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2019年8月

2019年8月31日 (土)

【アイドル】フォーリーブス 2006年夏 解散から28年目の奇跡


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フォーリーブス
(北公次 青山孝史 江木俊夫 おりも政夫)

2006年8月26日 
NHK 第38回 思い出のメロディー
『ブルドッグ』(1977年)
『地球はひとつ』(1971年)
を歌唱






元祖 “ジャニーズ” に続くジャニーズ事務所の所属グループ第2号
1967年 結成
1968年 レコードデビュー
1970年代を代表する歌って踊る男性アイドルグループとして活躍
1978年8月31日 解散


2002年 紆余曲折を経て24年ぶりに再結成。
当時のライブ映像もネット上に上がっているが、
それから4年後のこのステージではみな身体も絞れて切れもよく、
再結成当時を明らかに上回る若々しい溌剌としたパフォーマンスを披露した。

特に当時54歳であった江木俊夫のアイドル感が際立つ。
そしていうまでもなく、57歳にして華麗なバック転を披露した北公次は凄かった。


これから高齢化時代の星となるかと思われたが、
このステージから僅か2年半後の2009年1月に青山孝史が57歳で、
そして2012年に63歳で北公次も亡くなった。
共に現代日本の平均寿命に遠く及ばない若さで死去。
この夏のステージは伝説となってしまった。


もう1本紹介するのは同じ2006年、
上の映像の少し前の4月頃、
関西地区のローカル番組出演時と思われる。





おそらくMBS平日午後の帯番組『ちちんぷいぷい』。
この時のパフォーマンス、
熱烈なファンとのライブ感も素晴らしい。
これもまた奇跡のステージ。

Old Fashioned Club  月野景史

2019年8月24日 (土)

【国際政治】韓国のGSOMIA破棄は想定内

日韓関係の悪化が伝えられる中、
8月22日、韓国が日本との軍事情報包括保護協定(GSOMIA)の破棄を表明したことが話題になっています。
日本側は官邸、政府、マスコミ、知識人といったところが挙って“意外”、“まさか”という反応。

しかし、私はそれほど意外には感じませんでした。
もちろん、絶対破棄するとまで思っていたわけでもなく、
五分五分か、最終的には維持する可能性の方がやや高いかくらいの感じでしたが、
破棄と聞いても、やっぱりそうかというのが感想でした。

なぜか?
この件を受けてのワシントンでこんな声が上がったというニュースが流れました。
「北朝鮮と中国を喜ばせるだけだ」と。

韓国の文在寅(ムンジェイン)大統領からすれば、これこそが本意ではないかと思われるからです。

文大統領という人を詳しく知っているわけではありませんが、
伝え聞くところによると、いわゆる“左翼”、社会主義的志向が強い人に思えます。
先般も北朝鮮に向けて統一のラブコールを送っていましたが
この南北統一への強い志向も単に民族愛に基づくだけではなく、
北朝鮮の体制にシンパシーを感じているからではないかと感じられます。
まぁその割には北からかなり冷たい、痛烈な反応を返されていましたが。

加えて元々反日志向が強い。
そういうイデオロギーの人だとすれば、
日米韓の連携より、北朝鮮、中国、更にはロシアとの関係を強化したいというのが本心。
これらの国々が喜んでくれたとすれば、まさに本望でしょう。
もっともそれらの国からは今のところ、あまり目だったリアクションはないようですが。


とはいえ、文氏がそういう思想だとしても、今の韓国民全般が社会主義志向ということもないでしょうし、
アメリカとの関係を考えれば、今回は維持するのではという見方が多かったのもわかります。
とりあえず何もしなければ自動継続されたのですし。

しかし文氏の本音に加え、反日世論の高まり、
日本が8月15日の呼びかけに応じなかったことも文氏の背中を押すこととなり、
今回の決定に至ったのでしょう。


日本政府の本音は?
日本政府はこの決定を遺憾とし、韓国に強く抗議したといいます。
しかし、本当に想定外だったのでしょうか?
さすがにここはわかりませんが、
むしろ折り込み済みであった可能性もあるように感じます。
もちろん米国の手前、驚き、抗議はするでしょうけど。

そももそ、 レーダー照射や竹島問題など軍事・領土面での懸案を抱える韓国との間で、
軍事機密を共有するGSOMIAを結ぶこと自体、当たり前のこととは言い難いのだから。

Old Fashioned Club  月野景史

2019年8月11日 (日)

【公園】小石川後楽園 令和元年 真夏

東京 小石川後楽園 2019.08.11 真夏


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花はなし。
緑と水と青い空

機材 Nikon Z6

Old Fashioned Club  月野景史

2019年8月10日 (土)

通算アクセス450万件突破

本日2019年8月10日、
当ブログの通算アクセス数が450万件を超えました。

450万・・・!
ひとつの節目ではありますかね。
500万件目指して頑張りたいです。


Old Fashioned Club  月野景史

2019年8月 3日 (土)

【昭和プロレス】ハーリー・レイス死去/NWA世界ヘビー級王者として君臨

訃報 アメリカの元プロレスラー ハーリー・レイスが亡くなりました。76歳。


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ハーリー・レイス
(Harley Race、1943年4月11日 - 2019年8月1日)

かつてアメリカで、そして世界で最も権威があるとされたプロレス界のタイトル、
NWA(National Wrestling Alliance、全米レスリング同盟)が認定する世界ヘビー級王座に、
1970年後半から80年代初頭まで長く君臨し、その象徴であった大レスラー。

日本では全日本プロレスにおいてジャイアント馬場とNWA王座をめぐっての戦いを繰り広げ、
“ミスタープロレス”などと称されました。

もっとも、NWA世界チャンピオンが本当に権威があるとされたのはもっと昔、
鉄人ルー・テーズがチャンピオンだった時代です。

レイスの時代はその権威も薄れてきて、
またレイスは、汚い手を使ってなんとか王座を守る“ダーティチャンプ”などとも呼ばれました。

当時、日本では馬場の全日本プロレスとアントニオ猪木率いる新日本プロレスが凌ぎを削っていました。
新日本もNWAに加盟していたのですが、王座への挑戦はかなわず、全日本が独占していました。
馬場は短期間ながらレイスから日本で二度王座を奪取しています。
ただ、いずれもすぐに取り返され、王者として米マットが上がることはありませんでした。

そういう事情なので、全日本としては世界最高峰の王座に挑戦して奪取した
馬場全日本こそ日本最高の団体と宣伝するし、
新日本としては挑戦を受けないNWAにかつての権威はないという言い方をしていました。
(挑戦をまったく諦めたわけではないので、決定的に貶めはしませんでしだが)

ともかくレイスは王者として再三来日し、馬場やジャンボ鶴田、タイガー戸口ら日本陣営のみならず、
アブドーラ・ザ・ブッチャーやミル・マスカラスなどの人気外国人レスラーの挑戦も受けました。

馬場よりは5歳年下で、王者になる前はあまり戦ったことはないと思いますが、
王者となってからは“手の合う”関係だったと思います。
そして王座がレイスからリック・フレアーに移ると、馬場の挑戦はなくなりました。


NWA王者としては受身のレスリング中心だったレイスですが、
喧嘩が強く、なかなかの強面だったと思います。
むしろ王座から落ちてからの方がその片鱗がうかがえて、
私は好きだったりもします。


20世紀の大レスラーの一人に、
謹んで哀悼の意を表します。

Old Fashioned Club  月野景史

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