【科捜研の女16】相馬涼(長田成哉)最後に活躍し颯爽旅立つ/見送りにマリコ、土門、風丘不在は少し寂しい
『科捜研の女』に研究員・相馬涼役で出演してきた長田成哉さんの卒業回となる
第16シリーズ第8話が本日12月15日に放送されました。
相馬君は殉職することなく、最後に勇敢な活躍を見せて無事卒業。
グリーンのスーツとサングラスでキメて、颯爽とカナダへ旅立って行きました。
今回は前週から続編で、謎の連続爆弾魔が暗躍するストーリー。
紆余曲折あり、爆弾魔の最後の標的は京都府警本部。
相馬は榊マリコ(沢口靖子)と共に爆弾を見つけるも処理班を呼んでいる時間はない。
(処理班は同じ本部内にいるのだから呼ぶか、それも間に合わないくらい切羽詰まっているなら
逃げるかした方がいいとは思いますが、まぁそれを言っても仕方ないでしょう。)
その状況の中、相馬はマリコをリードして見事に爆弾を処理しました。
そして、相馬は以前勤めていた民間の研究所からの紹介により、カナダの研究所へ旅立っていきました。
最後の別れのシーンは比較的あっさりしていましたが、それもこのドラマらしいかも知れません。
謎が残る見送りシーン
ところで、科捜研の部屋で相馬を見送ったのは日野所長、宇佐見、亜美、蒲原刑事の4人でした。
マリコが見送りのシーンにいなかったのは意図的な演出のようですが、
これはどうでしょう?
その前に共同作業で大仕事を終えたとはいえ、その段階では相馬の退職を知らなかったのだから、
やはり、一緒に見送り、別れの言葉をかけた方がよかったように思います。
土門刑事(内藤剛志)はマリコが見送らなかったことに言及していましたが、
自分は見送ったとも聞こえる口ぶりでした。
しかし、実際には土門も見送りの場面にはいませんでした。
これは、ちょっと変に感じました。
本来は見送る予定だったのが、なんらかの事情で変更になったのかも知れません。
それと、今回は風丘医師(若村麻由美)が見送りシーンのみならず、まったく登場しませんでした。
風丘は1話あたりの出演シーンは少ないですが、全然出ないことは滅多にありません。
前シリーズは舞台『放浪記』公演と重なりましたが、『科捜研』も皆勤だったと思います。
今回も前編には出ていましたが、本当の退場回となる後編に出ないとは、意外でした。
風丘が相馬のことを「相馬涼!」とフルネーム呼びするのは名物になっていましたから、
最後に聞けないのは残念でした。
ところで、このドラマのテレビ朝日の公式サイトはあっさりしていて、
SNSの類いが一切ありません。
制作サイドからのメッセージがほとんど伝わらない作りです。
それに対して、東映の『科捜研の女』公式サイトはメッセージ性が強いです。
この点は、同じ東映制作でも『相棒』とはまったく逆です。
今回の長田さんの降板にあたっても、東映のサイトでは
最終シーンの撮影から送別会まで、たっぷりと紹介されています。
以下のアドレスの、少し下にいった「第8話 こぼれ話」のところです。
いささか長すぎて疲れますが。
http://www.toei.co.jp/tv/kasouken16/story/1208776_2653.html
ともかく、5年間務めた『科捜研の女』を卒業。
長田成哉さんの新たな活躍に期待します。
Old Fashioned Club 月野景史
« 【科捜研の女16】相馬涼(長田成哉)は12月15日で卒業/後任は渡部秀 | トップページ | 【ドラマ】『ドクターX 外科医・大門未知子4』12/22最終回 城之内はどうなる?/高視聴率も豪華脇役陣はやや無駄遣い »
「12.【特集】『科捜研の女』」カテゴリの記事
- 【科捜研の女24』7月無事スタートはジャニーズ問題の余波?/『刑事7人』との関係(2024.07.05)
- 【科捜研の女】シーズン23が無事スタート/『相棒』と同じ水曜21時枠で放送(2023.08.19)
- 【科捜研の女23】『相棒』と同じ水曜21話枠で8月スタート/『特捜9』『刑事7人』を繰り上げ(2023.06.26)
- 【科捜研の女2022】終了/来期はどうなるのか?(2022.12.28)
- 【科捜研の女2022】落ち着き目の展開で淡々と進行/君嶋直樹(小池徹平)の存在意義は?(2022.12.08)
« 【科捜研の女16】相馬涼(長田成哉)は12月15日で卒業/後任は渡部秀 | トップページ | 【ドラマ】『ドクターX 外科医・大門未知子4』12/22最終回 城之内はどうなる?/高視聴率も豪華脇役陣はやや無駄遣い »