01.Art 美術 (展覧会)

2018年8月16日 (木)

【美術展】「巨匠たちのクレパス画展」損保ジャパン日本興亜美術館

新宿の東郷青児記念 損保ジャパン日本興亜美術館では9月9日(日)まで
「巨匠たちのクレパス画展」が開催中です。

2018


巨匠たちのクレパス画展
日本近代から現代まで
会期:2018年7月14日(土)~9月9日(日)

会場:東郷青児記念損保ジャパン日本興亜美術館
主催:東郷青児記念 損保ジャパン日本興亜美術館、産経新聞社
協賛 損保ジャパン日本興亜
協力:サクラアートミュージアム、サクラクレパス、ターレンスジャパン、アムス、教育美術振興会
http://www.sjnk-museum.org/program/5380.html


毎回ユニークな企画展を開催する損保ジャパン日本興亜美術館ですが、
今回も珍しい、クレパス画の展覧会です。


そもそもクレパスとは何か?
聞いたことはあるけど、クレヨンとは何が違う?

クレパスはクレヨンとパステルの良さを兼ね備えた画材として、
1925年(大正14)年に日本で発明されました。

画面によく定着するのが特徴で、伸びやかで発色がよく、
混色や塗り重ね、ひっかくなどの幅広い表現が可能です。

学校教材として普及したため、子ども向けのものと思われがちですが、
その優れた特性は、油絵具の入手が難しかった第二次大戦直後には
多くの画家たちに注目され、独自な画材として絵画表現に取り入れられるようになりました。


100人超の作家達によるクレパス画の競演
本展では、サクラアートミュージアムの絵画コレクションから、
クレパス開発と普及に関わった画家・山本鼎(かなえ)をはじめ、
大正から昭和にかけて日本画壇で活躍した巨匠たちを中心に、
現代の作家たちの作品も併せて紹介されています。

岡本太郎、梅原龍三郎、小磯良平、熊谷守一、猪熊弦一郎、
あの画家がクレパス画をと驚くような巨匠の名も並びます。



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寺内萬治郎 『緑衣の婦人像』
これがクレパスで描かれた絵なのか!



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岡本太郎 『鳥と太陽』
この有名過ぎる巨匠のクレパス画も展示。


Old Fashioned Club  月野景史

2018年8月 1日 (水)

【美術展】「ショーメ 時空を超える宝飾芸術の世界」三菱一号館美術館/煌めくジュエリーの輝きを愛でる

東京丸の内の三菱一号館美術館では9月17日まで、
「ショーメ 時空を超える宝飾芸術の世界―1978年パリに始まるエスプリ」展が開催中です。


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ショーメ 時空を超える宝飾芸術の世界
―1780年パリに始まるエスプリ
2018年6月28日(木)~9月17日(月・祝)
三菱一号館美術館

主催 三菱一号館美術館、ショーメ
共催 読売新聞社
後援 在日フランス大使館 / アンスティチュ・フランセ日本 .
協賛 大日本印刷
https://mimt.jp/chaumet/
※7月19日に開催された本展の特別内覧会に参加しました。
写真は特別の許可を得て撮影しています。



宝飾美術の展覧会
今回は夏の夜を艶やかに彩る美しい宝石、ジュエリーの展覧会を紹介します。
いつもユニークな企画展を開催している丸の内の三菱一号館美術館の催しで、
フランスのジュエラーであるショーメの展覧会です。

ジュエラーとは元は宝石職人や宝石商、宝飾業者全般を指します。
ティファニー、カルティエ、ブルガリらもジュエラーです。

ショーメの名は、日本で誰でも知っているというほど知名度は高くないかも知れませんが、
パリのヴァンドーム広場に軒を連ねるジュエラーの中で、最も長い歴史を誇ります。
18世紀末、1780年からその比類なきクリエイ ションでの優雅な礎を築き上げてきました

ナポレオン1世と皇妃ジョゼフィーヌの御用達ジュエラーとして、
装飾芸術の傑作と 称される数多くの作品に寄り添い、
伝統を重んじつつ今なお革新性を追求し続けています。

本展はルーヴル美術館名誉館長アンリ・ロワレット氏監修の下、
18世紀後半から現代まで、約240年に及ぶショーメの伝統と歴史を紹介する日本初の展覧会。
ロマン主義、 ジャポニスム、アール・デコといった芸術潮流との対話の中で洗練された作品、
ダイヤモンドのティアラやネックレス等の宝飾品と、
未発表の歴史的なデザイン画や写真等約300点が展示されています。



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デジタル技術と融合した展示も

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そして、ジュエリーにまつわるクラシカルで美しい西洋絵画の大作も

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記録的な猛暑となった今年の夏。
落とした照明のファンタジックな空間で、宝石たちは一段と輝きを増します。
眩いばかりに煌めく宝飾の美を愛で、
しばし暑さを忘れるのも素敵です。

Old Fashioned Club  月野景史

2018年7月27日 (金)

【美術展】「明治からの贈り物」 静嘉堂文庫美術館/真夏に楽しむ明治の超芸術

東京二子玉川の静嘉堂文庫美術館では9月2日まで、
「-明治150年記念- 明治からの贈り物」展が開催中です。

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-明治150年記念- 明治からの贈り物
The 150th Anniversary of the Meiji Restoration;GIFTS FROM THE“MEIJI”
2018年7月16日(月・祝)~9月2日(日)
静嘉堂文庫美術館
http://www.seikado.or.jp/exhibition/


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静嘉堂文庫美術館とは
このブログでも初めて扱う美術館。
人気の街である東急線二子玉川駅から少し離れた閑静な地にあります。

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賑わう駅周辺から離れ、住宅街を抜けると


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更に敷地内の森を行く


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視界が開け、静嘉堂文庫文庫本館が現れる
その隣が上の写真の美術館


静嘉堂文庫は日本および東洋の古典籍及び古美術品を収蔵しています。
三菱財閥の第2代総帥岩崎弥之助・第4代総帥岩崎小弥太父子の所有した庭園と
遺品の古典籍・古美術コレクションを基礎として発足。
併設する静嘉堂文庫美術館を通じて収蔵品を広く一般に公開する美術館活動を行っていいます。


明治からの贈り物
今回は明治150年を記念して明治の美術品を中心に、
近代絵画で初めて重要文化財の指定を受けた橋本雅邦の「龍虎図屏風」を含む、
第四回内国勧業博覧会(明治28年〈1895〉開催)出品の屏風の数々を出品。

また修理後初公開となる河鍋暁斎の代表作「地獄極楽めぐり図」の画帖、
そして当時の洋画界で“裸体画論争”を巻き起こした、日本の“ヌード”の先駆的作品である
黒田清輝「裸体婦人像」など、話題の名品が公開となります。

更に今では“超絶技巧”などとも呼ばれて人気の高い明治工芸品からは、
刺繍・金工・七宝・漆芸・陶磁器、それぞれ名工の力作が並びます。

※7月16日に開催された本展の内覧会に参加しました。
以下の写真はこの日のみ特別の許可を得て撮影しています。




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重要文化財 橋本雅邦(はしもとがほう) 「龍虎図屏風」(6曲1双) 明治28年(1895)
本展の大看板。これを観なくては



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黒田清輝(くろだせいき) 「裸体婦人像」 明治34年(1901)
裸体画論争を呼んだ問題作にして傑作。渡仏中に現地の女性を描いた絵です


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「裸体婦人像」が飾られていた屋敷内のリビング




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菊池容斎(きくちようさい) 「呂后斬戚夫人図」 江戸時代・天保14年(1843)
中国の史実に基づく残酷で恐ろしい作品。怖いけど見たくなる絵




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河鍋暁斎(かわなべきょうさい) 「地獄極楽めぐり図」(1帖40図・明治2~5年(1869~72))
数度に分けて全点が出品される




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鈴木松年(すずきしょうねん) 「群仙図屏風」(8曲1双) 明治28年(1895)



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菅原直之助(すがわらなおのすけ)
「鞍馬天狗刺繍額」 明治40年(1907)頃  「羽衣刺繍額」 明治40年(1907)頃
繊細な刺繍はまさに超絶



そして工芸の名品の数々が展示されています。

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決して大規模ではないですが、なかなか見応えのある展覧会です。
お薦めします。

Old Fashioned Club  月野景史

2018年7月23日 (月)

【美術展】「モネそれからの100年」横浜美術館/モネと後世代26作家の作品達

横浜みなとみらいの横浜美術館では9月24日まで、
「モネそれからの100年」展を開催中です。

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モネ それからの100年
2018年7月14日(土) ~ 9月24日(月・休)
横浜美術館

主催:横浜美術館、東京新聞、テレビ朝日
後援:在日フランス大使館/アンスティチュ・フランセ日本
http://monet2018yokohama.jp/ 


※開催初日に催された特別鑑賞会に参加しました。
展示室内の写真は特別の許可を得て撮影しており、通常開催中の撮影はできません。


クロード・モネ
(Claude Monet, 1840年11月14日 - 1926年12月5日)


フランス印象派を代表する画家。
日本でもその名を知れぬ人はいないといえるほどのビッグネームで、
モネの名を冠した展覧会も数多く開催されてきました。

ところで本展のタイトルにある「それからの100年」とは何か?
モネは1840年生まれなので生誕100年ということはないし、
比較的長命で1926年没なので、没後100年には少し足りない。

実はこれはモネの画業の集大成となる『睡蓮』大装飾画の制作に着手してから“約100年”ということ。
そしてモネの作品と、後世代の画家達の多くの作品を同時に展示し、100年を俯瞰しようという試みです。

点数でいうと、モネの初期から晩年までの絵画25点と、
後世代の26作家による絵画・版画・写真・映像66点を一堂に展示されています。

後世代の画家達は必ずしもモネから直接薫陶を受けたというわけではないですが、
一堂に展覧することにより、両者の時代を超えた結びつきが浮き彫りにされています。


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写真ではわかり難いですが、
本展はモネ作品と後世のアート同一展示室内て鑑賞できる構成になっており(例外もあり)、
その関連性を見比べることができます。


本展には「わたしがみつける 新しいモネ。」のキャッチコピーがつけられています。
今回、モネと関連づけられて展示された後世の作品はいわば主催側からの提案です。
あまりになじみの深いモネですが、このような展示形式により、
新たな魅力の発見に繋がるかも知れません。



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エントランスの巨大パネル。
これは写真撮影できます。



Old Fashioned Club  月野景史

2018年7月12日 (木)

【美術展】「ミケランジェロと理想の身体」 国立西洋美術館/ルネサンス大彫刻家の本格展

東京上野の国立西洋美術館では9月24日まで
「ミケランジェロと理想の身体」展を開催中です。

2018


ミケランジェロと理想の身体
会期:2018年6月19日(火)~2018年9月24日(月・休)
国立西洋美術館

主催:国立西洋美術館、NHK、NHKプロモーション、読売新聞社
後援:外務省、イタリア大使館
協賛:大日本印刷協力:アリタリア-イタリア航空、日本貨物航空、西洋美術振興財団
公式サイト:http://michelangelo2018.jp/


ミケランジェロ・ブオナローティ
(1475年3月6日 - 1564年2月18日)

彫刻、絵画、建築のすべての分野で名をなし「神のごとき」と称された男、


ルネサンス芸術の象徴として
ミケランジェロはレオナルド・ダ・ヴィンチ、ラファエロ・サンツィオと並び、
ルネサンス芸術の三代巨匠と称されます。

他の2人はやはり画家としての業績が知られます。
ミケランジェロもまたシスティーナ礼拝堂に描いた天井画と『最後の審判』はあまりにも有名。
しかし、彼は自らを語る時、あくまで「彫刻家」という肩書にこだわりました。
実際、美術館で鑑賞するような大きさの絵画はあまり残っていません。

一方、二十代前半に完成させたサン・ピエトロ大聖堂の『ピエタ』、
フィレンツェ共和国の象徴とされる巨大な『ダヴィデ』など、
その卓越した技と美意識が表現された大型彫刻作品は、各地で至宝とされています。


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そのため、これらの作品を中心に据えたミケランジェロの展覧会は、
これまで日本では実現がきわめて困難でした。


彫刻の二大傑作が来日
本展は、『ダヴィデ=アポロ』、『若き洗礼者ヨハネ』というミケランジェロ彫刻の傑作を核に、
古代ギリシャ・ローマとルネサンスの作品約70点の対比を通して、
両時代の芸術家が創りあげた理想の身体美の表現に迫っています。



Photo_3『若き洗礼者ヨハネ』1495-96年
ミケランジェロの20歳の頃の作品。
聖母子画に描かれる幼子でもなく、
イエス・キリストに洗礼を施す聖人としてでもない、
若き洗礼者ヨハネの像。
20世紀前半、不運にもスペイン内戦によって
大きな被害をうけましたが、
長年にわたる修復でよみがえりました。
修復後、スペインとイタリアで2回しか
公開されていない傑作が早くも来日。
























Photo_4『ダヴィデ=アポロ』1530年頃
こちらはミケランジェロ55歳頃の作品。
旧約聖書の英雄ダヴィデか、ギリシャの神アポロか。
未完ゆえに作品の主題でさえ不明で、どちらか決め切れていません。
ミケランジェロの代表作といえば、
誰でも知っているフィレンツェのアカデミア美術館収蔵のダヴィデ像ですが、
さてこの彫刻はダヴィデなのか?
























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『ラオコーン』 ヴィンチェンツォ・デ・ロッシ 1584年頃 ローマ
これはミケランジェロの作品ではありません。ルネサンス期の大理石彫刻。
この作品のみ、会場内で写真撮影できます。


Old Fashioned Club  月野景史

2018年6月23日 (土)

【美術展】「ガレも愛した-清朝皇帝のガラス」サントリー美術館

東京六本木のサントリー美術館では7月1日まで
「ガレも愛した-清朝皇帝のガラス」展を開催中。
会期も残り僅かとなりました。

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ガレも愛した-清朝皇帝のガラス
2018年4月25日(水)~7月1日(日)
サントリー美術館

主催:サントリー美術館、朝日新聞社
協賛:三井不動産、三井住友海上火災保険、サントリーホールディングス
特別出品:ヴィクトリア・アンド・アルバート博物館
https://www.suntory.co.jp/sma/exhibition/2018_2/



ガラス美術・工芸というと西欧文化とのイメージがありますが、
本展は中国のガラス芸術の展覧会です。

中国のガラスの起源は古く、春秋時代末期から戦国時代(紀元前5~前3世紀)に遡りますが、
ガラス工芸が飛躍的に発展したのは、清王朝の時代です。

本展では一部、大昔のものも出品されていますが、
メインは清王朝のガラスです。

その美しさは、フランス・アール・ヌーヴォー期を代表する芸術家
エミール・ガレ(1846-1904)も魅了され、彼の造形に取り込まれていきました。

本展では一部展示スペースのみ写真撮影が可能です。

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撮影可能ではありませんでしたが、本展にはガレの作品も多く展示されています。
随分、近代的なものがあるなと思ったらガレだったりしました(笑)
いっそのこと、「清朝ガラスとガレ」といったネーミングにした方がわかり易く、
引きも強かったのではないかと思います。
「ガレも愛した-清朝皇帝のガラス」では、ガレの作品も展示されているとは普通思わないでしょうから。


Old Fashioned Club  月野景史

2018年6月21日 (木)

【美術展・催事】「有田の魅力展2018」」東武百貨店池袋/美術工芸、そして日々の食卓で楽しむ有田焼

東武百貨店池袋本店では6月21日(木)から26日(火)まで、
「有田の魅力展2018」を8階催事場にて開催中です。


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有田の魅力展2018
2018年6月21日(木)~6月26日(火)
東武百貨店 池袋本店 8階催事場(2.3番地)

営業時間 : 10:00~20:00 ※最終日は17:00閉場
東武百貨店サイト http://www.tobu-dept.jp/ikebukuro/event/detail/1539
有田観光協会サイト https://www.arita.jp/news/003285.html


この催しは百貨店の催事なので、入場料は不要です。
美術工芸としての有田焼の鑑賞、
そして日常使いの有田焼磁器の展示・販売のイベントです。

開幕初日の6月21日夕刻に開催されたブロガーイベントに参加してきました。
※写真は特別に許可を得て撮影しています。



有田焼(ありたやき)

佐賀県有田町を中心に製造される磁器の有田焼は400年を越える歴史があります。
豊臣秀吉の朝鮮出兵の際に来日した職人によって創始されたのは1616年。
江戸時代から美術工芸品として海外で高い評価を得てきました。

ただ、「有田焼(ありたやき)」と名付けられたのは明治になってから。
日本が初めて公式参加した1873年のウィーン万国博覧会に出品され、
改めて評価を得ました。


暮らしの中に有田焼
歴史的には美術品としての面の強い有田焼ですが、
現在は日々の食卓で使う器としても多く作られています。

そこで本展では「暮らしの中に有田焼」をテーマとし、
有田焼を日常的に楽しめるよう、
フードスタイリストの遠藤文香さんによるテーブルコーディネイトの提案がさなれています。

また会場内のカフェコーナーでは
有田焼の器を使ったカレーやコーヒーの販売も行なわれています。

やや堅苦しいイメージもある日本の陶磁器のイベントとしては、
なかなか楽しめる内容になっています。


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以上、このブログでは暮らしの中の有田焼、
更に言えばあまり伝統工芸らしくない、斬新に感じられる磁器を中心に紹介しました。


もちろん美術工芸品にも大きなスペースが用意され、
数多くの名品が展示されています。


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そして上述のように、会場内にはカレーやコーヒー、ケーキが
有田の器で楽しめるスペースも。


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有田焼で飲むアイスコーヒー


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☆☆ブロガーイベントより


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有田焼の老舗 香蘭社社長 深川祐次氏のトークショー
有田焼の歴史について解説いただきました。



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フードスタイリスト遠藤文香さん
有田の器で楽しむ食卓


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遠藤さんによる実際に食材を使用したコーディネート例
これはブロガーイベントのみの試みです。
会場では下の写真のようにパネルで紹介されています。


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◆さて、会場は東武百貨店池袋本店8階の催事場ですが、
同店の11階から15階までは立派なレストラン街。
食事の場には困りません。
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Old Fashioned Club  月野景史

2018年6月 7日 (木)

【美術展】「ルーヴル美術館展 肖像芸術-人は人をどう表現してきたか」国立新美術館/ルーヴルの“顔”達が来日

東京六本木の国立新美術館では9月3日まで、
「ルーヴル美術館展 肖像芸術——人は人をどう表現してきたか」が開催中。
丸三ヶ月以上のロングラン。
更にその後は大阪市立美術館で来年1月まで開催されます。



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ルーヴル美術館展
肖像芸術——人は人をどう表現してきたか
2018年5月30日(水)~2018年9月3日(月) 
国立新美術館 企画展示室1E

主催;国立新美術館、ルーヴル美術館、日本テレビ放送網、読売新聞社、BS日テレ
後援:在日フランス大使館/アンスティチュ・フランセ日本 
特設サイト http://www.ntv.co.jp/louvre2018/
巡回展:大阪市立美術館 2018年9月22日(土)- 2019年1月14日(月・祝)


世界で最も有名な美術館・・・といえば、
おそらくは芸術の都、フランスはパリのルーヴル(ルーブル)美術館でしょう。
今回はそのルーヴルの名を冠した展覧会。

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本展のテーマは「肖像」
大別すれば肖像画と彫刻ということになります。


人の似姿を描出する肖像は、古代以来の長い歴史をもつ芸術ジャンル。
本展はルーヴル美術館の全8部門から選りすぐられた約110点の作品を通して、
肖像の社会的役割や表現上の様々な特質を浮き彫りにされています。


展示される多くの名作の中でも特に注目されるのは、
27年ぶりに来日するヴェネツィアの巨匠ヴェロネーゼの傑作、通称『美しきナーニ』。


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『女性の肖像』、通称『美しきナーニ』 ヴェロネーゼ 1560年頃
本展の“看板娘”


また古くは古代エジプトの棺を飾ったマスク、
ローマ皇帝やナポレオンなどの君主像、
そして華麗な女性や愛らしい子どもたちの肖像まで、
数々の肖像の名品が一堂に会します。

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Old Fashioned Club  月野景史

2018年6月 1日 (金)

【美術展】「プーシキン美術館展-旅するフランス風景画」東京都美術館/ロシアから来たフランス絵画達

東京上野の東京都美術館で7月8日まで、
「プーシキン美術館展 ─ 旅するフランス風景画」展が開催中です。



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プーシキン美術館展─旅するフランス風景画
Masterpieces of French Landscape Paintings from The Pushkin State Museum of Fine Arts, Moscow
2018年4月14日(土)~7月8日(日)会場企画展示室休室日月曜日
東京都美術館

主催:東京都美術館(公益財団法人東京都歴史文化財団)、朝日新聞社、テレビ朝日、BS朝日、プーシキン美術館、ロシア連邦文化省
後援:外務省、ロシア連邦大使館、ロシア連邦交流庁(Rossotrudnichestvo)
特設WEBサイトhttp://pushkin2018.jp 

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モスクワから来たフランス絵画

タイトルにもあるようにフランス風景画の展覧会。
しかし、フランスの美術館からやってきた作品が展示されているのではありません。

珠玉のフランス絵画コレクションで知られるロシア モスクワのプーシキン美術館から、
17世紀から20世紀の風景画65点が来日しました。

神話の物語や古代への憧憬から身近な自然や大都市パリの喧騒、
更には想像の世界に至るまで、描かれた時代と場所を軸にフランス近代風景画の流れが紹介されています。

特に注目されるのは初来日となるモネの『草上の昼食』。


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草上の昼食 クロード・モネ 1866年

マネの同一タイトルの問題作が有名ですが、
モネ版は同時代の人物たちとみずみずしい自然風景の調和が楽しめます。
印象派誕生前、26歳となる若きモネの魅力溢れる作品。


他にもロラン、ブーシェ、コロー、ルノワール、セザンヌ、ゴーガン、ルソーら
フランス絵画史のビッグネームによる作品が集結。


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エウロペの掠奪 クロード・ロラン 1655年


フランス風景画の決定版ともいえる展覧会です。

Old Fashioned Club  月野景史

2018年5月 1日 (火)

【美術展】「ターナー 風景の詩」損保ジャパン日本興亜美術館/英国を代表する風景画家の決定版回顧展

東京新宿の東郷青児記念 損保ジャパン日本興亜美術館では7月1日まで
「ターナー 風景の詩(うた)」展を開催中です。 

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ターナー 風景の詩(うた)
会 期: 2018年4月24日(火)~7月1日(日)
会 場: 東郷青児記念 損保ジャパン日本興亜美術館

        (新宿区西新宿1-26-1 損保ジャパン日本興亜本社ビル42階)
開館時間:午前10時~午後6時 ※入館は閉館30分前まで
        ただし5月9日(水)、16日(水)、6月26日(火)~30日(土)は午後7時まで
主 催: 東郷青児記念 損保ジャパン日本興亜美術館、毎日新聞社、スコットランド国立美術館群
協 賛: 損保ジャパン日本興亜、大日本印刷
後 援: ブリティッシュ・カウンシル
協 力: 日本航空
美術館ホームページ:http://www.sjnk-museum.org/
展覧会公式サイト:https://turner2018.com/
※東京展終了後は7月7日より郡山市立美術館に巡回・開催


ジョゼフ・マロード・ウィリアム・ターナー
(Joseph Mallord William Turner、1775年4月23日 - 1851年12月19日)

イギリス・ロンドン出身。
英国絵画史を代表する画家・芸術家の1人で、特に風景画の巨匠として知られる。

本展はそのターナーの回顧展です。
いわゆる“ターナーとその周辺作”の展覧会ではなく、
ターナー作品のみの約120点で構成された(ターナーの肖像画1点を除く)
決定版ターナー展とでもいうべき催し。


開幕前日の4月23日に行われたプレス内覧会に参加しました。
この日は主催団体のひとつであるスコットランド国立美術館群より
総館長のジョン・レイトン卿が来日、主要な作品の説明を行いました。

★このページの写真は内覧会にて特別の許可を得て撮影・掲載しています。


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来場者に挨拶するジョン・レイトン卿(左から3人目)


ターナーは穏やかな田園風景、嵐の海、聳え立つ山岳など、
自然の様々な表情を優れた技法で表現しました。

本展ではターナー絵画を以下の4つのテーマに分けて展示しています。

「地誌的風景画」
「海景-海洋国家に生きて」
「イタリア-古代への憧れ」
「山岳-あらたな景観美をさがして」


わかりやすく観やすい、いい分類だと思います。

実在の風景、建築物等を描いて地誌的価値を持ちながら、
古代風景をも思わせるファンタジックな画風。
日本と同じ島国のイギリスならではの迫力ある海洋風景。
水彩画、また版画へのこだわり。
ターナーの魅力や足跡が明確に伝わる展示スタイルです。

残念ながら内覧会では各絵画単体での撮影は許可されていなかかったので、
分類に沿って個々の作品を紹介することはできません。
展覧会の雰囲気のみ紹介します。



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ターナーの風景画は独特の光や空気感に包まれています。
フランスでの印象派登場より半世紀以上前に活躍した画家ですが、
印象派絵画へ影響を与えたことが見てとれます。

また、これはレイトン卿も強調していたのですが、
ターナーは水彩画の名手です。
その技術は日本においても明治初頭から多くの画家たちの関心を集めました。

ともかく、英国各地の多くの美術館、個人収集家、
そして日本の美術館からも集めた120点による
ターナー展決定版。
この機会はそうそうないと思います。
お見逃しなく。

Old Fashioned Club  月野景史


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損保ジャパン日本興亜美術館 エントランスからの夜景

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