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2019年5月

2019年5月30日 (木)

【生活】ドラッグストア店頭のティッシュ不足には理由があった

少し前からドラッグストア(薬局)の店頭でティッシュペーパーのボックスが
どこも品薄気味だと感じていました。
これははっきりした原因のある紙不足のためとのこと。
テレビの情報番組でも取り上げられていたし、ネット上にも関連記事があります。

その原因というのが、4月に愛知県で起きた王子製紙の工場火災。
これにより同工場は2週間停止、ゴールデンウィークの在庫確保も重なり、
10連休明けから一気に品薄状態になってしまったとのこと。
そのため、しばらくすれば不足は解消されるとも見られているようです。

ひとつの製紙会社の一箇所の工場火災でこれだけ影響が出るとは驚きです。
製紙業界のシェア事情の知識がないので、そうなのかと思うだけですが。


ただ、そう聞いてもまだちょっと不思議な点もあります。
従来、だいたいどのドラッグストアでも文字通りの“店頭”に
ボックスティッシュとトイレットペーパーが並んで積み上げられているのが定番だったと思います。
最近の状況は、トイレットペーパーに品薄感はなく、むしろ量が増えて、
ティッシュのスペースをトイレットペーパーが侵食しているようにすら見えます。

ティッシュは影響受けても、トイレットペーパーは大丈夫なの?


その中で、ティッシュの方も箱に入っていない中身だけのタイプは比較的見かけます。
なので私は最初、木製やプラスチックなどのBOXを購入し、
中身のティッシュだけ買って入れるライフスタイルが浸透しているのかとも思ったのですが、
そういうわけでもなかったようです。

また、ドラッグストアでは品薄だけど、スーパーにはしっかりある光景も見かけました。
これはスーパーの方が仕入れルートが広いから調達がし易いとのこと。
情報番組ではそう説明されていました。


ネットではこの他に、中国による古紙の買占めを紙不足の一因とする説もあります。
もっとも、古紙を使うのはティッシュではなくトイレットペーパーの方ではと思うのですが、どうでしょう。


ティッシュもトイレットペーパーも必需品ですが、
倹約して大事に使うという姿勢が大事でしょう。

東日本大震災の時は節電をメインに倹約を美徳とする風潮が強まりましたが、
すぐに忘れ去られてしまったように思います。

Old Fashioned Club  月野景史

2019年5月20日 (月)

【美術展】「ウィーン・モダン クリムト、シーレ 世紀末への道」国立新美術館/オーストリア美術の真髄

東京六本木の国立新美術館では4月24日から
「日本・オーストリア外交樹立150周年記念 ウィーン・モダン クリムト、シーレ 世紀末への道」を開催中。
8月5日までなので、3ヶ月近いロングラン開催です。
更にその後は大阪中之島の国立国際美術館で8月27日から12月8日まで開催予定。
東京・大阪の日本の二大都市で足掛け9ヵ月に及ぶ大型展です。


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日本・オーストリア外交樹立150周年記念 ウィーン・モダン クリムト、シーレ 世紀末への道
2019年4月24日(水)〜8月5日(月)
国立新美術館 企画展示室1E
主催 国立新美術館、ウィーン・ミュージアム、読売新聞社
後援 外務省、オーストリア大使館/オーストリア文化フォーラム、ウィーン市、ウィーン市観光局


二つの“クリムト展”
先日は東京都美術館で開催中の「クリムト展」(4月23日-7月10日)を紹介しました。
本展もタイトルに「クリムト」を冠した世紀末オーストリア・ウィーン美術中心の展覧会です。

今年は日本とオーストリアの外交が始まってから150年の記念の年で、
国立西洋美術館でも秋に関連の大型展が予定されています。

しかしそれはハプスブルグ展なので、時代が違いますが、
本展とクリムト展は「世紀末、ウィーン、クリムト」とあまりにテーマが被り、
そろが同じ東京の大美術館で時期ももろ被りとは、さすがにどうにかならなかったのかと感じます。
混同してしまう人も多いでしょう。

ただ、見比べると内容にはだいぶ違いがありました。
「クリムト展」の方が文字通り19世紀末ウィーンにほぼ特化しているのに対し、
この「ウィーン・モダン」展はもう少し幅広く、ハプスブルグ王朝をイメージさせる古典的な絵に
工芸品なども合わせた総合オーストリア芸術展の赴きがありました。

タイトルにも「世紀末への道」とあり、
そこに至るまでのアートについてもかなりのボリュームで展示されています。
ならばもう少しそれがわかるようなタイトルにすればとも思いますが、
そのあたりはまた改めるとして、本展の概要を少しだけ記しておきます。


花開く世紀末ウィーンへの道程
19世紀末から20世紀初頭にかけて、ウィーンでは絵画や建築、デザインなど、
それぞれの領域を超えて新しい芸術を求めた、独自の装飾的で煌びやかな文化が開花しました。

現在では「世紀末芸術」と呼ばれるこの時代には
絵画ではグスタフ・クリムト(1862-1918)やエゴン・シーレ(1890-1918)、
建築家オットー・ヴァーグナー(1841-1918)、アドルフ・ロース(1870-1933)など
各界を代表する芸術家たちが登場し、ウィーンの文化は黄金時代を迎えます。

本展は、ウィーンの世紀末文化を「近代化(モダニズム)への過程」という視点から紐解く新しい試みの展覧会です。
18世紀の女帝マリア・テレジアの時代の啓蒙思想がビーダーマイアー時代に発展し、ウィーンのモダニズム文化の萌芽となり、
19世紀末の豪華絢爛な芸術運動へとつながっていった軌跡をたどる本展は、
ウィーンの豊穣な文化を知る展覧会の決定版と位置づけられています。

Old Fashioned Club  月野景史

2019年5月18日 (土)

【美術展】「印象派への旅 海運王の夢」文化村ミュージアム/フランス印象派の名画がスコットランドより来日

東京渋谷のBunkamura ザ・ミュージアムでは同館の30周年記念事業として、
「印象派への旅 海運王の夢 バレル・コレクション」が開催中です。

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印象派への旅 海運王の夢 バレル・コレクション
2019年4月27(土)-6月30日(日)
Bunkamura ザ・ミュージアム
主催 Bunkamura、毎日新聞社


日本でも人気も知名度の高い「印象派」絵画。
19世紀後半のフランス・パリで花開き、
西洋絵画に革新をもたらしたジャンルです。

本展はそのフランス印象派絵画を中心とした催しですが、
フランスではなく、イギリスのスコットランドから来た絵が展示されています。

タイトルに「海運王の夢 バレル・コレクション」とありますが、
これは何なのか?

「バレル」とはこの人のこと。

ウィリアム・バレル(1861-1958)
1861年に英国スコットランドの海港都市グラスゴーに生まれる。
15歳で家業の海運業を手伝い始め、24歳で父親の跡を継ぐ。
その後、船舶の売買で大成功し「海運王」と称された。
19世紀末から20世紀前半に大実業家の富豪となった人です。

当時、英国随一の海港都市として経済成長が著しかったグラスゴーでは、
美術品市場も活況となっていました。

バレル氏も少年の頃から美術品に関心を持って収集を始めており、
1890年代から1920年代にかけて、グラスゴー出身の画商アレクサンダー・リードから作品を購入。
5,000年に及ぶ、古今東西の美術工芸品を収集したました。

つまり「バレル・コレクション」とはこの海運王ウィリアム・バレル氏が
収集した芸術作品のコレクションなのです。


門外不出の作品たち
バレル氏は亡くなる前にコレクションをグラスゴー市に寄贈しました。
その条件として、当時深刻な社会問題であった大気汚染の影響が少ない郊外に
コレクションの作品を展示することを求めました。

グラスゴー市はその条件を守り、1983年に郊外のポロック公園内にコレクションを移し、
バレル・コレクション(The Burrell Collection)として一般公開。
以降、近代名画を集めた世界屈指のコレクションと称され多くの観光客が訪れています。

そしてバレル氏はもうひとつ条件を出していました。
それは英国外に作品を持ち出さないこと。
だから今まで、英国以外でコレクションを観ることは出来なかったのです。

しかし、同館は2015年から2020年まで改修工事により閉館しているため、
英国外への作品の貸し出しが可能になり、海を越えて本展の開催が実現したわけです。

この話を聞くと、
休館中だからといって海外に持ち出していいということにはならないのでは?
という疑問は感じますが、まぁそこは言わないことにして。
門外不出の名画たちを日本で気軽に観る機会に恵まれたのだからいいとしましょう。

本展は全国5ヶ所を巡回中で既に福岡と愛媛は終了。
この東京展の後は8月7日(水)~10月20日(日)に静岡市美術館、
11月2日(土)~2020年1月26日(日)に広島県立美術館で開催されます。

Old Fashioned Club  月野景史

2019年5月16日 (木)

【美術展】「クリムト展 ウィーンと日本1900」東京都美術館/黄金の世紀末美術を堪能!

上野の東京都美術館で7月10日まで、
「クリムト展 ウィーンと日本 1900」が開催中です。


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クリムト展 ウィーンと日本 1900

2019年4月23日(火)〜 7月10日(水)
東京都美術館 企画展示室
主催 東京都美術館(公益財団法人東京都歴史文化財団)、朝日新聞社、TBS、ベルヴェデーレ宮オーストリア絵画館
公式サイト https://klimt2019.jp/

開幕から3週間弱経過した5月13日(日)に鑑賞してきましたが、
閉館までさほど間のない時間だったにも関わらず、なかなかの盛況でした。

クリムトの人気はなかなかです。
ミュシャ同様、装飾性豊かな美しい絵は日本人に受けるのかな。
まぁミュシャの人気は別格に凄いですが。

また今年は日本とオーストリアの外交が正式に開始されてから150年ということで、
オーストリア・ウィーン関係の大型展が次々開催されます。


グスタフ・クリムト
(Gustav Klimt, 1862年7月14日 - 1918年2月6日)
19世紀末ウィーンを代表する画家

華やかな装飾性、世紀末的な官能性、
それらを会わせ持つつその作品は、今なお圧倒的な人気を誇ります。


「世紀末美術」
なんとも魅惑的に響きです。

本展はそのクリムトの没後100年を記念する催し。
日本では過去最大級の回顧展とのこと。

初期の自然主義的な作品から、
ウィーン分離派結成後の黄金様式の時代、
クリムトを象徴する時代の代表作、
意外にも数多く手がけた風景画まで、
日本では過去最多となる油彩画25点以上が出展されます。

またウィーンの分離派会館を飾る
壁画の精巧な複製による再現展示も。

ところで、クリムトを「19世紀末ウィーンを代表する画家」とは呼んでも、
他の19世紀末ウィーンの画家達が日本でそれほど知られているとも思えません。
今回は同時代のウィーンで活動した画家たちの作品も紹介されています。

更にクリムトが影響を受けたという日本の美術品も展示されます、
ウィーン世紀末美術の精華を堪能する展覧会。

Old Fashioned Club  月野景史

2019年5月14日 (火)

【相棒】大河内監察官の神保悟志が他番組出演で降板の危機? まさかそれはないかと

『相棒』で主演の水谷豊さんが
大河内春樹監察官役の神保悟志さんが他のドラマ(『ストロベリーナイト・サーガ』)で
刑事役をやっていることに不快感を示しており、
神保さんが降板させられるかも知れない、
という話がサイゾーのサイトに載っており、ネットニュースとして流れました。
https://www.cyzo.com/2019/05/post_202465_entry.html

Oo
警視庁主席監察官 大河内春樹警視正


『相棒』にはこの手の噂が今までも色々ありました。
水谷さんが“天皇”状態で、意に沿わなくなると降ろされてしまうと。

古くは初代相棒の亀山薫(寺脇康文)についてもそうです。
寺脇さんについては制作サイドとなんらかの軋轢があったことは推測されますが、
水谷さんとの確執かというと、少し違うようにも感じます。


それはおいておき、神保さんの件です。
別に『相棒』の裏事情に詳しいわけではないですが、
火のないところに煙は立たないとはいえど、
今回の話は『相棒』というドラマをあまりわかってない人による
根拠の乏しい憶測・噂話のように思います。

記事によると、水谷さんは『相棒』のレギュラー陣には『相棒』に専念して、
他のドラマに出てほしくないという希望を持っているということ。
それも、まだ単発のドラマならばともかく、連続ドラマで刑事役は看過しにくいとも。

しかし、新保さん演じる大河内はレギュラーとはいっても、
伊丹刑事や芹沢刑事、角田課長ようにほぼ毎回出ているキャラとは違い、
出ないこともあるセミレギュラー・・・というより、
明らかに出てこない方が多いのです。

また出てきたとしても、登場シーンは少ないことが多い。
この出演状況で、『相棒』だけに専念しろはあり得ないでしょう。
ましてや今回のドラマは『相棒』のオフシーズンだし。

ただ、神保さんはこの出演ペースにしては
『相棒』の主要キャストとして、メディアに登場することがたしかに多い。
『相棒』歴もシーズン2(2003年)からと古く、インパクトの強いキャラではあります。

そんな事情もあって、神保さんがもっと高い頻度で『相棒』に出ているとの誤解があり、
今回の記事になったのではないかとは思います。


それと、神保さんは『相棒』以外ではちょっとせこい悪役・嫌われ役で、、
髪も前に降ろして、大河内とはイメージが違う場合が多いように思います。
それに比べると、『ストロベリーナイト』の日下刑事は大河内に近いです。

記事ではそこが水谷さんの不興を買ったように書かれています。
しかしどちらかといえば、大河内とかけ離れた嫌われ役をやった方が
イメージを壊すと問題視されるのではないかとも思います。
まぁそれは感じ方しだいですが。


ところでこのブログでは以前、『相棒』出演俳優の年齢考察などしましたが、
番組の長期継続により、主要キャストも高齢化しています。
今回の件は単なる噂としても、誰の降板があっても不思議ではない状況ではあります。

その意味では、誰の降板予想を書いても当たってしまう可能性もあるのですが。

Old Fashioned Club  月野景史

以下、サイゾーの元記事より引用   
☆☆☆  
水谷豊が『相棒』俳優・神保悟志に不快感? 最悪降板の可能性も…
テレビ朝日系の鉄板ドラマ『相棒』の“天皇”水谷豊が、共演者の演技派俳優・神保悟志に不快感を示しているとのウワサが聞こえてくる。神保は同ドラマで、警視庁警務部首席監察官・大河内春樹警視正役を演じているのだが、いったい何が起きているのか?

その理由は、神保が現在放送中のフジテレビ系連続ドラマ『ストロベリーナイト・サーガ』(KAT-TUN・亀梨和也、二階堂ふみ主演)に、警視庁捜査一課殺人犯捜査第十係・日下班主任の日下守警部補役の“刑事”として出演していることに起因しているというから、話がチトややこしい。

「『相棒』のキャスティングは、おおむね水谷に委ねられているといいます。水谷はできるだけ、メインキャストが『相棒』に専念してくれることを望んでいそうです。従って、映画や舞台ならともかく、連ドラに関しては、ほかの作品にレギュラーで出ることをあまり快く思っていないのです。“4代目相棒”として、シーズン14(2015年10月~16年3月)から出演している反町隆史は、同ドラマに出るようになってから出演したほかのドラマは、昨年4月期『花のち晴れ~花男 Next Season~』(TBS系)のみで、これもさほど重要な役ではなく、水谷の顔色を窺いながらオファーを受けたと伝え聞きます。その点、今回の神保は相応に重要な役で、『相棒』と同じ刑事役とあって、大河内春樹のイメージが損なわれかねないということで、水谷が不快感を覚えているようですよ」(テレビ制作関係者)

神保はシーズン2(03年10月~04年3月)から、16シーズンの長きにわたって出演しており、『相棒』には欠かせないメンバーといえる。それでも、水谷のご機嫌を損ねるわけにはいかないというのだから大変だ。

とはいえ、各キャストも生活があり、ほかの役を演じてみたいとの希望もあるだけに、『相棒』の撮影がない期間は、どのドラマに出ようが自由な気がする。これまでも、神保は昨年のNHK大河ドラマ『西郷どん』などに出演しているが、近年では単発ドラマ、連ドラでのゲスト出演が多く、水谷に気を遣っているようにも思われるが、さすがに『相棒』と同じ刑事役となると、話は別なのだろうか。

現実として、ゲスト出演をへて、シーズン10(11年10月~12年3月)第12話から、レギュラーになって、杉下右京(水谷)行きつけの小料理屋「花の里」の2代目女将・月本幸子役に起用された鈴木杏樹は、今年3月で終了したシーズン17をもって、よもやの卒業となってしまった。

「鈴木は、ここ数年、『相棒』以外の連ドラには出ていませんでしたが、4月に放送開始したNHK連続ドラマ小説『なつぞら』への出演が決まり、どうも水谷のご機嫌を損ねたといわれています。『なつぞら』のオンエア期間は、『相棒』の放送期間とかぶらないので、問題ない気もしますが、『相棒』に専念しない姿勢が気に入らなかったのかもしれませんね。その意味で、功労者とはいえ、他局の刑事ドラマに出ている神保だって、キャスティングから外されてしまいかねません。それくらい、水谷が権限を持っているということなんです」(同)

神保は『相棒』には、外せないキャストであるが、降板なんてことが起こり得るかもしれない。ファンにとっては、それは避けてほしいものだろうが……。
 (文=田中七男)
最終更新:2019/05/12 14:00.
★★★

2019年5月 9日 (木)

『科捜研の女』コンプリートBOOK 発売中

「『科捜研の女』コンプリートBOOK」 が、
ぴあMOOKより4月に発売されています。

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1999年の放送開始より20年続く日本屈指の長寿ドラマ。
今年はテレビ朝日開局60周年記念として、
今の民放ドラマとしては超異例の1年間連続放送されという特別なドラマにも関わらず、
これまで公式・非公式問わず、単独で扱った本の発売はまったくありませんでした。

それが年間放送開始にあたり、遂に実現したわけです。

このブログの『科捜研の女』関連記事へのアクセスが大変多いのも、
専門書・研究本がなかったせいもあるので、その意味ではライバルなのですが、
公式資料相手にせこいことを言っても仕方ありません(笑)
20年目の実現を素直に喜びましょう。

内容もまずまず充実していると思います。
「まずまず」というのは、
特に初期においてキャストや舞台設定の変遷が多かったドラマなので、
そのあたりに紙幅を多く割くのは無理なのは当然なのですが、
物足らないといえば、物足らないということになってしまいます。
しかしこれは仕方ないです。

Old Fashioned Club  月野景史

2019年5月 7日 (火)

【大河ドラマ】『いだてん』が単回での歴代最低視聴率 7.1%

テレビ番組の視聴率は連休中は公表されないようです。

今回のゴールデンウィークは10連休だったので、
10日分の視聴率の情報がネット上に一気に流れています。

スタートまもなくから数字的に苦戦している大河ドラマ『いだてん』は
4月28日と5月5日の視聴率か一緒に出てきましたが、
28日の第16回「ベルリンの壁」の視聴率は7.1%だったとのこと。

これは『平清盛』が記録した7.3%を下回り、
大河ドラマ史上、単回での歴代最下位という不名誉な記録。

『平清盛』の7.3%は終盤の11月。
『いだてん』の視聴率は過去最悪といえる低い水準で推移していましたが、
これまでの最低は8.5%で、連休直前の回はやや持ち直しており、
ここでの記録更新はないだろうと思っていましたが、
あっさり超えてしまいました。
しかも、平成最後の回で。

令和第1回となる5月5日は若干持ち直しましたが、
それでも『いだてん』ワースト2位の7.7%。

もちろん、大型連休は視聴率は全般に低くなる傾向もありますが、
大河と比較的視聴者の年代が近いと思われるテレビ朝日の警察ドラマ
『科捜研の女』『特捜9』『緊急取調室』などはGW中も12%を堅持しており、
連休のせいばかりともいえません。


しかし、前にもこのブログで書きましたが、
『いだてん』は相変わらずの迷走ぶり、仕方ないかも知れません。

落語パート、明治(→大正)と昭和の混迷等はもう言わず、
主筋の金栗四三周辺だけをとってもです。


例えば、最新の第17回
ベルリンオリンピックの中止で落ち込む金栗四三ですが、
京都-東京間を走る関東組と関西組に分かれて競う、
未曾有のスケールの東海道駅伝徒歩競走駅伝に取組み、
関東組のアンカーを務め大成功させます。

めでたしめでたし・・・、
でも、これを1話に詰め込んで終わらせてしまうの?


オリンピック種目ではないといえ、駅伝は日本で人気の高い競技。
この大会は初めて「駅伝」と名づけられた、名実ともに元祖、日本初の駅伝。
いや、世界初ということになるのかな?
それだけでも、もう少ししっかり描いてもいいのにとも思います。

しかもこのレース、ゴール地点の日本橋には10万人が集まったというから、
当時も大きな話題を集めて大成功したイベントということになるのでしょう。
この後で四三は二度オリンピックに出場しますが、
残念ながらはかばかしい結果を残していません。

それを考えれば、ここを前半の山場のひとつとして、
2・3回を費やして盛り上げてもよかったかと思います。

駅伝関係ではこの後、第一回の箱根駅伝も描かれるようですが、
四三はこちらには運営では大きな役割を果たしたが、選手として参加はしていませんしね。


それにしてもこの東海道駅伝
自分の番を走り終えた選手はどうしたのかと気になったのですが、
多くの選手がタスキを繋いだ走者を追いかけるように東京目指して走ったとのこと。
何かすごい話!

ドラマとして映像にするのは難しいかも知れませんが、
現代のCG技術を使えば何かやれたのではと。
どうも勿体無く感じます。

Old Fashioned Club  月野景史

2019年5月 5日 (日)

昭和から平成、平成から令和へ

令和元年はお祭り騒ぎとまではいかずとも、
新たな時代を迎え、祝賀ムードの中で始まりました。

ゴールデンウィークも未曾有の10連休。
もちろん、すべての人が休んでいるわけではありません。
それでは世の中回りませんから。
まぁそれは、どの日曜・祝日も同じですが。
その大型連休もまもなく終わり。


ところで昭和から平成への時はどうだったか
西暦でいえば1989年1月

日本の歴史上、バブル経済の崩壊とされるのが1990年ですから、
1989年はバブル時代の絶頂期。
まさに世の中浮かれかえっていた時代だった・・・のように思えます。

しかし、実際はそうではなかった。
前年、1988年秋に昭和天皇の病状悪化が伝えられ、
日本は自粛ムードに包まれていました。

この自粛傾向はかなり極端で徹底したものだったと思います。
しかし、その記憶も薄れて・・・というより、まったく忘れ去っていました。
80年代末=バブル景気の絶頂期という大雑把な歴史認識だけになっていました。
今回の改元で改めて思い出した次第です。

現上皇の退位は、ひとつにはあの時のような自粛傾向による
社会の停滞を避けようとの、陛下の判断もあったとも聞きます。
上皇・上皇后陛下のお考え・言動は本当に良識的です。


Old Fashioned Club  月野景史

2019年5月 3日 (金)

美術展「ラスキン生誕200年記念 ラファエル前派の軌跡展」三菱一号館美術館

東京丸の内の三菱一号館美術館では6月9日まで、
「ラスキン生誕200年記念 ラファエル前派の軌跡展」を開催中です。

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ラスキン生誕200年記念
ラファエル前派の軌跡展
2019年3月14日(木)~6月9日(日)   
三菱一号館美術館
主催 三菱一号館美術館
共催 産経新聞社
公式サイト https://mimt.jp/ppr/


本展は西洋絵画の一分野として日本でも知名度の高い「ラファエル前派」です。
19世紀の英国発祥で、美しい女性画の印象が強いですね。
ジャンルの画家としてはミレイ、ロセッティ、ハントらの名が思い浮かびます。

ではタイトルにある「ラスキン」とは誰か?
あまり聞かない名前です。

ジョン・ラスキン(John Ruskin, 1819年2月8日 - 1900年1月20日)は、
19世紀イギリス・ヴィクトリア時代を代表する評論家です。
美術評論家としても高名で、ラファエル前派の精神的な指導者的立場にあったのです。


1848年、ロセッティらが結成したラファエル前派兄弟団は、
英国美術の全面的な刷新をめざして、世の中にすさまじい衝撃をもたらしました。
この前衛芸術家たちの作品は、観る者の心に訴えかけ、広く共感を呼びました。
人々は、社会の基盤が移りゆくなかで、彼らの芸術に大きな意義を見出したのです。

ジョン・ラスキンは、あらゆる人にかかわる芸術の必要性を説く一方で、
彼らとエドワード・バーン=ジョーンズやウィリアム・モリスら、
そして偉大な風景画家J.M.Wターナーとを関連づけて考察しました。

本展では、英米の美術館に所蔵される油彩画や水彩画、素描、
ステンドグラス、タペストリ、家具など約150点を通じて、
彼らの功績をたどり、この時代のゆたかな成果を展覧します。

Old Fashioned Club  月野景史

2019年5月 1日 (水)

明けて令和元年

令和元年があけました。

前にも書いたように「令和」にはやや違和感を持っています。
理屈は抜きにしても、文字の見た目もちょっと冷たく思います。
「令」が「冷」によく似ているのだから当然かも知れませんが。

しかし、あまりこだわっても仕方ありません。
新元号で新たな時代、良い時代になればいいと思います。

Old Fashioned Club  月野景史

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