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2018年4月

2018年4月29日 (日)

【科捜研の女10】第1話 土門美貴(加藤貴子)退場 / 吉崎泰乃(奥田恵梨華)初登場回

2010年7月に放送された『科捜研の女』シーズン10 初回第1話 スタートスペシャル
「狙われた科捜研!残された指紋 容疑者にされた研究員 DNAの罠!仕組まれた誤認逮捕!!接点なき二つの殺人」は
このドラマの歴史上でもひとつのターニングポイントになる回でした。
この話について紹介します。

まずこの回はなんといっても、5期にわたりこのドラマを支えた研究員・土門美貴(加藤貴子)の退場回。
↓美貴の詳細はこちら
http://oldfashioned.cocolog-nifty.com/blog/2017/01/post-345e.html

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土門美貴(加藤貴子)


そして後任の吉崎泰乃(奥田恵梨華)の初登場回でもあります。
泰乃はこの回の冒頭から科捜研に着任しているので、美貴とは入れ違いではなく、しっかり共演しています。
 
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吉崎泰乃(奥田恵梨華)


更にこの回では、この年の3月に放送された単発スペシャルに若手刑事枠で初登場した権藤克利(高橋光臣)が、
引き続きシリーズに継続出演することが明らかになりました。

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権藤克利(高橋光臣)


さて、土門美貴はシーズン5(2004年)初回に刑事部の制服警官として登場しました。
この回では研究員の日野和正(斉藤暁)、乾健児(泉政行)、
美貴の兄である土門薫刑事(内藤剛志)も初登場しています。

そして次のシーズン6(2005年)初回には榊伊知郎所長が登場し、美貴も科捜研に異動、
主演の榊マリコ(沢口靖子)と合わせた科捜研5人(+土門刑事)が揃ったのです。

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それまでの『科捜研の女』は視聴率が伸び悩み、
大幅なキャストの入れ替えを繰り返していましたが、
この時からメンバーも安定、そして数字も安定成長に転じ、
日本一の長寿ドラマに育っていくことになります。

それから5年、美貴の退場によりその体制の一角が崩れることとなったのです。


科捜研史上最大の危機
そしてこの回はこのようなキャストの入れ替えだけではなく、
ストーリーとしても京都府警科捜研にとって、このドラマ史上最大の危機回ともいえます。

それまでも主役のマリコがピンチになることは時々ありましたが、
この回では退場を控えた土門美貴が命を脅かされる大ピンチに襲われました。

また、犯人が仕掛けた罠により乾が証拠物への自分の指紋付着というミス、
日野が重要資料の盗難という汚名を着せられ謹慎、そして失職の危機に追い込まれてしまうのです。
(日野については盗まれたことは事実なので、罠とはいえ本人のミスではあるのですが。)

※この乾に対する、証拠物への指紋付着の罠というプロットは、
後にDNA付着という形で『相棒13』 第11話 「米沢守、最後の挨拶」(2015年1月)で使われています。
『相棒』の名物キャラだった警視庁鑑識課の米沢守(六角精児)が、やはり犯人の罠により危機に陥いる。
そしてこの回には、米沢の同僚鑑識課員として奥田恵梨華さんが出演しています。


ところで、この回で美貴の後任として登場した泰乃も2013年10月に退場し、
女性研究員ポジションは涌田亜美(山本ひかる)に引き継がれています。
京都府警を退職した美貴は2017年10月に約7年ぶりに再登場しました。
一方、府警内のサイバー犯罪対策課に異動した泰乃の再登場はまだ実現していません。
そろそろあってもいいように思いますが。

Old Fashioned Club  月野景史

2018年4月28日 (土)

【特撮】『仮面ライダー』第1作 東映公式YouTubeで配信開始/伝説の原点をこの機会に

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今に続く仮面ライダーシリーズの原点である第1作『仮面ライダー』。
この伝説の特撮アクションドラマの、東映特撮YouTube Officialでの配信が始まっています。

https://www.youtube.com/playlist?list=PLPtUVm4GBlyJZcIyQaO854RAiPJTDK9Wv


今までのところ、4月21日(土)に第1話と2話がアップ。
今日28日(土)に第2話が削除され、第3話と4話がアップされました。
おそらく第1話のみを残し、毎週土曜日に2回分ずつ更新していくのだと思います。



『仮面ライダー』
1971年(昭和46年)4月3日~1973年(昭和48年)2月10日放映 全98話 




記念すべき第1話「怪奇蜘蛛男」
これが仮面ライダーすべての原点
東映のオフィシャルなチャンネルなので、堂々と視聴できます(笑)


私はまさにリアルタイム世代ですが、この番組の人気は凄かった。
開始早々に主演の藤岡弘さんが重傷を負うという大アクシデントがありながら、
それを乗り越え、当時の子ども達を夢中にし大ブームを巻き起こしました。

その経緯については以前詳しく記しました。
↓このブログの安定した人気ページのひとつです。
http://oldfashioned.cocolog-nifty.com/blog/2010/10/post-dd2d.html 


今後、最終話まで同ペースで更新するなら、
全98話あるので、49週続くことになります。
約1年弱、先は長いです。

しかし、本郷猛役の藤岡弘さんが撮影中の事故による大ケガで一度降板する前の
旧仮面ライダー第1号が登場する回は僅かしかありません。


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初期の本郷猛はジャケット(ブレザー)・ネクタイ姿が定番


一応、「旧1号ライダー編」は1クール分全13話ということになりますが、
藤岡さんは最後の方は入院しているため、実際には撮影に参加していません。
だいたい以下のような流れです。

◆第1-8話 
事故前に撮影済

◆第9・10話(前後編)
撮影途中で事故、半分は主演者不在の状態でなんとか完成。
音声はアフレコの為、声優の納谷六朗氏が代演。

◆第11-13話
藤岡さん完全不在により、
オートバイ運転シーンなどの本郷猛の過去映像を僅かに入れつつ、
他の俳優、スタントにより制作。

つまり藤岡さんがまともに出演しているのは8回分だけ。
大変貴重です。
そして、藤岡さん抜きで苦心しながら撮っていることが観ていてわかる第9-13話も
この伝説的番組の原点として貴重といえるかも知れません。

もちろんDVDでも普通に観れますが、
せっかく容易に視聴できるチャンスなので、
未見の方、あるいは昔観たけれども久しぶりにという方も
この機会に観てほしいと思います。

とにかく次々と新しい展開があるドラマなので、
配信中はこのブログでも追いかけていくつもりです。


Old Fashioned Club  月野景史

2018年4月25日 (水)

通算アクセス360万件突破

本日2018年4月25日、当ブログの開設以来の通算アクセスが360万件を超えました。

アクセス数でいえば、このブログの稼ぎ頭は
ドラマ『相棒』と『科捜研の女』関連のページ。

この両番組とも4月からはオフに入っており、数字的には厳しい時期ですが、
多くの方に来てもらえるような記事を書いていきます。
もちろん、よりマニアックな記事も。

Old Fashioned Club  月野景史

2018年4月22日 (日)

【ドラマ】『未解決の女』スタート/“熱血刑事・波瑠”はいいが内容はやや不安

テレビ朝日の新ドラマ『未解決の女 警視庁文書捜査官』の初回が4月19日に放送されました。


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多作女優・波瑠
専ら主演・ヒロインを務める女優は、武井咲さんのような例外はあるとしても、
民放の連続ドラマの主演は年1本程度という人が多いと思います。

その中で波瑠さんは20代を代表する主演女優ですが、多くの作品に出演する方でしょう。
今年も1月クールの『もみ消して冬』にヒロインポジションで出演した後、
間を置かずにこの『未解決の女 警視庁文書捜査官』で主役を務めます。

『もみ消して冬』は徹底したコメディとはいえ、波瑠さんの役はかなりのSキャラで、
年1本の連ドラならばさすがに今年があの役だけで終わるのは躊躇するのでは、
と心配してしまうようなドラマでしたが、
波瑠さんなら7月クールか10月クールでタイプの違った主役をやるのだろうと思っていました。
4月とは予想外でしたが。


熱血刑事・波瑠!
波瑠さんの連続ドラマでの警察官役というと、
朝ドラ前のプチブレイク作『BORDER』の特別検視官、
そして朝ドラ後の民放連ドラ初主演作『ON 異常犯罪捜査官・藤堂比奈子』の新人刑事。
いずれもクールで、何か過去を抱えているようなキャラでした。

今回はそれらとは逆の体力自慢の熱血女刑事とのこと。
しかも鈴木京香さんとの女性刑事バディもの。
私はこの1月クールにテレビ東京で放送された『カクホの女』
連ドラでは初の女性刑事バディドラマではと書いたのですが、
早くも後継作が登場しました。

沢村一樹、遠藤憲一、高田純次、工藤阿須加、光石研、山内圭哉と男性脇役陣も充実。
そして既報のように初回は『警視庁・捜査一課長』との相互コラボが実現。
結果、視聴率14.7%で好発進となりました。


・・・ですが、内容にはちょっと不安を感じました。
どうも安定感がない、バランスが悪く感じる。

このドラマは麻見和史著『警視庁文書捜査官』が原作です。
波瑠さんが演じる主役の女性刑事・矢代朋は原作にはないラマオリジナルキャラ。
実は原作に登場するのは “男性刑事の矢代朋彦” なのです。

鈴木京香さんが演じる女性刑事の鳴海理沙は一応原作通り。
ただ、2人ともキャラクターも、また年齢もかなり違います。
とくに正確付けは鳴海の方が違うかな。
部署の設定も結構変えてあります。

この色々な脚色が、ドラマ作りにおいて好結果に繋がればいいのですが、
朋は鳴海のいう通りに動いているだけで、どうしても鳴海が主役に見えてしまいました。
そのバランスの悪さもあって、波瑠さんの熱血演技も空回り気味に感じます。

この点は、原作でも文書捜査能力があるのは鳴海の方。
その意味では鳴海の方が主役ともいえますが、
ストーリーはどちらかといえば矢代の視点で描かれ、お互いフォローし合っているように思います。
ドラマのような空回り感はありません。

脚本は波瑠さんの出世作の朝ドラ『あさが来た』の大森美香さん。
縁起の良い組み合わせに思えますが、この人は警察ドラマはほとんど書いたことがないような・・・。


さて、上に挙げた個性派揃いの男性俳優陣です。
最初は彼らと波瑠さん、京香さんと同一チームで、なかなか強力な顔ぶれかと思ったのですが、
そうではなくて、強行犯捜査係と特別捜査対策室のふたつに分かれています。
それはいいのだが、実際に観てみると、
特別捜査対策室の中でも、波瑠さんのいる第6係(文書捜査チーム)は別扱いのような感じで、
ここが強行犯と特別室本体の両方と対峙しているような関係です。

これは少々ややこしい。ゴチャゴチャしています。
この組織構成も原作とは変えています。
全体像が掴み難いのは初回だから仕方ない面もあるでしょうから、整理が付けばいいのですが。


他にも、波瑠さんと同期の工藤阿須加の新任刑事が
初対面で年長の京香さんにやたら上から目線で乱暴な物言いだったり、
かといってそこまで傍若無人なキャラでもないような・・・。
彼に限らず、ちょっと初回は各キャラの印象付けに成功していないように思います。

テーマは面白いし、いい役者を揃えているのだから軌道修正を期待します。
特に、やはり波瑠さんを魅力的に描いてほしい。

Old Fashioned Club  月野景史

2018年4月20日 (金)

【昭和プロレス】 元祖WWEの帝王 ブルーノ・サンマルチノ死去/G馬場の好敵手・盟友

訃報 元プロレスラーのブルーノ・サンマルチノが4月18日に亡くなりました。82歳。
20世紀の偉大なプロレスラーがまた1人逝きました。


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ブルーノ・サンマルチノ
(Bruno Sammartino 1935年10月6日 - 2018年4月18日)
イタリア生まれでアメリカで活躍したプロレスラー。
パワフルな怪力殺法から、日本では“人間発電所”の異名で知られた。


元祖WWEの帝王
今やアメリカンプロレスといえばWWE(World Wrestling Entertainment)。

この団体は1963年にWWWF(World Wide Wrestling Federation)として、
大都市ニューヨークを本拠地、マディソン・スクエア・ガーデン(MSG)を興行拠点として設立されました。
1979年3月にWWF(英: World Wrestling Federation)に改称、1980年代には全米に勢力を拡大。
2002年5月にWWEとなりましたが、名称が変わっただけで、基本的には同じ団体です。

1963年の設立時、初代WWWF世界ヘビー級チャンピオンには東部マットを中心に高い人気を誇った
伝説的なショーマン派レスラーであるバディ・ロジャースが認定されましたが、
同年5月にこのロジャースをMSGで僅か48秒で下し、28歳の若き王者となったのがサンマルチノでした。
同地に多いイタリア系アメリカ人からの支持を得て、名実共にWWWFのトップレスラーとなりました。

以後、1971年1月に一度王座から落ち、プエルトリコ出身のペドロ・モラレスの時代もありましたが、
1973年12月に王座に返り咲き、再びサンマルチノ時代が到来。
1977年4月に王座を明け渡し、ボブ・パックランドの時代になった後も
1981年に1度引退するまで20年近く、圧倒的な人気を誇ってMSGの帝王、NYの英雄として君臨しました。


20世紀を代表する怪力ファイター
身長はプロレスラーとしては決して高くないサンマルチノですが、
鍛え上げられた分厚い肉体から繰り出す圧倒的なパワーとラッシングファイト、
ベアハッグ、カナディアン・バックブリーカー、フルネルソンといった腕力を利した絞め技、
そして猛烈なマシンガンキックを武器に活躍しました。

パワーファイター、怪力レスラーの代名詞的存在。
この点では20世紀を代表する存在と言っていいと思います。

そして、アメリカ最大都市の最大マーケットでこれだけ長期に渡りエースに君臨したのも稀有な例でしょう。


一方、WWF(→WWE)のオーナーであるビンス・マクマホン父子との関係は微妙で、
1981年の引退後にWWFを離脱して新団体IWFを設立、WWFと興行戦争となった事もありました。
1984年にはWWFに復帰し、1985年にはリング復帰も果たしますが、
1988年に再度離脱し、以降はWWFとは距離を置きました。

その為か、これだけの大功労者でありながらWWE殿堂入りが2013年と、だいぶ遅かったです。
ともかく元気な内に殿堂入りが実現したのはよかったです。
いかなる理由があろうとも、WWE殿堂にサンマルチノの名がないとは、昭和プロレスファンには考えられません。



ジャイアント馬場との関係

日本ではジャイアント馬場の長年の好敵手、そして盟友、ビジネスパートナーとしても知られます。
2人の関係は1960年代前半、馬場の渡米修行時の対戦まで遡ります


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1964年2月17日、MSGで馬場の挑戦を受ける。
馬場の初渡米時はまだWWWFの設立前で、
これは2回めの米国遠征からの帰国直前。



ただ、後年の取材によるとサンマルチノ自身は米国での馬場との交流については記憶しておらず、
その友情関係は1967年の日本プロレスへの初来日からとしています。

当時のサンマルチノはWWWF王者でしたが、
日本では主に馬場の保持していたインターナショナルヘビー級王座への挑戦者として名勝負を重ねました。


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怪力技フルネルソンで馬場を締め上げる


この馬場の日本プロレスのエース時代、ライバルとされたボボ・ブラジル、フリッツ・フォン・エリック、
ジン・キニスキー、デッィク・ザ・ブルーザー、クラッシャー・リソワスキー、キラー・コワルスキーら
パワー&ラフファイタータイプの大レスラー達は、実は1938年生まれの馬場より一回り上、
むしろ力道山に世代の近い、1920年代生まれのベテランが多かったのですが、
1935年生まれのサンマルチノとは3歳差、同世代のライバルでした。


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馬場の16文キックが炸裂


そして1972年、馬場が日本プロレスから独立して全日本プロレスを設立すると真っ先に協力者となり、
自らが全日マットに上がるだけではなく、他のレスラーのブッキングも行いました。
その後、WWWFは馬場のライバル・アントニオ猪木の新日本プロレスとの提携を強めますが、
サンナマルチノは新日本に上がる事なく、馬場との義理を貫きました。

現役としての最後の来日は1981年10月、米国での引退宣言の後で、
全日本創立10周年シリーズに参加して蔵前国技館で馬場と初タッグを組み、
タイガー・ジェット・シン&上田馬之助組と対戦しました。


1999年1月、ジャイアント馬場死去。
同年5月、馬場の「引退試合」と銘打った東京ドームでの追悼興行に
ジン・キニスキー、ザ・デストロイヤーら馬場の盟友達と共に来日。
風格ある佇まい、馬場に心のこもった追悼の言葉を送り、ファンに感銘を与えました。

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馬場“引退試合”に出場した
左からデストロイヤー、サンマルチノ、キニスキー


20世紀の偉大なレスラー・サンマルチノに謹んで哀悼の意を表します。

Old Fashioned Club  月野景史

以下、日刊スポーツのサイトより引用
https://www.nikkansports.com/battle/news/201804190000047.html
☆☆☆
人間発電所」ブルーノ・サンマルチノ氏死す 82歳
[2018年4月19日3時15分]   
プロレスの元WWWF(現WWE)世界ヘビー級王者で、WWE殿堂入りのブルーノ・サンマルチノ氏が亡くなった。WWEが18日(日本時間19日)、公式サイトで発表した。82歳だった。

圧倒的なパワーと持久力を誇り「人間発電所」と呼ばれた。1963年5月、米ニューヨークのマディソン・スクエア・ガーデンでバディ・ロジャースをわずか48秒で下し、第2代WWWF王座を獲得。同王者としてマディソン・スクエア・ガーデンで防衛戦を重ねたことから「MSGの帝王」とのニックネームもついた。

ジャイアント馬場とは若手時代から交流があり、64年2月、馬場の王座挑戦を受けた。67年3月、日本プロレス参戦のために初来日。馬場の保持するインターナショナル・ヘビー級王座に挑戦した。

73年からは全日本プロレスにも参戦し、馬場と名勝負を繰り広げた。
81年に現役を引退したものの、85年からWWF(現WWE)で現役復帰し、86年のレッスルマニア2大会のバトルロイヤルなどに出場。99年5月には全日本プロレスの東京ドーム大会のために来日し、同年1月に死去したジャイアント馬場「引退試合」に出席した。また2013年2月にはWWE殿堂入りを果たし、MSGで開催された殿堂入り式典に出席していた。
★★★

2018年4月19日 (木)

【相棒】三浦刑事退場回 seazon12初回SP 4/23再放送/カイトはオカルトに嵌る?!

来週4月23日14時57分よりテレビ朝日では
『相棒seazon12』の第1話2時間スペシャルとして2013年10月に放送された
「ビリーバー」を再放送します。

テレビ朝日の午後の14時台~16時台はドラマの再放送タイムで、
特に同局が誇る二大長寿警察ドラマである『相棒』と『科捜研の女』を
ランダムに放送しています。

その意味では、今回はたまたまこの回が放送されるということですが、
実は本放送時に大きな話題を呼んだ回です。

3代目相棒甲斐享(カイト=成宮寛貴)が登場して2シーズン目の第1話であり、
前宣伝ではカイトがオカルトにはまってしまうというのが目玉でした。
それまでの2代の相棒に比べるとだいぶ若いカイトなので、
どうなってしまうのかと注目を集めました。

しかし、実はこの回にはそれ以上に衝撃の結末が待っていました。

相棒シリーズが連続ドラマ化される以前、
土曜ワイド劇場で放送された第2昨(2001年)からのレギュラーキャストであった
警視庁捜査一課、三浦信輔刑事役の大谷亮介さんが退場してしまったのです。
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『相棒』はそれまで、W主役の片割れである水谷豊さんの相棒役、
寺脇康文さんと及川光博さんの二度の交代を経験しています。
だが、これは事前に告知されていました。

この時の大谷さんの降板は事前にまったく情報がなく、
ファンにとってはそれこそ『相棒』史上最大ともいえる衝撃だったのです。

この時に書いたブログにはその後も長く多くのアクセスがありました。
http://oldfashioned.cocolog-nifty.com/blog/2013/10/12-8542.html


またこの回はシーズン13最終回「ダークナイト」で衝撃の退場となる甲斐享がフィーチャーされました。
まさかカイトにあんな結末が待っているとは。
その後、演者の成宮寛貴さんも芸能界を引退してしまいました。
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こんな回を『相棒』本放送がオフの平日にさらっと放送するというのも・・・、
まぁテレビ朝日らしいともいえますが。

Old Fashioned Club  月野景史

2018年4月18日 (水)

【ドラマ】波瑠主演『未解決の女』4/19スタート/内藤剛志『警視庁・捜査一課長』との本格コラボ実現

テレビ朝日では明日4月19日21時より波瑠さん主演の警察ドラマ
『未解決の女 警視庁文書捜査官』がスタートしますが、
同日放送の『警視庁・捜査一課長』とのコラボによる相互出演が実現します。


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右から波瑠さん、内藤剛志さん、鈴木京香さん


未解決の女 警視庁文書捜査官
私がこのクール最も注目している新作ドラマが波瑠さん主演のこの作品。
初回放送後に感想を書こうと思っていました。

波瑠さんは元々警察ドラマの傑作『BORDER』でヒロインポジションの検視官役でプチブレイク、
その後NHKの朝ドラで本格ブレイクしました。
そして、民放連続ドラマでの初主演作がフジテレビ(カンテレ制作)の『ON 異常犯罪捜査官・藤堂比奈子』でしたが、
これは初主演にしてはドラマ自体も主役のキャラもクセがあり過ぎました。
今回は熱血女性刑事とのことで楽しみにしています。


『一課長』内藤剛志とコラボ
そして、その初回において本格的なコラボ企画が実現します。
このドラマで波瑠さんが演じるのは主人公・矢代朋。
その朋が『未解決の女』のすぐ前の時間帯、20時からの木曜ミステリー枠『警視庁・捜査一課長』に出演し、
続いて21時からの『未解決』には『一課長』の主役・大岩純一を演じる内藤剛志さんが出演するのです。
2番組のコラボレーションによる主役の同日交互出演ということになります。


テレ朝初の同日相互出演コラボ
実はこれと似た企画が2016年1月にもありました。
21時からスタートする新番組『スペシャリスト』主演の草彅剛さんが
20時からの木曜ミステリー『科捜研の女』にコラボ出演したのです。
http://oldfashioned.cocolog-nifty.com/blog/2016/01/post-2628.html
ラストの1シーンですが、沢口靖子さんら科捜研メンバーと共演しました。
ただ、この時は『科捜研』側から『スペシャリスト』への出演はありませんでした。

また、木曜ミステリーではこれ以前に
『京都迷宮案内』と『京都地検の女』、
『おみやさん』と『京都地検の女』との間で交互出演が実現していますが、
これは別々の日の放送で、同日ではありませんでした

つまり、同日の交互出演はテレビ朝日としても初の試みということです。

警察ドラマのヒットシリーズの多いテレビ朝日ならではの企画で、
楽しくて話題にもなると思います。
ただ、このニュースが流れたのが放送前日の今日で、随分急でしたね。
せめてももう少し前に情報を公開した方がいいように思いますが。

Old Fashioned Club  月野景史


以下、テレビドガッチより引用
https://dogatch.jp/news/ex/53519/detail/
☆☆☆
テレ朝史上初『未解決の女』『捜査一課長』が連ドラ相互コラボ
2018.04.18 up
波瑠と鈴木京香が主演するドラマ『未解決の女 警視庁文書捜査官』(テレビ朝日系、毎週木曜 21:00~)が4月19日よりスタート。肉体派熱血刑事・矢代朋(波瑠)と、文字フェチの頭脳派刑事・鳴海理沙(鈴木京香)がバディを組み、“文字”を糸口に未解決事件を捜査していく新感覚の爽快&痛快ミステリーだが、初回放送では、作品の垣根を越え、同局で放送されている人気シリーズ『警視庁・捜査一課長season3』(毎週木曜 20:00~)と豪華コラボレーションすることがわかった。

しかも、今回はテレビ朝日史上初の連続ドラマ間の相互コラボ。なんと『警視庁・捜査一課長』で主人公の捜査一課長・大岩純一を演じる内藤剛志が『未解決の女』に、さらに『未解決の女』で主人公・矢代朋を演じる波瑠が『警視庁・捜査一課長』に、同じ役での同日出演を果たすという。

この『未解決の女』の舞台となるのは、「特命捜査対策室」第6係。その所属先は警視庁捜査一課だが、これまで捜査一課長の正体については触れられていなかった。しかし、今回のコラボで、実は大岩捜査一課長だったことが判明。“理想の上司”として視聴者からも愛され続ける大岩は、『未解決の女』でもそのハートフルな魂を炸裂させ、ホシを上げるために奔走した朋や理沙をねぎらいにやって来る。さらに『警視庁・捜査一課長』でも、腕を負傷した朋に対し、大岩が優しい上司ぶりを発揮。『未解決の女』へバトンをつなぐ、遊び心の効いた軽妙な掛け合いが繰り広げられる。

内藤と初共演を果たした波瑠は、内藤と大岩に共通する心根に感激。「内藤さんが本当に優しくしてくださって、撮影もすごく楽しかったです。とてもリラックスして撮影に臨ませていただき、内藤さんご自身が理想的な先輩だな、と思いました」と語り、尊敬のまなざしを送った。一方、内藤と共演歴のある鈴木も「内藤さんはこれまでご一緒した現場でも、いつもリーダーシップを発揮してくださって、一課長の役柄そのままの方なんですよ」と述べ、今回もその人柄を再認識したよう。「今度は、私も波瑠ちゃんと一緒に『警視庁・捜査一課長』の世界に伺いたいですね。つきましてはスタッフの皆さん、スケジュールのご相談をお願いします!」と、声高らかにリクエストした。

そして、今回のコラボについて内藤は「いやぁ、うれしかったですね! それぞれ違う世界を描いたドラマですが、どこかでつながっていたら楽しいな、と思っていました」と胸の内を明かし、「もし可能なら、これから毎週、お邪魔したいと思います!」とコラボ継続を熱望。『未解決の女』の撮影中も「(僕が演技を)うまく出来たら、毎週呼んでください!」と周囲に呼びかけ、現場の空気を温めた。

撮影の最後には波瑠&鈴木に「僕たちが夜8時台を温め、その流れで多くの方を『未解決の女』へ送り込めるよう頑張ります!」とエールを送った内藤。その温かい言葉を受け、波瑠は「『警視庁・捜査一課長』をご覧の方々に、ぜひ『未解決の女』の世界へと流れて来ていただけたら、うれしい」と声を弾ませ、視聴者に向けても「皆さん、“夜8時から”が大切ですよ! 夜8時『警視庁・捜査一課長』からの、夜9時『未解決の女』をよろしくお願いします!」と力強く呼びかけた。
★★★

2018年4月15日 (日)

【ドラマ】『警視庁・捜査一課長3』スタート/元有名少女柔道選手! 安達祐実の役柄が話題に

4月12日、テレビ朝日木曜ミステリーの内藤剛志さん主演の人気警察ドラマシリーズ
『警視庁・捜査一課長〜ヒラから成り上がった最強の刑事!〜season3』初回第1話の放送が終わりました。

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昨年の不倫騒動の影響か、今期の出演が公表されていず、
去就が注目されていた斉藤由貴さん演じる“大福”こと平井真琴刑事は、
登場人物の会話によると、異例の警察庁への出向となったようです。
この事情なら、次シーズン以降の復帰への含みを残しているということでしょう。

事実上の代役としては既報の通り、安達祐実さんが登場しました。


安達祐実の役柄が話題に
安達さん演じる谷中萌奈佳は少女時代から知られた女子柔道選手で、
その知名度を生かし、警視庁の広告塔的な役割も果たしてきた広報課員。

人一倍華奢で小柄な安達さんが柔道選手というのはミスマッチに感じます。
卓球選手ならまだわかりますが。
しかし、少女時代から有名人で、その為に人と違う経験を色々してきたという点は、
名子役として知られた安達さんの半生と重なって、
劇中のセリフも意味深に聞こえると話題になりました。

このドラマと特に連続ドラマになってから、このようなキャストの“遊び”をよくやります。
例えば第1シーズンでは、毎回週替わりで登場する捜査一課各係の係長たちに
なぜかアイドル歌手出身の俳優を揃えたこともありました。
(新田純一さん、渋谷哲平さん、中村繁之さん、前田耕陽さん、ひかる一平さん、風見しんごさん等)

ただ、この設定だと谷中萌奈佳は世間一般でもそうでしょうが、
特に警察関係者には超有名人の筈ですが、
そのあたりのリアクションのあり方がちょっとバラけていように思いますが。

それはともかく、萌奈佳の亡くなった父(中村梅雀)は元警察官で、
大岩一課長と同期で友人だったという因縁深い関係。
次回からの萌奈佳は捜査一課の刑事としても活躍するようです。


もう1人の新レギュラー、運転担当刑事・奥野親道は漫才コンビ・ナイツの塙宣之さん。
思った以上に出番もセリフも多かったです。
これは塙さん自身が初回放送後にラジオで自虐的に語ってもいたのですが、
やはりセリフが堅い、棒だなんだとの声も多かったです。
ここは次回以降、よくなっていくことを期待します。

Old Fashioned Club  月野景史


追記
次回放送の4月19日(木)は20時から『一課長』、
21時からは新番組、波瑠さん主演の『未解決の女 警視庁文書捜査官』初回が放送されますが、
この両番組のコラボによる相互出演が実現します。

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大岩が『未解決の女』に、
そして『未解決の女』で主人公・矢代朋を演じる波瑠が『一課長』に、
同じ役での同日出演、テレビ朝日でも初の試みとのこと
https://dogatch.jp/news/ex/53519/detail/

2018年4月12日 (木)

【特捜9】 『警視庁捜査一課9係』のレギュラー留任 高視聴率で門出/加納係長(渡瀬恒彦)へのスタンスは?

注目されたテレビ朝日の新ドラマ『特捜9』の初回第1話が4月11日に放送されました。


9top

2006年のスタートから2017年まで、
毎年欠くことなく12シーズンが放送されてきた『警視庁捜査一課9係』。

しかし昨年、主役の加納倫太郎係長を務めてきた渡瀬恒彦さんが、
シーズン12のクランクイン後、撮影に参加すること亡くなりました。
主演俳優を失ったこのドラマがどうなるか注目されていました。

普通なら、主役がいなくなったのだから、番組は終了でしょう。
しかし、『9係』は警視庁の刑事部捜査一課9係のメンバー6人全員が主役といえる、
昭和の時代の刑事ドラマでは主流でしたが、現在では珍しい群像ドラマです。
しかも、この6人についてはスタート以来交代がまったくない稀有なシリーズでもありました。

ですので私は渡瀬さん抜きでも継続は可能だし、そうなってほしいと思っていましたが、
タイトルは『特捜9』と変わるものの、事実上の継続が発表されたのが今年の2月。
そして今回、無事リニューアル第1話が放送されたわけです。


9係解散の事情
『特捜9』の設定では、昨年までの舞台だった捜査一課9係は既に解散しており、
バラバラになったメンバーが第1話において新たに設置された特別捜査班に集まり、
そこが今後の彼らの活躍のステージとなります。

この9係解散については、初期のリリースでは加納係長が内閣テロ対策室に異動になった為とされていました。
しかし、警視庁の捜査一課9係という部署は『相棒』の特命係と違い現実に存在します。
いくらフィクションとはいえ、係長の異動で、それもおそらく栄転に近いものだと思いますが、
それで解散とは無茶ではないかと思っていました。

この点は軌道修正されたようで、9係解散は加納の異動とは関係なく、
別の深刻な事情があったということにしたようです。
おそらくこの件が今シーズンの縦軸のテーマということになるのでしょう。


旧レギュラー全員留任
『9係』で加納の部下で捜査の相棒、そして準主役格だった浅輪直樹(井ノ原快彦)が『特捜9』では主役に昇格。
小宮山志保(羽田美智子)、青柳靖(吹越満)、矢沢英明(田口浩正)、村瀬健吾(津田寛治)の
2006年の番組スタート以来の9係メンバーもすべて留任しました。

そして浅輪は劇中でも役職が特別捜査班の主任に昇格。
これについては浅輪の階級は巡査部長なので、実際の警視庁本部で主任にはなれない筈で、
また階級が浅輪より上の警部補である小宮山、青柳、村瀬の上司になるという、
階級社会である現実の警察組織ではあり得ない逆転現象まで起きてしまうのですが、
そこは通常はないことと軽く触れた上で、特別な部署なので問題ないという説明でした。
まぁそもそもフィクションの上に、まして今回は架空の部署になったのだからいいでしょう。

他のキャストではシーズン4から登場している監察医・早瀬川真澄(原沙知絵)も留任。
更に倫太郎の娘で浅輪の恋人だった倫子(中越典子)は遂に結婚して新シリーズを迎えました。
『9係』にはこの他にもセミレギュラーキャストは存在しますが、
公式サイトのトップ画像に載っていた渡瀬さん以外の主要キャストはこの7人なので、
全員が留任ということになりました。

これに新レギュラーとして班長の宗方朔太郎(寺尾聰)、
所轄署から配属される若手刑事・新藤亮(山田裕貴)が加わりました。
新藤は初回は顔見せ程度で、本格参加は次回から。
上に引用した番組公式サイトのトップ画像はこの9人が均等な配分で形成されています。

初回では他にもセミレギュラーだった里見浩太朗さん、伊東四朗さん、遠藤久美子さん、清水章吾さんらも登場、
『9係』からの継続性を強くアピールしました。


今回好印象だったのは宗方新班長役の寺尾聡さん
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寺尾さんは石原プロの『大都会』や『西部警察』シリーズで昭和の刑事ドラマファンにはお馴染みの俳優ですが、
今回の起用については、渡瀬さんと3歳しか違わない70歳の人を主要キャストで加える必要があるのかと
少々疑問に思っていたのです。

もちろん個人差はありますが、名優も年を取れば表情の変化が乏しく、声もかすれがち、演技も堅く抑揚がなくなります。
それでも短いシーンなら存在感を示せても、現場のリーダー役は厳しいのではないかと思っていました。

しかし、寺尾さんは表情も豊かで余裕のある演技、
更にさすが名歌手でもあって声もよく通っていました。
杞憂だったようです。
そういえば「宗方」は寺尾さんが出演していた『大都会PARTⅢ』で石原裕次郎さんが演じていた医師の名と同じです。



加納元係長(渡瀬恒彦)へのスタンス
Photo


さてタイトルこそ変われど、事実上シリーズが継続していく中で、
気になるのは渡瀬恒彦さんが演じてきた加納倫太郎元係長に対する劇中でのスタンスです。

現実世界で渡瀬さんが亡くなっても、劇中での加納は健在で、内閣テロ対策室に異動した設定だから、
本来なら
「係長はどうしている」
「係長ならこう言うだろう、ああするだろう」
あるいは
「昨日、係長と電話で話したのだけど」
といった加納の健在を示唆するような会話が飛び交ってもよさそうなものですが、
これがほとんどありません。

もちろん、そのようなセリフも少しはあるのですが、
どちらかといえば、天国の係長への思いを語っているようにも聞こえました。

これには色々意見もあるでしょうが、私はなかなか賢明な判断だと思います。
設定として加納を死去でも退職でもなく、異動の形で退場させたこと自体も正解だと思うし、
だからといって、残念ながらもう渡瀬さんが出演することはないのだから、
ことさら健在をアピールしても空しいだけでしょう。
普段はほとんど語られず、たまに、ふと渡瀬さんのことを思わせるセリフや表現があるくらいがいいと思います。

同じテレビ朝日・東映制作で同じ時間枠の『相棒』の「ダークナイト」については
このブログで結構批判し、今でも毎日驚くほどのアクセスがありますが、
今回の『9係』の事実上の継続、そして加納に対するスタンスには賛意を表します。


初回視聴率16%
初回の平均視聴率は16.0%と発表されました。
『相棒』も『科捜研の女』も同様ですが、
『9係』も2012年以降はそれ以前と比べて数字は低迷気味で、
16%を超えるのは2011年のシーズン6以来です。
最高のリニューアル、新スタートとなったようです。

それにしても前クールの『相棒16』も『科捜研の女17』も特に終盤の視聴率がよかったし、
テレビ朝日のドラマは好調です。

Old Fashioned Club  月野景史

2018年4月11日 (水)

【ドラマ】『シグナル 長期未解決事件捜査班』初回終了/悪くはないが不可解点多過ぎ ★韓流原作の視聴を推奨

4月10日、坂口健太郎さん初主演のカンテレ制作、フジテレビ放送のドラマ
『シグナル 長期未解決事件捜査班』初回第1話の放送が終わりました。
話はまだ完結しておらず、次回との前後編ということになります。


Top


本作は2016年制作の韓国製警察ドラマ『シグナル』(キム・ウニ脚本)を原作としたリメイク作品。
現在の刑事が、過去を生きる刑事と無線で交信しながら事件捜査をするという
非現実のSF的・・・というより、超常現象をテーマとしたようなドラマです。

他の主要キャストは上の画像にも載っている北村一輝さん、吉瀬美智子さん、渡部篤郎さんと豪華。
更に甲本雅裕さん、池田鉄洋さん等、特に警察ドラマ好きには魅力的なメンツが並びます。

役柄としては、坂口さんが主役である現代を生きる刑事。
北村さんが現在は行方不明になっている刑事で、坂口さんと無線機で交信して捜査にあたる、
時空を超えたバディ、相棒といったところのようです。
といっても、どういう話になるか、初回だけではまだイメージが湧き難いですが。

吉瀬さんはかつて北村さんと親交のあった女性刑事で、タイトルにある長期未解決事件捜査班で坂口さんの上司になる役。
(初回の時点では所轄署の刑事課勤務、坂口は交番巡査なので、まだ上司・部下の関係ではない。)
渡部さんは警視庁刑事部長ですが、今回は野心家のヒールのようです。


さて、初回を見た感想ですが、雰囲気もよく緊迫感もあり悪くありません。
実はあまり期待していなかったので、拾い物感があります。
ただ、かなり不可解・不自然な点が多く、解り難い話でした。

今の日本のドラマは序盤にやたら難解な伏線めいたものを張り散らかして
視聴者を引っ張ろうとする傾向があるので、珍しくはありませんが、それにしても不可解過ぎのような。

そもそも、過去と無線で交信という荒唐無稽な主題なので、不可解なのは当然ともいえますが
テーマが非現実的であればこそ、その周辺をリアルにきっちり描く事も大事かと思います。
その点では不安も感じるスタートでした。


時効制度撤廃が足かせに
実は、話を解り難くしてしまった理由がひとつあります。
元ネタの第1話のメインとなる事件が、少女誘拐殺人事件の公訴時効がテーマである事。
日本は2010年に殺人罪の時効制度が撤廃されていますので、
そのまま現代日本を舞台にリメイクできないのです。

そこで、第1話の劇中年代を時効廃止前の2010年4月に設定したのでしょう。
2010年に坂口さんや吉瀬さんが時効間近の誘拐殺人の捜査を行う。
北村さんはその10年前の2000年から行方不明で、現在の坂口さんにトランシーバーで連絡してくる。
坂口さんはわけがわからないまま、北村さんとの通信内容を元に事件を追うという展開でした。


この劇中年代設定については来週以降どうなるのか?
公式サイトの予告文を見ると、次回は当面今回の続きですが、
一段落ついた後半以降で時間は8年後の2018年に飛び、
現在を舞台に「警視庁 長期未解決事件捜査班」が活躍するドラマとなるようです。

ただ、これはちょっとややこしい。
元々、「現在を生きる坂口さん」と「過去を生きる北村さん」がバディという非現実的な話で、
現在と過去の二つの時間がテーマなのに、
坂口さんのいる現在側に2018年と2010年という、更に二つの時間軸ができてしまいました。

しかも更に解り難いのは、坂口さんが2010年と2018年をタイムスリップかタイムリープしているような、
あるいは単にそれぞれの時代を並べて描いてるだけかも知れませんが、
ともかく二つの年代が錯綜しているような表現があるのです。

しかし、このシーンの持つ意味が不明です。
そもそも2010年と2018年のタイムラグは日本版で時効を描くための苦肉の策で、原作にはない筈。
そして、この他にも不自然なシーンがたくさんあります。

どうにも消化不良感が強いので、ここは元ネタの韓流原作ドラマを観てみる事にしました。


K_top

現在、動画配信サイトのGYAO!にて、
原作である韓国ドラマ『シグナル』 第1話 日本語字幕版を無料視聴できます。
https://gyao.yahoo.co.jp/p/00697/v12431/


実は私はいわゆる“韓流ドラマ”をちゃんと観るのは初めてだったのですが、
これはなかなかよくできたドラマでした。


第1話だけなので、もはやネタバレということもないでしょうから、
興味を持った方、日本版初回に消化不良を感じている方には視聴をお薦めします



原作でも過去との交信という謎については不思議なままですが、
それ以外の日本版にあった不自然さはほとんど感じませんでした。
まさに上に書いたように、荒唐無稽なテーマだからこそ、しっかりドラマ作りをしています。

そして、そもそも過去との交信がテーマなので、現在と過去が錯綜したかのような描写はありますが、
日本版にあった、現在側である2010年と18年とでタイムスリップしたような意味不明なシーンはもちろんありません。

他にも日本版で感じた不自然な点、例えば
少年時代、誘拐を目撃した主人公の訴え方が弱いのではないかとか、
なぜベテランの刑事達がなんの実績のない主人公の進言をあっさり受け入れるのかとか、
その他色々、細かい点についてもしっかり描かれています。

それと見比べると、残念ながら日本版は出来のあまり良くないリメイクとの印象を持ちました。
もちろん第1話だけ、それも2話完結の前編だけを観ての比較です。
次回以降の展開で納得させてもらえることを期待しています。


1995 2000 2010 2018
しかし年代の設定について更にややこしい問題があります。

原作では誘拐殺人が起きるのと、北村さんにあたる刑事が消息を絶つのは同じ2000年ですが、
日本版では誘拐殺人は1995年、北村さん失踪は2000年と5年のタイムラグがあります。

これにより原作では現在=2015年、過去=2000年と明解なのですが、
日本版は2018年、2010年、2000年、1995年とキーとなる年が4つもできてしまいました。

誘拐殺人発生を1995年としたのは、2010年の時効成立まで15年という期間からの逆算でしょうが、
北村さんの失踪をその5年後とした理由が不明です。
あえて推測すれば、北村さん失踪の時点で吉瀬さんが同僚刑事でなければいけないので、
失踪を1995年にしてしまうと、吉瀬さんの現在の年齢(43歳)と合い難くなるからでしょうか?

これに今後は主人公の兄の事件が起きた年なども絡んでくるだろうから、更にややこしくなるでしょう。
この兄の事件というのは、おそらくこのドラマの縦軸のテーマということになってくるのでしょうが、
1話を見比べた印象だと、日本版は誘拐事件の後、対して韓国版は誘拐事件より前のように思えるので、
だとすれば時系列を変えていることになります。


視聴率は9.7%と発表されました。
二桁にもう一歩というところでしたが、不振のフジテレビ系としてはますまずか。
前評判の高かった月9の『コンフィデンスマンJP』の9.4%を上回りました。
今後はどうなりますか。

Old Fashioned Club  月野景史

2018年4月 7日 (土)

【ドラマ】アガサ・クリスティ『アクロイド殺し』の翻案 『黒井戸殺し』 4/14放送 ※原作ネタバレあり

★このブログページには原作小説のネタバレがあります。

アガサ・クリスティの傑作ミステリ『アクロイド殺し』(『アクロイド殺害事件』)を
原作とした翻案ドラマ『黒井戸殺し』が4月14日フジテレビ系で放送されます。
http://www.fujitv.co.jp/kuroido/index.html


Top2

先日も書きましたが、近年クリスティ原作のスペシャルドラマが毎年のように放送されています。
2015年1月にフジテレビが『オリエント急行殺人事件』、
2017年3月にテレビ朝日が『そして誰もいなくなった』を放送。
今年の3月にはテレ朝が『パディントン発4時50分』と『鏡は横にひび割れて~』を原作としたドラマを放送しました。

そして今度はフジが『アクロイド殺し』。
2015年の『オリエント』と同様に三谷幸喜さん脚本、
原作のエリキュール・ポアロにあたる探偵役を野村萬斎さんが演じるので、
『オリエント』の続編というか、同一シリーズものといっていいでしょう。



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アガサ・クリスティ(1890年9月15日 - 1976年1月12日)。
イギリス出身。20世紀のミステリの女王。


その数多い著作の中でも代表作を3本挙げろと言われたら、
前述の『オリエント急行殺人事件』と『そして誰もいなくなった』、
そしてこの『アクロイド殺し』ということになるでしょう。

タイトルにある「アクロイド」とは殺人被害者の名前。
(ですので、今回の日本版ドラマでは黑井戸さんという人が殺されるのでしょう。)

しかし、本作は代表作であると同時に異色作、そして問題作ともいわれます。
何が異色であり、問題なのか。
原作小説について、ネタバレも含めて記します。


『アクロイド殺し』(『アクロイド殺害事件』)
原題 『The Murder of Roger Ackroyd 』1926年

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物語の語り手が犯人
本作の主人公はクリスティが生んだミス・マーブルと並ぶ名探偵エリキュール・ポアロ。
そして登場人物の1人が一人称の語り手を務め、その主観により語られる一人称小説です。
つまり、シャーロック・ホームズシリーズがワトスン医師により語られる記録の体裁を持つのと同じスタイル。

本作で語り手役を務めるのはジェイムズ・シェパード。
ワトスンと同じく医師であり、ポアロの助手的役割を務めます。
ただし、彼は本作で初登場の人物で、これ以前の作品でポアロの助手だったことはありません。
それまでのポアロ登場作では、別の人物が語り手を務めていました。

そして物語のラスト、このシェパード医師こそがアクロイド殺害の犯人だったことが判明するのです。


一人称小説の語り手が犯人!
大胆にして異色、そして画期的なトリックです。
同時に、謎解き小説として読者に対してフェアと言えるのか?
アンフェアではないかとの論争を呼びました。

ですので評価が分かれる面もあるのですが、
クリスティの代表作のひとつ、そしてミステリ史上の傑作としての評価はほぼ固まっていると思います。

それにしても、このような奇抜なアイデアですから
クリスティもあらゆるトリックを散々やり尽くした末に出してきたのかと思いきや、
1920年のデビューから1973年に至る創作活動の間で
本作が1926年というごく初期に書かれたのも意外です。
彼女の先進性、大胆なチャレンジ精神を感じます。


映像化の難しい作品
本作は映画やドラマ化の難しい作品とされます。
日本で映像作品かされるのは初めてとのこと。

ホームズシリーズをはじめ、一人称ミステリの映像作品化は珍しくありませんが、
その場合、原作が一人称小説である意味は薄れ、
三人称小説を原作とした場合と同様の客観的な表現・描写になるのがほとんどだと思います。
その点では、『アクロイド』も映像化すること自体が極端に難しいとも思えません。

しかし、『アクロイド殺し』は一人称の語り手が犯人であることが最大のトリックであり、売りです。
その部分をぼやかして映像化してしまったら、何が作品の魅力になるのか?
ここをどう捉え、どのような切り口で映像として表現するかがポイントになると思います。

もちろん、真犯人が原作通りなのかは断言はできません。
大胆に変えてくる可能性もゼロではありませんが、
いずれにしろに三谷幸喜さんの腕の見せどころでしょう。


粒ぞろいで数多い主要キャスト
前述のように原作のポアロにあたる主役の名探偵・勝呂武尊(すぐろ・たける)を演じるのは
日本の伝統芸能・狂言の第一人者と言われている野村萬斎さん。
そしてシェパードにあたる医師・柴平祐は大泉洋さん。
宣伝物等を見る限り、この2人のバディドラマみたいです。


ところで、私は原作小説を少年時代に読みました。
真相に辿りつくことはできませんでしたが、
読み進むにつれ「なんかおかしい」と違和感を覚えていました。

推理小説ですから、犯人は誰かを推理しながら読むのですが、
犯人候補となる人物がラスト近くになってもさっぱり浮かび上がってこないのです。
そうしたら、語り手が犯人だったというオチでした。


今回の出演者一覧を見ると、
クリスティ物にありがちな超豪華キャストというよりも、
粒ぞろいの俳優を、とにかく数多く揃えている印象です。
原作小説にはこんなに多くの主要人物がいただろうかと疑問に感じたりしています。

そして大泉さんをはじめ、三谷さんが執筆した大河ドラマ『真田丸』の出演者も多い。
遠藤憲一さん、斉藤由貴さん、吉田羊さん、松岡茉優さん、藤井隆さん、今井朋彦さん。
他に寺脇康文さん、余貴美子さん、草刈民代さん、向井理さん、佐藤二朗さん、和田正人さんら。

この俳優達が脇役の登場人物をいかに演じ、どんな『アクロイド殺し』になるか。
私も少年時代から馴染んだ小説のドラマ化であり、楽しみです。


◆◆◆
ところで、このブログでも書いてるように、
不倫騒動で『警視庁・捜査一課長』と『西郷どん』への出演を辞退した斉藤由貴さんが、
このドラマには出演します。
といっても、実はこのドラマの撮影は不倫発覚前だったからで、ドラマ復帰したわけではないようです。

このドラマはもう1人、不祥事で謹慎中の小出恵介さんも本来出演していて、
その部分は撮り直したともいわれています。
難産の末にようやく放送となったということか。
出来はどうでしょうか?

Old Fashioned Club  月野景史

2018年4月 2日 (月)

【美術展】「ヌード NUDE —英国テート・コレクションより」

横浜美術館で6月24日まで、
「ヌード NUDE —英国テート・コレクションより」が開催中です。


Nude2018

ヌード NUDE —英国テート・コレクションより
NUDE: ART FROM THE TATE COLLECTION
2018年3月24日(土) – 6月24日(日) 
横浜美術館

主催 横浜美術館、読売新聞社、テート 
協賛 大日本印刷 
協力 日本航空、みなとみらい線、横浜ケーブルビジョン、FMヨコハマ、首都高速道路株式会社 
https://artexhibition.jp/nude2018/
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NUDE ヌード
裸体画や裸体彫刻などの裸体美術の展覧会。
話題を集めそうなテーマです。

日本初公開となるロダンの大理石彫刻『接吻』をはじめ、
近現代美術の殿堂・英国テートが所蔵するターナーやマティス、ピカソやホックニーらの
「ヌード」をテーマにした作品と、その歴史を紹介する展覧会。
ヴィクトリア朝から現代までの約200年におよぶヌードの歴史が辿られています。

現在から遡って200年ほどなので、ルネサンスやバロック期の古典絵画はありません。
もっとも古典的なものでも、ジョン・エヴァレット・ミレイらラファエル前派とその周辺くらいまて。



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オーギュスト・ロダン『接吻』1901–4 年 
本展の大看板作品。日本初公開。
等身大を超える大理石彫刻、エロティシズムの傑作彫刻。
この作品は撮影可です。



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フレデリック・ロード・レイトン
『プシュケの水浴』1890年発表 
館内(展示室外)のパネルより
絵画における本展の看板作品。
レイトンは19世紀イギリスの画家で、
ラファエル前派とも近い関係にありました。


蠱惑的なテーマの展覧会というと、
昨年、上野の森美術館で開催された「怖い絵」展は連日もの凄い盛況でした。
それに比べると本展はだいぶおとなしい客入りでした。
近代絵画に偏っているせいか、あるいは彫刻を大看板に推したためか。



常設展スペースも充実。
写真撮影可。
企画展に合わせか、個性的なヌードも展示されています。


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Old Fashioned Club  月野景史

2018年4月 1日 (日)

【街】横浜みなとみらい さくら通り 2018年4月

横浜桜木町から、みなとみらい地区へと繋がるさくら通りの桜並木です。
2018年4月1日(日)

今年は記録的に寒波から一転、
3月半ばに急激に暖かくなり、桜も一気に開花。
4月1日では遅きに失し、半分葉桜状態。
そこは残念でしたが、晴れやかな良い気候ではありました。



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Old Fashioned Club  月野景史

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