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2017年2月

2017年2月28日 (火)

天地真理『太陽がくれた季節』/青春ソングの最高峰を1970年代前半最高のアイドルが伸びやかに歌う

1970年代最高のアイドル・・・
といっても1人に絞り切るのは難しいですが、
1970年代前半で、“女性アイドル”となるとどうでしょう?

それならば、天地真理さんではないでしょうか。
ともかく、その後も色々あった人ですが、
だからといって、そのアイドル時代全盛期の輝きが色褪せるということもありません。

その天地真理さんが、青春ソングの名曲をカヴァーしていました。



『太陽がくれた季節』
作詞:山川啓介 作曲:いずみたく

元歌は「青い三角定規」により1972年2月25日のリリース。
日本テレビの青春ドラマ『飛び出せ!青春』(1972年2月~1973年2月)の主題歌です。

天地さん版は1972年9月21日に発売された3rdアルバム『虹をわたって』の収録なので、
カヴァーといっても、ドラマ放送中のリリースでした。
そして、真理さんのアイドル歌手としての最盛期でもあります。


天地真理さん。
太陽のような笑顔が最高のアイドルでした。
ただ、リアルタイムから、歌はあまり上手くないというような言われ方をしていたかと思います。

しかし、この青春歌謡の最高峰をいうべき歌を、実に伸びやかに、優しく爽やかに唱っています。
改めて・・・、いえ、真理さんによるこの歌自体は最近初めて聴きましたが、
なかなか良いです。魅了されています。


ただ、ひとつ気になる点があります。
オリジナルでは 「若い悲しみ “に” 濡れた瞳で」 と歌われているところを、
真理さんはハッキリ 「若い悲しみ “が” 濡れた瞳で」 と歌っています。

あえてオリジナルと少し歌詞を変える事もあり得るでしょうが、
これは・・・、どう好意的に解釈しようとしても、意味が通りません。
ライブなら間違いということもあるでしょうが、レコーディングした音源ですので、ちょっと不可解です。

Old Fashioned Club  月野景史

2017年2月23日 (木)

【芸能】引退・出家騒動の清水富美加 最後(?)のドラマ『バイプレイヤーズ』での惜しい好演

芸能界引退・宗教団体「幸福の科学」への出家騒動で世間を賑わした清水富美加さん。
主演作を含む公開前の映画、また映画と連動した収録済みのMBSのドラマなども残っているようですが、
現時点で最後のドラマ出演となっている作品があります。


引退問題が報道されたのが2月11日。
そのほんの少し前の2月3日深夜にテレビ東京で放送された
『バイプレイヤーズ 〜もしも6人の名脇役がシェアハウスで暮らしたら』
第4話「バイプレイヤーとアクション」へのゲストです。


このドラマは遠藤憲一、大杉漣、田口トモロヲ、寺島進、松重豊、光石研の名脇役6人が
本人役で主演するユニークな作品。

この回は田口さんと寺島さんがメインで、
清水さんは2人が出演する戦隊ヒーロー映画『孤独戦士 サムライ・嬢』の主演女優として
本人役での出演でした。


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『仮面ライダーフォーゼ』で(2011年~2012年 テレビ朝日)でヒロインを務めた清水さんからではの配役です。

話としては、田口トモロヲさんの役への拘り、入れ込みぶりをフィーチャ―した回でした。

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田口さんは劇中の撮影シーンで敵役のドクターゲルゲを演じました。



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寺島さんはサムライ・嬢の師匠役。


清水さんについては、昨年のヒットドラマ『世界一難しい恋』などで知ってはいましたが、
今回の、妙に謙虚な主演女優の清水さんもなかなかの好演で、大変良い印象を持ちました。
改めて、この子は面白い女優さんだな! との感を強くしました。
それだけに、突然の引退…ではなく休養なのかも知れませんが、残念に思いました。

ちょっとここにきて、過剰にバッシングされている感もありますね。
事務所の問題、宗教の問題、本当のところはなかなかわかりませんが。



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Old Fashioned Club  月野景史

2017年2月22日 (水)

通算アクセス280万件

本日、このブログの通算アクセス数が280万件を超えました。
引き続き、ドラマ『科捜研の女』と『相棒』関係の記事を中心に
多くのアクセスをいただいています。

ともかく、多くの人に読んでもらえるのは、嬉しい事です。

Old Fashioned Club  月野景史

2017年2月19日 (日)

【推奨ワイン】チリの大手ワイナリー「ベンティスケーロ」(VENTISQUERO)

【推奨ワイン】
出逢ったワインの中から、リーズナブルで飲み易く、料理にも合わせ易い。普段飲み慣れない人も美味しいと感じるであろう、
バランスの良いワイン。「贈答品」には安いけど、“軽い手土産”くらいには適したワインを紹介しています。


チリの「ベンティスケーロ」(VENTISQUERO)は1998年創設の新しいワイナリーですが、
農業系の大きな企業グループの経営でもあり、短期間でチリでも有数の蔵元となりました。
そのワインは大変コスパ優秀です


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ベンティスケーロ クラシコ カベルネ・ソーヴィニヨン
もっともベーシックなライン。
通販で1000円ちょっとで買えます。


Old Fashioned Club  月野景史

2017年2月15日 (水)

【科捜研の女】超入門② 主人公・榊マリコ(沢口靖子)の基礎知識/年齢・家族

☆最終加筆:2017年11月25日

京都府警本部 科学捜査研究所(科捜研)の法医担当研究員・榊マリコ(沢口靖子)。
タイトルロールである“科捜研の女”。
日本一の長寿連続ドラマ『科捜研の女』の主人公です。

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『科捜研の女』超入門シリーズ。今回は榊マリコの基礎知識。


◆年齢
榊マリコを演じる沢口靖子さんは1965年6月11日生まれなので、現在51歳、
今年2017年で52歳になります。
若々しくて美しいアラフィフ女性です。
『科捜研の女』のスタートは18年前の1999年10月なので、当時は34歳でした。

その沢口さんが演じる主人公・榊マリコの年齢については、
劇中で今までに何度か言及がありました。


第1シリーズ終盤(1999年12月)で30歳
古くは第1シリーズ、1999年12月の放送回で、犯人側が入手したマリコのデータ内に30歳との記載があります。
1999年12月に30歳なら1969年生まれの可能性が高く、沢口さんの実年齢より4歳年下ということになります。
1968年暮の可能性もありますが、ともかく2017年は48歳の年でしょう。


2005年7月で37歳?

6年後、第6シリーズ初回の2005年7月放送分で、京都に押し掛けてきた父親・伊知郎の「40女」発言に対して、
マリコが「37歳」だと返すシーンがあります。
これだと単純に計算すれば、1967年7月~1968年7月の間の生まれということになり、
第1シリーズのデータとは僅かながらズレてしまいます。

この場面はマリコが自身の年齢に言及した貴重なシーンなのですが、
売り言葉に買い言葉的なやりとりで、信憑性にやや疑問があります。
ただ、それなら若くいうのが自然ですが、逆サバを読んでることになってしまうのですが。

また、第1シリーズのデータが少し古いものだったとすれば、合致するという解釈もできます。
強引ですが。


1970年生まれ?

最近の年齢への言及としては、2014年の年末スペシャルで30年前に14歳という話がありました。
ちょっとややこしいですが、2014年末時点で「30年前に14歳」だと、放送当時は44歳、
おそらく1970年生まれということになります。
若干若返りました。
ただ、生年や現年齢が明示されてはおらず、「30年前」というのもやや漠然した印象があります。
最新の言及だからこれが公式設定、というにはやや曖昧なのです。

以上の3話から推測する限り、完全に整合性の取れた答えを導き出すのは難しそうです。
とはいってもそれほど大きなブレはなく、上は1967年生まれの可能性もありますが、だいたい1968年~1970年くらい、
実際の沢口さんより3~5歳下で、2017年は47歳~49歳くらいというところでしょう。


◆家族
榊マリコの実家は2014年末時点で横浜にあります。
子どもの頃も横浜に住んでいましたが、その後に何度も転居繰り返したようです。

父親:榊伊知郎(小野武彦)
母親:榊いずみ(星由里子)



母と娘
ドラマへの登場は母親の榊いずみの方が先で、第3シリーズから。
夫と喧嘩して家出し、京都のマリコ宅に押しかけ、短期間同居するという展開でした。
この夫が伊知郎というわけですが、この時点ではまだ登場していません。

星由里子さんは沢口さんにとって東宝所属の大先輩にあたります。
いずみはその後も時々登場しています。


父と娘
父親の榊伊知郎は第6シリーズ第1話から。
こちらも押しかけ同居のような形での登場でしたが、
実は伊知郎はマリコが所属する京都府警科捜研に、所長兼化学鑑定担当として赴任してきたのです。
第1話のラストで科捜研で顔を合わせて、初めてマリコもそれを知るという展開でした。

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マリコの町屋風住まいでの父・伊知郎との同居風景
たまにはこんな和やかな晩酌シーンもありました。

伊知郎は元々科学者で大学教授でしたが。警察への就職は初めてだったようです。
以降第10シリーズまで、所長であり、マリコの父親という主要キャストてして、このドラマを支えました。

Wikipediaに、最初マリコは科捜研で伊知郎との関係を隠そうとしていたのと記述がありますが、それは違います。
親子ではなく、所長と研究員として振る舞おうとする素振りはありました。
当然でしょうが。


伊知郎は第10シリーズと第11シリーズの間の2011年の単発スペシャルで、
新たに設立される科学鑑定監察所への転職の為に退場しました。
その後、2013年のクリスマススペシャルに監察官として再登場しています。
これが現時点での最後の登場。

いずみの方は前述の2014年末スペシャルが最後。
ただ、二人ともセリフの上ではその後も時々登場しています。


◆住居
前述のように榊マリコの実家は横浜にあるとして、京都での住まいはどこでしょう。
最近は全然登場しません。

遡ると、マリコは第1シリーズではアパートで一人暮らしでした。第2シリーズでは長期の自動車免許取得合宿の為にアパートを引き払い、
女刑事・城丸準子(伊藤裕子)のマンションに押しかけ同居。

第3シリーズから京都情緒を感じさせる町屋風の住まいとなりました。
前述のようにここで母親の榊いずみ(星由里子)としばらく同居します。


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そして第6シリーズ(新・科捜研の女2)からは科捜研所長として赴任してきた
父親の榊伊知郎(小野武彦)と写真のような同居生活となります。

しかし、伊知郎の退場以降、正確に言えばそれより少し前から、
この住居はまったく登場しなくなりました。

そして、2017年11月放送のシーズン17第8話において、
マリコはマンション住まいである事を自ら語りました。
実際に住まいの様子が描かれたわけではありませんが、どうやら転居したようです。

↓この転居問題については、こちらに記しています。
http://oldfashioned.cocolog-nifty.com/blog/2017/11/17-9596.html


Old Fashioned Club  月野景史

2017年2月14日 (火)

【科捜研の女】超入門①/日本一の長寿ドラマの歴史と雑学

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『科捜研の女』

テレビ朝日木曜20時の「木曜ミステリー』枠で1999年10月スタート。
2016年10月~2017年3月まで第17シリーズを放送中。制作は東映。
『相棒』に先行する、現在、連続ドラマとしては日本一の長寿シリーズです。

主役は京都府警 科学捜査研究所(科捜研)の法医研究員・榊マリコ(沢口靖子)。
「科学」の力で証拠物を鑑定し、真実を追求する“科捜研の女”です。
準主役はマリコ達科捜研メンバーと協力して捜査に当たる京都府警 刑事部捜査一課刑事の土門薫(内藤剛志)。

しかし、初期は視聴率が低迷し、シリーズごとにキャストを大幅に入れ替えるなど、苦戦を続けていました。
このドラマについて書いた当ブログのページには、毎日多くのアクセスがあります。
日本一の長寿ドラマで、全国のテレビ局で毎日のように再放送されているのに、
研究本の発行も、ファンサイトらしきものもなく、
DVDも第7シリーズしかリリースされておらず、情報不足なのだろうと思います。
再放送の時間になると(もちろん本放送も)、アクセス数が急伸します。

ここでは『科捜研の女』の入門編として歴史と雑学を記します。
といっても、そもそもベースとなる資料が乏しいので、多くは推測になります。


◆数字に見る『科捜研の女』史

視聴率低迷 リニューアルを繰り返した初期
1999年10月にスタートした第1シリーズ全9話の平均視聴率は9.3%。
今でも続編は難しい数字ですし、全般の視聴率が今よりも高かった当時なら尚更です。
にもかかわらず、翌2000年には第2シリーズが制作されました。
これにはちょっと事情があります。


東映京都の制作枠
「木曜ミステリー」のドラマは基本的に東映京都撮影所の制作。
だから『科捜研』も、『おみやさん』や『京都地検の女』など他のドラマもみな京都が舞台なのです。
京都撮影所では古くから時代劇を制作してきましたが、時代の波に押され時代劇枠は縮小、
1999年から1月から現代劇の「木曜ミステリー」をスタートさせました。
第1作は『京都迷宮案内』(橋爪功主演)、10月スタートの『科捜研』は第4作です。

初年度放送の4本は視聴率はいずれも一桁に低迷しましたが、大事な枠なのですぐにはやめられず、
残りの2本よりは数字の良かった『迷宮案内』と『科捜研』を継続することになったのでしょう。
このあたりの経緯については以下に少し詳しく記しています。
http://oldfashioned.cocolog-nifty.com/blog/2015/07/post-8767.html

第1シリーズの科捜研メンバーはマリコはじめ5人、彼らと協力する捜査一課のレギュラーは3人という陣容。
土門刑事はまだおらず、小林稔侍さん演ずる木場警部が刑事側メンバーの中心でした。
また、後に日野(研究員→所長)として長く出演する斉藤暁さんは別役の研究員を演じていました。


悪戦苦闘が続く
数字が悪いのに続けようというのだから、かなりのテコ入れをする事になります。
2000年10月スタートの第2シリーズは、マリコを主任に格上げし、他の科捜研メンバーは総入れ替えするなど、
大幅な変更をして臨みますが、9.2%と僅かながら下げてしまいました。

ところが、更にメンバーを変えて迎えた翌2001年11月の第3シリーズは12.3%と急伸します。
数字が良くなったので当然ながら、翌2002年7月にはメンバーをあまり変えずに
第4シリーズが作られますが、また10.2%まで落としてしまいました。
こうなると、なぜ第3シリーズで数字が伸びたのかがむしろ不思議です。


大幅リニューアルで『新・科捜研の女』に
前期から1年半のインターバルをおいて2004年4月、
タイトルも『新・科捜研の女』と変えて第5シリーズがスタートします。
前シリーズで木場警部が殉職のため退場したので、過去にプロファイラー役でレギュラーとして出演していた
内藤剛志さんを刑事役で登場させ、また斉藤暁さんを別役研究員で再登場させるなど、
かなり思い切った・・・というか、荒っぽいリニューアルをしました。
視聴率は10.8%と僅かに伸ばすも、まだ物足らない数字。

更にリニューアルした2005年7月スタートの第6シリーズでようやく12.8%
このシリーズから数字もキャストもようやく安定し、現在まで続くスタイルが定着しました。
番組開始から既に7年が経っていました。


安泰した長寿ドラマに
続く第7シリーズ(2006年)から第10シリーズ(2010年)までは13%以上を記録。
最高は第9シリーズの14.5%。日本を代表する長寿ドラマとして安定成長していた時期です。
ただ、この時代において“高視聴率”とはいえないでしょう。“好視聴率”というところか。
ここらが、研究本やDVDが出ない所以かも知れません。
尚、第9シリーズでタイトルから『新・』は外れ、『科捜研の女』に戻りました。

第11シリーズ以降は13%を超えていませんが、
地デジ時代における全般の視聴率低迷もあり、仕方ない面もあります。
近年は2クールでの放送も多く、11~12%台を確保する貴重なドラマです。
そして、再放送の超優良コンテンツでもあります。


◆科捜研の人員構成

レギュラー5人は定番だが
現在の京都府警科捜研のレギュラーメンバーは所長以下5人(男3人・女2人)
これは第1シリーズもまったく同じでした。
その後、顔ぶれは激しく入れ替るも、総数は4人~6人の間で推移し、事務職員が含まれることもありました。
研究員だけなら最少で4人、最大5人とほぼ一定しており、第8シリーズ以降は研究員のみ5人体制が定着しています。

初期はモブ研究員が存在
ただし、実は初期には大きな違いがありました。
第1シリーズの5人というのはあくまでレギュラーキャストの話で、
他に、所内には無名の研究員達が複数存在していたのです。
いわゆる“モブキャラクター”というやつですが、『科捜研』のモブぶりは徹底しており、
本当に背後にチラッと映るたげで、まともに顔が確認できるシーンは滅多にありません。

この状態は第6シリーズまで続き、第7シリーズからレギュラーキャストのみになりました。
第7シリーズでは事務職含め6人でしたが、次の第8シリーズから研究員のみの5人体制となりました。

現実世界の都道府県警察本部に存在する科捜研の人員は各10人から70人くらいだそうです。
京都府警ならばそれなりの規模でしょうから、このドラマの5人というのは少な過ぎですねね。
あくまでフィクションとして、このドラマではそういう組織だということです。



※このブログは書きかけです。
Old Fashioned Club  月野景史

2017年2月11日 (土)

来週(2月13日~)は延べ10本12時間の『科捜研の女』祭り?/乾健児(泉政行)退場回も放送

テレビ朝日は毎日午後にだいたい3時間、ドラマの再放送枠があるのですが、
来週(2月13日(月)からの週)のラインナップを見ると、
http://www.tv-asahi.co.jp/bangumi/index.html

月・火・土の.3日間が3時間丸々『科捜研の女』(2時間スペシャル2本と通常回5本)、
水・木も通常回1本ずつ放送するので、
1週間でスペシャル2本と通常回7本の計9本(11時間)が再放送されます。

この他にもちろん、木曜夜には第16シリーズの本放送もあるので、合計10本12時間。
なにやらすごい『科捜研の女』ラッシュ、祭り状態です。

『相棒』は今日、『劇場版Ⅳ』が公開されたので、
テレビでも『相棒』祭りをやるというのならわかるのですが、
なぜ『科捜研』なのでしょう。

もちろん視聴率も取れて、スポンサー受けもいい優良コンテンツだから放送するのでしょうが、
前にも書いたように、テレ朝ではアナログ制作の第5シリーズ以前は最近放送していないので、
http://oldfashioned.cocolog-nifty.com/blog/2016/11/post-3de0.html
第6シリーズ以降の同じ作品が年2回、3回再放送されている状況です。
ここまで『科捜研』を推すならば、第5シリーズ以前も放送すればいいのに。

それはともかく、来週の放送にはこのドラマの歴史の中でも注目度の高い作品もあります。
例えば、故泉政行さんが演じた研究員・乾健児の退場回である第11シリーズ第8話が
15日(水)の15時55分から、
また過去キャストが再登場する2013年クリスマススペシャルが18日(土)の12時より放送されます。

といっても、両方とも比較的最近も放送されていたと思いますが。

Old Fashioned Club  月野景史

2017年2月 8日 (水)

【ドラマ】『カルテット』Doughnuts Holeが歌うエンディング曲『おとなの掟』が魅惑する

TBS「火曜ドラマ」枠で放送中の『カルテット』。
http://www.tbs.co.jp/quartet2017/

劇中で松たか子さん、松田龍平さん、満島ひかりさん、高橋一生さんが組むのが
弦楽四重奏の「カルテット ドーナツホール(Doughnuts Hole)」。
そのDoughnuts Holeの4人が演奏・・・ではなく、歌唱しているエンディング曲(主題歌)
『おとなの掟』がバックの映像も含めて、実に良い雰囲気。魅力的です。

作詞・作曲は椎名林檎さん。




4人は、このテーマ曲を歌うユニットとしては「Doughnuts Hole」で、
劇中の弦楽四重奏のカルテットとしては片仮名表記になるのかと思います。


ドラマは弦楽器の演奏者である4人の男女が偶然出会い、軽井沢で共同生活を送りつつ、
カルテット「ドーナツホール」として、地元のライブレストトランをメインテリトリーに、
演奏活動をするという話。
といっても、実はそれぞれに事情があり、出会ったのはたまたまでもないという流れ。


キャスト
巻 真紀(まき まき)- 松たか子 第1ヴァイオリン奏者
別府 司(べっぷ つかさ) - 松田龍平 第2ヴァイオリン奏者
世吹すずめ(せぶき すずめ)- 満島ひかり チェロ奏者
家森諭高(いえもり ゆたか)- 高橋一生 ヴィオラ奏者

演技派の4人が揃ったといっていいでしょう。

Top

最初、この4人のキャスティングを聞いた時は、
松さんだけが年上で、他は同世代かと思ってしまいました。
なんといっても松さんのキャリアが長いので誤解したのですが、
実際は松さん39歳、高橋さん36歳、松田さん33歳、満島さん31歳と、
30代の上から下まで、きれいに散らばっているのですね。

昔のトレンディドラマのようなおしゃれな空気もありつつ、
舞台での会話劇を観ているようなところもあり、
それぞれが秘密を抱えていてサスペンス風でもあり。
特に真紀は夫を殺害したのではないかとの、物騒な疑惑もあったりとか。

松田さん、満島さん、高橋さんは
ポーカーフェイスで何を考えているかわからない変わり者の役のイメージがあり、
松さんもそのような役もやる人で、今回もそんな感じ。

アンニュイ・・・というには、4人ともかなり雄弁。
たたみかけるような4人の会話がひとつの売りなのでしょうが、
そこがちょっと鬱陶しく感じる面もなくはないかと。

独特の雰囲気が魅力ですが、ちょっと難しい面もあり、視聴率は苦戦しています。
第4話まで終わって、9.8%、9.6%、7.8%、7.2%という推移なので、
あの『逃げ恥』の後番組としては寂しいところ。


それでも気になるドラマです。
劇中での演奏シーンもファッショナブルで素敵。
特にすずめちゃんはお金ない筈なのに、演奏の時はいつもおしゃれな服装です。

Old Fashioned Club  月野景史

2017年2月 7日 (火)

【ドラマ】『嘘の戦争』 俳優・草彅剛の魅力全開/騙しがテーマの手堅い復讐劇

フジテレビ(制作はカンテレ)の草彅剛主演ドラマ『嘘の戦争』。
第5話まで終わって11%~12%台の堅調な視聴率で推移しています。
私も不満ゼロではないですが、俳優・草彅剛の力量を生かした面白いドラマとして楽しんでいます。

Top

不振が続くフジドラマの救世主
散々話題になっていますが、視聴率の面ではフジテレビは苦戦しています。
これは地デジ化になった2011年頃から言われ始めた事ですが、
ことドラマに関しては全般に不振の中、特にフジだけが悪いということもありませんでした。

しかし、2015年以降は民放4局の中では明らかに一人負け状態です。
フジはゴールデンタイム・プライムタイムに週4本連続ドラマ枠があり、
年間16本制作するのですが、2016年は二桁視聴率のドラマがゼロでした。
一桁と二桁を勝ち負けのラインとすれば16戦全敗。当然あの“月9”も全敗です。

ですが、『嘘の戦争』は平均二桁はおそらく大丈夫でしょう。
SMAP解散後初の大仕事となった草彅さんですが、2015年の『銭の戦争』でも好視聴率を残しており、
今回もフジテレビの救世主となったようです。もっとも制作はフジではなく系列のカンテレですが。


ちょっと異質な復讐物
『嘘の戦争』は30年前に家族を殺された主人公・一ノ瀬浩一による復讐がテーマ。
といっても、浩一は詐欺師なので、復讐も暴力ではなく、詐欺的手口で行われます。
詐欺師なので様々なタイプ・職業の人間になり済ましますが、草彅さんは実に上手い。
彼だけではなく、ヒロインで、詐欺師としての相棒である十倉ハルカ役の水原希子さんも同様です。
ただ、私が“異質”というのはこの点だけはありません。


初回でラスボスが判明?
身内の復讐が全編通してのテーマというと、
近年では『ウロボロス』、『探偵の探偵』なとが思い浮かびます。

これらのドラマでは仇となる主犯(ラスボス)の正体も事件の経緯も深い謎に包まれており、
主人公がそれを追い、事件に関わった末端の人間を潰しつつ、驚愕の真相にせまるのが通例です。
この2作がそうだということではありませんが、あまりに伏線めいたものを張り散らし、
結局何が真相だかよくわからないなどという事も起こり得ます。

しかし、『嘘の戦争』は第1話で家族殺害の主犯と思われる人間が
大企業であるニシナコーポレーション会長の二科興三(市村正親)であること、
更に第2話までには事件が起こった経緯まで、あらかたわかってしまいます。
もちろん、これはこの先ひっくり返る可能性もありますが、 ここまで観た印象としてはそうです。

では、その後の第3~5話までは何をやったかというと、興三のラインから枝葉の人間を割り出し、
先にそちらから順に復讐していったのです。
先に書いた“通例”とはほぼ逆ともいえる、かなり違う流れで進んでいます。

しかし、これからはいよいよ二科家本体に切り込むことになるようです。


二科晃の問題
第5話のラストでは、二科興三の長男・二科晃(安田顕)が、
浩一の家族惨殺事件の発端となった30年前の大学生達による
OL殺人事件に関わっていたことが明らかになりました。

浩一はもちろん興三への復讐の為に晃に近づいたのですが、
純朴で正直な性格の晃と微妙な友情が生まれつつあったので、衝撃の展開でした。
ただ、ネット上でこの展開は予想されていました。
前に晃の生年が1968年で、30年前に大学生であったらしき事を示す描写があったからです。

演じる安田さんは1973年生まれなので、その年齢で考えるとこの推理はできません。
こういうのを「きちんと伏線を張っている」と言うのでしょう。
伏線めいたものを張り散らして全然回収しないドラマが多い中、真面目な作りだと思います。


三瓶守の問題
このドラマで最初から、実はラスボスではなどと推測されているのが三瓶守(大杉漣)。
元は浩一の父の同僚の医師で、その後は浩一が身を寄せた児童施設に務め、
浩一を見守ってきた役柄で、タイから帰国した浩一は現在もこの施設に寝泊まりしています。

演じるのが大物個性派脇役俳優の大杉さんですから、
このまま善意の第三者という事もないだろうとは誰もが感じるし、何か秘密があるでしょうが、
ラスボスといった風でもないように思います。
では、過去の件にどう関わっているのか?
キーマンである事は間違いないでしょう。

今まで観た印象だと、このドラマは比較的手堅い作りで、
あまり奇想天外な展開、極端なサプライズはないように思います。
順当に行けば、今後はいかに二科興三を追い詰めていくのかというところでしょうが、
といっても、さすがにまだいくつか山はある筈。
それは二科家サイドと、浩一の詐欺仲間側にもでしょう。

今後の展開を、まずはキーマンとなる三瓶中心に予想してみます。


六車は三瓶か?
第4話より興三達の口から30年前の実行犯らしき「六車」という名前が出ています。
名前だけで、まだ本人は登場していません。
荒事の専門家、プロの殺し屋といったイメージですが、実像は不明です。

既に登場しているキャストの中に六車がいるとしたら、
年齢的には三瓶か、または興三自身しか考えられません。

「六車=興三」 はトリッキー過ぎて、このドラマではないように思います。
「六車=三瓶」はあり得なくはないでしょう。
まず現状、明確に否定する理由はありません。
二科隆が三瓶の顔を知らなかったのだから、三瓶=六車ではないとの見方もありますが、
元々隆は父から六車の名は聞いていても、顔は知らない可能性が高いです。

もし三瓶=六車なら、その後の浩一との関係は何なのか?
例えば、なんらかの事情で浩一の家族殺害に加担してしまったが、
それを悔い、贖罪として浩一を養育したというような事情も考えられます。


三瓶の娘は
三瓶は自分には娘がいるという発言をしています。
あえてそんな事を言わせるからには、何かに繋がるのではと推測できます。

もし、既に登場しているキャストの中にいるとしたら、
浩一の相棒である十倉ハルカは諸条件から考え難いので、
興三の娘で女医の二科楓(山本美月)か、
興三の二男でニシナコーポレーション社長・二科隆の秘書の四谷果歩(野村麻純)、
隆の妻の梨恵(たくませいこ)あたりか。

楓は晃・隆とは腹違いなので、連れ子という可能性もなくはないですが。
それが事件全体とどう絡んでいるのかが焦点でしょう。
もっとも、娘の件はスルーされる可能性もありますが。


まさかの晃=ラスボス!
晃については優秀ではない、どちらかといえば劣等生ながら、
正直で純朴な人間に描かれています。
30年前の事件に関わっていたとしても、浩一の家族惨殺はもちろん、
OLが死んだことすら知らない可能性もあります。
その晃に対し、浩一がどのような復讐を仕掛けるのかが当面の焦点になります。

ただ、実は晃はすべてを知っていて、浩一をも利用して会社乗っ取りを企ている…
つまり晃がラスボス的存在という可能性もゼロではないと思います。
可能性は低いと思いますが、どうも『嘘の戦争』というタイトルなのに、
戦争相手の二科家側の人間がみな何でも正直にしゃべり過ぎなようにも思えるので、
何かあるのではと勘繰ってしまうのです。


詐欺師仲間は? ハルカは??
一方、浩一サイドも波乱含みです。
詐欺師の師匠である百田ユウジ(マギー)は今までのところ復讐に協力していますが、
浩一のやり方には不満で、不穏な発言をしています。

しかし、一番の焦点はヒロインのハルカでしょう。
楓を絡めて、浩一との関係がどうなるか?
それにしてもハルカ役の水原希子さんは好演ですね。
ネットでは下手だとの批判的意見もあるのですが、私はよく演じていると思います。
草彅さんによって光らされている面もあるでしょう。


というわけで楽しんでいるこのドラマですが、不満があるとしたらそもそもの設定です。
大企業グループに詐欺を仕掛けるには、浩一のグループはあまりに脆弱なのにも関わらず、
浩一は無防備に手の内をさらし過ぎだし、相手に近付き過ぎです。
それなのに、巨大な力がある筈の二科家側が未だに浩一の正体を特定できないとは、あまり不自然。

つまり、純粋に騙しのトリック、テクニックが主題の作品として観ると、色々詰めが甘いのです。
・・・ですが、そこはドラマなので、割り切って楽しみましょう。
ともかく、今後の展開に注目です。


ところで草彅さん、『スペシャリスト』の第2シリーズはやらないのでしょうか?
そちらも楽しみにしているのですが。

Old Fashioned Club  月野景史

【嘘の戦争 CAST】
一ノ瀬浩一(旧姓名:千葉陽一) 草彅剛
二科隆 藤木直人
十倉ハルカ 水原希子
八尋カズキ 菊池風磨(Sexy Zone)
百田ユウジ マギー
七尾伸二 姜暢雄
四谷果歩 野村麻純

三瓶守 大杉漣

二科楓 山本美月
二科晃 安田顕
二科興三 市村正親

2017年2月 5日 (日)

【大河ドラマ】『おんな城主 直虎』/苛烈な生涯のヒロインの物語をどう描くか?

まずよほどの歴史通でもない限り、聞いたこともなかったろう女性領主・井伊直虎。
その彼女がまさかの2017NHK年大河ドラマの主役に抜擢された『おんな城主 直虎』。
第4回までは子役の時代。今日の第5回から本格的に柴咲コウさんが登場しました。

Top_2

柴咲さんは大河どころかNHKドラマ初出演!
21世紀以降、大河では数々の女性主人公が登場しており、そのほとんどが長命だったのに、
NHKは頑なに20代半ばの女優を起用してきたのですが、柴咲さんは1981年生まれで今年36歳。
キャリアも約20年、満を持しての大河登場となりました。


残り27年、波乱の物語
直虎の生年は不詳ですが、1536年頃と推測されており、
このドラマでもだいたいそれを踏襲しているようです。
現時点での時代は1555年。直虎は19歳くらい。
直虎が亡くなるのは本能寺の変のある1582年で、46歳頃。
ドラマもそこまでとして、残り27年、どんな展開になるのでしょう。

昨年の『真田丸』も、関ヶ原での上田城攻防と大阪の陣くらいしか見せ場がない真田信繁で、
真田十勇士も出さず、1年間どう持たすのかが疑問でした。
まさか大阪城の豊臣ホームドラマであれだけ尺を稼ぐとは、三谷マジックでした。

それよりはるかに資料の乏しい直虎はどうでしょう。
資料がないからなんでも出来るという面もあります。
しかし、本人のデータは少なくとも、史実としての直虎周辺の大きな出来事は当然わかっており、
それを忠実に描いていけば、実は今の明るい雰囲気とはうらはらに、残酷で痛切な物語となります。

公式ガイドブックには第15話までのあらすじが載っています。
順調に放送されれば、4月16日放送分までというところ。
これに沿って、少し今後の展開を見ていきましょう。


第5話のサブタイトルは「亀之丞帰る」
直虎(おとわ→次郎法師)の幼馴染で元婚約者である「亀」こと、
後の井伊直親(三浦春馬)の井伊谷帰還がテーマでした。

この回を観れば、おそらく多くの人が直親は準主役として、長く活躍するのだと思ったでしょう。
しかし、直親はこれから7年後の1562年には非業の死を迎えてしまいます。
放送時期でいうと、第12回ということなので3月26日でしょう。
かなり早い退場です。


父の直盛は桶狭間で戦死
他の親族・家臣も次々と

更にその前には桶狭間の戦いがあります。
そこで死ぬのは言うまでもなく今川義元ですが、
なぜかほとんどセリフをしゃべらない今回の義元(春風亭昇太)はいいとして、
実は直虎の父である井伊直盛(杉本哲太)もここで戦死してしまいます。
これが第9回なので、放送は3月5日。もうすぐです。

先ほど、明るい雰囲気と書きましたが、それを作っているのが、
どこかのんびりとした当主である直盛だと思います。
長命だった昨年の真田昌幸(草刈正雄)と違い、実はまもなく退場なのです。

なにやら寂しくなってきましたが、これだけではなく、
現在出ている井伊家の面々の更に多くが次々と亡くなってしまいます。
役名ではわかり難いので、俳優の名で挙げると、
前田吟さん、筧利夫さん、苅谷俊介さん、でんでんさんらが第12回までで退場してしまうようです。


鶴はどうなる?
ただ、おとわの幼馴染み、“亀と鶴”の片割れである鶴丸こと後の小野政次はしばらく退場しません。
しかし、彼と直虎との関係もかなり苛烈なものになっていきます。
そして、その政次も1569年には処刑されてしまうので、残り27年分の約半分の命です。


追加キャストは? 信長は?
この状況で、中盤以降の主要キャストもまだ発表されてはおらず、
実に先行きが不透明です。

だいたい3月5日が桶狭間なのに、織田信長役もまだです。
ただ、さすがにいくら話を作っても、直虎と信長がそう直接絡むのも難しいので、
今回は信長は登場しないのではとの見方もあります。
私はさすがにそれはないというか、出した方がいいと思いますが。
その他の追加キャストの発表も注目されます。


10代~30代 青年徳川家康をどう描くか
しかし、後に徳川譜代の家臣となり、幕末には大老井伊直弼を生む井伊家の物語ですから、
なんといっても大事なのは徳川家康です。
家康役は阿部サダオさんで、第5話で登場しました。
評判は良いようです。

ですが、このドラマで描かれる家康の年代は10代前半から30代後半までで、現時点では12歳。
直虎よりも更に7歳ほど年下と思われます。
それならば、若い俳優を起用して、今までにない“青年家康”を描けばいいと思うのですが、
阿部さんは1970年生まれで、今年47歳になるアラフィフです。
役者だから年齢は関係ないとはいえ、これはどうなのでしょう?

そういえば、本能寺の年から始まった昨年の『真田丸』の家康、内野聖陽さんは1968年生まれ。
本能寺の年で終わると思われる『直虎』の阿部さんがほぼ同世代というのも・・・、
わざとやったわけでもないでしょうけど。

菜々緒さんに期待
一方、後に家康の正妻・築山殿となる瀬名役は菜々緒さん。
私は女優としての菜々緒さんのファンなのですが、第5回では早くも期待に違わぬ怪演を見せてくれました。


1582
それにしても、書いても無意味なことはわかっていますが、
直虎がもう少し長生きしてくれれば、養子の井伊直政が徳川の重臣として
のし上がっていく時代も描けてよかったのですが。
直虎が亡くなる1582年、直政はようやく元服です。
この年に起きた本能寺の変後の徳川の伊賀越えに同道し、家康を守って評価を上げました。

直虎没後の事も少しは描かれるのかも知れませんが。
本当は直虎と直政2代の物語にしてもよかったとも思います。

期待と不安が相半ばしていますが、
ともかく、この時代の今川・徳川周辺を描いたドラマは希少で、
その点では楽しみにしています。


Old Fashioned Club  月野景史

2017年2月 1日 (水)

【相棒15】第13・14話前後編「声なき者」/舞台は1年前、神戸尊と米沢守登場

『相棒season15』2月1日放送の第13話と8日の第14話は前後編スペシャル。
前篇の「声なき者~籠城」は終了、次回は後編「声なき者~突入」です。
2月11日公開の『相棒 -劇場版Ⅳ- 首都クライシス 人質は50万人! 特命係 最後の決断』に
繋がるストーリーとして、また『相棒』OBである神戸尊、米沢守の再登場もあり、注目されています。


151401
2代目相棒コンビの杉下右京(水谷豊)と神戸尊(及川光博)は前編ラスト近くに遭遇。
後編でしっかり絡みがあるようです。
神戸は2012年3月の特命係卒業以来、映画への登場はありましたが、テレビシリーズは初の復帰です。


舞台は1年前
前編の物語はまず現在から始まり、4代目相棒・冠城亘(反町隆史)の回想の形で1年前に遡ります。
そしてこの段階で、冠城と神戸に接点があったらしい事も明らかになりました。

さて、1年前というと、前期シーズン14の後半。
冠城は法務省からの出向の立場で、特命係に居候中。
そして、米沢守(六角精児)はまだ鑑識課にいました。


151402
つまり、今回の米沢はお馴染みの鑑識課員としての登場でした。

そして、神戸は旧知の大河内監察官(神保悟志)からの依頼で、何か動いているようです。


そんな中、被害者の身元不詳の傷害事件が起こり、
その犯人と思しき人物による人質を取っての民家での籠城事件が発生します。

やがて、犯人と思われていた男が、実は病院に運ばれた被害者らしい事が明らかになります。
籠城したのは高校生男子で、幼い妹が一緒らしい・・・??
不可解な状況で、事件の全容がよくわかりません。
そして、これが告知されている『劇場版Ⅳ』の内容にどう繋がるか不透明です。

後編が楽しみですが、願わくば前編で盛り上がらせて、
後編肩透かしのパターンは避けてほしいものです。
『劇場版Ⅳ』も手掛ける太田愛さんの脚本に期待します。


ところで、人質となった婦人役は片桐夕子さん。
1970年代の日活ロマンポルノクイーン。
01_3

おそらく久しぶりのドラマ出演かと思います。

Old Fashioned Club  月野景史

以下、公式サイトの予告より引用
☆☆☆
2017年2月8日(水)よる9:00~9:54 
前後編スペシャル 第14話「声なき者~突入」

不可解な立てこもり事件の背景に権力者たちの陰が…!?
亘と尊、2人の相棒が右京と共に難事件に挑む!

今から一年前に右京(水谷豊)と亘(反町隆史)が遭遇した謎の立てこもり事件。膠着状態に陥る中、右京は尊(及川光博)から犯人の要求している女性・吉井聡美(及川莉乃)に関する情報を入手する。尊によると、すでに亡くなっている彼女の死因は自殺の可能性が高いのだが、なぜかその前の2か月余り幼い息子と姿を消していた時期があるという。いっぽう、亘は右京が立てこもり犯と目星をつけている新堂司(田中偉登)という高校生の家族について調べていた。司の父・誠(永野典勝)は法務省矯正局のホープだが、家族に暴力をふるっていた疑いがあり、妻や子供たちと別居中であることが判明。さらに、誠が女性蔑視の思想を持つ団体の会員であることも分かる。その団体には、省庁の重役も多く、警察庁長官官房総務課長の山崎(菅原大吉)も名を連ねていた。司は、誠から逃げるためにシェルターに身を寄せていた母と妹を通じて、同じくDVから逃れようとしていた聡美と知り合ったのではないか? しかし、だとしたらなぜ司は真渕(三浦英)に重傷を負わせ、人質を取って立てこもりなどしているのか…!?

そんな中、右京の依頼で真渕のパソコンを調べていた米沢(六角精児)の報告である疑惑が浮上し、右京は真渕になりすまして立てこもりを続ける司の真の目的を察知。人質を含め全員を無傷で確保しようと動き出す。しかし、立てこもり犯が真渕でないことが公となり、司が危機的な状況に陥ってしまう。そんな中、なぜか事件を隠蔽しようと暗躍する山崎により、特殊部隊の強行突入が刻一刻と迫っていた。

立てこもり事件を起こした高校生の本当の目的とは!?
右京と亘は真実を解明し、巨悪の陰謀を阻止できるのか?
衝撃のラストが、「劇場版IV」に関連する因縁をもたらす!

ゲスト:及川光博 菅原大吉 六角精児
脚本:太田愛
監督:橋本一
★★★

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