【科捜研の女24』7月無事スタートはジャニーズ問題の余波?/『刑事7人』との関係
テレビ朝日の長寿ドラマ『科捜研の女』シーズン24が7月3日(水)に無事スタートしました。
“無事”というのも微妙な表現ですが、1999年以来25年続く長寿シリーズも安泰ではありません。
開始以来の放送枠だった木曜20時の「木曜ミステリー」は枠自体がなくなり、
2022年以降は放送日時を変えながら続いています。
視聴率も以前に比べれば落ちているし、
またテレビ朝日は新シーズンの制作発表が遅いので、
「今年は放送されるのか?」、ファンとしてはやきもきしながら待つことになります。
昨年2023年は『相棒』と同じ水曜21時の放送。
例年なら4月~6月『特捜9』、7月~9月『刑事7人』が放送されるところ、
半年間でこの2本+『科捜研』の3本を放送するという変則スケジュールで、
『科捜研』は8月半ばスタート、10月初旬までの放送でした。
民放地上波ゴールデン・プライムタイムの連続ドラマは
1月、4月、7月、10月スタートの年間4クール放送が通例ですので、
昨年はかなり異例でした。
それが今年は同じ水曜21時枠で本来の連ドラ放送サイクルである7月クールの放送となりました。
実はこれはジャニーズ問題の余波ともいえるのです。
ジャニーズ問題の意外な影響
2015年のスタート以来、昨年9シーズン放送されてきた『刑事7人』が、
主演の東山紀之さんの社長就任、芸能活動引退で休止なってしまったからです。
といっても、『刑事7人』の休止、あるいは終了について、
テレビ朝日からも旧ジャニーズからも公式なアナウンスはされていないと思います。
「新シーズンの放送が発表されてないから、放送はないのだ」というニュアンスかと思います。
『刑事7人』の休止は残念であり、改めて書きたいとも思うのですが、
まずは新メンバーも加入した『科捜研の女』を楽しみたいところです。
Old Fashioned Club 月野景史