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2023年12月29日 (金)

【ドラマ】『心霊内科医 稲生知性2』終了/今回も面白かったが高橋事件は解明されず

Inoa

『心霊内科医 稲生知性2』の4夜連続での放送が終わりました。
賛否あるところですが、今回も面白く視聴しました。

第1期の際に書いたブログには思わぬ多くのアクセスがありました。
そこでも予想しましたが、やはり今回は稲生知性(じろう)中岡俊子(伊勢佳世)
大学医学部時代の同期生で、稲生の助手を務める髙橋守(中村鶴松)の殺害を中心に、
彼らの学生時代のことが大きなテーマとなりました。

ただ、彼ら自身についての比重が大きくなると、一話完結の事件解決ものとしては、
全4話のボリュームでは、やや物足りないということになってしまいます。


助手の高橋に纏わる事件
大学時代に殺害された高橋は、自分を殺した犯人がわからず、霊として稲生に取り憑き、
稲生と共に犯人を捜しつつ、稲生の助手として主に患者の身辺調査を担当しています。
霊なので中岡には見えず、声も聞こえませんが、前期のラストで存在が明かされました。

今期は第1話で、患者に取り憑いた怨霊が高橋に成りすますという、変則技を入れ込んできました。
既に1期で4本放送しているとはいえ、第2期の初回ではまずは高橋の調査により真相解明という基本パターンを
やるべきだと思うのですが、その余裕がなかったのかと思えました。
また高橋事件絡みと、それとは無関係の“一般の”事件とが錯綜し、
初めて観る人からすると、少しややこしかったのではないかと思えます。


俳優たちの熱演
今期は高橋絡みも他の事案も、怨霊(特に女性)がパワーアップし、ホラー度が増したようです。
怨霊役も、取り憑かれる患者側を演じた俳優も、総じて熱演でした。
一部著名な俳優・タレントもいますが、一般的知名度が高くない俳優も多く(そもそもレギュラー陣がそうですが)、
キャスト面で、新たな発見があるのも、このドラマの魅力です。

次期は・・・?
そして最終話は、高橋事件の真相も次期に持ち越しと・・・といった終わり方でした。
第1期は高橋殺害の犯人は稲生では? と思わせるような印象で終わりましたが、
その疑義は今期で一応否定され、今度は中岡に疑惑か向けられたような、そんな余韻のラストでした。

次がある、という可能性を残したのは、このドラマのファンとしてはよかったです。
ただ、高橋事件を持ち越したところはちょっと微妙。
高橋の件はけりをつけ、一話完結(あるいは二話完結でもいいですが)の事件解明に注力してもらいたい気もします。
もっとも、高橋殺害の真相が解明されたら、高橋の霊は成仏して消滅ということになってしまうのかも知れません。
それは寂しいし、基本設定が崩れてしまうので、痛しかゆしですが。


第1期との相違点
第1期は映像(動画)で描かれる物語の舞台はクリニックの診察室と受付、ビルの階段だけに限定されていたと思います。
後はクリニックのビルの外観の映像だけ。
クリニック以外での出来事は、静止画を挿入しつつの説明で済ませていました。
低予算のためとも推測できますが、舞台を医院に限定することによる演出効果もあると思います。

第2期はクリニックのビルの屋上がまず舞台になりました。屋外での演技は初めてだったと思います。
そして、中岡が大学の同期生の女性と喫茶店で会うシーンがありました。
ただ喫茶店のシーンは、実は中岡が怨霊により見せられた、幻覚だったのです。
屋上は医院のビルの一部、喫茶店は幻とすれば、相変わらず医院以外の舞台は登場していない、
ということにはなります・・・、そこまで意識してやっているかは不明ですが。


Old Fashioned Club 月野景史

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