイズの違いで、
D5はフルサイズ、ニコンでいうFXフォーマット、
D500はAPS-Cサイズ、DXフォーマットです。
昨年来、ニコンはややキヤノンに押され気味の感がありましたが、今回の2機種は驚愕のスペックです。
実は待望されていたのは、APS-CのD500だったといえるかも知れません。
D300S以来、久しくAPS-Cフラッグシップの発売がなく、
もう後継機は登場しないのではないかとの悲観的な推測すら出ていましたから。
APS-Cを待っていたファンは沸き返っています。
それに対してD5については、五輪イヤーだから出るのは確実だし、
実際に開発もアナウンスされていたので発表は予定通りではあるのですが、、
それでも今回公表されたスペックには驚きです。
例えば、高感度耐性常用感度ISO 102400を実現。更にISO 3280000相当(Hi 5)までの増感も可能。
これはまさに未知の世界、驚異です。
といっても、まだ数字を見せられているだけではあります。
今後、その実態が明らかになるのが楽しみです。
価格は共にオープンですが、
D5は67万円、D500は23万円くらいのようです。
Old Fashioned Club 月野景史
以下、ニコン公式サイトより引用
☆☆☆
プロフェッショナルの撮影領域を拡大する次世代フラッグシップモデル
デジタル一眼レフカメラ「ニコン D5」を発売
2016年1月6日
株式会社ニコン(社長:牛田 一雄、東京都港区)の子会社、株式会社ニコンイメージングジャパン(社長:五代 厚司、東京都港区)は、プロフェッショナルの撮影領域を拡大する次世代フラッグシップモデル、ニコンFXフォーマットデジタル一眼レフカメラ「ニコン D5」を発売します。
なお、「D5」は、2015年11月18日に開発発表を行っています。
「D5」は、格段に向上した動体捕捉力や高感度画質をはじめとする高いパフォーマンスで、幅広いシーンと被写体に対応したフラッグシップモデルです。
新世代の153点AFシステムと、約12コマ/秒※1(AF・AE追従)の高速連続撮影性能によって、さまざまな状況で被写体をより確実に捉えることができます。
また、新開発のニコンFXフォーマットCMOSセンサーと新画像処理エンジン「EXPEED 5」により、ニコン史上最高の常用感度ISO 102400を実現。静止画撮影時はもちろん、新たに対応した4K UHD(3840×2160)動画撮影時にも優れた高感度性能を発揮します。
さらに、タッチパネル採用の高精細画像モニター、前機種「D4S」(2014年3月発売)から通信速度を大幅に向上させた有線LAN(内蔵)・無線LAN※2通信、同種メディア2枚が使えるメモリーカードダブルスロット※3などにより、ワークフローの高速化を可能にしています。
このほか、180KピクセルRGBセンサーを新採用したアドバンストシーン認識システムがAF、AE、AWBの高性能化に寄与。低消費電力化、高精度・高耐久性シャッターなどとともに、制御精度と耐久性の両面から信頼性を高めています。
※1レリーズモードがCHのとき、シャッタースピード1/250秒以上で可能。
※2ワイヤレストランスミッター「WT-6」(別売)併用。
※3XQD-Type/CF-Type の2タイプから選択可能。
「D5」発売概要
商品名
ニコンデジタル一眼レフカメラ「D5」※
価格
オープンプライス
発売時期
2016年3月予定
※XQD-Type/CF-Typeの2タイプから選択可能。
「D5」と同等の153点AFシステムなど、高い性能を小型・軽量ボディーに凝縮したDXフラッグシップモデル
デジタル一眼レフカメラ「ニコン D500」を発売
2016年1月6日
株式会社ニコン(社長:牛田 一雄、東京都港区)の子会社、株式会社ニコンイメージングジャパン(社長:五代 厚司、東京都港区)は、ニコンDXフォーマットデジタル一眼レフカメラのフラッグシップモデルとなる「ニコンD500」を発売します。
「D500」は、「D5」と同等の新世代の153点AFシステムを搭載。約10コマ/秒※1の高速連続撮影時にも確実に被写体を捕捉します。
また、新画像処理エンジン「EXPEED 5」と新開発のニコンDXフォーマットCMOSセンサーの採用で、静止画、動画ともに常用感度ISO 100~51200の広い感度域で高画質を実現しています。
さらに、プロフェッショナルのニーズに応える 4K UHD(3840×2160)動画や、カメラとスマートデバイス※2をシームレスにつなぐアプリ「SnapBridge」にも対応。
撮影可能コマ数を向上させる「D500」用のマルチパワーバッテリーパック「MB-D17」(別売)も新たに発売します。
※1AFモードがAF-C、1/250秒以上のシャッタースピード、電源が「EN-EL15」で、その他が初期設定のとき。
※2iOS、Android™のスマートフォン、タブレット端末。
「D5」発売概要
発売時期
2016年3月予定
※XQD-Type/CF-Typeの2タイプから選択可能。
商品名
ニコンデジタル一眼レフカメラ「D500」
価格
オープンプライス
なお、「D500」とレンズを組み合わせた以下のキットも同時発売します。
•D500 16-80 VRレンズキット オープンプライス 2016年3月発売予定
AF-S DX NIKKOR 16-80mm f/2.8-4E ED VR付き
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