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2023年8月

2023年8月26日 (土)

【昭和プロレス】テリー・ファンク死去/日本で最もヒーロー・アイドル的人気を誇った外国人レスラー

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訃報 元プロレスラーのテリー・ファンク氏が亡くなりました。
おそらく、日本マットでもっともベビーフェイス(善玉)としての人気、
ヒーロー、そしてアイドル的ともいえる人気を誇った外国人レスラーでしょう。


テリー・ファンク
(Terry Funk 1944年6月30日 - 2023年8月23日 79歳没)
アメリカ合衆国 インディアナ州ハモンド出身、テキサス州アマリロ育ち。
第51代NWA世界ヘビー級王者。
実兄のドリー・ファンク・ジュニアは第46代NWA世界ヘビー級チャンピオン。
父のドリー・ファンク・シニアもプロレスラー。
兄とのタッグチーム「ザ・ファンクス」でも活躍し、「テキサス・ブロンコ」、「テキサスの荒馬」などと呼ばれた。
映画俳優、プロデューサーとしても活動。


かつて最も権威のあった頃のNWA世界王者に兄弟とも君臨した超名門ファミリー。
ただ、正統派王者の雰囲気のあった兄ドリーに対し、どちらかと言えばじゃじゃ馬の暴れん坊のイメージ。
王座在位期間も兄に比べ短く、テリーが王者として全日本プロレスに来日した際は、
エースのジャイアント馬場は挑戦しないなど、兄と比べてやや軽く見られている面がありました。

そのテリーが日本で大ブレイクしたのはNWA王座陥落後の1977年暮れ。
全日本のオープンタッグ選手権にファンクスとして出場し、
アブドーラ・ザ・ブッチャーザ・シークの超凶悪コンビと流血の抗争の末、優勝を果たした時でした。
凶悪コンビの凶器使い放題の攻撃に耐え、反撃する姿はファンを熱狂させたのです。

ファンク兄弟としてのブレイクでしたが、だいぶ老成したイメージになっていたドリーに対し、
テリーも33歳と若くはなかったですが、アイドル的風貌も残してはおり、爆発的人気を得ました。

それまでも人気のある外国人レスラーはいましたが、基本的には日本人レスラーの前に立ちふさがるヒールの立場です。
ファンクスは外国人の凶悪ヒールと戦うことにより、絶大なヘビーフェイス人気を獲得したのです。
外国人ベビーとしては、日本陣営に入ったビル・ロビンソンザ・デストロイヤー
テリーのブレイクと同時代のアイドル的存在といえばミル・マスカラスもいましたが、
あそこまでの熱狂的支持を受けたのはテリーだけでしょう。

それは、ブッチャー&シークのヒールとしての技量と表裏一体ではありますが。
やられても、やられても不屈の闘志で凶悪レスラーに立ち向かう、
例えていえば、表現技法は違うかも知れませんが、
タイガー・ジェット・シンら凶悪ヒールと戦う時のアントニオ猪木にイメージは近かったと思います。


どちらかといえば、新日本プロレス派、猪木派、そして国際プロレス好きだった私も、
入場テーマ曲『スピニング・トーホールド』の乗って登場するファンクスをワクワクしながら見守ったものでした。


プロレスの聖地「テキサス アマリロ」
本項はファンクスがブレイクした1977年から書き始めましたが、
ファンクファミリーと全日本プロレスはそれ以前から緊密な関係にありました。

1972年の全日本設立に当たり、日本テレビとジャイアント馬場は外国人レスラーの招聘ルート開拓に動きましたが、
意外なほど苦戦したようです。

ドリー・ファンク・シニアは現役レスラーであり、テキサス州アマリロ地区の興行権を持つプロモーターでもありました。
近年の関係者証言によりますと、当時アメリカで試合をしていて、全日本への移籍が内定していたマシオ駒と大熊元司が
シニアと話を付けて、招聘窓口になってくれたのだそうです。

更にその後、スター候補生として全日本に入団したジャンボ鶴田天龍源一郎らはアマリロのファンク一家の元での修行から、
プロレスラー生活をスタートさせました。
そして、鶴田と同時代には若手だったスタン・ハンセンボブ・バックランドもアマリロで試合をしていました。
後のファンクスのブレイク、そして1980年前後にハンセンが新日本プロレスで大ブレイクすると、
NWA王者兄弟、そして鶴田、ハンセン、バックランドら次代のスターを育てたアマリロは
改めて“プロレスの聖地”的なイメージで注目されたのです。

ただ、その頃にはシニアは既に亡く、
後を引き継いだジュニアとテリーも80年頃までにはアマリロの興行権を譲渡してしまっており、
“プロレス王国アマリロ”は過去の伝説になってしまっていたのですが。


昭和プロレス・・・と書きましたが、ファンクスは平成になってからも長く現役を務めました。
忘れ得ぬ名レスラーに謹んで哀悼の意を表します。


Old Fashioned Club 月野景史


以下、スポニチアネックスより引用
https://www.sponichi.co.jp/battle/news/2023/08/24/kiji/20230824s00003000321000c.html 

「テキサス・ブロンコ」テリー・ファンクさん死去 79歳 日本でアイドル的人気を誇ったプロレスラー
[ 2023年8月24日 13:07 ]
米プロレス団体「WWE」は、元NWA世界ヘビー級王者で、WWE殿堂入りも果たしたテリー・ファンク氏が死去したことを公式サイトで発表した。79歳。死因や亡くなった日時などは明らかになっていない。
同氏は1944年生まれ。往年の名レスラー、ドリー・ファンク・シニア氏を父に持ち、4歳年上の兄・ドリー・ファンク・ジュニアとともに子供の時から英才教育を受けた。デビューは21歳。1970年、日本プロレス参戦のため、初来日した。
1975年に当時、世界最高峰と呼ばれたNWA世界ヘビー級タイトルを戴冠。兄・ドリーに続く兄弟王者は、史上初の快挙だった。
テリー氏の人気が爆発したのは、全日本プロレスに参戦した1977年の世界オープンタッグ選手権。「史上最凶悪コンビ」と呼ばれたアブドーラ・ザ・ブッチャー、ザ・シーク組にフォークで腕を刺されながら、全力で立ち向かう姿が観客の胸を打ち、一躍トップレスラーに。膝のケガのため、引退を決意した1983年夏の「引退サーキット」では、全国にフィーバーを巻き起こした。
翌1984年に復帰した後も、全日本ではベビーフェース、FMWでは、ヒールとして活躍。2009年にWWE殿堂入りを果たした。

2023年8月19日 (土)

【科捜研の女】シーズン23が無事スタート/『相棒』と同じ水曜21時枠で放送

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『科捜研の女』のシーズン23が無事スタートしました。
1999年スタートで、今期が23シーズン目の沢口靖子さん主演の長寿ドラマ。
スタートするのが当たり前なのですが、
長年の放送枠だった木曜20時の「木曜ミステリー」の廃枠、
シーズン3以来長く保ってきた二桁視聴率も、この2シーズンは割り込むなど、
決して安泰とはいえない状況ではあります。

実際、「木ミス」の人気シリーズだった『警視庁・捜査一課長』や『遺留捜査』も休止状態です。
もっとも、この2本も単発、もしくは連続ドラマとしての継続も、まだ絶対ないともいえませんが。


ともかく、『科捜研の女』はスタートしました。
前シリーズから、レギュラー陣は、セミレギュラーの本部長・刑事部長も含めて継続出演。
特に風丘早月医師役の若村麻由美さんは、鈴木京香さんの代演で主演している『この素晴らしき世界』を含む
連ドラ3本かけもちとあって、どうなるかと思いましたが、しっかり出ていました。
といっても出演時間は多くないですが、それは役柄上、いつものことなので。

また前シーズンから研究員役でレギュラー入りした小池徹平さんは、
前期は現場に出ないことことが多いとの指摘もありましたが、今回はしっかり出ていました。

ただ、刑事役の蒲原勇樹(石井一彰)は出番が少なかった。
この人は舞台俳優なので、仕事が重なったのかも知れませんが、ちょっとわかりません。
代わりにゲストの徳重聡さんが、土門刑事(内藤剛志)の相手役を務めていました。


そして、元研究員で、シーズン13開始間もなくで、内部異動の設定で降板した
吉崎泰乃(奥田恵梨華)が普通にレギュラーみたいな感じで出演していました。

泰乃は科捜研と同じ京都府警本部のサイバー犯罪対策課への異動なので、
いつ再登場してもおかしくなかったのですが、シーズン19でやっと再登場しました。
テレビシリーズへの再登場は10年間で1回だけですが、2020年公開の劇場版には出演しています。
この後も出てくるのか、初回のみのサプライズなのかは不明ですが。 


前回のブログで書きましたが、
今期は『相棒』と同じ水曜21時枠の放送なので、9月までの2カ月放送と予想しましたが、
『刑事7人』を8月9日まで放送と、結果『科捜研』が16日スタートになったことを考えると、
『科捜研』も10月2周目くらいまでの放送になるのかも知れません。
Old Fashioned Club 月野景史

 

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