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2019年6月17日 (月)

【ドラマ】『緊急取調室3』好評のうちにまもなく最終回

天海祐希さん主演のテレビ朝日の警察ドラマシリーズ『緊急取調室』(通称 キントリ)。
好視聴率のうちに今週6月20日放送の第9話が最終回となります。

03



数々の警察ドラマの人気シリーズを抱えるテレビ朝日ですが、
このドラマは少し異色です。

ひとつは基本的に毎年放送される『相棒』、『科捜研の女』、『特捜9』などと違い、
シーズン1が2014年、2が2017年、そして今年が3と、インターバルを置きながら作られていること、
だから今期の制作もあまり予想していませんでした。

そしてもうひとつは東映制作ではないことです。
東映はテレビ朝日の関連会社で、上記三タイトルの他にも
『警視庁捜査一課長』、『遺留捜査』、『刑事七人』などの人気警察シリーズは
いずれも東映制作なので、その点も『キントリ』は異色です。


大杉漣亡きキントリ
さて、過去2シーズンとも良い数字を残してきた『キントリ』ですが、
それでも今期の放送を予想していなかったのは他にも理由があります。
スタート以来の主要キャストだった大杉漣さんが昨年亡くなったからです。

大杉さんはベテランながら人気の売れっ子俳優でした。
『キントリ』の他にも『相棒』、『警視庁ゼロ係』にレギュラー出演していました。
ただ、この二本は代演、もしくは代役を立てて継続しています。

いくら人気俳優で主要キャラとはいえ大杉さんは脇役です。
脇役が亡くなったからといってシリーズを止めることもないかも知れません。
しかし、このドラマにおける大杉さんのポジションは準主役ともいえる重要さで、
しかも彼が抜けるとバランスが崩れ、代役というのもなかなか難しい役どころでした。

大杉さんとトリオを組む小日向文世さんとでんでんさん現職刑事役には皆それなりに高齢でもあり、
私はシーズン2の前から間を空けず作り続けてほしいと思っていたのですが、
まさか大杉さんがこんなに早く逝ってしまうとは・・・。


そうでなくとも定期的に放送しているドラマではないので、
続編はどうかと思っていたのですが、
といって大杉さん無しでは成り立たない、作るべきではないとも考えてなかったので、
シーズン3の制作はよかったです。

大杉さんの代役としては塚地武雅さんが抜擢されました。
彼の役は取調べそのもので力を発揮するというよりも、
画像からの人間観察・分析といった後方支援的なポジションです。

このドラマにおいてこういうポジもあっていいとは思いますが、
最もバランスのよい取調べ官だった大杉さんが抜けて塚地さんがこうだと、
今期は若干取調べが弱い、打つ手が少ないという感があります。

その意味では過去2シーズンに比べてやや落ちる気もしますが、
それでも面白い警察ドラマであります。

今シーズンはユニークな存在感のある刑事部長の大倉孝二さんから
キントリの解体を突き付けられ続けている彼ら。
最終回は第8話からの前後編で、キントリの存続と、
管理官の田中哲司さんのピンチも気になるところ。


ところで天海祐希さんの家族はシーズン2以降まったく出てきませんが、
シーズン1では杉咲花さんが娘役で出演していました。
今や立派な主演女優です。


Old Fashioned Club  月野景史

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