【ドラマ】週刊ポスト読者選 史上最高の刑事ドラマベスト20/古典的名作が並ぶ
週刊ポストが『読者1000人が選んだ史上最高にカッコいい「刑事ドラマ」ベスト20』を発表しました。
https://www.news-postseven.com/archives/20200130_1534039.html
「カッコいい」というのがちょっと微妙で、下に引用した画像だと単に「好きな刑事ドラマ」になっていますが。
さて、一般にこういうアンケートだと、どうしても最近の作品が強くなる傾向があります。
ただ、週刊ポストは読者の年齢層がだいぶ高くなっているように思うので、
結構古いドラマが上位に来る可能性もあると考えたのですが、
期待に違わぬというか期待以上、レトロファンには嬉しい結果になったようです。
※8位の『十津川警部シリーズ』の主演が渡瀬恒彦さんになっていますが、渡瀬さんはTBS版の十津川役なので間違い。
テレビ朝日版の十津川役は三橋達也さん~高橋英樹さんです。亀井刑事を長く愛川欽也さんが務めました。
それにしても、懐かしのドラマが並びました。
ベスト10のうち、2000年代スタートのドラマは『相棒』だけ。
それですら、2000年ちょうどなのでまだ20世紀。21世紀スタートのドラマはゼロ。
そもそも『相棒』と『踊る大走査線』だけが平成で、
後はすべて昭和スタートのドラマです。
まぁ『はぐれ刑事純情派』はスタートは昭和でも、平成時代の長寿ドラマというイメージが強いですが。
このラインナップならば『太陽にほえろ!』の1位は納得ですが、
3位が『七人の刑事』とは、いったいどういう年齢層が選んだのか!?
昭和30年代の人気ドラマですからね。
70年代後半に新シリーズが作られましたが、『太陽にほえろ!』の裏で低迷したので、
この時のファンが入れた票はあまり多くないと思いますが。
それと、『七人の刑事』がこんな上位にいるのに、
同時代のロングランドラマ『特別機動捜査隊』がまったくランクインしていないのもちょっと不思議。
このブログ的には『科捜研の女』の18位がちょっと寂しいですが、
ただ、これは「刑事ドラマ」のベスト20なのですよね。
『科捜研』の主人公・榊マリコは刑事ではない。
他に刑事が主役ではないドラマはほとんどありません。(微妙なのが1本あるけど)
「警察ドラマ」というカテゴリなら少し違ったのかも知れません。
そして、“微妙な1本”というのが『キイハンター』。
架空の組織である国際警察のメンバーが活躍する、
昭和40年代ならではのスパイアクションドラマでした。
Old Fashioned Club 月野景史
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