【美術展』「クインテットⅣ-五つ星の作家たち」損保ジャパン美術館/現役作家5人の「具象と抽象の狭間」
「クインテットⅣ-五つ星の作家たち」
1月13日から2月28日まで、東京新宿の東郷青児記念 損保ジャパン日本興亜美術館で
「クインテットⅣ-五つ星の作家たち」展が開催中です。
クインテットⅣ ー 五つ星の作家たち-開催概要
会期:2018年1月13日(土)~2月18日(日)
会場:東郷青児記念 損保ジャパン日本興亜美術館
(東京都新宿区西新宿1-26-1 損保ジャパン日本興亜本社ビル42階)
主催:東郷青児記念 損保ジャパン日本興亜美術館、朝日新聞社
観覧料 一般:600円(500円)、大・高校生:400円(300円)
ホームページ:http://www.sjnk-museum.org/
開幕前日の1月12日(金)、プレス及びブロガー向けの内覧会が開催されたので、訪館しました。
クインテット展とは
本展は継続的な作品発表実績があり、将来有望な中堅作家たち5人を
セレクトして紹介するシリーズ企画第4 弾です。
5人が選ばれるので「クインテット(五重奏)」。
今回選出されたのは青木恵美子、竹中美幸、田中みぎわ、船井美佐、室井公美子の各氏。
いずれも女性アーティストで、彼女らの近作・新作約80点が展示されます。
内覧会ではこの5人に加え、主催側の代表者らが顔を揃えました。
本展は回ごとにテーマが設けられています。
第1回、第2回は「風景」、
第3回は「自然」、
そして第4回となる本展のテーマは「具象と抽象の狭間」です。
展示は5人の芸術家ごとにスペースを分け、
わかり易く構成さています。
会場での展示順にイメージカットで紹介していきます。
船井美佐
竹中美幸
室井公美子
田中みぎわ
青木恵美子
絵画が中心ですが、その範疇を越えるアート作品もあり、
5人の作家の個性が際立つ構成です。
※本展は展示室内での作品撮影が可能です。
(ゴッホ、ゴーギャンらが展示される収蔵品コーナーは不可)
具象と抽象の狭間
現代美術=抽象美術というイメージがあります。
「抽象」の対義語は「具象」。
そして今回のテーマはその二つの「狭間」。
ポール・ゴーギャンは「芸術とはひとつの抽象なのだ」と言明し、
絵画に思想・哲学的要素を取り入れたといいます。
今回選ばれた5人の芸術家たちは、ゴーギャンの革新性を無意識に踏襲し、
理知的な線と感覚的な色彩とを組合せ、世界を写すことと自己を表出する振幅の中で制作しています。
日本でも西洋絵画の古典的名作を展示する展覧会は多数開催され、
多くの観客を集めています。
それはもちろん素敵なことですが、
日本の、今の、現役の芸術家の作品にも素晴らしいものが多くあります。
本展、そして続いてこの美術館で2月24日より開催される「FACE展2018」などで、
気鋭の現役作家のアートにふれる機会を増やしていただきたいものです。
Old Fashioned Club 月野景史
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