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2017年3月

2017年3月26日 (日)

通算アクセス290万件

本日3月26日、このブログの通算アクセスが290万件を超えました。

『科捜研の女』関連のページは安定してアクセスがあるのですが、
最近は先日亡くなった俳優の渡瀬恒彦さんについてのページ、
また意外に展開だった『相棒season15』最終回を受けて、関係する過去のページへのアクセスが増えています。

Old Fashioned Club  月野景史

2017年3月25日 (土)

【ドラマ】『そして誰もいなくなった』渡瀬恒彦遺作 前編終了/原作通りの結末か、サプライズはあるのか?

3月25日(土)、26日(日)21時にテレビ朝日で放送される
『二夜連続ドラマスペシャル そして誰もいなくなった』。
http://oldfashioned.cocolog-nifty.com/blog/2017/03/32526a-0710.html


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初日の放送が終了し、残りは後半の解決編を残すのみです。

ミステリの女王アガサ・クリスティ(1890年9月15日 - 1976年1月12日)代表作のドラマ化。
国も時代も違うのだから、原作小説そのままというわけにはいく筈もありませんが、
可能な限りで極めて原作に沿って手堅く作られていると思います。
孤島に集められた10人も、きっちり原作のキャラクターに合わせられていました。


さて、結末はどうなるのでしょう。
ひとつの手法として、今回はそうしないとは思いますが、
前半は原作通りにやっておいて、後半は思い切って変える、
というサプライズもないとはいえません。

その場合、キーマンは向井理さんでしょうか。
向井さんの役は一番先に殺され退場してしまいました。
原作通りならそのままです。

ただ、大物俳優が揃えられた本作のキャストですが、
現在、連続ドラマで主役を務められる主演スターはそれほど多くはありません。

刑事役の故沢村一樹さんを除く離島に集められたメンバーとしては、
故渡瀬恒彦さんの他には、今回主演の仲間由紀恵さんと、後は向井さんくらいでしょう。
実際、クレジット順でも向井さんは仲間さんに次ぐ二番手です。
それにしては退場が早過ぎました。

のみならず、全員が過去について語るシーンでも、
向井さんだけが赤裸々にありのままを語っているようにも思え、かえって不自然だったり、
また役柄の設定も、他のキャラに比べ、原作からちょっと離れているなど、
違和感を覚える面もあります。


しかし、今回は手堅く「名作の忠実な映像作品化」といくように思います。
後は刑事役の沢村一樹さんと荒川良々さんによる解決編をどう見せるかというところでしょうか。

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このホームズ&ワトスン的なコンビもなかなかユニークです。

Old Fashioned Club  月野景史

2017年3月23日 (木)

【相棒15】最終回「悪魔の証明」終了/社美彌子メインの異色の繋ぎ回 甲斐享が過去映像で登場

『相棒season15』最終回2時間スペシャル第18話「悪魔の証明」が3月22日に放送されました。

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かなり異色の最終話であり、スペシャルでした。
特に大きな事件が起こるわけではなく、過去の事件と今後の展開の繋ぎのような話だったと思います。

今後への繋ぎといっても、これがシーズン初回とか、中盤あたりの放送とか、
あるいは劇場版公開を控えていて、それへの伏線回というなら解るのですが、
続きは制作発表されていない半年後の10月以降というのですから、気の長い話です。


今回は警視庁広報課長・社美彌子(仲間由紀恵)中心の回でした。
美彌子にはアメリカに亡命したロシアの元スパイ・ヤロポロクの愛人であり、
ヤロボロクとの間に子どもがいるのではとの重大な疑惑がありました。


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美彌子には今シーズンの第1話でかなり謎めいた動きがあり、その解明編になるのかと思ったのですが、
そうではなく、むしろ美彌子が初登場したseason13の第1話から繋がるストーリーでした。


カイトが過去映像で登場
シーズン13と言えば2014年10月の放送で、冠城亘(反町隆史)の登場前、
昨年芸能界を引退した成宮寛貴さんが演じた3代目相棒甲斐享=カイトの時代です。
本来、今回はカイトが再登場する予定だったとの噂もあります。
もちろん、それは実現しませんでしたが、回想シーンとしてカイトの過去映像がかなりの量流されました。

ストーリー上、カイトの映像それぼど必要だったとも思えなかったですが、
カイトについてはタブーにしないという宣言なのでしょうか?


一方、今シーズン第1話で、美彌子を調べていた公安調査庁の人間が殺され埋められたらしき描写については
まったくふれられず、ネット上でも不信の声が上がっています。

最後は、美彌子の証言を甲斐峯秋(石坂浩二)が裏付け、彼女を弁護しました。
勘違いしている人もいるようですが、これは偽証です。
それより前のシーンで、峯秋も今回初めて、美彌子の証言した内容を知ったと言っていましたから。

社美彌子については、どうも引っ張り過ぎな気もします。
そろそろ決着をつけた方がよいようにも思いますが。


ところで、今回は杉下右京(水谷豊)が冠城を敬語なしで怒鳴りつけるシーンがありました。
常に慇懃無礼な口調の右京にしてはかなり珍しいシーンです。
色々解釈はありますが、それほど怒るような流れでもなかったように感じますが。

Old Fashioned Club  月野景史

2017年3月21日 (火)

【ドラマ】『そして誰もいなくなった』渡瀬恒彦遺作 3月25日・26日放送/A・クリスティの傑作ミステリ

3月25日(土)、26日(日)21時、テレビ朝日にて、
『二夜連続ドラマスペシャル そして誰もいなくなった』が放送されます。
http://www.tv-asahi.co.jp/soshitedaremo/
3月14日に死去した渡瀬恒彦さんのおそらく最後の出演作、遺作ということになると思います。


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渡瀬恒彦さんの遺作
渡瀬さんの闘病についてはこのプログでも何度か取り上げてきました。

一昨年に胆嚢がんが発覚した渡瀬さんはその年の末に仕事復帰しましたが、
昨年夏に体調を崩し、長く務めたTBSの『十津川警部シリーズ』の降板が伝えられました。
しかし、今年に入ってこのドラマの撮影中である事が報道されたのです。(→こちら

次いで12シーズン目を迎える『警視庁捜査一課9係』の制作も発表されたのですが、
残念ながら収録に参加する事なく亡くなりました。
ですので、今回の『そして誰もいなくなった』が最後に出演した作品、遺作という事になると思います。


女王アガサ・クリスティの傑作
さて、渡瀬さんの件は別としても、
このドラマはアガサ・クリスティの名作小説の、豪華キャストによるドラマ化として注目されます。

ミステリ、推理小説の女王アガサ・クリスティ(1890年9月15日 - 1976年1月12日))
『そして誰もいなくなった』は1939年刊行。
彼女の数多い作品の中でも『オリエント急行の殺人』『アクロイド殺害事件(アクロイド殺し)』と並ぶ代表作でしょう。
その中でもNo.1、最高傑作に推される事が多い作品です。

『オリエント』『アクロイド』と違うのは、
クリスティが生み出した名探偵エルキュール・ポアロが登場しないこと。
のみならず、クリスティ作品のもう一人の名探偵、ミス・マープルも出ません。
いわゆる“名探偵”が登場しない作品です。

絶海の孤島に集められた10人の間で起こる連続殺人。
犯人は果たして誰か?
外界から閉ざされた空間で起こる事件、いわゆる“クローズドサークル”の代表的作品です。


二つの結末
実はクリスティは原作発表後、舞台化にあたり自ら戯曲用のストーリーを書きました。
そちらでは結末が少し違います。
その後、この作品は世界中で何度か映画、テレビドラマとして映像化されてきましたが、
基本的に戯曲版が採用されることが多かったようです。
また、意外と“孤島”の舞台設定が変えられる事も多かったのです。

今回のドラマは“孤島”という原作通りの舞台設定が採用されています。
そして、公式サイトのあらすじを読む限り、戯曲版ではなく原作小説に沿った展開であるようです。
そうなると、集められた人物の職業から、真犯人も推測できるのですが、
さてそこは原作通りに描くのか?

私は原作の展開の荘厳さが好きなので、その通りに描いてほしいと思うのですが、
この配役でその通りにやってしまうと、2日連続のスペシャルドラマとしては
ちょっと意外性がなさ過ぎかも知れませんが。

原作が有名過ぎるだけに難しいですね。
さて驚愕の真相は・・・? 続きは明日までお待ちください!
とやって、原作通りの結末ではちょっと寂しい気もします。
もっとも、それもまた新鮮かも知れませんが。


公表されている出演俳優は以下の12人。

仲間由紀恵 向井理 柳葉敏郎 余貴美子 國村隼
藤真利子 大地真央 橋爪功 津川雅彦 渡瀬恒彦
沢村一樹 荒川良々

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3月3日の制作発表に揃った11人のキャストと和泉聖治監督(前列右端)。
残念ながら渡瀬さんの列席はありませんでした。


渡瀬さんを含む12人のうち、
沢村さんと荒川さんは事件後の島に渡って捜査を担当する警察官のようです。
残りの10人が島に集められたということですので、ここも原作通りです。

記者会見での荒川さんの発言によれば、沢村さん以外のキャストとは撮影で一緒になってはいないようです。


公式サイトからあらすじを引用しておきます。
☆☆☆
八丈島沖に浮かぶ孤島・兵隊島。その孤島に立つ『自然の島ホテル』のオーナー・七尾審によって10人の男女が島に呼び寄せられる。

七尾からの招待状を受け取りやってきたのは元水泳選手の白峰涼(仲間由紀恵)、元東京地裁裁判長・磐村兵庫(渡瀬恒彦)、元国会議員・門殿宣明(津川雅彦)、救急センター医師・神波江利香(余貴美子)、元傭兵・ケン石動(柳葉敏郎)、元女優・星空綾子(大地真央)、ミステリー作家・五明卓(向井理)、元刑事の久間部堅吉(國村隼)の8人。島に到着するも、ホテルの執事夫婦・翠川信夫(橋爪功)とつね美(藤真利子)からオーナーの七尾は不在であることを伝えられる。

これから何が起こるのか、自分たちはなぜこの島に招待されたのか―期待と不安に包まれながら用意された夕食をとっていると、突如としてどこかから彼らの過去の罪を暴露する“謎の声”が聞こえてくる。

それぞれの胸の内に去来する過去の出来事…。10人が互いの過去を探り合う中、突然招待客のひとりが目の前で殺害される! そしてそれをきっかけとするように、ひとり、またひとりと招待客が殺されていき…?
★★★

このあらすじを読めば、原作小説の内容を憶えている人なら、犯人はすぐに判ります。
原作通りならば・・・。

脚本は大ベテランの長坂秀佳さん。
近年、テレビドラマの仕事は多くはありません。
監督は『相棒』や渡瀬さん主演の『おみやさん』などを手掛けてきた和泉聖治さん。
さて、原作通りにやるのか、捻るのか?

Old Fashioned Club  月野景史

2017年3月19日 (日)

【美の巨人たち】アングル『グランド・オダリスク』とドラクロワ『民衆を導く自由の女神』

3月18放送のテレビ東京の美術番組『美の巨人たち』のテーマ作品は
ドミニク・アングル『グランド・オダリスク』と
ウジェーヌ・ドラクロワ『民衆を導く自由の女神』でした。
http://www.tv-tokyo.co.jp/kyojin/backnumber/170318/ 




19世紀前半のフランス画壇を代表する二人の画家。
この二人は対立関係にあった事は有名です。
その事情は現代の視点からではわかり難い。
この後の絵画の多様化からすれば、
二人の画風に対立するような違いが見出し難いのです。


この2点はフランス美の殿堂・ルーヴル美術館の同じフロアに展示されています。

『グランド・オダリスク』
オダリスクとは、トルコのハーレムにいる女性のこと。
はっきりとした輪郭で細部まで描き込まれています。

しっとり艶やかな肌、魅惑的な身体のラインはアングルならではの写実的なタッチですが、
ただ、身体のバランスがどこか奇妙です。
そう、背中が長すぎるのです。


『民衆を導く自由の女神』
教科書に載っていたかも知れません。
壮大なスケールの傑作で、有名絵画です。
いわゆるフランス革命ではなく、
「7月革命」の様子が鮮やかな色彩で描かれています。

こちらもちょっと奇妙な点があり、主人公ともいえる女神が、女性にしては筋骨隆々。
たいたい革命の最中、1人だけ半裸の姿なのも不思議です。


緻密なデッサンを追求した“線の巨匠”アングル。
生々しい感情を色で表現する“色彩の巨匠”ドラクロワ。
正反対の作風の2人は、生涯にわたってぶつかりました。

フランス美術界の権威・アカデミーの会員だったアングルはドラクロワを認めず、
入会を20年にわたり拒絶したほどです。


今回の番組の解釈としては、
二人の対立は、絵画の歴史を左右する、“ルネサンスの代理戦争”であるとしました。
15世紀から16世紀にかけてイタリアで隆盛を極めた芸術革命と、
二人の対決との関係が描かれました。

Old Fashioned Club  月野景史

2017年3月16日 (木)

【俳優】渡瀬恒彦さん死去/闘病を続けながら、最後まで現役を貫く

訃報 俳優の渡瀬恒彦さんが3月14日に亡くなりました。72歳。


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渡瀬恒彦(わたせ つねひこ)
1944年7月28日 - 2017年3月14日
島根県能義郡安来町出身。東映マネージメント所属。俳優の渡哲也さんは実兄。

このブログでは渡瀬さんの闘病について何度か書いてきました。
渡瀬さんは2015年の夏頃に胆嚢がんが見つかり、
以降、闘病をしながら、俳優業を続けてきました。
胆嚢がんについて公表されたのは発覚から1年近く後の2016年5月でした。


病気発覚からの経緯を簡単にまとめます。

◆2015年

渡瀬さんは2015年4月~6月に主演を務める『警視庁捜査一課9係』シーズン10に出演。
その撮影終了後に不調を訴え、入院した病院での検査で胆のうがんが見つかったようです。

その後5ヶ月ほど療養し、2015年末には長く主演を務めてきた
『おみやさん』の単発スペシャルの撮影で仕事復帰。
(このドラマは2016年3月に放送されました。)

◆2016年
そして、2016年4月~6月には『警視庁捜査一課9係』シーズン11に出演します。
この放送中、おそらくクランクアップ間際かと思いますが、病気の公表がありました。

その後、2016年秋に放送される『おみやさん』スペシャルの撮影もこなし、
更にTBSで1992年以来主演してきた『十津川警部シリーズ』の撮影に入る予定でしたが、
そこで再び体調を崩し、長年の当たり役を降板することとなりました。

◆2017年
以降、渡瀬さんの情報は途絶え、ファンを心配させていましたが、
今年年1月になってテレビ朝日のスペシャルドラマ
『そして誰もいなくなった』(3月25日、26日 二夜連続放送予定)の
撮影に入っている事が公表されました。
http://www.tv-asahi.co.jp/soshitedaremo/

そして、2月には『警視庁捜査一課9係』シーズン12の制作(4月スタート)が発表されたばかりでした。


『警視庁捜査一課9係』シーズン12の現況
ニュースによると、『9係』は既にクランクインしており、第2話までの撮影は終了しているようです。
しかし、渡瀬さんは収録に参加することは出来ず、
第1話と2話は本来渡瀬さんが出演する予定だった脚本を修正して撮影されたとのこと。
そして、第3話以降は渡瀬さんの不在前提で書かれた脚本で撮影されているようです。

ですので、上述の『そして誰もいなくなった』が遺作ということになると思います。
『9係』にせめて第1話だけでも出演できていれば・・・とは思ってしまいます。

70歳を超えても複数の長寿主演シリーズを持つ稀有な俳優でした。
亡くなる直前まで『9係』の撮影復帰を目指して、スタッフと打ち合わせをしていたそうです。
最後まで現役を貫きました。

謹んで哀悼の意を表します。

※このプログは書きかけです。
Old Fashioned Club  月野景史

以下、朝日新聞デジタルより引用
http://www.asahi.com/articles/ASK3J2SD5K3JUCLV003.html
☆☆☆
十津川警部・9係…親しまれた刑事役 渡瀬恒彦さん死去
2017年3月16日09時46分
映画「仁義なき戦い」やドラマ「十津川警部」など硬軟多彩な役を演じた俳優の渡瀬恒彦(わたせ・つねひこ)さんが14日、多臓器不全のため東京都内の病院で死去した。72歳だった。葬儀は近親者のみで営む。兄は俳優の渡哲也さん。

兵庫県淡路島出身。一般企業勤務を経て、69年に東映入社。翌年「殺し屋人別帳」で主演デビュー。「仁義なき戦い」シリーズや「鉄砲玉の美学」などでヤクザの若者の生きざま、死にざまを荒々しくかつ繊細に表現した。

その後は演技派として活躍の場を広げた。「事件」「赤穂城断絶」で78年のキネマ旬報助演男優賞、「神様のくれた赤ん坊」「影の軍団・服部半蔵」「震える舌」で80年の同主演男優賞を得た。「セーラー服と機関銃」「南極物語」などのヒット映画でも印象に残る演技を見せ、森崎東監督の「時代屋の女房」(83年)では中年男のひょうひょうとした魅力を体現した。

後年はテレビドラマに数多く出演。92年から「十津川警部」、02年から「おみやさん」、06年からは「警視庁捜査一課9係」シリーズと、様々な刑事を長期にわたって演じ、幅広い世代に親しまれた。NHKの連続テレビ小説「ちりとてちん」(07~08年)では、落語家を目指すヒロインの師匠、徒然亭草若を演じた。

15年に胆のうに腫瘍(しゅよう)が発見され、闘病を続けていた。所属事務所によると、今年に入り、4月に始まる「警視庁捜査一課9係」の新シーズンの撮影に向けて準備していたが、2月に左肺に気胸を発症、3月に入って敗血症を併発した。
★★★

2017年3月12日 (日)

【ドラマ】内藤剛志主演新作『特殊犯罪課・花島渉』/土門・大岩とは違うソフトな新キャラか

前回のプログでも書きましたが、
『科捜研の女』第16シリーズが早めの3月9日に終わったので、
3月16日はWBCの放送予定があるのかと思ったら、
内藤剛志さん主演のスペシャルドラマを放送するようです。

Photo
『ミステリースペシャル 特殊犯罪課・花島渉』
2017年3月16日(木) 20:00 ~ 21:48
内藤剛志が人間味溢れる“交渉人"として緊急出動!
絶対に失敗しない最強の交渉人・花島渉(はなしま・わたる)が
“言葉"を武器に難事件に挑む、衝撃のミステリーが誕生!
http://www.tv-asahi.co.jp/hanashima/


いうまでもなく内藤剛志さんは『科捜研の女』に準主役格である
京都府警刑事部捜査一課の土門薫刑事として
2004年の第5シリーズから一度も休まず出演しています。

ただ、この第16シリーズは終盤にきて出張などの名目で出演シーンの少ない回が続きました。
制作も『科捜研』と同じ東映ですし、このドラマの撮影の為だったのでしょう。

そして4月からの木曜8時は内藤さん主演の『警視庁捜査一課長』第2シーズンが始まります。
内藤さん、大活躍です。
特に『科捜研』は近年は2クール放送が定着しつつあり、加えて『一課長』が1クール。
テレビ朝日・東映、「木曜ミステリー」への貢献は計り知れません。


内藤さんはこの他にもテレビ朝日では真野あずささん主演の
土曜ワイド劇場『検事・朝日奈耀子』シリーズに事務官役で
2003年からレギュラー出演しています。

こちらは土曜ワイドが今月で終了するので、先行きは不透明ですが、
2時間サスペンスではTBSでこのプログでも取り上げた『新・十津川警部』シリーズと、
過去3本作られている『制服捜査』シリーズで主演、
フジテレビでは船越英一郎さん主演の『外科医 鳩村周五郎』にも
2004年以来、刑事役の準主演格で出演継続中と大変な売れっ子です。
いずれもロケが多い役柄なので、大変なスケジュールでしょう。

この状況下で新たに作られた今度のスペシャルドラマも
主人公の名前をタイトルロールにしているくらいですから、
シリーズ化を視野に入れているのでしょう。
そもそも、新作の単発ドラマなのに、公式サイトのキャスト欄を見ると
レギュラーとゲストを分けてあるのですから、シリーズ化は鉄板でしょう。


土門・大岩とは違うキャラ
ところで、内藤さんが『科捜研』で演じる土門薫と、
『一課長』の大岩純一のキャラクターは硬骨漢の刑事でよく似たタイプです。
つまり同じようなキャラを年の4分の3の間演じていることになります。
また、先日の十津川警部もやはり同じ同タイプでした。

公式サイトを読む限り、今度の花島渉はそれらとは少し違うソフトなタイプようです。
上の写真の柔和な表情からもそれがうかがえます。
これは例えば『朝日奈耀子』での役柄に近いかも知れません。

そして、内藤さんが土門薫以前に『科捜研の女』(第2~4シリーズ)で演じた
プロファイラー→作家の武藤要にも近いかもです。
まぁ武藤はちょっと変人過ぎますが、土門・大岩を「剛」とすると、「柔」と類されるという意味では。

これは、年の4分の3の間演じる土門・大岩の剛直なイメージが強くなり過ぎるのを少し緩和する意味でも、、
ソフトなキャラで主演シリーズをという事なのかも知れません。


Old Fashioned Club  月野景史

2017年3月10日 (金)

【美術展】「FACE展 201‐損保ジャパン美術賞展」/現代日本の芸術家達による公募展

東京新宿の東郷青児記念 損保ジャパン日本興亜美術館では3月30日まで
「FACE展 2017 ‐損保ジャパン美術賞展」が開催中です。

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FACE展 2017 ‐損保ジャパン美術賞展
2017年2月25日(土)~3月30日(木)
東郷青児記念 損保ジャパン日本興亜美術館
主催:東郷青児記念 損保ジャパン日本興亜美術館、読売新聞社
http://www.sjnk-museum.org/program/4591.html

本展は損保ジャパン日本興亜美術財団の公益財団法人への移行を機に創設され、
今回で5回目の開催。
新進作家の動向を反映する公募コンクールです。

「年齢・所属を問わず、真に力がある作品」を公募し、
全国各地の幅広い年齢層の902名の新進作家たちのご応募がありました。
四次の「入選審査」と二次の「賞審査」を経て入選作品71点(内受賞作品9点)が決定、展示されています。

昨年は開幕前に内覧会があったのですが、
http://oldfashioned.cocolog-nifty.com/blog/2016/02/face-2016-3f6f.html
今年は特に内覧会の案内はなく(キャンペーンはありましたが)
少々出遅れました。

現代の、日本の新進画家達の展覧会。
これはなかなか楽しいです。
既に受賞作は決まっていますが、
観覧者は好きな作品を1点選び、投票するシステムになっています。

ただ、あくまで私の好みですが、今回は昨年に比べるとやや不作でした。
昨年は1位に推したい作品が何点かあって迷いましたが、
今年はそこまでは思いませんでした。
だからひとつ選ぶのは逆に迷いましたが。

いくつか気に入った作品を揚げさせてもらいます。


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Old Fashioned Club  月野景史

2017年3月 9日 (木)

【科捜研の女】第16シリーズは粛々と終了/数字は前期より伸ばしてまずまず

『科捜研の女』第16シリーズの最終回となる第17話の放送が今日3月9日に終了しました。
時間延長もなく、通常回に近いノリの回でした。
前期の第15シリーズのラストは時間延長こそしませんでしたが、
前後編で、落合刑事(池上季実子)の壮絶な殉職がありました。
それに比べると、今回は淡々とした印象でした。

主人公の榊マリコ(沢口靖子)が拉致監禁されるという展開はありましたが、
マリコは前回の第16話でもバスジャックにあってますし、
特に刺激的ともいえませんでした。

今シリーズは中盤に研究員・相馬涼(長田成哉)の降板、
橋口呂太の登場というレギュラーキャストの交代劇がありましたから、
最後は静かに、粛々とというところでしょうか。

そもそも『相棒』のような大事件が頻繁に起きるのは『科捜研』には似合わないかも知れません。
ただ、初の2期連続2クール放送のラストとしては、少し寂しい気もします。


今シリーズは過去キャラの再登場もありませんでした。
(過去のレギュラーキャストの別役での出演はありましたが)

吉崎泰乃(奥田恵梨華)や木島修平(崎本大海)は京都府警本部内にいる筈、
過去キャラも番組の財産もといえますし、たまには出してほしいものです。

また、昨年は4月の春の2時間スペシャルの放送がありましたが、
今年は現時点では発表されていません。

これについては、3月に終わって4月にすぐスペシャル放送するよりは、
6月か7月にやった方がいいような気もしますが、
今回の場合は3月の最終回が淡々という感じでしたから、何月でもいいので、
出来ればやってほしい気もしますが、今公表されてないとなるとどうでしょう?


視聴率は?
第16シリーズ全体の視聴率は単純平均で11.6%ほどのようです。
第6シリーズ(2005年)から前々期の第14シリーズ(2014年)までは常に12%を超えていたので、
それに比べると物足りない数字ですが、前期がギリギリの11.0%でしたから、挽回していますし、
今の時代においてはますまず立派な数字で、来期以降の継続も間ほぼ違いないでしょう。


次週は内藤剛志主演のスペシャルドラマ放送!
ところで、最終回の3月9日での終了は少し早めで、WBCの影響かと思いましたが、
次週は『科捜研』に土門薫刑事役で出演している内藤剛志さん主演のドラマを放送するようです。

『ミステリースペシャル 特殊犯罪課・花島渉』
2017年3月16日(木) 20:00 ~ 21:48
番組概要
内藤剛志が人間味溢れる“交渉人"として緊急出動!
絶対に失敗しない最強の交渉人・花島渉(はなしま・わたる)が
“言葉"を武器に難事件に挑む、衝撃のミステリーが誕生!
http://www.tv-asahi.co.jp/hanashima/


そして、4月からの木曜8時は内藤さん主演の『警視庁捜査一課長』第2シーズンが始まるのですから、
内藤さんはテレビ朝日の屋台骨を支えています。

Old Fashioned Club  月野景史

2017年3月 7日 (火)

【美術展】「マティスとルオー展 」パナソニック 汐留ミュージアム/書簡から浮かぶ二人の画家

東京のパナソニック 汐留ミュージアムでは3月26日まで、
「マティスとルオー展 ―手紙が明かす二人の秘密―」が開催中です。
会期も残り少なくなってきました。

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マティスとルオー展 ―手紙が明かす二人の秘密―
2017年1月14日(土)~3月26日(日)
パナソニック 汐留ミュージアム
主催:パナソニック 汐留ミュージアム、産経新聞社
後援フランス大使館/アンスティチュ・フランセ日本、港区教育委員会特別協力ジョルジュ・ルオー財団 協力日本航空
https://panasonic.co.jp/es/museum/exhibition/17/170114/

パナソニック 汐留ミュージアムはジュルジュ・ルオーのコレクションで知られます。
今回はルオーと、アンリ・マティスの展覧会。

アンリ・マティス
(Henri Matisse, 1869年12月31日 - 1954年11月3日)

ジョルジュ・ルオー
(Georges Rouault, 1871年5月27日 - 1958年2月13日)

ジャンルでいえば、共にフォーヴィスム(野獣派)の代表画家ということになります。


マティスとルオー
この二人は若き日にフランスの国立美術学校で共に学んだ間柄。
本店は二人の間で交わされた書簡をベースに構成されています。

1906年8月30日、アフリカ旅行から戻った36歳のマティスは、
「中でも砂漠はすごかった」と、その強い印象を友人のルオーに書き送りました。
以来、二人の偉大なフランス人画家が交わした膨大な手紙のやりとりは、
マティスが亡くなる前年の1953年まで、断続的に続きました。

マティスとルオーの画風は全く異なります。
しかし、フランス絵画の伝統の継承者としての誇りと責任感を共有していました。

それは、外国人を受け入れて輝きを増すフランス、
あるいは第二次世界大戦に苦悩するフランス、
そのいずれにあっても揺らぐことなく、
自らの絵画で回答し続けた姿勢にも表れています。

本展では、二人や家族の手紙を紹介しながらその時期の絵画作品が展示されています。
マティスの静物画《スヒーダムの瓶のある静物》をはじめとする貴重な初期の作品や、
ルオーの重要な版画集『気晴らし』の油彩原画シリーズの全点出品など、
フランスからの初来日作品を含む合計約140点を通して、
マティスとルオーの友情の秘密に立体的に迫っています。

私はマティスの1920年代前半のニース時代の明るく優しい色彩が気に入りました。

Old Fashioned Club  月野景史

2017年3月 3日 (金)

【ドラマ】渡瀬恒彦主演『警視庁捜査一課9係』シーズン12が4月スタート

渡瀬恒彦さんは2017年3月14日に亡くなりました。謹んで哀悼の意を表します。

渡瀬恒彦さん主演のする刑事ドラマ『警視庁捜査一課9係』(テレビ朝日系、水曜午後9時)の
第12シーズンが4月からスタートすることが公表されました。

912

2006年のスタート以来、毎年欠かさず4月期か7月期に放送されているドラマなので、
寧年ならばこの時期に発表があって当然なのですが、
今回ばかりは難しいのではないかと思っていました。

それは、このブログでも何度か書いてきたように、
主演の渡瀬恒彦さんが胆嚢がんで闘病中と伝えられているからです。

特に昨年夏に再度体調を崩し、長年務めたTBSの『十津川警部シリーズ』を降板が報じられ、
http://oldfashioned.cocolog-nifty.com/blog/2016/08/9-1097.html
深刻な状態だと思っていました。

それが、今年の1月になって、3月に放送予定のテレビ朝日のスペシャルドラマの
撮影に入っていることが報道されました。
つまり職場復帰を果たしたということ。その不撓不屈ぶりに感嘆しました。
http://oldfashioned.cocolog-nifty.com/blog/2017/01/9-e307.html


ただ、復帰したとはいっても、警察物の連続ドラマである『警視庁捜査一課9係』となると、
ロケも多く、撮影は過酷だから、果たして制作されるのだろうかと思っていたのですが、
無事発表となりました。

『科捜研の女』(1999年~)『相棒』(2000年~、連ドラとしては2002年~)に次ぐ長寿連続ドラマ。
渡瀬さんには無理はしてほしくないですが、まずは継続が決まったのは嬉しい事です。
しかも竹中直人さんが新登場、中村俊介さんが再登場とキャストも話題性充分、期待します。

※2017年3月16日追記:渡瀬恒彦さんの訃報が伝えられました。
『9係』は撮影に入っていますが、渡瀬さんはクランクインできなかったようです。
残念です。


Old Fashioned Club  月野景史

以下、MANTANWEB(まんたんウェブ)より引用
http://mantan-web.jp/2017/02/19/20170218dog00m200038000c.html
☆☆☆
俳優の渡瀬恒彦さん、人気グループ「V6」の井ノ原快彦さんらが出演する人気刑事ドラマ「警視庁捜査一課9係」(テレビ朝日系、水曜午後9時)のシリーズ第12弾が4月からスタートすることが19日、明らかになった。今シーズンでは新たに竹中直人さんが出演するほか、井ノ原さん演じる直樹の恋敵となった、中村俊介さん演じる園田俊介がシーズン2以来の再登場を果たす。

竹中さんは、渡瀬さん演じる9係係長・加納倫太郎と過去に因縁を持ち、原沙知絵さん演じる監察医の早瀬川真澄の恩師という世界的な法医学者・黛優之介役で、物語に新たな展開を生むキャラクターとなりそうだ。

渡瀬さんは「今回の見どころは竹中さんが入ったり、中村さんが出演することでイノッチ(井ノ原さん)と中越(典子)さんの関係がどうなるのか、というところでしょうか。竹中さんとは……会いたくないですよ(笑い)。それは冗談ですが、これまで2、3回共演したことがあります。彼は彼ならではのお芝居をする方なので、今回も共演がとても楽しみです」とコメントしている。

井ノ原さんも「竹中さんが加わってくださいますが、渡瀬さんとの化学反応が面白いだろうな」と語り、「中村さんはシーズン2で直樹が勝手に恋敵と思い込んでいたみたいで……。だから、今回も『なんだよ、アイツ!』とやきもちを焼くような存在になると面白いですね」と期待を寄せている。

「警視庁捜査一課9係」は、2006年4月に放送を開始し、今年で12年目を迎える人気刑事ドラマ。警視庁捜査1課の中でも検挙率ナンバーワンを誇る9係の刑事たちが、それぞれの事情を抱えながらも、事件を前に一つにまとまり鮮やかに解決していく姿を描く。今回も、吹越満さんや田口浩正さんをはじめ、羽田美智子さん、津田寛治さんらおなじみの面々も出演する。

また、今シーズンの撮影を前に渡瀬さんらは、今年の干支にちなみ「9係」のロゴをあしらった「9係鶏」を囲んで記念撮影を行ったといい、渡瀬さんは「12年目を迎える『9係』は僕にとって『やらせてください、やりたいんです!』と言いたい作品。そういう存在です。(9係の)みんなが集まっているときが僕は楽しいんです。3組の刑事コンビの捜査が3パターンあって、それが進んでいくと一つの事件が解決する、それまでのやりとりが面白い」と改めてドラマの魅力を語っている。

ドラマは4月から毎週水曜午後9時に放送予定。
★★★

2017年3月 1日 (水)

春近くなればこの曲 『春一番』キャンディーズ(1976年3月)

春の名曲といえば・・・
実は4年前にも書いたのですが(http://oldfashioned.cocolog-nifty.com/blog/2013/03/post-7bc8.html
何度でも言います。

なんといってもこの歌でしょう。




キャンディーズ『春一番』
作詞・作曲:穂口雄右
リリース:1976年3月1日


先日の『笑点』の大喜利のお題になっていました。


Old Fashioned Club  月野景史

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