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2020年1月

2020年1月30日 (木)

【ドラマ】週刊ポスト読者選 史上最高の刑事ドラマベスト20/古典的名作が並ぶ

週刊ポストが『読者1000人が選んだ史上最高にカッコいい「刑事ドラマ」ベスト20』を発表しました。
https://www.news-postseven.com/archives/20200130_1534039.html

「カッコいい」というのがちょっと微妙で、下に引用した画像だと単に「好きな刑事ドラマ」になっていますが。

さて、一般にこういうアンケートだと、どうしても最近の作品が強くなる傾向があります。
ただ、週刊ポストは読者の年齢層がだいぶ高くなっているように思うので、
結構古いドラマが上位に来る可能性もあると考えたのですが、
期待に違わぬというか期待以上、レトロファンには嬉しい結果になったようです。

Keijidrama20
※8位の『十津川警部シリーズ』の主演が渡瀬恒彦さんになっていますが、渡瀬さんはTBS版の十津川役なので間違い。
   テレビ朝日版の十津川役は三橋達也さん~高橋英樹さんです。亀井刑事を長く愛川欽也さんが務めました。


それにしても、懐かしのドラマが並びました。
ベスト10のうち、2000年代スタートのドラマは『相棒』だけ。
それですら、2000年ちょうどなのでまだ20世紀。21世紀スタートのドラマはゼロ。
そもそも『相棒』と『踊る大走査線』だけが平成で、
後はすべて昭和スタートのドラマです。
まぁ『はぐれ刑事純情派』はスタートは昭和でも、平成時代の長寿ドラマというイメージが強いですが。

このラインナップならば『太陽にほえろ!』の1位は納得ですが、
3位が『七人の刑事』とは、いったいどういう年齢層が選んだのか!?
昭和30年代の人気ドラマですからね。
70年代後半に新シリーズが作られましたが、『太陽にほえろ!』の裏で低迷したので、
この時のファンが入れた票はあまり多くないと思いますが。

それと、『七人の刑事』がこんな上位にいるのに、
同時代のロングランドラマ『特別機動捜査隊』がまったくランクインしていないのもちょっと不思議。

このブログ的には『科捜研の女』の18位がちょっと寂しいですが、
ただ、これは「刑事ドラマ」のベスト20なのですよね。
『科捜研』の主人公・榊マリコは刑事ではない。
他に刑事が主役ではないドラマはほとんどありません。(微妙なのが1本あるけど)
「警察ドラマ」というカテゴリなら少し違ったのかも知れません。

そして、“微妙な1本”というのが『キイハンター』。
架空の組織である国際警察のメンバーが活躍する、
昭和40年代ならではのスパイアクションドラマでした。

Old Fashioned Club  月野景史


2020年1月23日 (木)

【科捜研の女19】土門刑事まさかの速攻復帰/「退場詐欺」の意図がわからない

『科捜研の女』について書いた前回のブログで、
土門薫刑事(内藤剛志)のすぐの復帰はない、戻ってくるのは榊伊知郎元所長ではと予想したのですが、見事に外したようです。

昨年12月・・・というか、先月の放送で警察学校教官への転任で番組から去ったように思えた土門は
今日1月23日の放送回でさっさと戻ってきました。
結局、土門が不在だったのは2話だけだったということになります。

既に土門の復帰は前回1月16日の放送分で予告されていましたが、
また先走って書いてひっくり返ってもみっともないので、
一週間保留しましたが、やはり復帰は間違いないようです。


たしかに不審な点はありました。
後任の刑事としての登場と思われた中村俊介さんの
公式サイトでのクレジットがゲスト扱いだったりとか、
俊介さんと蒲原刑事(石井一彰)の異動した新部署が「広域サイバー捜査係」では
科捜研との絡みで、今後のストーリー作りに支障をきたすようにも思えたし。

結局、広域サイバー捜査係はご破算。
俊輔さんはこの2回分のみのゲスト出演。
蒲原は捜査一課に戻り、土門も戻って来て元通りという展開でした。


それにしても、この土門の「やめるやめる詐欺」「降板詐欺」みたいなやり方は
この1年半ほどで3回目になると思います。
一回目は2018年の秋に殉職を匂わせたし、
二回目はちようど1年前にかなり強く退場を予想させました。

そして今回は、一旦完全に異動にしておいて、すぐに戻ってくると。
さすがにこれはひどい。
そして制作側の意図がわかりません。

内藤剛志さんのスケジュールが過密で出演できないから、とりあえず転任したことにして休ませた?
内藤さんが忙しいのは今に始まったことではないし、今後だってそうでしょう。
中二話ほどで戻ってくるなら、最初から警察学校へは期間限定の臨時講師としての出向にすれば済む話。

土門退場・内藤さん降板を煽って視聴率を稼ぎたいのか?
ならばもっとわかり易く大々的にやらないと、大して話題にもなっていません。


ネット上では
「絶対戻ってくると思ってた」
「詐欺だとわかり切ってる。信じる奴が馬鹿過ぎ」
みたいな声が結構あります。

私は今回はそれはないだろうと思っていました。
だって、そんなことをする意味・メリットがまったくないから。
・・・見事に外してしまいました。

Old Fashioned Club  月野景史

2020年1月18日 (土)

【昭和プロレス】ロッキー・ジョンソン死去 20世紀の偉大な黒人レスラー/残念だった日本でのキャリア

訃報 元プロレスラーのロッキー・ジョンソンが1月15日に亡くなりました。
20世紀を代表する黒人レスラーの一人でした。
https://www.daily.co.jp/ring/2020/01/16/0013037489.shtml


Johnson-rocky
ロッキー・ジョンソン
(Rocky Johnson 1944年8月24日 - 2020年1月15日)
カナダ・ノバスコシア州出身
(ニューヨーク州またはワシントンDCと紹介されることもあった)


20世紀を代表する黒人プロレスラーといえば・・・。
日本でも知名度の高いボボ・ブラジルがまず第一で、
次いでアーニー・ラッド、ベアキャット・ライトらが思い浮かびます。
彼らはいずれも2メートル級の大型レスラー。

もう一人挙げねばならないのがアブドーラ・ザ・ブッチャー。
彼の場合は北米ではさほど広範な地域で活躍したわけではありませんが、
日本での知名度ではブラジルをも凌駕します。
ブッチャーは長身ではありませんが、重量級タイプ。

対してロッキー・ジョンソンは小柄とまでは言いませんが、中型くらい。
俊敏で筋肉質、バネのある身体から繰り出す空中殺法・ドロップキックを得意とするタイプ。
このタイプの黒人レスラーの代表でしょう。
1960年代前半から30年近く、全米各地でトップを張って活躍しました。

そして、20世紀末にプロレスラー・俳優として大スターとなった
ザ・ロックことドウェイン・ジョンソンの実父としても知られます。


とにかく長く輝かしいキャリアを持つジョンソンですが、
実は日本には2回しか来ておらず、しかも芳しい実績を残していません。
Wikipediaには来日回数が少なかったのは多忙だったからというように書かれていますが、
そうとばかりも言えません。

アメリカでの実績に比べて日本で活躍できなかったレスラーの典型例
初期のWiki にはこう書かれていました。
書いたの私です。
今はこの記述はありません。こういう文章はだいたい削除されてしまいます。


◆最初の来日
日本に2回だけ来たロッキー・ジョンソン。
最初の来日は1970年、日本プロレスのNWAタッグリーグ戦。
アーニー・ラッドとのチームで優勝候補の筆頭としてやってきました。

ラッドはヒールのイメージが強く、全米各地で嫌われまくったような印象ありますが、
元々アメリカンフットボールのスタープレーヤーで、この頃はまだ主にベビーフェイスだったと思います。

当時の日本プロレスはジャイアント馬場とアントニオ猪木のBI砲の全盛期で、
この黒人コンビは長身のラッドが馬場、若くて俊敏なジョンソンが猪木のイメージとダブり、
大いに期待されたと言われます。

この時はまったく見ていないので伝聞でしか知りませんが、
二人共に今イチの評価で、優勝戦進出も逃すなど、ちょっと残念な結果を残しました。
それでも、まだこの時はよかったのかなとも思います。
次は散々でしたから。


◆二度目の来日
帰国後、全米各地で活躍を続けたジョンソンの再来日はちょうど10年後、
1980年の新日本プロレス 新春黄金シリーズでした。
80年代の幕開け、スタン・ハンセンが大ブレイクしたシリーズでした。
ハンセン以外ではスティーブ・カーン、そしてあのダイナマイト・キッドらジュニア勢が活躍したシリーズでもありました。
そして、バッドニュース・アレンが新日の常連ヒールとしての礎を築いたのもこのシリーズでした。

そしてジョンソンですが、一応ハンセンに次ぐ準エース的な立場でシリーズ開幕を迎え、
最初の1週間ほどは坂口征二、藤波辰巳ら新日のトップクラスとも引き分けの結果が残っています。
しかし、その後はボロボロで連戦連敗。
猪木とのシングルでのテレビマッチも予告されていたのですが、実現しませんでした。
(ノーTVでは序盤に一度戦って10分弱でフォール負けの結果が残っています)

それでも終盤にバッドニュース・アレンと組んで坂口・長州力に挑戦する
北米タッグ戦の予定があったのですが、
その直前のテレビマッチ(録画)のタッグ戦で場外でハンセンのウェスタン・ラリアットの誤爆を受け、
鉄柱に後頭部を痛打し、失神してしまいます。

その後の詳しい経緯はテレビでは説明されませんでしたが、
ジョンソンはそのまま帰国してしまったようで、
北米タッグは外国人側で参加していたマサ斎藤が代打で出場しました。

当時としては、基本的にはアクシデントということになりますが、
それにしても、どうもしっくりこなかったし、
今となれば、当然意図的なマッチメイクでタイトル戦から外されたと考えざるを得ません。

ジョンソンのスケジュールが多忙で帰国せざるを得なかったのではとの見方もありますが、
その前の戦績がとても北米タッグを奪取できるものではなく、
新日側があえて外したように感じられます。

そもそも、その戦績だってすべて新日本によるマッチメイクです。
序盤はまずまずの成績なのに、その後ガクンと落ちたということは、
最初は実績に応じて期待し、それなりの待遇をしたが、
動きが悪いので、評価を下げたということでしょう。
実際、負傷した試合で解説の山本小鉄が、
「10年前に比べて見劣りする」という旨の発言をしていたと思います。


外国人レスラーについて
「日本には合わないタイプ」
「アメリカでは一流扱いでも日本では通用しない」
こういう言い方される場合があります。

アメリカでのジョンソンはどこへ行ってもヘビーフェイスのスター。
ルー・テーズのような正統派テクニシャンタイプを除き、
善玉日本人対悪役外国人という図式が標準スタイルだった時代の日本の昭和プロレスでは、
典型的なベビーフェイスのレスラーは真価を発揮し難い面はありました。

でも、ジョンソンは本当に日本には合わなかったのか?
今はネットで昔のアメリカンプロレスも容易に観ることができます。
ジョンソンの試合もいくつも視聴できますが、躍動感溢れる試合ぶりはなかなか素晴らしい。
特にドロップキックの連打からフィニッシュへの流れは魅力的です。

同様に典型的ベビーフェイスで空中殺法を得意としたミル・マスカラスが
日本でも大人気だったことを思えば、ジョンソンがダメだということもないと思います。
マスカラスはブッチャーのようなヒールとの戦いで人気を伸ばした面もありますが、
ジャンボ鶴田とのヘビーフェイスマッチも名勝負として知られています。

ジョンソンにしても要はマッチメイク、日本側の売り方しだいだったのではないかと思うのです。

本人からすれば、日本での評価が低かったことなど気にもしていないかも知れませんが、
日本のファンとしては、ちょっと残念に感じています。

Old Fashioned Club  月野景史

2020年1月 4日 (土)

アクセス470万件突破

本日、2020年1月4日(土)にて、
当ブログの通算アクセスが470万件を突破しました。

新年早々ありがたいことです。
新規投稿の頻度は落ち気味ですが、
過去のページも含めて多くの方に見てもらっているのは嬉しいことです。

2020年。
質・量とも、充実させていきます。

Old Fashioned Club  月野景史

2020年1月 1日 (水)

【相棒18】2020元日スペシャル「ブラックアウト」/右京と内村刑事部長が囚われの身に

ドラマ好きの元日は『相棒』。
毎週水曜放送の『相棒』ですが、毎年1月1日は曜日に関係なく、
長時間の元日スペシャルが放送されます。
しかし、たまたま今年は7分の1の確立で、元日が本来の放送日である水曜と重なりました。

ただ、『相棒』の長時間スペシャルは肩に力が入り過ぎるのか、
ちょっとこれはどうなのという回もなくはない。
今年はどうだったか?

テレビ朝日開局60周年記念 元日スペシャル
『相棒season18』第11話「ブラックアウト」の放送が終わりました。

難点はあったが、まずまずというところでしょうか。


冒頭から爆弾が使われ、人質を取っての大掛かりな立て篭もり事件発生。
それ自体は中盤までに解決するけど、更に複雑な物語が続く・・・。
この展開は二代目相棒神戸尊時代の『劇場版Ⅱ』によく似ています。

そして、たまたま巻き込まれただけで無関係に見える人々が、
実はある事件に関わる復讐の意図の元に繋がっていたという展開は、
アガサ・クリスティの『オリエント急行殺人』へのオマージュでしょう。


『オリエント急行殺人事件』と相棒
このブログにも書きましたが、
『相棒』には今まで『オリエント急行』を下敷きした話が4本あると思います。
http://oldfashioned.cocolog-nifty.com/blog/2015/11/4-ab9e.html

今回の話はその中でも神戸尊時代の「願い」に近いかと思います。
集まった人間たちの意図が復讐以前にまず真相をあぶり出し、
社会的制裁を与えようとするところがよく似ています。

一方で、「願い」は舞台の密室性に乏しかったですが、
今回は完全な密室状態でした。
その点は『オリエント』により近いといえるかも知れません。

難点だと思うのは、明らかになる真相が込み入りすぎている点。
ミステリーとしては複雑な謎は大歓迎のところですが、
あまりに無理が・・・という気はしました。


杉下右京と内村完爾
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ちょっと面白かったのは杉下右京(水谷豊)と共に、
内村刑事部長(片桐竜次)が巻き込まれたこと。
内村は右京にとっての憎まれ者の上司役としてシリーズ初回から登していますが、
演ずる水谷さんと片桐さんは『相棒』以前から共演作の多い盟友的な関係。
以前にも書きましたが、長年のファンとして私は水谷さんと片桐さんのバディ物を見たいとすら思っています。
http://oldfashioned.cocolog-nifty.com/blog/2019/02/1716-220-f8f5.html


今回は内村の右京に対する当たりが最初から通例ほど強くなく、
右京を認めているような発言があったのはよかったです。
ただ、水谷さんはかなりアクションシーンもありましたが、
ここは少しアクションスター・片桐竜次にも配分してほしかったかな。


※追記
視聴率は16.7&と発表されました。
いい時は19%台を取ったこともありましたが、
裏番組の強い元日は初回・最終回スペシャルほどには数字が取れないので、
立派な数字といえるでしょう。


Old Fashioned Club  月野景史

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