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2025年8月

2025年8月13日 (水)

【ルパン三世】石川五ェ門の謎/金も宝石にもまったく興味無しに思える“大泥棒”

Goe001
『ルパン三世』シリーズに登場する十三代目石川五ェ門

いわずと知れた日本の超有名漫画・アニメの主要キャラクターですが、
一方でその存在は極めて不思議で不可解、矛盾・不条理に満ちた人物だと思います。

五ェ門は大泥棒のルパン三世の仲間としてチームを組み、長年泥棒稼業をやっているのに、
ルパンが目の色変えて狙うような金(かね)や貴金属等の“お宝”に、まったく興味がないように思えるのです。


私は1971年スタートのTV第1シリーズのファンである一方、
原作漫画はほとんど知らないので、主にアニメの印象で書きます。

五ェ門は大昔の盗賊、石川五右衛門の末裔という設定ですが、
泥棒というよりは剣豪、例えば宮本武蔵とか佐々木小次郎のような、
剣の道を極める求道者のイメージではないでしょうか。

現金や宝石に興味はなくても、刀剣にはこだわりはあるでしょうが、
かといってそれを盗むことに執着するイメージもありません。
それなのになぜ、長いことルパン一味として“盗み”を続けてきたのか。

金や宝石への執着が感じられないだけでなく、
盗むという行為、盗賊としてのこだわりもまったく感じられないのです。
もっとも、それはルパンの相棒である次元大介にも見られる傾向かも知れません。
五ェ門ほど極端ではないので、目立ちませんが。


そもそもTV第1シリーズの初登場回である第5話「十三五ェ門登場」において、
五ェ門は「殺しのプロフェッショナル」と紹介されていました。
もっともその回ではルパンもそう紹介されていましたが。

かといって五ェ門に“殺し屋”のイメージもありません。
殺し屋というからには法外な報酬を得て仕事を請け負うもののように思えますが、
五ェ門には金に対する執着をまったく感じないのです。

第1シリーズでもルパンの敵である剣の達人として登場した最初の2本は
五ェ門メインともいえる話で、大いに活躍しましたが、
泥棒一味に加わってからは存在感は薄れ、まったく登場しない回も多かったです。

それでも1977年スタートのTV第2シリーズにも引き続き登場し、
キャラクターも安定して、ほとんどの回に登場しましたが、
相変わらず矛盾は抱えたまま、第2シリーズの3年の放送期間を完走しました。

そしてそのまま、第1シリーズから55年近く経った現在に至ります…、
と私が言い切るのは、最近の作品は観ていないものも多いので、無理があるのですが、おそらくそうでしょう。


金にも貴金属にも、盗むという行為自体にもこだわりはない、
むしろそういったものを忌避するような性格にすら思えるのに、
五ェ門はなぜルパンや次元らと盗賊としての活動を続けるのか?


Goe003s
ルパンとの切っても切れない絆があるからか。
うーん、次元はそうかも知れませんが、
五ェ門がそうかというと、ちょっと弱いか。

スリルを味わいたいから・・・、それもちょっと似合わないような。


深淵なる謎を抱えたまま、五ェ門は存在し続けるのでしょう。

Old Fashioned Club 月野景史

2025年8月 8日 (金)

【アニメ】『ゲゲゲの鬼太郎 私の愛した歴代ゲゲゲ』は1960年代~2010年代の過去6期の変則的な傑作選

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2025年4月からフジテレビで毎週日曜9時に放送されている
『ゲゲゲの鬼太郎 私の愛した歴代ゲゲゲ』は原作者 水木しげる氏の没後10年を記念して、
『鬼太郎』過去6期の中から選ばれた作品を放送する、やや変則的な傑作選といえます。


『ゲゲゲの鬼太郎』は1960年代の第1期を皮切りに
70年代、80年代、90年代、2000年代、2010年代に1本ずつ
合計6作が放送されてきました。

ですので、私は『鬼太郎』の放送が始まると聞いて最初、
2020年代版の新作となる第7期が作られるのかと思ったのですが、それは間違いでした。
少し残念でしたが、その楽しみは先においておき、傑作選の地上派放送も得難い機会です。


では何が“変則的な傑作選”なのかというと、
『鬼太郎』ゆかりの複数の人々がそれぞれに選んだベストエピソードを放送している点です。
“ゆかりの人々”とは、例えば歴代の鬼太郎役の声優さん、
おなじみの主題歌を、今回歌っているAdoさん、
朝ドラ『ゲゲゲの女房』ヒロインの松下奈緒さんなど。

ただ、このようにそれぞれが思い思いにマイエピソードを選んでいたら、
色々偏りが出て、バランスが悪くなるようにも思います。
まぁ各代の鬼太郎役声優さんは自分が出演したエピソードを選ぶので、
年代的にはある程度バランスは取れていますが。

それにしても、これが最高のエピソードなのかと思うようなセレクトもなくはない。
それと、意外と鬼太郎があまり活躍しない作品が多く選ばれているようにも感じます。
活躍しないというと語弊がありますが、脇役レギュラーや
敵役ではないゲスト妖怪がフィーチャーされている回が多いような…。

思えば初回放送分からして、一反もめんがメインというレアエピソードでした。
まぁ良い話だったし、そこらも含めて楽しんでいますが。


ところでこのアニメ、
4月のスタート時はOP映像もED映像も過去作からの抜粋でした。
それが一カ月遅れでオープニングが新作動画に差し代わり、

さらに三カ月遅れでエンディング動画も新作に差し代わりました。


・・・何かバタバタ感、急ごしらえ感がなくもない。
思えば、このアニメの準備期間にあたる頃のフジテレビは色々大変な時期でした。
(今もそうかもしれないけど)
本来は新作アニメの予定が、頓挫して『歴代ゲゲゲ』になったとか!?

色々勘ぐってしまいます。

Old Fashioned Club 月野景史

2025年8月 7日 (木)

【科捜研の女】はどうなる? 連続ドラマFinalか、単発SPか、このままフェードアウトか

Kasouken21

このブログでは今まで、
テレビ朝日の長寿ドラマ『科捜研の女』について随分と書き、
多くのアクセスをもらってきました。

その『科捜研の女』ですが、現在、今後も続くのか、もう放送はないのか、
不透明な状況になっています。

今のところ、2024年7月~9月に水曜21時枠でシーズン24が放送されたのが最後で、
今年7月の同枠では新作『大追跡 警視庁SSBC強行犯係』』が放送されており、
『科捜研』の放送はありませんでした。

正式発表はまだですが、この枠は10月から『相棒』が放送されるでしょうから、
『大追跡』の後に『科捜研』はまずあり得ません。


では『科捜研の女』はどうなるのか?
実は昨年のシーズン24は視聴率が過去最低の7.3%まで落ち込みました。

テレビ朝日から公式なアナウンスはありませんが、
ネットニュースでは連続ドラマとしては昨年で終了では、とか、
単発スペシャルなら可能性はあるとか、噂レベルの情報が流れています。

テレ朝がこういう対応がまずいというのはよく感じることですが、
さすがに1999年以来26年も続いてきたドラマなのだから、
もっとちゃんと情報発信してほしいとは思います。

ただ、『科捜研』は毎年10月スタートとローテーションが固定している『相棒』と違い、
不規則なスタイルで26年間に24シーズン放送されてきたドラマです。
放送がない年もありました。
それを考えれば、この7月クールで放送がなかったからといって、もう終わりとも決めつけられません。


とはいえ、連続ドラマとして末長く継続をというのは無理かも知れません。
私としては、この4月クールで「final season」を放送した『特捜9』のように、
連続ドラマとしてのラストシーズンを放送してほしいとは思います。

可能性があるとすれば『相棒』次シーズン終了後の2026年4月クールの水曜21時枠か。
その前に1度くらいスペシャルをやって…という流れで。

ファイナルシーズン後もまだ単発はあるのか、というのは別の話として、
やはり連ドラとしてのファイナルはきっちりやってほしいところです。

Old Fashioned Club 月野景史

 

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