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2023年9月

2023年9月19日 (火)

【ドラマ】日曜劇場『VIVANT』最終回は局面急展開で予想不可能

TBS日曜劇場『VIVANT』は9月17日(日)に最終回第10話が放送されました。
ネット上では様々に考察・予想が行なわれましたが、
部分的に当てた人はいても、最後までの展開を予想できた人はほとんどいないでしょう。

私は乃木憂助(堺雅人)の更なる真実について、ナイツ塙さんの説を引用してブログを書きましたが、
かすりもせずというところでした。
また、野崎守(阿部寛)と柚木薫(二階堂ふみ)は、少なくともどちらか1人は何かあるだろうと思っていたですが、
特に隠していた秘密が明らかになるといったこともありませんでした。


前回も書きましたが、このドラマは局面が大きく転回していくので、
細かな伏線めいたシーンを頼りに予想しても、全然追いつかないことがあります。
最終回の、ベキ(役所広司)が自分を見捨てた公安警察幹部への復讐のために
日本に(連行される形で)乗り込んでくるという怒涛の展開は、予想し難いものでした。

色々ツッコミどころはあるのですが、
ハラハラドキドキ、そして“考察”しながら、楽しませてもらったドラマでした。
続編はあるのかないのか?

Old Fashioned Club 月野景史

2023年9月13日 (水)

【ドラマ】怒涛の展開『VIVANT』最終回は綺麗にまとまるか/ナイツ塙さんの考察も紹介

TBS日曜劇場『VIVANT』(ヴィヴァン)は次回9月17日(日)の第10話が最終回
前回は本編放送前のゴールデンタイムに大がかりな特番を放送しました。

Vivan

しかし、もう後は最終回だけとは、上手いことまとめられるのでしょうか?
とても回収し切れないほど多くの伏線が張り巡らされているようにも思えますが。
私も今更、最終回の考察合戦に参戦しようというわけではありませんが、
このトラマについて少し書いてみます。


『半沢直樹」の境雅人主演
「日曜劇場」で堺雅人さん主演となれば、誰でも『半沢直樹』を思い出すでしょう。
2010年代の大ヒット作品、そして超高視聴率ドラマでした。

スリリングな展開が魅力の『半沢直樹』でしたが、原作小説のあるドラマです。
なので、ある程度展開は読めてしまうのですが、それでもあれだけハラハラドキドキさせれられて、見事でした。

対して、『VIVANT』は原作のないドラマ。
『半沢』との違いはバイオレンス・アクション、国際性、ファンタジーめいた陰謀論など色々ですが、
なにより、原作のない分、予測不可能な展開で視聴者を徹底的に翻弄しよう、との制作側の強い意図を感じます。

予測不可能なことをやろうとすれば、どうしても粗が出るものですが、
このドラマは局面が大きく転回するので、それについていくので精一杯で、粗など気にしてしてられないという面があります。
一方で、細かな伏線めいたものは大量に散りばめられており、そこにこだわっての考察合戦にも熱が入るのですが、
色々推察して予想しても、思わぬ方向にストーリーも舞台も動くので、追いつかないのです。


野崎(阿部寛)と薫(二階堂ふみ)は?
さて、初回から観ていますが、
このドラマは乃木憂助(堺雅人)と野崎守(阿部寛)、柚木薫(二階堂ふみ)の3人が主役だと思っていました。
このうち、乃木については「実は“別班”である」ことが明らかになる中盤から怒涛の展開でした。

対して、野崎と薫は隠している秘密が露わになるといった展開がありません。
この2人、特に薫については何も無い筈はない、きっと秘密があるのだろうと思っていました。

ところが、終盤を迎えて舞台は再びバルカ共和国、そしてテロ組織の“テント”内に移り、
日本にいる野崎と薫はドラマに登場すらしなくなってしまいました。
この状況で、最終回で薫が久々に出てきて「実は・・・」という展開があっても、
それだけで大きなインパクトはない。


乃木の更なるサプライズ
となると、やはり乃木周辺に何か大きなサプライズがあるのかとも思えます。
これについて、ドラマ好きとしても知られる漫才コンビ「ナイツ」の塙さんがユニークな“考察”をしています。



ナイツ塙会長の自由時間 「【VIVANT】ドラマ中毒芸人ナイツ塙が考察!」


要約すると、実は、堺さんの役は本物の乃木憂助(ベキ=乃木卓(役所広司)の息子)ではなく、
松坂桃李さん演じる黒須駿こそが、本物の憂助ではないかというのです。
2人は共謀して、何か大きな目的の為に入れ替わりを演じていると。

この説、堺さんの役が乃木憂助ではないというのは、私もちょっと思っていました。
細かいことはともかく、もはやそこくらいしか乃木についてのサプライズがないと思うのです。
今更、このドラマのキーワードでもある三組織「別班」「公安」「テント」をこねくり回し、
乃木が今まで縁のないのは公安なので、実は公安でしたとかいっても、だからどうだという感じです。
堺さん演じる乃木憂助は偽者! これはインパクトあります。

しかし、松坂さんの役が本物の憂助で、堺さんと入れ替わっているというのはどうか?
まず入れ替わり、なりすましをするには堺さんと松阪さんの年齢差が15歳と離れ過ぎています。
たが、この点は俳優の実年齢にこだわると考察を誤ることがあるので、問題無しとしても、
2人が共謀して入れ替わる合理的な理由が思いつきません。

かといって、松坂さんでなければ、本物の乃木は誰かとなると、これも難しい。
もし、塙さんの予想通りで、かつ2人が入れ替わる納得の理由が示されれば、
これはドラマとしても凄いし、塙さんもさすがなのですが。

それにしても、今回名前を挙げた主要キャスト以外にも、
まだ何か隠してそうなキャラクターはたくさんいます。
どう決着をつけるのか、そもそも決着をつけるのか?

塙さんも言っていますが、続編を見据えたラストになる可能性もあるでしょう。
それはそれでいいですが、にしても一応の納得ができる最終回であってほしいとは思います。

Old Fashioned Club 月野景史

2023年9月12日 (火)

ジャニー喜多川氏の性加害問題③/東山紀之新社長率いるジャニーズの行方とマスコミ責任

最近、このブログのジャニーズ関連記事、
特に北公次氏の告発本『光Genjiへ』について書いたブログには多くのアクセスをいただきました。

そしていうまでもなく、9月7日に行われたジャニーズ事務所の会見は注目を集めました。
人事面も含めた、会見内容の評価は賛否両論・・・、いや、明確な賛辞は少なく、
せいぜいどちらかといえば肯定的な見方から、激しい批判までといったところでしょう。
しかも会見後、日に日に風当たりが強まっているようにすら感じます。


私はまぁ、こんなところだろうな、という印象です。
もちろん、もっと大きな変化を見せた方がよかったとは思うけど、それが出来るくらいなら苦労はしないし、
そもそもどんな形にしところで、称賛される筈ないのだから。

東山紀之さんの社長就任は、事前に報道されていたし、考えられる選択肢の中では妥当かと思います。
もちろん、実態を知らない筈がないのに黙ってきた人がなっていいのかという疑問があります。
ただ、それをいうと、内部昇格は難しい。
事前には外部招聘がベターとする声も多かったですが、では誰か適任者がいる?
むしろ、ある程度責任のある人がやった方がいいとも言えるし、
有名人である東山さんがやった方が、今後の透明性が高まるのではないかという面もあります。
過去を知っている筈だからこそ、言い逃れ出来ないとも言えます。

東山さんはタレント業は引退する方向のよう。
東山さんといえば、昔からストイックなイメージ。
私は俳優・歌手としての東山さんのファンです(キャスターとしては、あまり魅力は感じてないですが)。
『刑事7人』が終わるのは残念ですが、やむを得ないか。

Keiji7_2023
東山氏が2015年から毎年夏に9シーズン主演を務めている『刑事7人』
来年があれば10周年ということになりますが、難しそうです。


東山氏自身の問題
ただ、ひとつ引っかかるところがあります。
東山さん自身の性加害問題です。
東山さんがジャニー喜多川氏から性被害を受けたかという質問も会見で出たようですが、そちらではなく、
東山さんが後輩のジュニアに対して、性加害やパワハラを行なっていたという疑惑もあるのです。
この件について、会見では歯切れが悪かった。
これが本当なら、社長どころではないということになってしまいます。

ここはちょっと難しくて、昔なら当たり前に行われていたことが、
今の視点ならセクハラ・パワハラとなってしまうことも多々あります。
となると、やはり程度問題ということになります。
しかし、より具体的な酷い話が出てくるようだと、苦しいことになると思います。
ただ、そうであるのに社長を引き受けたとしたのだとしたら、それもまた理解不能ですが。


社名と前社長
ジャニーズ事務所の名称を変えないという判断も批判されています。
とはいっても、今新しい名称を発表するとのも早過ぎでしょう。
社名については、検討中、未定ということにしておいた方がよかったかも。

藤島ジュリー景子前社長の代表取締役留任については、
株式を100%保有しているなら、代表権はとりあえず手放した方がよかったでしょう。
何も変える気はない、と取られてしまうので。


マスコミの責任
一般論として、こういう問題でまず一番悪いのは加害者本人、今回でいえばジャニー喜多川氏、
次いでそれを庇護してきたとされるメリー喜多川氏、そしてジャニーズ事務所であり、
責任の所在を外部にまで広げることに感心しません。

ただ、ことジャニーズ問題については、大手マスメディアも同罪といってしまっていいでしょう。
長きにわたりジャニーズへの忖度、というより追従に近い状況を続けてきました。

なので、会見で居丈高に詰め寄る姿には、違和感を禁じ得ません。
この点への批判も多く、もっともだと思います。
ただ、緩いことをすれば、未だに忖度している、癒着だと言われるので、仕方ないともいえるのですが。

ともかく、隆盛を誇ったジャニーズ王国も極めて厳しい状況に直面しています。

Old Fashioned Club 月野景史

2023年9月 4日 (月)

ジャニー喜多川氏の性加害問題②/事務所とメディアが共に築いたジャニーズタブーの深い病巣

前回のブログの続きです。

ベストセラーとなった『光GENJIへ-元フォーリーブス北公次の禁断の半生記』(1988年)について、
ジャニーズ事務所、ジャニー喜多川氏が黙殺した、つまり反論しなかったということは、
概ね、その内容が事実である、と解釈されても仕方ありません。
あるいは、仮に事実と相違する点が多々あったとしても、
この問題について表立って議論をしたくないという、やましさがあったということでしょう。

Hikaru_20230906013601

そして、前述のように大手マスメディアは完全黙秘しました。
一部メディアでは、その後もこの問題を取り上げることもありましたが、
どこか真偽の怪しい都市伝説めいた話として、扱われてきたようにも感じます。


それが今年、『光GENJIへ』発行から35年、ジャニー氏の没後4年目となる2023年に、
イギリスBBCテレビの番組をきっかけに、突如として注目され、国際的なニュース、大問題になりました。
これにより、『光GENJIへ』の内容が概ね真実であったろうこと、そしてこの本の発行以降も、
ジャニー氏による性加害・被害の実態はまったく改まっていなかったらしいことが立証されることになりました。


未成年者への成人による性加害という、重大な犯罪行為が、
人々に注視される筈の芸能界の頂点で、半ば公然の事実として認識されながら、
無視されてきた、今更ながら恐ろしいことです。

このジャニー氏の件は男性⇒男性への性加害・被害ということで、少し特殊性があるのですが、
「同様のことは男性⇔女性の間にだっていくらでもある」、「芸能界なんてそんなところ」との、
歪んだ常識感も根底にあったのでしょう。
それが海外からの批判で、一気に突き崩されました。

また、今回の問題の発覚後にジャニー氏を不用意に擁護した人は、厳しい批判にさらされました。
これも当然です。
功績は功績として認めるとしても、だからといって、犯罪行為が帳消しになる筈はないのだから。
芸能界側も、それ以外の“一般人”も、根本的な意識改革が必要なのだと感じます。


メディアの責任
そして、今回の調査チームの報告には、この問題を黙殺してきたマスメディアに対する批判も含まれていました。
これも大きな問題です。
そもそも今回、この問題が表面化したのも、海外からの指摘で、
日本の芸能界は多く大マスコミが関わりながら、自浄作用が機能していないことが実証されてしまった形です。

しかし、元々芸能界には様々な特殊な事情があることを、ある程度認めるとしても、
私のような一視聴者から見ても、ジャニーズに関わるマスコミ報道、対応の特殊さは、
この性加害問題のみならず、際立っていました。
それらは、実際にジャニーズからそのような指示が出ているのか、
マスコミ側の忖度なのか、よくわからない、そこがまた闇の深さを感じさせます。
それらについても、少しだけ書いてみます。


人気CMタレントなのに番組には出れない
例えば、このブログでも以前取り上げましたが ⇒ 【芸能】元SMAP3人の出演圧力で公取がジャニーズ注意

元SMAPのメンバーで、解散後にジャニーズを退所した稲垣吾郎さん、草彅剛さん、香取慎吾さん。
3人とも、CMでは大手企業も含めてよく見かけるのに、番組ではまった見ない期間が続きました。
これを公正取引委員会が事務所からの圧力とみなし、ジャニーズを注意したと報道されました。

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宝くじのCMに起用されているのに、番組にはさっぱりという時代

特に草彅さんは主演俳優として、長く連続ドラマをほぼ十割の確率で好視聴率に導いてきた実績があるのに、
一時期、完全に干されていました。

普通、民放テレビ局ならスポンサー受けと視聴率を一番に気にしそうなものですが、
ジャニーズについては、まずは事務所の意向が第一なのか?


再放送タブー?
また、これも前に少し書いたことですが、
このブログでよく取り上げるドラマ『相棒』、『科捜研の女』
また「警視庁・捜査一課長』『遺留捜査』などは、テレビ朝日の午後の時間帯で、ランダムに再放送されています。

しかし、同じテレビ朝日・東映制作の警察ドラマである『警視庁捜査一課9係→特捜9』シリーズや
『刑事7人』は、新シーズン開始前に前シーズンが再放送されるくらいで、他の時期はまったく再放送されません。
この2本は他のドラマと何が違うかといえば、ジャニーズタレントが主演・準主演で出演している点でしょう。
それ以外に考えられません。

少なくともシリーズが続いている以上、テレ朝の再放送は人気の盛り上げに間違いなく貢献すると思われますが、
なぜNGなのか、難しいです。

更に、少し前のことで、ちょっと証拠を見つけられませんでしたが、
ドラマの制作発表記者会見の模様がネットニュース等で公開される際、
檀上に並んだ出演者の集合写真から、ジャニーズタレントだけを切り取ってカットとしたと思われる
不自然な写真が掲載されているのを見た憶えがあります。
つまり、会見には出席して写真撮影もさせているのに、写真をメディアに載せてはいけないということ?
こういったことは具体的な要請があるのか、マスコミ側の忖度による自主規制だったのか?

ここまで、主にこのブログの“得意分野”であるドラマにおける問題を取り上げました。
これらもまた、ジャニーズタブーの一環。

ただ、性加害問題と比べれば些細な、勝手にすればいいという事案かも知れません。
しかし、異様ではあります。
そして、根元の部分は同じではないのかと感じています。
『光GENJIへ』の黙殺から数十年、事務所とマスコミ側の双方が、
歪んだ関係を、異様な業界内常識を、を作り上げてしまったのかも知れません。


Old Fashioned Club 月野景史

2023年9月 1日 (金)

ジャニー喜多川氏の性加害問題①/最初の告発本『光GENJIへ』フォーリーブス北公次著

4年前、ジャニー喜多川氏の没後に書いたこのブログのページが、
英国BBCテレビの番組を発端に表面化したジャニー氏の性加害問題の余波か、アクセス数が急伸しました。
ジャニーズ王国前史/70年代 最初の全盛期から低迷の時代、80年代の大躍進へ

このブログ自体は主に1970年代から80年代初頭のジャニーズ事務所の動向について記したもので、
性加害問題について書いてはおらず、ジャニー氏への一応の賛辞で締めくくっています。
あくまで、ジャニーズ王国の隆盛という“結果”に対してのものですが。

さて、ジャニー喜多川氏による性加害を中心にしたジャニーズ事務所に対する最初の暴露本・告発本は、
今から約35年前に発行されたこの書籍だと思います。


Hikaru
『光GENJIへ-元フォーリーブス北公次の禁断の半生記』
  単行本 1988年12月1日 データハウス社 発行

サブタイトルにもある通り、元フォーリーブスのメンバーだった北公次氏の著作。
タイトルの「光GENJI」はこの本の発行当時、1988年頃のジャニーズのトップアイドルです。

フォーリーブスは1960年代末から70年代にかけて活躍した、ジャニーズ所属の4人組グループ。
70年代を代表する男性アイドルグループで、全盛期は凄まじい人気を誇り、78年に解散しました。
「コーちゃん」の愛称で知られた北氏は華麗なバック転と少し陰のある雰囲気、グループ屈指の人気者でした。

つまりこの本は、かつてのジャニーズのトップアイドルから、
発行当時のトップスターへのメッセージの体裁で、
ジャニー氏の性加害、ジャニーズ事務所の問題点を告発しているのです。


フォーリーブスについて、私はリアルタイムではっきりと記憶しているのは1978年の解散前の1~2年だけですが、
このグループ、特に北氏のファンで、このブログでもフォーリーブスのことは何度も書いています。
元フォーリーブスの北公次さんが闘病中とのことです
元フォーリーブスの北公次さん死去/1970年代を代表するアイドルとして活躍
フォーリーブスの名曲を辿る① 全盛期のヒット曲達
フォーリーブスの名曲を辿る② 活動後期の佳作達
フォーリーブス 1978.8.29 最初で最後の夜 永遠の夏


しかし、北さんはグループ解散の翌1979年に覚醒剤で逮捕、
その後芸能界に復帰するも軌道に乗らず、波乱の人生を送っていた人でした。
80年代末には再びセミリタイヤ状態になり、故郷へ帰っていたようです。

一方のジャニーズ事務所は、フォーリーブスの解散する70年代後半は低迷期でしたが、
80年代に入ると一気に盛り返し、男性アイドル市場をほぼ一強で独占するようになっていました。

『光GENJIへ』はそういう時代、北氏も生活のため、勧める人もあって、ビジネスとして書いたのかと思います。
とはいえ、性加害の部分は概ね事実だったのでしょう。
まさか、35年後にそれが実証されるとは思いませんでしたが。


ベストセラーとなるも主要メディア黙殺
この本は大変売れてベストセラーになり、続編的なものも出たのですが、大手メディアは見事に黙殺しました。

Hikaru2

既に“ジャニーズタブー”が、マスコミにおいても確立されていたのです。
あるいは、この件があってこそ、確立されたのかも知れませんが。

※ただ、ネット上にこの時期の北さんが関西ローカルのテレビ番組に出演したとの情報があります。
私は当時関西在住で、内容まで詳しく記憶していませんが、この番組を間違いなく視聴しています。
おそらく『ノックは無用!』という横山ノックさんと上岡龍太郎さん司会の番組で、
北さんは何組かいるゲストの1人という位置づけだったと思いますが、
(当時組んでいたバンド「北公次&スカーフェイス」のメンバーと一緒だったかも知れません)
ローカル番組とはいえ、大都市関西で全国区の有名タレント司会の番組によく、と思いました。


その後の北公次とフォーリーブス
ともかく、告発本がベストセラーになったにも関わらず、主要メディアが無視という、凄い事態になりました。
このジャニーズとマスコミとの歪んだ関係が、後々まで禍根を残すことになります。

北さんはその後、再び消息を聞かなくなりましたが、
1994年に突如、北さんの結婚(再婚)をキー局のワイドショーが揃って取り上げ、
元メンバーが揃って祝福する結婚式の様子が放送されました。
これは、何らかの形で“手打ち”が行なわれたのだろうと推測しました。
でなければ、放送されるわけないので。

その後、フォーリーブスは他のメンバーにも色々あったりしましたが、
2002年に再結成、往年のファンの支持を受けて、メンバーの青山孝史氏が亡くなる2009年まで、ライブ中心に活動しました。
数は少ないですがテレビ出演もあり、素晴らしいパフォーマンスを披露したこともありました。
【アイドル】フォーリーブス 2006年夏 解散から28年目の奇跡

北さんも2012年に亡くなりました。
残った江木俊夫氏、おりも政夫氏は、近年も活動を続けています。

北さんは死去に際し、ジャニー喜多川氏、メリー喜多川氏への感謝の言葉を残しています。
北さんの波乱の生涯を思うと、最期が綺麗に締め括られ、これはこれで良かったのかな、とは思いました。
しかし、このような一ファンの姿勢もまた、異常な“ジャニーズタブー”を助長する遠因になったのかも知れません。

ここで一旦締め括り、ジャニーズタブーについて、項を改めます。

Old Fashioned Club 月野景史

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