【相棒22】波乱の2024元日スペシャルは無理あり過ぎの展開
2024年元日に放送予定と、このブログでも事前記事にした
『相棒seazon21』元日スペシャル 第10話「サイレント・タトゥ」ですが、
能登半島の震災のために、変則的な放送になってしまいました。
画面に震災情報を表示しながら時間通りスタートしたのですが。
後数分で終了というタイミングで大きな余震の情報が入り、結末がカットされてしまいました。
しかもその余震のマグニチュードは誤報で、実際はそれほどではなかったなどという、とんでもない顛末になりました。
しかし大きな災害ですので、これは仕方ないでしょう。
結末は見逃し配信で観ることが出来ます。
その環境がない方には、申し訳ないですが。
さて内容ですが、随分無理のあるストーリーでした。
9年近く放置された笛吹悦子(真飛聖)は無事。
子どもは男の子が生まれ、元気に育っている。
だったら、もっと早く報告しろよと突っ込みたくもなりますが、
ここはまぁ、めでたしめでたしでいいでしょう。
しかし犯人側の男女の動機と犯行内容は、いくらフィクションとはいえど、さすがに無理あり過ぎ。
さらに発端である被害者の男性のキャラもひど過ぎるし。
終盤の展開は2023年のヒットドラマ『VIVANT』の下手なパロディみたいなアジアの国での逃亡アクション。
配信で最後まで見ても、右京は亀山は架空の国「東国(とうこく)」の領事館に取り残されたまま。
次回予告を観る限り、無事帰国して普通に捜査にあたるようですが。
それよりも笛吹悦子です。
おそらく東国人の偽造パスポートで日本に帰国しており、
本物のパスポートは東国側に没収されたままだと思われます。
悦子は本来、国際線のCAなので、仕事ができなくなる筈です。
ただ、今回の内容からすると、国内線に配置転換されている可能性もありますが。
このあたりはあまり引っ張らず、後日談を今シーズン中に公開してほしいものです。
悦子の年齢
主筋とは関係ないですが、少し気になったのは笛吹悦子の年齢です。
劇中での私立探偵の調査によると40歳とのこと、2023年時点での年齢と思われます。
悦子の私生活のパートナーだった甲斐享(成宮寛貴)の生年は初登場に1983年と明示されています。
ということは、2023年に40歳で、甲斐享とは同じ年齢!
演じる真飛さんは成宮さんより6歳年上で、しかも成宮さんが実年齢よりかなり若く見えるので、
悦子は年上彼女である、というのが視聴者の共通認識だったのではないかと思うのですが・・・。
これまで、悦子の年齢、あるいは甲斐享との年齢関係について言及した描写があったかどうか、ちょっとわかりませんが。
今回、同い年と思える描写を差し込んできたことに意味はあるのでしょうか?
Old Fashioned Club 月野景史
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