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2019年3月22日 (金)

【相棒】杉下右京と冠城亘 四代目バディ4期目終了/安定感あるがコンビの妙味には欠けるか

『相棒season17』も3月20日の放送で無事(?)終了。
四代目相棒の冠城亘(反町隆史)にとっては4シーズン目を終えたことになります。

初代相棒の亀山薫(寺脇康文)は6シーズン半務めましたが、
二代目の神戸尊(及川光博)、三代目の甲斐享(成宮寛貴)が実質的に丸3シーズンだったので、
冠城期はそれを上回り、亀山期にせまる安定時代となっています。

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この四代目コンビ。
過去の相棒たちと比べても冠城はなかなか優秀、
杉下右京(水谷豊)とも対等に近い関係で、安心して観てられます。

元々反町隆史さんが過去の相棒役俳優と比べ、
初登場時点での俳優としての実績も年齢も上で、
また冠城の設定も法務省のエリート官僚なので、優秀なのも当然ともいえます。

ただ、初登場時の冠城は法務省からの出向の立場で警察官ではなく、
しかも“押しかけ相棒”のような形だったので結構無理のあるコンビだったし、
冠城が正式に警察官になった後も、2シーズン目くらいまでは色々軋轢もありました。

しかしやがてそれも払拭され、
シーズンを重ねるごとにこのバディは安定感を増しています。
最近は二人が別行動でそれぞれ動き、
結果としてうまく事件を解決する展開が目につくように思えます。


ただその分、コンビとしての“妙”に欠ける面はあるようにも感じます。

例えば、初代バディである杉下右京(水谷豊)は亀山薫は対称的な二人の組み合わせ。
王道ともいえる凸凹コンビ(身長もですが、キャラクターとしても)でした。

二代目の神戸尊とは一見似たようなエリートタイプですが、
天才型と秀才タイプの対照により、絶妙なコンビとなりました。

三代目の甲斐享(カイト)とは危うさを持つ若い相棒と大人の右京との組み合わせ。
ストーリー上はカイトの危うさを右京が制御できず、悲劇的な結末を招いてしまいました。


対して四代目の現状は二人とも優秀で安定感あり。
ただそれゆえにコンビとしての面白味についてはやや物足りない。

そうなるとストーリー作成上も二人で動かすより、
別行動させた方がストーリーを展開させやすい・・・ということで、
そういう話が増えているではないのかと思います。

別に二人の掛け合いがまったく面白くないとはいいません。
お互いに有能で達観した者同士の余裕あるやりとりだと思います。

しかし過去のコンビに比べると面白味に欠けるのは否めないかと思います。
とはいえ、右京と亀山の関係にしても、年を重ねるごとに亀山は落ち着きを増し、
また右京はやや角が取れ、変化していった面もありました。

現コンビも少しずつ変化を続け、今の安定に至っているともいえます。

最終回のラスで二人は、花の里に代わる新たなサロンを見つけることで意見が一致しました。
バディとしての円熟ぶりを感じさせるシーンでした。
四代目コンビはまだまだ続きそうです。

とはいえ、そういう予想を裏切るのも『相棒』。
何が起こるかは分かりませんが。

Old Fashioned Club  月野景史

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