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2022年5月 2日 (月)

木村拓哉主演『未来への10カウント』一桁視聴率9.9%/キムタクドラマ史上初? 伝説の終焉か

木村拓哉さん主演ドラマ『未来への10カウント』(テレビ朝日)第3話の視聴率が9.9%と発表されました。
木村さん主演の連続ドラマで単回の視聴率二桁割れは、おそらく初めてかと思います。


平成を代表するスーパースター 元SMAPの木村拓哉
異論のある人はあまりいないと思います。

この木村さんの凄さを示すものとして、もちろん数々の大ヒット曲があります。
ただ、それらはスマップとしての実績です。

木村さん個人の凄さを表す指標となると、やはり主演ドラマの視聴率。
他のメンバーの比較ではもちろん、他の男性・女性、ベテラン、若手の俳優と比べても、
長年にわたり、まさに格違いの強さを誇ってきました。


伝説の始まりはこのドラマ、通称「ロンパケ」こと
ロングバケーション(1996年4月15日 - 6月24日、フジテレビ)平均視聴率 29.6%

連続ドラマとしては、おそらくこれが初主演。
惜しくも30%には届きませんでしたが、破格の数字です。
実は木村さんの人気からすれば、この時が初主演とは遅いくらい。
既に稲垣吾郎さんは中居正広さんは連ドラ主演がありましたから。
木村さんとすれば、満を持しての主演というところでした。

その後の主演ドラマはすべて高視聴率。
特に2000年前後は平均視聴率30%越えを連発しました。

ラブジェネレーション(1997年10月13日 - 12月22日、フジテレビ)30.8%
ビューティフルライフ(2000年1月16日 - 3月26日、TBS) 32.3%
HERO(2001年1月8日 - 3月19日、フジテレビ) 34.3%
GOOD LUCK!!(2003年1月19日 - 3月23日、TBS)30.6%

ざっとチェックした限りですが、この4本が30%を越えています。
この頃だと思いましたが、この数字を見た松本人志さんが呆れ果てたように
「みんな本当にキムタクのドラマが好きなんやな!」と言っていたのを憶えています。
芸能人にあだ名を付けまくっていた時期の有吉弘行さんは「ドラマバカ」「月9バカ」などと命名していました。


他の人気ドラマと比べてもこの凄さ
当時はどの番組も今より視聴率が取れたから・・・そう言われるかも知れません。
たしかにそうかも知れませんが、とはいえ昭和のように、高視聴率が取れた時代でもありません。
例えば、ちょっど同じ頃、2000年前後に大きな話題び、続編やスペシャルが次々作られた『ショムニ』も、
連ドラとしての平均最高視聴率は1998年のシーズン1の21.8%でした。

そして、このブログでよく取り上げる『科捜研の女』は1999年スタート。1期・2期とも一桁視聴率でした。
同じ枠の他のドラマがもっと悪かったから続いたようなもので、
この時代でも、二桁取るドラマを作るのは容易ではなかったのです。

おそらく、2000年以降で平均30%以上のドラマは木村さんの3本だけかと思います。
2010年代のオバケドラマで、社会現象にまでなった『半沢直樹』(2013年)ですら、平均視聴率は29.0%です。
ドクターX』は一番高かったのが、2013年のシーズン2で23.0%。
相棒』で他シーズンとは段違いの最高視聴率を取ったのが、2010-11年のシーズン9で20.4%。
キムタクドラマがいかに凄かったかわかります。


キムタクドラマが一桁視聴率
上述のように、その木村さん主演ドラマ『未来への10カウント』(テレビ朝日 木曜21時)の
第3話の視聴率が9.9%と発表されました。
いつか来るべきものが、このタイミングで来た。仕方ないかも知れません。


木村さん主演連続ドラマでの単回一桁視聴率は史上初なのか?
だふん間違いないと思います。
この切り口で報じているサイトは少ないですが、あるにはあって、東スポWebが指摘しています。
キムタク主演ドラマ〝初の視聴率ひとケタ台〟の波紋「後輩のバーター出演難しくなる」の声


ドラマ『未来への10カウント』自体は、好感も持って観ています。
少し古いタイプのスポ根&学園青春ドラマ、ボクシングがテーマは珍しいですが。

ただ、木村さんのドラマなので、どうしても生徒ではなく木村さんに比重がいき過ぎる面があると思います。
この点については、昔から学園青春ドラマで主演が生徒ではなく先生というのは珍しくなく、むしろ王道なのですが、
スポ根に重きを置くとなると、実際にスポーツをやるのは生徒なので、歪みが出る面もあります。
第3話なども、女子部員にスポットを当ててはいましたが、結局木村さんが全部持っていくような感じ。
それでスムーズならいいのですが、ちょっと無理があったかなと。


何をやってもキムタク
木村さんの演技について「キムタクはどんな役をやってもキムタク」みたいな言われ方をします。
そう、これは当たっているかも知れません。
これも一概に悪いとばいえず、例えば昭和-平成のレジェンド 田村正和さんなどもそう言われたかと思います。

でも田村さんは「何をやっても田村正和」だとしても、意外と役柄の幅は広い。
クールなアウトローも軽い優男も柔軟にこなし、でもどちらも間違いなく「田村正和」だったりします。

田村正和さんといえば、この人が後年、コメディで新境地を開いたようなイメージチェンジを
木村さんもしてもいいのでは、などと時々言われます。
ただ、田村さんがコメディ路線を開拓したのは40歳頃で、それまでに特異なポジションを築いてはいましたが、
三十代までは脇役もやっており、コメディもやり出してからが、本当の正和伝説の始まりでした。

木村さんは今年50歳。
既に田村さんに負けない伝説を築いていますが、これからとなると、田村さんのような柔軟さは感じにくい。
木村さんの堅さや狭さやのようなものは、役者としてのピートたけしさんに似ているようにも思えます。


未来への10カウント
ヒロインの満島ひかりさんは、CMなどで見せるエキセントリックさを抑え、
真面目で前向き、そして普通の女性教師を実に自然に演じているように感じます。
ともかく、まだ序盤だし、ドラマとしては挽回の余地は残してはいると思います。

Old Fashioned Club 月野景史

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