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2018年3月

2018年3月28日 (水)

上智の桜 2018

恒例 母校上智大学前、四ツ谷駅沿いの土手の桜。
2018年3月28日(水)。

今年は3月半ばに急に暖かくなり、都内の桜も一気に開花しました。
この日はまだ4月前だというのに既に散り始めており、
樹によってはだいぶ寂しくなっているものもありました。


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私が入学した1984年は寒く長い冬の年で、
4月1日の時点で桜はまだまったく咲いていなかったように憶えています。
それに比べて今年は特別早いとしても、
近年は全般に開花時期は早まっているようです。

カメラは手持ちのコンパクトデジカメ・ソニーRX100(初代)なので、
まぁそれなりにいうところで。

Old Fashioned Club  月野景史

2018年3月26日 (月)

【ドラマ】「アガサ・クリスティ 二夜連続ドラマスペシャル」/ミス・マーブル作品をテレ朝が2作放送

テレビ朝日は3月24日と25日に『アガサ・クリスティ 二夜連続ドラマスペシャル』を放送しました。


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ここのところ毎年のように、豪華キャストでクリスティ原作の日本版翻案スペシャルドラマを
放送しているような気がしますが、実はテレ朝版とフジテレビ版があるのです。

2015年1月にフジテレビが『オリエント急行殺人事件』を放送しました。
2017年3月にはテレビ朝日が『そして誰もいなくなった』を放送。
こちらは渡瀬恒彦さんの遺作としても話題になりました。
そして今年は今回の二夜連続スペシャルに続き、
4月14日にフジが『アクロイド殺し』を原作とした『黒井戸殺し』を放映予定です。


さて、今回の二夜連続ドラマスペシャルは前後編ではなく、別々の作品を2日連続で放送しました。
24日『パディントン発4時50分~寝台特急殺人事件~』
25日『大女優殺人事件~鏡は横にひび割れて~』

共に上に名前が挙がった3作ほど有名ではありませんが、
クリスティが生んだエルキュール・ポアロと並ぶ名探偵ミス・マーブルが登場する作品が原作です。



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ミステリ・推理小説の女王アガサ・クリスティ

私も好きな作家ですので、このように翻案ドラマが作られるのは嬉しいことです。
もちろん、国も時代も違う舞台の作品なので、脚本や演出は大変でしょうが、
観る方もあまり細かいことは拘らず、古典作品の雰囲気を楽しみたいところです。

ただ、そのようなスタンスに立ったとしても、今回の2本はちょっと残念な出来でした。


『パディントン発4時50分~寝台特急殺人事件~』
ミス・マーブルは安楽椅子探偵タイプとされます。
つまり、自分自身はあまり捜査に動かず、伝聞で得た情報から推理をするというスタイルの名探偵。
特にこの原作ではスーパー家政婦の女子を屋敷に潜入させ、彼女が実質の主人公として活躍するのです。

今回のドラマではマープルのポジションを天海祐希さん、家政婦を前田敦子さんが演じました。
しかし、アクティブなイメージのある天海さんにほぼ原作通りの安楽椅子探偵をさせており、
ここはちょっと無駄使いで、もったいなく感じました。

前田さんは好演だったとは思いますが、
せっかくの天海さん主演なのだから、家政婦役にするか、あるいはもっと話を変えるかして、
ともかく天海さん自身が屋敷に乗り込んで活躍するようにした方がよかったです。

その他の人物描写も全体に甘いような気がしました。


『大女優殺人事件~鏡は横にひび割れて~』
こちらは昨年の『そして誰もいなくなった』で最後に謎解きをする警視庁の刑事役だった
沢村一樹さんが同じ役で主演として名探偵ポジションを担いました。
この時点でマーブルとはまったく違う探偵役によるミステリドラマです。

これはこれでいいとして、捜査する側がプロの警察官になったのだから、
後は犯人と被害者、及び周囲の人間のドラマをしっかり描かねばならないのですが、
特に犯人の動機や心情が共感も理解すらできませんでした。


というわけで内容は今ひとつだった2本ですが、
クリスティ作品のクラシカルで荘厳な、ちょっと現実離れした雰囲気を味わうのは楽しく、
次の作品に期待したいところです。


視聴率は
24日『パディントン発4時50分~寝台特急殺人事件~』12.7%
25日『大女優殺人事件~鏡は横にひび割れて~』は9.8%

『バディトン』は合格点。
『鏡は』はもう少しで二桁でしたが、裏番組も強い改変期としてはますまずというところでしょうか。

Old Fashioned Club  月野景史

2018年3月23日 (金)

【科捜研の女17】最終回終了/誰の降板もなく高視聴率15%で有終の美

テレビ朝日の長寿ドラマ『科捜研の女season17』は3月15日の200回記念スペシャルに続き、
3月22日には最終回2時間スペシャルが放送され、昨年10月から2クール半年に渡った全18話が終了しました。

このブログではレギュラーキャストの降板等の、シリーズを揺るがす大きな出来事があるのでは、
との物騒な予想もしたのですが、何事もなく終わりました。
200回のおめでたい記念なので、そういう事はあえてしなかったのでしょう。
考えてみれば当然かも知れません。



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最終回は榊マリコ(沢口靖子=右)とゲストの近藤正臣さん演じる元革命戦士との頭脳戦がテーマ。


ベテラン近藤正臣さんは『科捜研の女』初登場
昔から年齢不詳、生活感のない二枚目俳優で、田村正和さんとイメージの重なる人でした。

ところが、ある時期から髪が真っ白になり、随分老け込んでしまったように思いました。
しかし、今度はそこから年を取らなくなったようです。
1972年生まれで今年77歳になりますが、声も動きも元気そうで、
先日、久々に『眠狂四郎』に出演した1歳年下の正和さんよりも若々しく感じられました。


高視聴率獲得
最終回の平均視聴率は15.0%。
前週の200回スペシャルの15.1%に続く高視聴率を獲得。

今や日本一の長寿ドラマとなった『科捜研の女』ですが、
15%超えは2013年のクリスマススペシャル以来久々です。

元々あまり数字は高くなく、“高視聴率”とは呼び難いドラマで、
あえていえば“好視聴率ドラマ”でした。

その中でも、視聴率的に全盛期といえるのは14.5%を獲得したシーズン9(2009年)なのですが、
その後は下降気味で、直近の15と16の2シーズンは11%台まで落ちていました。

これは『科捜研』だけの傾向ではなく、デジタル多チャンルネル化された2011年以降、
ドラマも他の分野も視聴率は低迷しており、仕方ないところなのですが、
その状況の中、今シーズンの『科捜研』は平均12.7%とシーズン14以来の12%台を確保。
特に後半(今年の1~3月)は冬季五輪があったにも関わらず平均13.2%を獲得しました。

また2週連続の15%超えというも、シーズン9以来かと思います。
今の時代においては立派な高視聴率ドラマといえるでしょう。



多忙な土門刑事(内藤剛志)
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終わりよければすべて良しで終了したシーズン17ですが、
最終回、ちょっと気になったのは内藤剛志さん演じる土門刑事の出番の少なさ。
今回は要人警護に駆り出されたとの設定で、マリコ達と共に捜査に当たる場面はほとんどありませんでした。
マリコと日野所長とは辛うじて共演シーンがありましたが、
他の科捜研メンバーとは長時間SPなのに、顔を合わせることすらなかったと思います。

内藤さんは4月から同じ枠でスタートする『警視庁・捜査一課長3』に主演するので、
その撮影が重なって忙しいのかと思ったのですが、
今期から『一課長』に出演する漫才コンビ・ナイツの塙さんのラジオでの発言によると、
3月10日の時点でまだ撮影に入っていないとのこと。

『科捜研』の撮影は早く終わっている筈なので、『一課長』でないとしたら、
TBSの『十津川警部シリーズ』など他のドラマの撮影が忙しいのでしょう。
今期は最終回以外でも、警視庁の応援に出張ということで、ほとんど出ない回もありました。

『一課長』も好きなドラマですし、
ここにきて主演スターとして輝きを増している内藤さんには“アラカンの星”として大いに活躍してもらいたい。
ですので、『科捜研』の土門はもうベテラン刑事なので、捜査で動き回るのはある程度若手にまかせ、
出番が少なめになっても構わないとは思います。
ただ、内藤さんの多忙により、ストーリー作りや撮影スケジュールに影響が出ないかは
余計なお世話かも知れませんが、ファンとしては少々心配ではあります。

Old Fashioned Club  月野景史


以下、オリコンニュースより引用
https://www.oricon.co.jp/news/2108107/full/
☆☆☆
沢口靖子主演、テレビ朝日系『科捜研の女』最終回2時間スペシャルで視聴率15.0%を獲得
女優の沢口靖子が主演する、テレビ朝日系木曜ミステリー『科捜研の女season17』の最終回が22日、2時間スペシャル(後8:00~9:48)として放送され、番組平均視聴率15.0%を獲得し、今シーズンの有終の美を飾った。前週15日に放送された200回スペシャルの15.1%に続く高視聴率。2時間スペシャルで15%超は2013年12月25日のクリスマススペシャル(15.6%)以来4年3ヶ月ぶりとなった(視聴率はすべてビデオリサーチ調べ、関東地区)。

今シーズン(2クール)は、昨年10月クールが平均視聴率11.9%、今年1月クールが平均視聴率13.2%、シーズンを通しての平均視聴率は12.7%と好成績を収めた。『科捜研の女』全201回の平均視聴率は12.3%。

視聴率の知らせを受けて沢口は「ありがとうございます。『シーズン17』をとても良い形で締めくくることができました。スタッフ、キャストを代表して感謝申し上げます! (最終回は)戸田山(雅司)さんのすでに面白い脚本に、表現者として応えたいという思いで取り組みましたが、取調室というリングの上でのスリリングな頭脳戦は演じていてとても面白く楽しかったです! 多くの皆さまにご覧いただけて本当にうれしいです。皆さまのリングの外からのご声援が聞こえました! ありがとうございました!」とコメントを寄せている。

最終回スペシャルは、不法侵入で連行された謎の老人(近藤正臣)が、マリコ(沢口)の科学捜査の力量を試すかのように自らの身元を明らかにしてみろと挑発。一方で、来日した外国の副大統領夫妻の暗殺計画が進行。謎の老人に仕掛けられた予測不能な罠に、マリコら科捜研が最新科学で挑むという内容だった。

2時間スペシャルで15%超は2013年12月25日のクリスマススペシャル(15.6%)以来4年3ヶ月ぶりとなった(視聴率はすべてビデオリサーチ調べ、関東地区)。

今シーズン(2クール)は、昨年10月クールが平均視聴率11.9%、今年1月クールが平均視聴率13.2%、シーズンを通しての平均視聴率は12.7%と好成績を収めた。『科捜研の女』全201回の平均視聴率は12.3%。
★★★

2018年3月19日 (月)

【俳優】本木雅弘の変わらぬ美形/ドラマにはもう出ないのか?

放送中の「サントリー緑茶 伊右衛門 特茶」のCMの本木雅弘さん。


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1965年生まれなので今年53歳。
相変わらず若々しく年齢を感じさせない美形、いい男。
昔でいえば二枚目、ハンサム、今なら“イケメン”というところか。
一時期少し太ったかなと感じたのですが、現在は絞り込んでいるようです。
本当にかっこいい。





妻は内田也哉子さん。
ということは義父は内田裕也さんで、義母は樹木希林さんという話題性の強いファミリーの一員でもあります。

ただその本木さん、CMではよく見るけれど、ドラマでは最近まったく見かけません。


先日、伊右衛門シリーズの新CMの発表があり、
継続出演中の本木さんと宮沢りえさんに加え、
本木さん同様にジャニーズ事務所を退所した草彅剛さんが登壇しました。
宮沢さんと草彅さん、話題の2人と一緒ということもあって注目が集まり、久々に本木さんの肉声も聞けました。


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30年近く前にジャニーズを離れ、俳優に転身した本木雅弘さん
現役ジャニーズであるV6の森田剛さんと結婚したばかりの宮沢りえさん(宮沢さんは再婚)
大騒動の末にSMAPを解散、ジャニーズを退所してまもない草彅剛さんのスリーショット
サントリーもなかなか面白い仕掛けをするものです。


さて、このように本木さんがメディアに登場するのも、
2016年秋に主演映画の宣伝も兼ねてトーク番組等に出て以来だと思います。
この時は大昔にバラエティで共演した東野幸治さんとの因縁などを語り、
ちょっと話題になりました。


本木さんは現在イギリス在住のようで、日本での露出が少ないのも当然かも知れませんが、
それにしても2008年に主演した『おくりびと』が第81回アカデミー賞外国語映画賞を受賞したほど、
俳優としての実績があるのだから、もっとドラマでも観たいところです。
ですが実は本木さんはドラマではあまり数字を持っていない、つまり視聴率ではそれほど実績がないのです。

本木さんの俳優としてのキャリアをごく簡単に振り返ってみます。


シブがき隊のモックンから、日本を代表する若手俳優に
1980年代を代表するアイドルグループの1組であった、
ジャニーズ事務所のシブがき隊のモックンとして1982年にデビューした本木さんは、
アイドルとして80年代を駆け抜けました。

そしてグループ末期に出演した浅野温子、浅野ゆう子の“W浅野”が主演した
初期トレンディドラマの傑作『抱きしめたい!』(1988年)でのカメラマン助手役での好演を経て、
同年の解隊後、周防正行監督の映画『ファンシイダンス』(1989年)、『シコふんじゃった。』(1992年)
の主演で俳優として一気に株を上げます。
日本を代表する若手俳優として、そして当時屈指の男前タレントとして、
シブがき隊時代をはるかに上回る注目を集めました。

この頃まではテレビドラマに脇役で出る事も珍しくなく、よく見かけたのですが、
1995年以降はほぼ主演のみとなりました。
コンスタントに出演はしていましたが、数字的に代表作といえるようなドラマには出会えず、
時の流れと共に寡作となっていきます。


一方で映画では前述の『おくりびと』のような高評価を得ることもありましたが、
主演ドラマの視聴率にはあまり反映されず、
現時点での最後のドラマ出演は2012年1月の『運命の人』(TBS)なので、もう6年前です。

このドラマの平均視聴率は12.0%だったので決して悪くはないのですが、
数字的にも強いTBSの日曜劇場枠であり、また前クールの木村拓哉さん主演の『南極大陸』が18.0%、
後クールが中居正広さんの『アタル』で15.6%と現役ジャニーズに挟まれて完敗したこともあり、
ちょっと残念な数字という印象が残りました。

その前となると2009年から3年にわたって放送されたスペシャル大河『坂の上の雲』がありますが、
これがまた初年度の17.5%から、13.5%、11.5%とジリ貧でした。


それにしても、丸6年間1本のドラマにも出てないとは。
いわゆる2時間ドラマとは別に単発のスペシャルドラマも結構作られているのに、
そういった作品にもまったく出た形跡がありません。
この間、映画には3本出演しているようですが、
映画が忙しくてドラマに出れないというほどではないでしょう。

実は2013年10月には『抱きしめたい』のスペシャルが放送されたのですが、
本木さんは声だけで、映像では出演しませんでした。
これなどはなぜ出なかったのか本当に不思議です。


衰えない素晴らしい容姿、俳優としての実績・実力も充分なのになんとも勿体ない。
本人がどう考えているか知りませんが、やはり演じてこその役者。
もちろん役を選ぶなとは言わないし、むしろ充分選んでもらっていいのですが、
主役には固執せず、テレビドラマで色々演じてほしいものです。ファンとしては。

一昔前の田村正和さんとイメージの重なる生活感を感じさせない二枚目。
アラフィフ以上の星といってもいいでしょう。
だからこそ役柄が難しいという面もあるかも知れませんが、
こういうスターはいつの時代にもいてほしいし、
もっと活躍してほしいものです。

主演俳優として抜群の実績を誇りながら、ジャニーズ退所以来ドラマ出演が途絶えている
草彅剛さんとの共演などもおもしろいかも知れません。

Old Fashioned Club  月野景史

2018年3月14日 (水)

【相棒16】最終回は異色の犯人探しミステリ/青木(浅利陽介)が特命係に異動

『相棒 season16』最終回第20話2時間スペシャルが終了しました。

『相棒』の長時間スペシャルというテロだ国家権力だ公安だと大袈裟な話が多いのですが、
今回は異色で6人の容疑者をターゲットとした犯人宛てミステリでした。
ただし、その6人はいずれも『相棒』のセミレギュラーで警察官、ほとんどが幹部クラス。

おなじみの甲斐峯秋(石坂浩二)、社美彌子(仲間由紀恵)、
内村刑事部長(片桐竜次)と中園参事官(小野了)、
そして衣笠副総監(杉本哲太)と青木(浅利陽介)の3組6名。


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杉本哲太さんは先日亡くなった大杉漣さんの代演で、今回が初登場。

被害者はこれも前シーズンからセミレギュラーとして登場している
写真誌「週刊フォトス」の記者・風間楓子(芦名星)。
彼女をエスカレーターから突き落とした犯人は誰かというのがテーマ。


この6名からの犯人探しを特命コンビ、及び捜一コンビが行い、
それに実家が関西のやくざだった楓子の母・匡子(加賀まりこ)が絡み、
話が色々こじれれた末、犯人は青木という展開でした。

犯人当てミステリとして特に優れていたとも思えませんが、
豪華なレギュラー陣を使ってのこういう話もたまにはありでしょう。


この決着でいいのか?
ただ、決着の付け方には疑問があります。
ひとつはやくざの暴力による報復を肯定的に描いてるように感じられること。
今までにないくらい暴力団に好意的・同情的のように思えました。

もうひとつは、明らかに重罪を犯している青木に大したお咎めなしで、
右京ですら重大視していないように思える点です。
青木の犯罪に情状酌量の余地があるとは思えないのに。

これが新参の脚本家が書いた話ならもっと文句も出るところでしょうが、
スタート以来のメインライターである輿水泰弘氏ですから、仕方ないというところか。


青木が特命係に
そして更にサプライズですが、ラストで青木は特命係に異動になってしまいました。
この異動辞退がお咎めといえばお咎めということです。

かつて特命係は陣川警部補(原田龍二)を加えて3人体制になったことはありますが、
あくまで単回での出来事で、再異動ですぐに2人に戻りました。
今度はどうなるのか?

『相棒』はこれから半年のオフに入ります。
次は今年の10月スタートのシーズン17。
まだやると発表されているわけではありませんが、ここは間違いなくやるとして、
17はシーズン通して特命係3人体制になるのか?
それとも、またすぐに再異動で2人に戻るのか。
まだまったくわかりません。

早くも、3人体制では“相棒”ではなくなるなどとの声も出ています。
まぁこの点は、青木が特命係に加わっても、基本的には後方支援で、
刑事として捜査を行うのは右京と冠城コンビだけかと思いますが。

Old Fashioned Club  月野景史

2018年3月12日 (月)

【科捜研の女】200回記念スペシャル 3/15放送/日野所長倒れる 科捜研に波乱の展開か

テレビ朝日の長寿ドラマ『科捜研の女season17』。
3月15日は第200回記念スペシャルとして放送されます

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スペシャルといっても、枠としては通常通り木曜20時からの1時間です。
そして次の3月22日放送が最終回スペシャルとなるようです。

この200回スペシャルではかつて短期間ながら京都府警管理官としてレギュラーだった
芝美紀江(戸田菜穂)が再登場します。
現在は監察官で、再登場は2回目です。


今回は科捜研に波乱か?
公式サイトのあらすじをを読むと、今回は日野所長(斉藤暁)が虚血性心疾患で倒れてしまうようです。
日野所長については、仕事を増やしてしまう榊マリコ(沢口靖子)のせいで
過労気味の様子が以前から描かれていましたが、ついに倒れてしまうのか。
そして、初登場する日野の妻が公災を申請するなど、
科捜研を中心とした警察内部に波乱が起きる展開のようです。

監察官は警察官の問題を追及する職種ですので、
マリコはこの問題で芝美紀江の監察対象になるのか?
あるいは、この件が別の問題を引き起こすのか。


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芝監察官(左)とマリコ


そして、これはもしかしたら日野の退場に繋がる可能性もあります。
以前から頻繁にレギュラーキャストの入れ替えのあったこのドラマにしては近年は安定しており、
ファンの間でもそろそろ動きがあるのではとの声が出ています。
元々日野は東京から単身赴任している設定で随分長く勤めており
いつ家族と過ごすために東京に帰る、となってもおかしくないのです。

200回を迎え今週、来週と事件も色々と起こりそうですが、
レギュラーキャストの動向にも目が離せません

Old Fashioned Club  月野景史

☆☆☆
200回記念スペシャル あらすじ
マリコ(沢口靖子)は、ある法医学の鑑定書を手にした芝美紀江監察官(戸田菜穂)の取り調べを受ける。
「私は、あなた方が、犯罪者だと思っています」
美紀江がマリコを取り調べる真意とは…!?

1週間前、人気ラーメン店から火災が発生。倉庫の二階部分が全焼、男性と見られる遺体が発見される。父親の跡を継ぎ店主となった南条輝明(深水元基)によると、遺体は父の代から働いている従業員の河原崎満(宇野嘉高)ではないかという。河原崎は仕込みの後、二階の倉庫で寝てしまうことがたびたびあり、出火の原因も彼の寝タバコと考えているようだ。しかし、土門(内藤剛志)が河原崎の若い妻・河原崎愛(足立梨花)に事情を聞くと、自宅でボヤを発生させてから河原崎は寝タバコはしないと約束していたと強く否定する。

出火の原因が寝タバコなら火災残渣からタバコ、ライターなどが発見されなければならない。その残渣の鑑定をしていた日野所長(斉藤暁)が倒れてしまった。原因は虚血性心疾患。東京から駆けつけた日野の妻・日野恵津子(宮地雅子)は、深夜勤務が続き帰れない、というメッセージアプリによる夫とのやりとりをマリコらに見せる。「仕事に殺されかけたということですよね?」と問いかける恵津子に責任を感じるマリコだが、恵津子はマリコらを責めずにある協力を依頼する。それは…。

火災残渣の鑑定から寝タバコの可能性が低くなる中、防犯カメラの映像で酒に酔った店主の南条が出火時刻に現場近くにいたことがわかった。南条は居酒屋で河原崎への不満を口にしており、火事に見せかけて殺害する動機もある。

恵津子がマリコから入手した日野の勤務記録をもとに、八田功警務部長(升毅)に夫の公災を申請する。あわてた八田は、かねてから検討していた「服務規定の一部改訂」を通達。マリコら科捜研だけでなく、土門や蒲原(石井一彰)までもが規定勤務時間を超えると鑑定や捜査を別の担当者に引き継ぎ、強制的に帰宅させられるという勤務システムが緊急導入されてしまう…。その結果、捜査は意外な方向へと進展していき…?

<ゲスト>
戸田菜穂、升毅、宮地雅子、深水元基、足立梨花 ほか
★★★

2018年3月 9日 (金)

【美術展】「FACE2018 損保ジャパン日本興亜美術賞展」/現代日本の新進画家達の公募展

東京新宿の東郷青児記念 損保ジャパン日本興亜美術館では3月30日まで
「FACE展 2018 ‐損保ジャパン日本興亜美術賞展」が開催中。
現代日本の洋画家による公募展です。

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FACE展 2018 ‐損保ジャパン日本興亜美術賞展
会期:2018年2月24日(土)~3月30日(金)
会場:東郷青児記念 損保ジャパン日本興亜美術館

主催:東郷青児記念 損保ジャパン日本興亜美術館、読売新聞社
協賛:損保ジャパン日本興亜
http://www.sjnk-museum.org/program/current/5250.html

損保ジャパン日本興亜美術財団の公益財団法人への移行を機に創設された展覧会。
今回で6回目を迎えました。


新進画家の公募展
現代日本の新進作家の動向を反映する公募展として定着しつつあり、
私も楽しみにしています。

現在放送中のドラマ『FINAL CUT』(フジテレビ系)の初回で内容とは関係ないのですが、
「現代美術の展覧会はお客が入らない」というセリフがありました。
現代美術=抽象作品というイメージがあり、敬遠されがちな傾向を反映しているのでしょう。

本展はまさに現代絵画の展覧会ですが、
何が描いてあるかまったく判別不能な抽象画は多くはありません。
ユニークでバラエティに富んだ作品が揃っています。

展示されているのは入選作71点。
そのうちの9点がグランプリをはじめとする受賞作で、最初の展示室に飾られています。

本展は写真撮影可能です。
いくつか紹介します。
まずはポスターやチラシにもメインで載っているグランプリ受賞作から。



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グランプリ 仙石裕美
『それが来るたびに跳ぶ 降り立つ地面は跳ぶ前のそれとは異なっ ている』



この展覧会では自分が一番いいと思った作品を投票できます。
正直を言うと、私の好みという点では、今年はこれという作品はなかったのですが、
迷った末にこの絵にしました。

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蜂谷真須美『歩』



その他、気に入った絵を紹介していきます。

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Old Fashioned Club  月野景史

2018年3月 8日 (木)

【科捜研の女】200回記念 ファンが選ぶ名作エピソード・ベスト10発表

テレビ朝日の長寿ドラマ『科捜研の女』は現在、シーズン17を放送中。
3月15日の放送分で第200回を迎えます。

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テレビ朝日の警察ドラマといえば1月に『相棒』が300回を迎えます。
『相棒』は200年に2時間サスペンスとしてスタートし、2002年より連続ドラマ化。
『科捜研の女』は1999年に連ドラとしてスタートしていますので、
『科捜研』の方が100回以上少ないのですが、これには理由があります。

安定した視聴率でシーズン2から毎年2クール6ヶ月放送の『相棒』に対し、
『科捜研』は初期は視聴率が安定せず、放送のなかった年もあり、
長く1クール放送で、2クール放送が定着したのは近年です。

そんなこんなで後発の『相棒』とはだいぶ差がついています。
苦労の末、日本一の長寿ドラマに育ったというところでしょう。

番組では200回を記念して、視聴者すらの人気投票を実施し、
ファンが選ぶ名作エピソード・ベスト10を発表しました。

ただ、元々候補になったエピソードのがシーズン6以降で、
その中でも近年の作品が多く、 足掛け19年の歴史全体を俯瞰する内容にはなっていません。

前にこのブログでも書いたのですが、
テレビ朝日では午後にドラマ再放送の枠があり、
『科捜研』と『相棒』は年間通してランダムに放送されているのですが、
現在はデジタル対応ワイド画面で制作されるようになった回しか放送しておらず、
『科捜研』の場合はそれがシーズン6以降ということになります。

ベスト10は順次再放送される予定ですが、
せっかくの記念なのだから第1話からすべて放送してほしいものです。


ではベスト10を紹介します。

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ファンが選ぶ名作エピソード・ベスト10

第1位
「マリコVSバスジャック犯!!100均グッズで決死の鑑定」
season16 第16話(2017年3月2日放送)
ゲスト:林泰文、小川菜摘
●マリコとバスジャック犯のユーモラスなやりとりが大好き。二人ともキャラクターが強烈。緊張と笑いが同居する不思議な名作。
●100均グッズを使った鑑定コーナーに興奮。あのロケットをもう一度見たい。
●マリコってすごい人だな~というのを一番実感した回!!人質なのに次々と大胆な「作戦」を実行するのが気持ちいい!
再放送日:2018年3月15日(木)14:06~


第2位
「科学捜査vs祟りの村!

恐竜の化石発掘現場から出現した白骨死体!
京都〜日本海を結ぶ奇妙な手紙!わらべ唄通りに連続殺人が!!
鑑定が告げる壮絶な真実」
新春スペシャル(2015年1月18日放送)
ゲスト:洞口依子、真野恵里菜
●わらべ歌になぞらえて次々殺人が起きる!謎解きは崖で!ミステリードラマの見どころをぎゅっと詰め込んだような楽しい作品。
●恐竜発掘がテーマになっていて、ロマンがある。独創的な殺し方も良いし、マリコの浴衣姿も素敵だった。
●「科捜研の女」版「犬神家の一族」みたいな。たたりの村に金田一ではなくマリコがやって来たらこうなる、という感じ。
再放送日:2018年3月12日(月)14:06~


第3位
「白骨死体は30年前に夜逃げした親友!?

涙と執念のDNA型鑑定!東京〜大阪1100キロの大捜査!
繁華街の大爆破 迫る女探偵の罠〜マリコの過去が明白に!!」
年末スペシャル(2014年12月21日放送)
ゲスト:荻野目慶子、上白石萌歌
●マリコは子供のころから天才で変人なのかと思いきや、意外と普通の子供らしさがあって、ほほ笑ましかった。
●白骨死体と共にマリコの名前入りブローチが発見されるオープニングが衝撃的。マリコと親友「京子ちゃん」のエピソードが、切なくてとてもいい。
●マリコにもこんな頃があったなんて・・・それだけでも見る価値あり。
再放送日:2018年3月21日(水)14:06~


第4位
「疑惑の観光タクシー…予告された転落事故!奇妙なタイヤ痕、飛沫血痕の罠!! 冤罪を生んだ鑑定ミス!? 父親に尋問されるマリコ!辞職を要求する元管理官!」

season13 クリスマススペシャル(2013年12月25日放送)
ゲスト:小野武彦、戸田菜穂
●事件の真相は二転三転するし、マリコたちは絶体絶命に陥るなど、とにかくドラマチックな一本!
再放送日:2018年3月20日(火)14:06~


第5位
「白昼の殺人雨!模倣犯による最悪の集団死マリコ路上に死す!?」

season14 第9話(2014年12月11日放送)
ゲスト:野村宏伸
●青酸テロのシーンが怖すぎる。怖いシーンと笑えるシーンが混ざり合ってて濃密。
●マリコをめぐるラブロマンスが貴重!こういうのをたまに見たいです!
再放送日:2018年3月19日(月)15:01~


第6位
「どうするマリコ!灼熱50度の監禁状態!!」

season6 第9話(2005年9月8日放送)
ゲスト:小日向文世
●土門がマリコをお姫様だっこ!!伝説の回!!
●閉じ込められてるなかで、科学の知恵をフル活用するのが楽しかった。
再放送日:2018年3月9日(金)14:06~


第7位
「最終章〜古都を襲った無差別テロ!解剖医による疑惑の鑑定!!」

season14 第8話(2014年12月4日放送)
ゲスト:野村宏伸
●まさかのドンデン返し!完全にだまされました。
●野村宏伸さん演じる解剖医の佐沢先生が、すごいキャラクター。
再放送日:2018年3月19日(月)14:06~


第8位
「13年目の鑑定対決!科警研vs科捜研、偽造紙幣の死角」

season11 第7話(2011年12月1日放送)
ゲスト:羽場裕一
●ニセ札についてすごい量の知識が入っていて普通に面白かった。
●科捜研の女でしか見れない内容という感じ。興味深かった。
再放送日:2018年3月13日(火)14:06~


第9位
「狙われた観光名所!科捜研vsサイバー犯罪疑惑の合成写真!!」

season13 第3話(2013年10月31日放送)
ゲスト:神尾佑
●京都の名所にイタズラが仕掛けられる話で、全体的にユーモアに富んでいた。
●亜美ちゃん初登場回!!亜美ちゃんも大人になったんだなぁとほっこりします。
再放送日:2018年3月17日(土)12:58~


第10位
「20年目の罠!誘拐された真犯人!! 爆死まで5秒、起爆装置の謎」

season13 第2話(2013年10月24日放送)
ゲスト:宅麻伸、手塚理美
●拘束されるマリコ、ピンチ!!最後まではらはらどきどきでした。
●藤倉部長がはじめて出てくる回。まだ鑑識だったんですね。今との違いが面白いです。
再放送日:2018年3月16日(金)15:01~

Old Fashioned Club  月野景史

2018年3月 7日 (水)

【美術展】「プラド美術館展 ベラスケスと絵画の栄光」国立西洋美術館/スペイン絵画黄金期の傑作群が来日

東京上野の国立西洋美術館で5月27日まで、
「日本スペイン外交関係樹立150周年記念 プラド美術館展 ベラスケスと絵画の栄光」が開催中。
17世紀スペインの巨匠ベラスケスをメインとした展覧会です。


2018


日本スペイン外交関係樹立150周年記念
プラド美術館展 ベラスケスと絵画の栄光
会期:2018年2月24日(土)~2018年5月27日(日)
会場:国立西洋美術館

主催:国立西洋美術館、プラド美術館、読売新聞社、日本テレビ放送網、BS日テレ
後援:スペイン大使館特別協賛:Canon
公式サイト https://artexhibition.jp/prado2018/


17世紀はバロック絵画の時代
イタリアのカラヴァッジョを始祖とし、欧州各地に大画家が登場しました。
スペインを代表する画家がディエゴ・ベラスケス(1599年6月6日 - 1660年8月6日)です。
宮廷画家として活躍しました。

この時代のスペインはこのベラスケスをはじめ、
リベーラ、スルバランやムリーリョなどの大画家を輩出しました。

彼らの芸術をはぐくんだ重要な一因に、
歴代スペイン国王がみな絵画を愛好し収集したことが挙げられます。

ベラスケスは王室のコレクションであったティツィアーノやルーベンスの傑作群から触発を受け、
国王フェリペ4世の庇護を受けて大成しました。
スペインにおいて絵画芸術が到達し得た究極の栄光を具現した存在でした。




2018_02

プラド美術館展
スペイン・マドリードにあるプラド美術館。
スペイン王室の収集品を核に1819年に開設された、世界屈指の美の殿堂です。

本展はそのプラド美術館のコレクションから、ベラスケスの作品7点を軸に、1
7世紀絵画の傑作など61点を含む70点をご紹介されています。
フェリペ4世の宮廷を中心に、17世紀スペインの国際的なアートシーンを再現し
幅広いプラド美術館のコレクションの魅力を味わう展覧会です。



Photo
ディエゴ・ベラスケス
『王太子バルタサール・カルロス騎馬像』1635年頃 



4
ディエゴ・ベラスケス
『狩猟服姿のフェリペ4世』1632-34年

Old Fashioned Club  月野景史

2018年3月 5日 (月)

【此の世のワイン&チーズ】オーストラリアのトルブレック GSM & ピエダングロワ

南半球オーストラリアの名ワイナリー、トルブレック。

Gsm
此の世のワインは「トルブレック GSM 2014」

GSMとは葡萄品種の頭文字で
G=グルナッシュ
S=シラーズ
M=ムールヴィエドロ
この3品種のブレンドという意味。

グルナッシュとシラー(オーストラリアでは“シラーズ”)は南仏ローヌの代表的品種。
当然ながらローヌテイスト。
大変良いバランスの赤ワインです。




Photo
手前のチーズはウォッシュのピエダングロワ。
日本でも古くから知られるウォッシュチーズの代表格。
奥は青かびチーズのビッグネーム・ゴルゴンゾーラ。

高田馬場 武田Barにて


Old Fashioned Club  月野景史

2018年3月 3日 (土)

『美術展』「至上の印象派展 ビュールレ・コレクション」 国立新美術館/スイスの収集家による19世紀フランス絵画のコレクション

東京六本木の国立新美術館で5月6日まで、
「至上の印象派展 ビュールレ・コレクション」が開催中。
数ある絵画分野の中でも人気の印象派をメインとした展覧会です。

20180302

至上の印象派展 ビュールレ・コレクション
会期 2018年2月14日(水) ~ 5月7日(月)
会場 国立新美術館 

主催 国立新美術館、東京新聞、NHK、NHKプロモーション
後援 外務省、スイス大使館
協賛 ジュリアス・ベア・グループ、損保ジャパン日本興亜協力スイス政府観光局、スイス インターナショナル エアラインズ、日本貨物航空、ヤマトロジスティクス
展覧会ホームページ http://www.buehrle2018.jp/


「ビュールレ・コレクション」とは何か?
ビュールレとは美術収集家の名前。
本展はビュールレ氏のコレクションを鑑賞する展覧会です。


エミール・ゲオルク・ビュールレ
ドイツに生まれ、スイスで後半生をすごす。
第一次・第二次世界大戦を経験し、実業家として成功して富を築きました。
心の拠りどころとして美術作品を収集し、
コレクションはチューリヒにある邸宅の隣の別棟に飾られました。

ビュールレ死後、別棟は美術館として一般公開されましたが、
スイス国外にコレクションがまとまって公開されたのは過去に数回のみ。
2008年、世界的に報じられた4点の絵画盗難事件以来、
一般公開が規制され、2020年にチューリヒ美術館に全コレクションが移管されることになっています。
ですので、今回はビュールレのコレクターとしての全体像がみられる最後の機会です。

つまり本展はスイスに所蔵されているフランス絵画の展覧会。
(一部イタリア絵画などもあり)
19世紀フランス画壇のビッグネームの作品が揃います。
ドラクロワ、ドガ、マネ、ルノワール、ファン・ゴッホ、ゴーギャン、モネ、セザンヌ、マティス、ピカソ…。
世界に知られ、日本でも人気の高い画家の名が並びます。
そして、「この絵はビュールレ・コレクションにあったのか」と驚くような著名な作品もあります。

特に印象派・ポスト印象派の作品は傑作揃いで
絵画史上、最も有名な少女像ともいわれるルノワールの『イレーヌ・カーン・ダンヴェール嬢(可愛いイレーヌ)』と
セザンヌの『赤いチョッキの少年』は印象派の中でも人気の高い両巨匠の「最高傑作」として知られています。
タイトルに「印象派展」とありますが、点数でいうとポスト印象派と呼ばれるセザンヌ、ゴッホも多いです。


Photo
『イレーヌ・カーン・ダンヴェール嬢(可愛いイレーヌ)』
ピエール=オーギュスト・ルノワール
1880年 油彩、カンヴァス 65×54cm
これは愛らしい! 本展の看板作品です。


Photo_2
『赤いチョッキの少年』
ポール・セザンヌ
1888-90年 油彩、カンヴァス 79.5×64cm
有名な絵です。スイスにあったのですね。


出展作60点の半数は日本初公開。
モノクロのデッサンのようなものは含まれず、ほとんど油彩画の完成作品です。

なかでもモネの代表作の一つ、高さ2メートル×幅4メートルの大作『睡蓮の池、緑の反映』は、
これまでスイス国外には一度も出たことがありませんでした。日本人がまだ見たことのないモネの「睡蓮」。
門外不出といわれたモネの最高傑作です。


Photo_3
『睡蓮の池、緑の反映』
クロード・モネ
1920-26年 油彩、カンヴァス 200×425cm
日本初公開の大作

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この作品だけは場内での写真撮影が許可されています。


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会場の国立新美術館で昨年行われたミャシャ展は物凄い盛況で連日長蛇の列で鑑賞が大変でした。
時間にもよるでしょうが、今回はこれだけの作品が揃っているのに、今回はだいぶゆったり観ることができました。
西洋絵画ファンならば、チェックすべき展覧会でしょう。

Old Fashioned Club  月野景史

2018年3月 2日 (金)

通算アクセス350万件突破

本日3月2日、当ブログ「Old Fashioned Club(オールドファッションド・クラブ)」の
通算アクセス数が350万件を超えました。

相変わらず『相棒』、『科捜研の女』関係のページへの来場が多いですが、
美術関連を中心に他の記事も充実させていたきます。

Old Fashioned Club  月野景史

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