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2019年5月30日 (木)

【生活】ドラッグストア店頭のティッシュ不足には理由があった

少し前からドラッグストア(薬局)の店頭でティッシュペーパーのボックスが
どこも品薄気味だと感じていました。
これははっきりした原因のある紙不足のためとのこと。
テレビの情報番組でも取り上げられていたし、ネット上にも関連記事があります。

その原因というのが、4月に愛知県で起きた王子製紙の工場火災。
これにより同工場は2週間停止、ゴールデンウィークの在庫確保も重なり、
10連休明けから一気に品薄状態になってしまったとのこと。
そのため、しばらくすれば不足は解消されるとも見られているようです。

ひとつの製紙会社の一箇所の工場火災でこれだけ影響が出るとは驚きです。
製紙業界のシェア事情の知識がないので、そうなのかと思うだけですが。


ただ、そう聞いてもまだちょっと不思議な点もあります。
従来、だいたいどのドラッグストアでも文字通りの“店頭”に
ボックスティッシュとトイレットペーパーが並んで積み上げられているのが定番だったと思います。
最近の状況は、トイレットペーパーに品薄感はなく、むしろ量が増えて、
ティッシュのスペースをトイレットペーパーが侵食しているようにすら見えます。

ティッシュは影響受けても、トイレットペーパーは大丈夫なの?


その中で、ティッシュの方も箱に入っていない中身だけのタイプは比較的見かけます。
なので私は最初、木製やプラスチックなどのBOXを購入し、
中身のティッシュだけ買って入れるライフスタイルが浸透しているのかとも思ったのですが、
そういうわけでもなかったようです。

また、ドラッグストアでは品薄だけど、スーパーにはしっかりある光景も見かけました。
これはスーパーの方が仕入れルートが広いから調達がし易いとのこと。
情報番組ではそう説明されていました。


ネットではこの他に、中国による古紙の買占めを紙不足の一因とする説もあります。
もっとも、古紙を使うのはティッシュではなくトイレットペーパーの方ではと思うのですが、どうでしょう。


ティッシュもトイレットペーパーも必需品ですが、
倹約して大事に使うという姿勢が大事でしょう。

東日本大震災の時は節電をメインに倹約を美徳とする風潮が強まりましたが、
すぐに忘れ去られてしまったように思います。

Old Fashioned Club  月野景史

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