【相棒20】冠城亘(反町隆史)退場/安定感のあった最多回登場の4代目相棒
『相棒seazon20』最終回の放送が終了しました。
4代目相棒 冠城亘(反町隆史)の退場・卒業回でした。
冠城は杉下右京(水谷豊)とコンピを組んだ過去3人の“相棒”たちと比べて最多回数を務めた男となりました。
初代の亀山薫(寺脇康文)を上回っているとは、ちょっと意外な感じがします。
亀山は土曜ワイド劇場時代の3回の後、
連続ドラマのシーズン1からシーズン7の前半まで。
つまりほぼ6シーズン半務めました。(ただしシーズン1は2以降の半分の1クール放送)
次の神戸尊(及川光博)と甲斐亨(成宮寛貴)は共にあまり長くなく、
神戸はちょっと変則でしたが、実質的にほぼ3シーズンずつ。
対して冠城はシーズン14から20まで丸々7シーズン務めたのです。
“期間”でいうと亀山の方が長いのですが、回数では冠城がトップとなりました。
さて、今回はあの衝撃的だったシーズン13「ダークナイト」以来の相棒退場でした。
あの時書いたブログには凄い数のアクセスがありました。
今回の冠城は最終エピソードで色々絡んてきた公安調査庁への異動、
また、冠城に少し遅れてレギュラー入り青木年男(浅利陽介)はライバル的な内閣情報調査室へ移動、
ということで話が続きそうな感じで、退場した感は薄いです。
反町さんについては降板というアナウンスがあったので、冠城退場は間違いないですが、
神戸のように『相棒』世界に籍を残したまま、時折再登場するイメージでしょうか。
杉下右京と冠城亘
安定感のあるバディでした
1シーズン目こそ、冠城が押し掛け相棒だったこと、
法務省からの出向で。身分が警察官ではなかったこともあり、
色々軋轢やスムーズに行かない点もありましたが、
2シーズン目からは安定に向かいました。
反町さんの『相棒』登場以前の俳優としての実績が高いからかとも思いますが、
一人前同士の頼りになる相棒といった感じでした。
その分、右京と亀山、右京と神戸に比べると、
コンビとしてのやりとりの面白さは若干欠けたかとも感じます。
さて、次の相棒は誰?
というよりも、ドラマ『相棒』はどうなっていくのか。
注視されます。
Old Fashioned Club 月野景史
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