【科捜研の女16】2017正月スペシャル1/3放送/新メンバー橋口呂太(渡部秀)登場 24年の時を越えた誘拐事件
『科捜研の女』第16シリーズの2017年第1弾は正月スペシャルとして、
1月3日(火)21時より放送されます。
同じテレビ朝日・東映制作の『相棒』は元日スペシャルが恒例になっていますが、
『科捜研』の正月三が日の放送は今年に続き2回目です。
前回は13.6と好視聴率でした。今回もそういきたいところです。
正月スペシャルで新メンバー登場
今回の一つの目玉は新たなレギュラーキャストの登場です。
前話で、物理担当の若手研究員・相馬涼を5年間演じてきた長田成哉さんが卒業しました。
かつては故泉政行さんが演じてきた乾健児、そして相馬と引き継がれてきたポジションです。
※若手研究員の系譜は →こちら
今回からその後任として、渡部秀(わたなべ・しゅう)さん演じる橋口呂太(はしぐち・ろた)が加入します。
「呂太=ろた」とは珍しいネーミングです。
新メンバー・橋口呂太を囲んで レギュラー陣勢揃い
このドラマは『仮面ライダー』や『戦隊』シリーズなど、
東映特撮ドラマで人気の出た若手俳優の起用が珍しくなく、
長田さんは違いますが、泉さんや現メンバーの山本ひかるさんもそうでした。
渡部秀さんも『仮面ライダーオーズ/OOO』(2010年9月5日 - 2011年8月28日) の
主演・火野映司役を務めた俳優です。
ただ、終了からもう5年が経っていますが。
その間、渡部さんは『科捜研の女』と少し似たドラマに出演しています。
寺脇康文さんと相武紗季さんが監察医役で主演した
『ラスト・ドクター〜監察医アキタの検死報告〜』(2014年7月11日 - 9月12日、テレビ東京)です。
http://www.tv-tokyo.co.jp/last_dr.akita/
このドラマは『科捜研の女』同様、科学鑑定の現場である監察医務院主舞台のドラマで、
渡部さんは渡辺いっけいさん演じるベテラン刑事とコンビを組む池田刑事役でした。
『科捜研』でいえば土門の部下の若手刑事役、現在なら蒲原勇樹(石井一彰)のポジションです。
ただ、このドラマでは『科捜研』と違い、監察医の寺脇・相武さんと警察のいっけいさんの関係があまりよくなく、
渡部さんはその間に挟まって苦労し、また寺脇さんや相武さんに上手く利用されてしまうような役回りでした。
今度の『科捜研』でのキャラクターは、それとはちょっと違うようです。
公式サイトによると、橋口呂太は
「誰にでも“タメ口”で話しかけるマイペースな若者ですが、かわいげがあって憎めないキャラクター。
しかし、鑑定の腕は抜群で、物理研究員としては超優秀という設定です!」
だそうです。
誰にでもタメ口・・・、髪型を見ても、まずはちょっとうざい若者という感じ。
このあたりは相馬涼を継承しているのかも知れません。
うざいけれども、研究員としては優秀というアピールをしていくのでしょう。
正月スペシャル
※放送は終了しました。感想等はこちら↓
http://oldfashioned.cocolog-nifty.com/blog/2017/01/sp-dbb2.html
今回は誘拐事件がテーマのようです。
それも今起こっている誘拐事件と、24年前に起きた事件がリンクする展開です。
時間的スケールの大きい話になるようです。
そして、ストーリーにはあまり関係ないかも知れませんが、
予告映像の冒頭に登場する「半纏」を着てヘルメットをかぶり、そば屋の「岡持ち」を持った
榊マリコ(沢口靖子)も気になります。
日野所長(斉藤暁)まで巻き込んで、なぜ、そば屋の出前姿?
今回はゲストも鶴見辰吾さん、六平直政さん、羽場裕一さん、森尾由美さん、寺田農さんと粒ぞろい。
森尾さん以外は別役で出演済みです。
あらすじを東映の番組公式サイトより引用します。
☆☆☆正月スペシャル
2017年1月3日(火)21時~
京都市内で乳児誘拐事件が発生。
父親の間山悟(演・羽場裕一)が目を離した隙の犯行だった。
犯人からの要求は身代金3000万円。
土門刑事(演・内藤剛志)は赤ん坊の母親・圭子(演・森尾由美)が夫に言い放った「わざとやったの?」という一言が気になっていた。
一方、マリコ(演・沢口靖子)ら科捜研は新たな物理研究員・橋口呂太(演・渡部秀)と共に、現場から逃げ去った犯人のバイクを「3D認証」で捜索。
結果判明した犯人の逃走ルートから、犯人が落としたと思われる緑色のガムテープ片が発見される。それを見た滋賀県警の岩内刑事(演・六平直政)の目に動揺が走った。
岩内の反応を不審に思った土門は、かつて岩内とコンビを組んでいた元刑事の矢野(演・寺田農)を訪ね、かつて岩内と矢野が担当していた24年前の未解決誘拐事件の存在を知る。
24年前に誘拐されたのも、やはり乳児。
父親の石井和夫(演・鶴見辰吾)が身代金を払ったものの、赤ん坊は戻ってこなかった。
この未解決誘拐事件と今回の誘拐事件――2つの事件には、3000万という身代金の額、緑色のガムテープや脅迫電話に使用された電話ボックスに至るまで、奇妙な符合がいくつも見受けられた。
まさか、かつての犯人が24年の時を越えて現れたのだろうか?
それとも、犯人は24年前の誘拐事件の「模倣犯」なのだろうか――?
やがて、身代金の受け渡し時刻が訪れる。
犯人との壮絶なカーチェイスの果てに、物語は予想もしなかった方向に転がり始める。
脚本:櫻井武晴
監督:田﨑竜太
★★★
Old Fashioned Club 月野景史
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