【美術展】「モネそれからの100年」横浜美術館/モネと後世代26作家の作品達
横浜みなとみらいの横浜美術館では9月24日まで、
「モネそれからの100年」展を開催中です。
モネ それからの100年
2018年7月14日(土) ~ 9月24日(月・休)
横浜美術館
主催:横浜美術館、東京新聞、テレビ朝日
後援:在日フランス大使館/アンスティチュ・フランセ日本
http://monet2018yokohama.jp/
※開催初日に催された特別鑑賞会に参加しました。
展示室内の写真は特別の許可を得て撮影しており、通常開催中の撮影はできません。
クロード・モネ
(Claude Monet, 1840年11月14日 - 1926年12月5日)
フランス印象派を代表する画家。
日本でもその名を知れぬ人はいないといえるほどのビッグネームで、
モネの名を冠した展覧会も数多く開催されてきました。
ところで本展のタイトルにある「それからの100年」とは何か?
モネは1840年生まれなので生誕100年ということはないし、
比較的長命で1926年没なので、没後100年には少し足りない。
実はこれはモネの画業の集大成となる『睡蓮』大装飾画の制作に着手してから“約100年”ということ。
そしてモネの作品と、後世代の画家達の多くの作品を同時に展示し、100年を俯瞰しようという試みです。
点数でいうと、モネの初期から晩年までの絵画25点と、
後世代の26作家による絵画・版画・写真・映像66点を一堂に展示されています。
後世代の画家達は必ずしもモネから直接薫陶を受けたというわけではないですが、
一堂に展覧することにより、両者の時代を超えた結びつきが浮き彫りにされています。
写真ではわかり難いですが、
本展はモネ作品と後世のアート同一展示室内て鑑賞できる構成になっており(例外もあり)、
その関連性を見比べることができます。
本展には「わたしがみつける 新しいモネ。」のキャッチコピーがつけられています。
今回、モネと関連づけられて展示された後世の作品はいわば主催側からの提案です。
あまりになじみの深いモネですが、このような展示形式により、
新たな魅力の発見に繋がるかも知れません。
エントランスの巨大パネル。
これは写真撮影できます。
Old Fashioned Club 月野景史
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