【美術展】「ガレも愛した-清朝皇帝のガラス」サントリー美術館
東京六本木のサントリー美術館では7月1日まで
「ガレも愛した-清朝皇帝のガラス」展を開催中。
会期も残り僅かとなりました。
ガレも愛した-清朝皇帝のガラス
2018年4月25日(水)~7月1日(日)
サントリー美術館
主催:サントリー美術館、朝日新聞社
協賛:三井不動産、三井住友海上火災保険、サントリーホールディングス
特別出品:ヴィクトリア・アンド・アルバート博物館
https://www.suntory.co.jp/sma/exhibition/2018_2/
ガラス美術・工芸というと西欧文化とのイメージがありますが、
本展は中国のガラス芸術の展覧会です。
中国のガラスの起源は古く、春秋時代末期から戦国時代(紀元前5~前3世紀)に遡りますが、
ガラス工芸が飛躍的に発展したのは、清王朝の時代です。
本展では一部、大昔のものも出品されていますが、
メインは清王朝のガラスです。
その美しさは、フランス・アール・ヌーヴォー期を代表する芸術家
エミール・ガレ(1846-1904)も魅了され、彼の造形に取り込まれていきました。
本展では一部展示スペースのみ写真撮影が可能です。
撮影可能ではありませんでしたが、本展にはガレの作品も多く展示されています。
随分、近代的なものがあるなと思ったらガレだったりしました(笑)
いっそのこと、「清朝ガラスとガレ」といったネーミングにした方がわかり易く、
引きも強かったのではないかと思います。
「ガレも愛した-清朝皇帝のガラス」では、ガレの作品も展示されているとは普通思わないでしょうから。
Old Fashioned Club 月野景史
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