【相棒15】第13・14話前後編「声なき者」/舞台は1年前、神戸尊と米沢守登場
『相棒season15』2月1日放送の第13話と8日の第14話は前後編スペシャル。
前篇の「声なき者~籠城」は終了、次回は後編「声なき者~突入」です。
2月11日公開の『相棒 -劇場版Ⅳ- 首都クライシス 人質は50万人! 特命係 最後の決断』に
繋がるストーリーとして、また『相棒』OBである神戸尊、米沢守の再登場もあり、注目されています。
2代目相棒コンビの杉下右京(水谷豊)と神戸尊(及川光博)は前編ラスト近くに遭遇。
後編でしっかり絡みがあるようです。
神戸は2012年3月の特命係卒業以来、映画への登場はありましたが、テレビシリーズは初の復帰です。
舞台は1年前
前編の物語はまず現在から始まり、4代目相棒・冠城亘(反町隆史)の回想の形で1年前に遡ります。
そしてこの段階で、冠城と神戸に接点があったらしい事も明らかになりました。
さて、1年前というと、前期シーズン14の後半。
冠城は法務省からの出向の立場で、特命係に居候中。
そして、米沢守(六角精児)はまだ鑑識課にいました。
つまり、今回の米沢はお馴染みの鑑識課員としての登場でした。
そして、神戸は旧知の大河内監察官(神保悟志)からの依頼で、何か動いているようです。
そんな中、被害者の身元不詳の傷害事件が起こり、
その犯人と思しき人物による人質を取っての民家での籠城事件が発生します。
やがて、犯人と思われていた男が、実は病院に運ばれた被害者らしい事が明らかになります。
籠城したのは高校生男子で、幼い妹が一緒らしい・・・??
不可解な状況で、事件の全容がよくわかりません。
そして、これが告知されている『劇場版Ⅳ』の内容にどう繋がるか不透明です。
後編が楽しみですが、願わくば前編で盛り上がらせて、
後編肩透かしのパターンは避けてほしいものです。
『劇場版Ⅳ』も手掛ける太田愛さんの脚本に期待します。
ところで、人質となった婦人役は片桐夕子さん。
1970年代の日活ロマンポルノクイーン。
おそらく久しぶりのドラマ出演かと思います。
Old Fashioned Club 月野景史
以下、公式サイトの予告より引用
☆☆☆
2017年2月8日(水)よる9:00~9:54
前後編スペシャル 第14話「声なき者~突入」
不可解な立てこもり事件の背景に権力者たちの陰が…!?
亘と尊、2人の相棒が右京と共に難事件に挑む!
今から一年前に右京(水谷豊)と亘(反町隆史)が遭遇した謎の立てこもり事件。膠着状態に陥る中、右京は尊(及川光博)から犯人の要求している女性・吉井聡美(及川莉乃)に関する情報を入手する。尊によると、すでに亡くなっている彼女の死因は自殺の可能性が高いのだが、なぜかその前の2か月余り幼い息子と姿を消していた時期があるという。いっぽう、亘は右京が立てこもり犯と目星をつけている新堂司(田中偉登)という高校生の家族について調べていた。司の父・誠(永野典勝)は法務省矯正局のホープだが、家族に暴力をふるっていた疑いがあり、妻や子供たちと別居中であることが判明。さらに、誠が女性蔑視の思想を持つ団体の会員であることも分かる。その団体には、省庁の重役も多く、警察庁長官官房総務課長の山崎(菅原大吉)も名を連ねていた。司は、誠から逃げるためにシェルターに身を寄せていた母と妹を通じて、同じくDVから逃れようとしていた聡美と知り合ったのではないか? しかし、だとしたらなぜ司は真渕(三浦英)に重傷を負わせ、人質を取って立てこもりなどしているのか…!?
そんな中、右京の依頼で真渕のパソコンを調べていた米沢(六角精児)の報告である疑惑が浮上し、右京は真渕になりすまして立てこもりを続ける司の真の目的を察知。人質を含め全員を無傷で確保しようと動き出す。しかし、立てこもり犯が真渕でないことが公となり、司が危機的な状況に陥ってしまう。そんな中、なぜか事件を隠蔽しようと暗躍する山崎により、特殊部隊の強行突入が刻一刻と迫っていた。
立てこもり事件を起こした高校生の本当の目的とは!?
右京と亘は真実を解明し、巨悪の陰謀を阻止できるのか?
衝撃のラストが、「劇場版IV」に関連する因縁をもたらす!
ゲスト:及川光博 菅原大吉 六角精児
脚本:太田愛
監督:橋本一
★★★
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