【科捜研の女】シーズン4最終回(2002)/ 「科捜研の女シリーズ 第一章」の最終話
今日9月27日、テレビ朝日は『科捜研の女』シーズン4(2002年放映)
最終回スペシャル第8話を再放送しました。長いサブタイトルがついてます。
「疑惑の誘拐 京都タワーが見える監禁場所を捜せ!
手がかりは一枚の写真だけ!! 二つの転落死を結ぶ点と線!」
シーズン4のポスター
先日のブログでも書きましたが、
2016年以降、テレビ朝日はハイビジョン化前のドラマを再放送しなくなりました。
『科捜研の女』ではシーズン5(2004年)までが該当します。
それが映画化記念もあり、8月にシーズン1と5の一部の回が放送されましたが、
少し間を開けて、今回は4の最終回が放送されました。
これはなかなか貴重な機会でした。
ひとつは2から4だけに登場していた武藤要を見れたからです。
武藤要は土門刑事になる前の内藤剛志さんがこのドラマで演じていた別役です。
以前、武藤要について書いたこのブログのページへのアクセスも急伸しました。
『科捜研の女』第一章の最終話
しかし、この回が重要なのは、このせいだけではありません。
というか、この件も含めてなのですが、
この回は22年続くドラマ『科捜研の女』の中で、
第一章の最終話とでもいうべき回だからです。
なんといっても、シーズン1初回から登場して“トメ”(出演者クレジット順の一番ラスト)を張り、
準主役格として活躍してきた木場(こば)警部(小林稔侍)の殉職による退場回。
そして次のシーズン5はタイトルも『新・科捜研の女』と改題してスタート。
更に、前述のようにプロファイラー→作家の武藤要として出演してきた内藤さんが
別キャラの土門薫刑事として登場し、トメを担うのだから、大幅なリニューアルです。
そういった意味でも、シーズン4最終回は区切りの回といえます。
第二章は?
それでは、第一章の最終話がこれだとしたら、第二章はいつまでか?
実は第二章はまだ終わってない、と思います。
つまり、来月から始まるシーズン22も、シーズン5から継続中の第二章なのだと思うのです。
強いていえば、シーズン5とシーズン6の間プチ区切りがあり、
6の初回はこのドラマのひとつの転換点になってはいます。
この件は、このページを参照してください。
後から見ればの結果論ですが、シーズン5話は第二章のプロローグで
シーズン6から本格的に第二章がスタート、といった感じです。
タイトルについては、シーズン8を最後に『新・』が取れて
シーズン9から『科捜研の女』に戻りました。
ただ内容的には、8と9の間はそれまでで最も変化が少なく、
ひとつの章が終わり、新章スタートといった感じはまったくありません。
オフが終わってシーズンが再開したという感が強いです。
この件は、こちらでも参照してください。
Old Fashioned Club 月野景史
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