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2019年6月

2019年6月23日 (日)

【美術展】「キスリング展 エコール・ド・パリの夢」/“モンパルナスのプリンス”の美しき作品たち

東京目黒の東京都庭園美術館では7月7日まで、
「キスリング展 エコール・ド・パリの夢」が開催中です。
会期も残り僅かとなっています。


Kisling


キスリング展 エコール・ド・パリの夢
2019年4月20日(土)– 7月7日(日)
東京都庭園美術館
主催:公益財団法人東京都歴史文化財団 東京都庭園美術館
後援:在日フランス大使館/アンスティチュ・フランセ日本
https://www.teien-art-museum.ne.jp/exhibition/190420-0707_kisling.html


キスリング
(Kisling 1891-1953)

エコール・ド・パリを代表する画家

エコール・ド・パリとは
20世紀前半、各国各地からパリのモンマルトルやモンパルナスに集まり、
創作活動生活をしていた画家たちのことを言います。
よく知られた名称ですが、「印象派」のように作風による分類とは異なります。

主に1920年代を中心にパリで活動し、出身国も画風もさまざまな画家たちの総称です。
フランス人以外が多いですが、フランス人を含む場合もあります。


キスリングはポーランドのクラクフ出身
母国の美術学校を卒業後、19歳でパリにきました。
モンマルトルやモンパルナスで、ピカソ、ジョルジュ・ブラック、
モディリアーニ、パスキン等、多くの芸術家と知り合います。

キスリングといえば肖像画。
少女マンガのような大きな瞳が特徴で、本展でも堪能できます。
しかしそれ以外にも風景画、静物画、裸婦などにおいて独自のスタイルを発展させました。
ひれらも豊富に展示されています。
丁寧な筆致による洗練されたレアリスムと、静謐なムードに満ち、輝かしく官能的な色彩が魅力。
きれいな筆致、きれいな色の画家です。

1920年代~30年代、
キスリングは「モンパルナスのプリンス」と呼ばれ、時代の寵児となりました。
早くから評価され、社交的な性格で人望もあり、家族や友人にも恵まれた幸福な画家・・・
というイメージが強いのですが、
第一次世界大戦ではフランスの外国人部隊に入隊して負傷したり、
第二次世界大戦ではユダヤ人であったためにナチスの標的となり、
戦禍を避けてアメリカに身を寄せたり、その生涯は意外にも波乱に満ちていたりもします。


本展は2007年に日本国内を巡回した「キスリング」展以来、
12年ぶりに開催されるキスリングの個展。
「モンパルナスのプリンス」の筆による美しい作品たちは必見です。

Old Fashioned Club  月野景史

2019年6月19日 (水)

【芸能】「闇営業」の問題点/昔は「ショクナイ」と呼ばれていた

「闇営業」(もしくは裏営業)という聞きなれない怪しげな言葉がにわかに話題になりました。
芸能界における隠語、業界用語といったところ。

意味としては、
芸能人・タレントが所属する芸能事務所を通さず直接受ける仕事のこと。
当然ながらテレビなど公共性の強いメディアが絡まない仕事がほとんどです。

ニュースになっているケースはカラテカの入江慎也さんが直接の窓口となり、
宮迫博之さんやロンブー田村亮さんら芸人たちに仕事を斡旋した形です。

「闇営業」という言葉は随分とおどろおどろしく、犯罪をイメージしてしまいますが
上に書いた意味なので、問題があるとすればタレントと所属事務所との契約上のことで、
テレビ局や視聴者、ファンには関係ありません。
契約違反等の民事上の問題が発生する可能性はありますが、犯罪とはいえません。

今回問題になったのはその闇営業で行った先が、
反社会組織である詐欺グループの忘年会だったこと。
これはまずかった。

まるで反社会勢力のような犯罪性のある場での仕事が「闇営業」かのような印象になり、
この言葉のおどろおどろしさに輪をかけてしまいました。


後の焦点は宮迫さんらが相手が詐欺グループと知っていたか否か。
ギャラは本来受け取るのが当然ですが、
一度受け取っていないと言っているので、これも焦点になっています。


ところでこの「闇営業」
昔は「ショクナイ」と呼ばれていました。

といっても主にビートたけしさんがラジオのオールナイトニッポン等で使っていたもので、
業界でどの程度一般的だったのはかわかりません。

事務所を通して受ける正規の仕事(本業)に対して非正規の「内職」。
その「内職」を芸能界風にひっくり返して「職内」→「ショクナイ」となったのでしょう。

「闇営業」よりはこちらの方がしっくりくるでしょうか。
ただ、今回の入江さんのように斡旋・仲介する人物がいて関わる人間も増えてとなると、
「内職」というこじんまりしたイメージではなくなりますが。

Old Fashioned Club  月野景史

2019年6月17日 (月)

【ドラマ】『緊急取調室3』好評のうちにまもなく最終回

天海祐希さん主演のテレビ朝日の警察ドラマシリーズ『緊急取調室』(通称 キントリ)。
好視聴率のうちに今週6月20日放送の第9話が最終回となります。

03



数々の警察ドラマの人気シリーズを抱えるテレビ朝日ですが、
このドラマは少し異色です。

ひとつは基本的に毎年放送される『相棒』、『科捜研の女』、『特捜9』などと違い、
シーズン1が2014年、2が2017年、そして今年が3と、インターバルを置きながら作られていること、
だから今期の制作もあまり予想していませんでした。

そしてもうひとつは東映制作ではないことです。
東映はテレビ朝日の関連会社で、上記三タイトルの他にも
『警視庁捜査一課長』、『遺留捜査』、『刑事七人』などの人気警察シリーズは
いずれも東映制作なので、その点も『キントリ』は異色です。


大杉漣亡きキントリ
さて、過去2シーズンとも良い数字を残してきた『キントリ』ですが、
それでも今期の放送を予想していなかったのは他にも理由があります。
スタート以来の主要キャストだった大杉漣さんが昨年亡くなったからです。

大杉さんはベテランながら人気の売れっ子俳優でした。
『キントリ』の他にも『相棒』、『警視庁ゼロ係』にレギュラー出演していました。
ただ、この二本は代演、もしくは代役を立てて継続しています。

いくら人気俳優で主要キャラとはいえ大杉さんは脇役です。
脇役が亡くなったからといってシリーズを止めることもないかも知れません。
しかし、このドラマにおける大杉さんのポジションは準主役ともいえる重要さで、
しかも彼が抜けるとバランスが崩れ、代役というのもなかなか難しい役どころでした。

大杉さんとトリオを組む小日向文世さんとでんでんさん現職刑事役には皆それなりに高齢でもあり、
私はシーズン2の前から間を空けず作り続けてほしいと思っていたのですが、
まさか大杉さんがこんなに早く逝ってしまうとは・・・。


そうでなくとも定期的に放送しているドラマではないので、
続編はどうかと思っていたのですが、
といって大杉さん無しでは成り立たない、作るべきではないとも考えてなかったので、
シーズン3の制作はよかったです。

大杉さんの代役としては塚地武雅さんが抜擢されました。
彼の役は取調べそのもので力を発揮するというよりも、
画像からの人間観察・分析といった後方支援的なポジションです。

このドラマにおいてこういうポジもあっていいとは思いますが、
最もバランスのよい取調べ官だった大杉さんが抜けて塚地さんがこうだと、
今期は若干取調べが弱い、打つ手が少ないという感があります。

その意味では過去2シーズンに比べてやや落ちる気もしますが、
それでも面白い警察ドラマであります。

今シーズンはユニークな存在感のある刑事部長の大倉孝二さんから
キントリの解体を突き付けられ続けている彼ら。
最終回は第8話からの前後編で、キントリの存続と、
管理官の田中哲司さんのピンチも気になるところ。


ところで天海祐希さんの家族はシーズン2以降まったく出てきませんが、
シーズン1では杉咲花さんが娘役で出演していました。
今や立派な主演女優です。


Old Fashioned Club  月野景史

2019年6月15日 (土)

長島一茂の『あさチャン!』での指摘は正論/フランチャイズビジネスの問題点と報道姿勢を突く

長嶋一茂さんが6月10日放送のTBS『あさチャン!』の生放送にコメンテーターとして出演し、
番組の特集VTRに対し強い口調で噛みついたという問題について。

私はコメンテーターとしての一茂さんはあまり好きではありません。
一茂さんが出ているとチャンネル変えることが多いです。
この時の『あさチャン!』も見ていません。

ただネットニュースを読む限り、今回に関して言っていることは正論を含んでいると思います。
(発言の仕方には問題があったかも知れません。
たぶんあったのでしょうけど、そこは見てないのでよくわかりません。)


ではなぜ一茂さんが怒るのも当然と思えるのか?

この件についての最初のネットニュースでは「フランチャイズ」という言葉が
使われてないのでわかり難かった人も多いと思います。
一茂さんはフランチャイズビジネスの問題点と、
そこをきっちり報道しない局側の姿勢を指摘しているからです。


ネット記事から番組の概要に沿って記します。

この特集は作業服販売の最大手「ワークマン」のフランチャイズオーナーについて。
1日の売り上げが100万円記録したという夫婦など、
数組のオーナー夫婦にインタビューしたVTRを放送したようです。

それに対して一茂さんが
「1億5000万の年間の収益とか、(1日)100万円の売り上げとか、(オーナー夫婦は)いくらもらえるんですかねえ?」
と質問すると、

MCでフリーアナウンサーの夏目三久さんが困惑した表情で
「それがねえ、ちょっと…」と返答。

それに対して一茂さんが
「出せないの。そういうのは出さなきゃダメなんだよ。視聴者の人は“それはいくらなんだ”って怒ってるわけ。
全部そうやって…不親切だな、このVTRは。いくら、いくらなの」

やや言葉が強すぎるとは思いますが、これは基本的に正論。


最近もセブンイレブンのフランチャイズオーナーの苦境が話題になりましたが、
フランチャイズビジネスには色々と問題が付きまといます。
一番の問題は本部に多額のロイヤリティを払うこと。
つまり売上げの額が大きいからと言って儲かっていることにはならないのです。

「売上げが大きくても儲かっているとは限らない」
もちろんこれは普通の会社経営や自営業でも同じですが、
ロイヤリティが確実に発生するフランチャイズビジネスに関わる報道では尚更重要です。
ロイヤリティを払い、経費も支払った上で、オーナーの手元にいくら残るのかが大事。

「店の売上げが大きい=儲かっている」かのような報道姿勢は問題があり、
そこを突いた一茂さんは正論だといえるのです。


更に番組は続きます。
一茂さんの剣幕に押されて番組側も確認を取ったようで
別のアナがフランチャイズオーナーの取り分は「粗利益の4割」と回答。

すると一茂さんは
「1日で100万円売り上げた時は40万入るってことでいいんですね」と返す。

しかし番組内でも指摘されたようですが、これは間違い。

この場合の「粗利益(粗利)」は売上げ価格から商品の仕入れ価格を引いた値。
店を構えて商売するからにはその他に施設費、人件費、光熱費などの様々な経費がかかります。
店舗を賃貸しているなら当然家賃もかかります。
それら経費を粗利額の中から払い、残ったのが純利益ということになります。


では特集の中にあったように売上げが1日100万円だったとして、
推測も交えてざっくり試算してみます。

売上げが100万、仕入れ価格が販売価格の6掛けと仮定すれば60万なので、粗利額は40万。
「粗利益の4割」がオーナーということは、本部に6割の24万をロイヤリティして渡すのだから
オーナーに残るのは16万円ということになります。

実はここからは正確にはわかりませんが、
ここまでは粗利ベースの話しかしていないので、
この16万の中からオーナーは諸経費を払うということなのでしょう。
その諸経費がどれくらいかわからないし、
そもそも粗利が4割取れているというのだって私の推論に過ぎません。

一茂さんがどこまで考えていたのかはわかりませんが、
利益に言及せず、売上げだけ出して儲かっているかような情報は不完全である、
との意見はやはり正論です。

そして視聴者に不親切という見方もまた正論です。
フランチャイズビジネスが儲かっているかのような特集を影響力の大きいテレビ番組がやれば、
自分もやってみようかという視聴者を誘発することになります。

だからこそ正しく細かい数字を出せというのは正論でしょう。

Old Fashioned Club  月野景史

2019年6月14日 (金)

沢口靖子 若村麻由美 羽田美智子 天海祐希 テレ朝警察ドラマのヒロインは美しき五十代 独身

テレビ朝日のゴールデンタイムのドラマ枠は週3本。
この2019年4月-6月クールは『科捜研の女』、『特捜9』、『緊急取調室』の
実績ある警察ドラマシリーズが放送されていますが、
平均視聴率はいずれも12%台をキープしており堅調。

おそらく他局のドラマを含めたこのクールのランキングでもトップ3を占めるでしょう。
今日はこの3本の警察ドラマのヒロインたちについて。


『科捜研の女』の主演はいわずと知れた法医研究員・榊マリコ役の沢口靖子さん。
そして準ヒロイン格の風丘早月医師役・若村麻由美さんもいます。

渡瀬恒彦さんの死去により『警視庁捜査一課9係』からリニューアルしても
安定した数字をキープしている『特捜9』のヒロインは小宮山志保警部補の羽田美智子さん。

そして間隔を開けながらのシーズン3が放送中の『緊急取調室』の主演・真壁有希子役は天海祐希さん。

この4人の美人女優、年齢はいずれも50代前半です。

Sakaki
沢口靖子(1965年6月11日 - ) 今年54歳


Kazaoka
若村麻由美(1967年1月3日 - ) 今年52歳


Komiyama
羽田美智子(1968年9月24日 - ) 今年51歳


Makabe
天海祐希(1967年8月8日 - ) 今年52歳

写真は各ドラマ最新シーズンの公式サイトキャスト欄からお借りしました。
いずれ劣らぬという感じか。

今風にアラフィフ・・・と表現したいところですが、
沢口さんがそう呼ぶにはちょっと厳しい年齢。
テレ朝警察ドラマ 50代ビューティヒロインズ
といったところか。

しかし、50代女性となると少し前なら“熟女”と言われていたところでしょうが、
この4人は若くてきれいで、そんな感じでもありません。
細かいこと言うと若村さんは『科捜研の女』でも1回あたりの出番は多くなく、
他のドラマでも主演・ヒロインはほとんどないですが、
まぁそこは深くこだわらず「ヒロインズ」と呼びます。


ところでこの4人、現在全員独身です
それぞれ事情は異なり、
沢口さんと天海さんは公表されている結婚歴はなし。
若村さんはだいぶ前に結婚が話題になりましたが、その後死別。
そして羽田さんは一昨年離婚(昨年公表)。

と色々なわけですが、ともかく現在は4人とも独身。
なんとももったいないような話です。

そしてこの4人は役の上でも現在全員独身。
こちらはマリコ(沢口)が離婚、風丘(若村)と真壁(天海)が死別、
そして小宮山(羽田)は結婚歴なしかと思われます。

普通に考えると50代美女が全員独身とは寂しい気もしますが、
やはりいくつになっても美しくかっこいいヒロインは独身の方がいいのかともいえます。

さて、テレビ朝日には他にも警察・サスペンス物の人気シリーズがあります。
それも少し見てみましょう。


他のテレ朝警察ドラマ
50代ヒロインといえば、本来なら斉藤由貴さん(1966年9月10日-)も
『警視庁・捜査一課長』のヒロインとしてヒロインズに加わるべきところです。
しかし不倫報道以降は残念ながら事実上降板状態。他のドラマには出ていますが
最近の放送を観ると、『一課長』はヒロイン格の女性刑事は回ごとに変えていく方向のようです。

追記:斉藤由貴さんは2019年7月スタートのテレビ東京『警視庁ゼロ係』に出演することが発表されました。
こちらはスタート以来のヒロインの松下由樹さんがいます。
松下さんも1968年生まれで、警察・サスペンス物の多い50代ヒロイン。
現在はテレ朝連ドラのレギュラーはないですが、かつては『臨場』などに出演しています。


そして、もう1人候補がいます。
昨年春に連続ドラマとして放送された『未解決の女』。
波瑠さんとW主演の鈴木京香さんも1968年生まれの今年51歳で同世代。
今年の春にはスペシャル放送されたので、今後連ドラとしてシリーズ化される可能性もあります。
この人もそろそろ結婚発表かとの噂も根強いですが、発表はまだないので独身。

更にいえば、この春で降板してしまいましたが、
『相棒』の鈴木杏樹さんも1969年生まれで今年50歳でした。
杏樹さんの役は捜査関係者ではないので、降板していなくてもヒロインズに加えられるかは微妙ですが、
とにかく『相棒』はヒロイン・・・というか女性レギュラー不在になっています。
仲間由紀恵さんや芦名星さんがいますが、時々しか出ないセミレギュラーです。
今秋からのシーズンでは誰か加入するのでしょうか?

他のシリーズだと『刑事7人』は倉科カナさん(1987年12月- ) 今年32歳
『慰留捜査』は京都編になってからは栗山千秋さん(1984年10月-) 今年34歳
この2本はだいぶ若いです・・・といっても30代ですが。
それにしてもテレビ朝日は警察ドラマの人気シリーズが多い!

もっともこの分野も世代交代の過程ともいえます。
一昔前だと警察・サスペンス物、2時間ドラマの女王といえば、
片平なぎささん、名取裕子さん、浅野ゆう子さん、浅野温子さん(W浅野!)あたりでしたが、
さすがに主演作は少なくなりました。
そういえば片平さんと名取さんも独身か。

しかし沢口さんが『科捜研』、羽田さんが「9係」を始めた時はまだ30代。
若々しいとはいっても、まったく老けていないわけではありません。
視聴者もまた一緒に年を取っていっているということか。

特に警察・サスペンス系ドラマにおいて顕著なのかも知れませんが、
50代の女優が脇役・おばさんポジションではなく、美しきヒロインとして番組を背負い、
同じく年齢を重ねている視聴者に支持され、安定的に高視聴率を獲得する。
高齢化社会を象徴しているのかも知れません。

Old Fashioned Club  月野景史

2019年6月11日 (火)

【訃報】 空手家ウィリー・ウィリアムス死去/アントニオ猪木と異種格闘技戦を闘う

空手家のウィリー・ウィリアムス氏が亡くなりました。67歳。
https://www.zakzak.co.jp/spo/news/190610/spn1906100002-n1.html


ウィリー・ウィリアムス
(Willie Williams、1951年7月14日 - 2019年6月7日)

空手については詳しくないのでウィリーさんのキャリアもよくは知りませんが、
1980年2月 蔵前国技館でアントニオ猪木さんと“プロレス対空手”の異種格闘技戦を行なったことは有名です。

Vs

この試合はなかなかの話題を呼び、テレビ朝日で生放送されました。


新日本プロレスの異種格闘技戦
アントニオ猪木は1976年にボクシングのモハメッド・アリ、
柔道のウィリエム・ルスカというビッグネームと異種格闘技戦を行い、
大きな話題を巻き起こしました。

ところが、アリ戦はビジネスとして失敗して新日本プロレスは莫大な借金を背負い、
そのために猪木や坂口征二は経営から一時外れ、新日本は事実上テレビ朝日の子会社になります。

しかしその後も新日本は格闘技戦を続け興行的にも成功し、経営を立て直しました。
やがてあのWWE(当時はWWWF→WWF)が猪木を格闘技世界ヘビー級王者として認定し、
その防衛戦として行われるようになります。

猪木対ウィリー戦は新日本側からすると、この異種格闘技路線の集大成的位置づけの試合でした。
しかし、だから話題を集めたというわけでもありません。

ウィリー・ウィリアムスは元々極真会館の所属。
当時の極真は梶原一騎氏の筆による力も大きく、
“最強空手”として大いに注目されていました。

その中でも巨体を誇るウィリーは“熊殺し”の異名で知られ、
とてつもなく強い格闘家との認識が広まっていました。
アリと引き分け、ルスカに勝った猪木と熊殺しのウィリー、
いったいどちらか強いのか? さすがの猪木も今回は勝てないのではも、との見方も多く、
高い注目を集めたのです。


この試合にあたり、ウィリーは極真空手を離脱していましたが、
“プロレス対空手”である以上に、“新日本対極真”がクローズアップされ、
殺伐とした、そして過剰にヒートアップした試合となりました。

世間の、特に中高大学生中心でしょうが、注目度もかなり高い試合、一大イベントでした。
私もかなり熱くなってテレビ観戦していた記憶があり、
忘れがたい格闘家の一人です。

謹んで哀悼の意を表します。

Old Fashioned Club  月野景史

2019年6月 6日 (木)

【科捜研の女19】春シーズン終了 7月11日放送までオフ/ 土門刑事は休業中?

4月から初の1年間の放送の『科捜研の女 シーズン19』。
6月6日に第8話が放送されました。
次の放送は7月11日になるようです。

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この6月6日放送分にて“春シーズン”は終わりという感じのようで、
これから1ヵ月ちょっとのオフに入るということか。
「木曜ミステリー」のドラマは元々1クールあたりの話数は少なめで、
クールの合間のオフも長いので、その点では通常ペースといえるかも知れません。

ただ、6月6日での終了は少し早く思うし、
ネット情報ですが、7月も11日の後は世界水泳のために放送がないようです。

世界水泳についてはテレビ朝日公式の放送予定は見つかりませんでしたが、
もしその通りからば、6月と7月はだいぶ“科捜研度”が薄めのようで、ファンとしては寂しいところ。
通常の木曜20時枠以外でのスペシャルが絶対ないとはいえませんが。


土門不在の前後編
ところで、春シーズンの最終エピソードとなる
5月30日の第7話と6月6日の第8話は前後編でしたが、
土門刑事(内藤剛志)は東京出張とのことで、
過去映像での回想シーン以外はまったく登場しませんでした。

これもかなり異例・・・というか、
シーズン5での土門刑事登場以来初めてかと思います。
少し前にも同じように出張の理由でほとんど出てこないことはありましたが、
新撮での出演がまったくないというのは今までなかったかと。

春シーズンラストの節目の回で、しかも前後編だというに出ないとは、
内藤剛志さんのスケジュール調整もよほどきついのでしょう。
しかし多忙なのはわかりますが、連続ドラマが重なってるわけでもないのに、
そこまで厳しいの?

もしかしたら前にちよっと予想したように、
7月から水曜20時に『警視庁・捜査一課長』をやるのではないのかと勘ぐってしまいます。
でもなければスペシャル連発とか。

追記:『警視庁・捜査一課長』は7月に「日曜プライム」枠でスペシャルを2本やるようです。
https://www.tv-asahi.co.jp/ichikacho_sp4/#/?
内藤剛志さんはその撮影に追われていたのでしょう。

Old Fashioned Club  月野景史

2019年6月 1日 (土)

【美術展】「ドービニー展 バルビゾン派から印象派の架け橋」損保ジャパン日本興亜美術館

東京新宿の損保ジャパン日本興亜美術館では6月30日まで、
「シャルル=フランソワ・ドービニー展 バルビゾン派から印象派の架け橋」を開催中です。

2


シャルル=フランソワ・ドービニー展
バルビゾン派から印象派への架け橋
2019年4月20日(土)~6月30日(日)
東郷青児記念 損保ジャパン日本興亜美術館
主催 東郷青児記念 損保ジャパン日本興亜美術館、読売新聞東京本社
https://www.sjnk-museum.org/program/5750.html


シャルル=フランソワ・ドービニー(1817~1878)
19世紀フランスの風景画家
今回はドービニーの日本初の本格的な展覧会となるようです。

ドービニーは絵画のジャンルでいうと、
「バルビゾン派」として知られます。
ただし、本展では“バルビゾンの画家”と表現されることを好まず、
その多様な活動を紹介しているように感じます。

刻々と変化する水辺の情景をみずみずしく表現したドービニーは、
バルビゾン派から印象派への架け橋となり、
クロード・モネやフィンセント・ファン・ゴッホらに影響をあたえました。
本展覧会では初期から晩年まで、ドービニーによる作品約60点、
ならびにコロー、クールベ、ドーミエ、デュプレ兄弟、息子のカールといった
ドービニー周辺の画家たちによる作品約20点が展示されています。


水の画家
ドービニーはモネも賞賛したという“水の画家”として知られます。
刻々と変化する水辺の情景を素早いタッチで描き、
印象派の画家たちの指針となり、モネやファン・ゴッホなど、
次世代の画家たちに大きな影響を与えました。

フランスのランス美術館を中心に、国内外各地の美術館・個人が所蔵する作品たち、
特に魅力深い水辺の絵を堪能できます。

Old Fashioned Club  月野景史

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