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2025年5月

2025年5月 7日 (水)

【昭和特撮】『ジャイアントロボ』②/超個性的なBF団幹部達 最終回には若き日の小林稔侍氏も登場


前回のブログの続編です。
『ジャイアントロボ』のシリーズ後半に新登場した悪の幹部達を紹介します。

1クール目最後の第13話に登場したレッドコブラはその後も断続的に登場しますが、
それ以降に初登場の幹部は単回のみで退場するケースが大半になっていきます。
そしてその幹部達も極めてインパクトが強くなり、幹部枠なのか怪獣枠なのか、迷うようなキャラも多くなります。
正直いうと、写真付きで紹介していいものかと迷うような風貌のキャラも出てきます。



Gr15_20250511115901
ミスターゴールド(二宮吉右衛門) 15.22話登場
黄金の西洋甲冑で完全武装した、地球人なのか宇宙人なのか不明なキャラ。
演者の「二宮吉右衛門」とは時代劇スターのような名前てす。
『ロボ』は時代劇映画やドラマを多く作ってきた東映の制作なので、名前からも時代劇畑の人かと思うのですが、
『ロボ』と同じ東映特撮の『キャプテン・ウルトラ』のバンデル星人役などごく僅かな出演歴しか確認出来ず、謎多き俳優さんです。


Gr21
ドクター・スネーク(加地健太郎) 16話登場
これまた奇怪なというか、現代では放送不可能かと思うような容貌のキャラ。
演者の加地氏は元は劇団民藝に所属した俳優で、21世紀初頭まで脇役として多くの出演作が確認出来ます。


Gr25
X7(吉井永二) 第18話登場
BF団の少年幹部。主人公の草間大作少年のユニコーンでのコードネーム「U7」に対して、こちらは「X7」
最後は大作少年との友情か芽生えるような形で終わります。
演者の吉井氏はこの時代にいくつかの他作品への出演が確認出来ます。


Gr28_20250813000501
アンドロメダ宇宙人メトロスリー(乙黒一)第19話登場
ついに幹部役がタイトルロールに。奇怪な怪物系キャラ。
この時期は怪獣は専ら再生怪獣の脇役で、幹部役が実質のメイン怪物の傾向が強まります。


Gr30
ミイラ怪人 ミイラーマン(滝謙太郎)第21話登場
こちらも完全に怪物枠ですが、一応「BF団日本支局長」を名乗っています。
となるとスパイダー、ブラックダイヤ、レッドコブラに続く4代目ということになります。


Gr37
宇宙妖怪博士ゲルマ(竹村清女)第23話 ※左はニセ大作少年
女性宇宙人幹部。
尊大な大ボスであるギロチン帝王がゲルマ博士に対しては微妙に敬語を使っており、その意味では一番の格上幹部か?


Gr34
プロフェッサー(相馬剛三)第24話登場
ドクター・スネークによく似た、放送NG級の容貌。
演者の相馬剛三氏は東映専属俳優としておびただしい数の映画やドラマに出演しています。
「ロボ」でも他の回に普通の(?)の人の役で出演しています。

Gr46
宇宙吸血鬼ドラキュラン(奥村公延)第25話登場
ついに幹部役が最後には巨大化してロボと戦いました。
演ずるは個性派脇役の奥村公延氏。


Gr45

Gr47
テロマン(小林稔侍)第26話登場
最終回に登場したBF団狙撃隊長。
久々の普通の人間的容貌で、演じたのは昭和~平成の超有名俳優 小林稔侍氏。
この頃はまだ脇役で、任務に失敗してあっさり処刑されてしまいました。


Gr39
ギロチン帝王(佐藤汎彦)
最後になりましたが、大ボスも紹介しておきます。


Old Fashioned Club 月野景史

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