【美術展】「マティスとルオー展 -手紙が明かす二人の秘密 -」パナソニック 汐留ミュージアム 1月14日開幕
東京のパナソニック 汐留ミュージアムでは2017年1月14日から3月26日まで、
「マティスとルオー展 ― 手紙が明かす二人の秘密 ― 」が開催されます。
マティスとルオー展 ― 手紙が明かす二人の秘密 ―
2017年1月14日(土)~3月26日(日)
パナソニック 汐留ミュージアム
主催:パナソニック 汐留ミュージアム、産経新聞社
後援:フランス大使館/アンスティチュ・フランセ日本、港区教育委員会
特別協力:ジョルジュ・ルオー財団
協力:日本航空
http://panasonic.co.jp/es/museum/exhibition/17/170114/index.html
パナソニック 汐留ミュージアム
2003年オープンの比較的新しい美術館。
そもそも汐留という街自体が都心の複合都市として生まれ変わったのは最近の事で、
それと共に誕生した美術館です。
本館は19世紀末から20世紀にかけて活躍したフランスの画家
ジョルジュ・ルオー(1871-1958)の作品のコレクションで知らせれいます。
マティスとルオー
今回はそのルオーともう一人、フランス近代絵画の巨匠アンリ・マティス(1869-1954)の展覧会です。
この二人はパリの国立美術学校の盟友です。
象徴派の巨匠で名教師としても知られるギュスターヴ・モロー教室で共に学んだ関係なのです。
ジャンルでいえば、二人はフォーヴィズムを代表する画家という事になります。
本展ではこの二人のあいだに交わされた半世紀にわたる手紙のやりとりを手がかりに、
油彩画を中心として、手紙、デッサン、版画、彫刻、絵付け陶磁器、タピスリーや、
当時最高の技術と気概を持つ出版人との協働で生み出された美麗な挿絵本などを紹介しながら、
タイトルにあるように、手紙に秘められた二人の友情を解き明かす展覧会となるようです。
出品作は、マティスの貴重な初期の静物画、ルオーの重要な版画集『気晴らし』油彩画シリーズ全点など、
日本初公開作品を含む約140点が公開されます。
Old Fashioned Club 月野景史
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