【科捜研の女】榊マリコ(沢口靖子)に離婚歴!/元夫は警察官僚(渡辺いっけい)
昨日11月10日(木)放送の『科捜研の女16』(テレビ朝日)第3話で、
主人公の京都府警科捜研・榊マリコ(沢口靖子)に結婚→離婚歴があった、
つまりバツイチだったと明かされ、ファンを驚かせているとのことです。
といっても、これは今回初めて明らかになったわけではなく、
実は1999年スタートの第1シリーズからある設定なのです。
元夫は警察庁キャリア官僚の倉橋拓也。演じたのは渡辺いっけいさんでした。
この第1シリーズ開始の時点で二人は既に離婚しており、
倉橋は新たに赴任してきた京都府警本部の刑事部長でした。
マリコは京都府警の科捜研の所属。
つまり、彼女離婚した前夫と同じ職場に勤務していたのです。
第1話で新任の挨拶をする倉橋を見て、マリコびっくりという展開でした。
このシーズンでは、マリコの相棒ポジションでもあった刑事部の女性刑事・城丸準子(伊藤裕子)が、
倉橋が恋愛関係になり、マリコと微妙な三角関係を構成しました。
マリコの方に未練はなかったようですが。
マリコと城丸、奥に倉橋
まさに三角の構図。
倉橋は第1シリーズラストで異動により退場しますが、
第3シリーズ(2001年)に単発で異動先の滋賀県警琵琶湖北警察署長として再登場しました。
大幅リニューアル 離婚設定は残っているのか?
しかし、その後の第5シリーズ(2004年)でこのドラマは『新・科捜研の女』とタイトルを変え、
それ以前にレギュラー出演歴のある内藤剛志さんや斉藤暁さんが別役で登場するなど、
キャストの面でも大幅なリニューアルを行います。
ですので、マリコの離婚設定がそのまま残っているかは微妙だったのですが、
次の第6シリーズ(2005年)初回で初登場したマリコの父親・榊伊知郎(小野武彦)がマリコはバツイチだと発言しています。
元夫についてまでは言及しませんでしたが、少なくともこの時点では離婚設定は生きていました。
またこのシリーズの最終回ではマリコ自身の「結婚はもういいけど、子どもはほしい」との発言もありました。
ただ、それからもう11年経っています。
この後に離婚歴についての言及があったかどうかはハッキリしませんが、
あったとしてもかなり前で、近年はまったくふれられてないと思います。
日野所長「前夫は警察庁キャリアで京都府警に在籍」
そして今回、マリコの離婚事情についての言及ですが、
日野所長(斉藤暁)の口から離婚歴の事、前夫が警察庁キャリアで、京都府警にいた事まで明言されました。
さすがに倉橋の名前までは出ませんでしたが、ここまで一致していれば、
第1シリーズの設定が今も生きている事は間違いないでしょう。
実は斉藤暁さんは第1シリーズにも研究員役でレギュラー出演しているのですが、
現在の文書鑑定専門の日野とは別人の、物理担当の榎戸輝男という役でした。
ですので斉藤さんは渡辺さんと共演しているのですが、別役の榎戸としてなので、
日野としては「直接は知らないけど」というニュアンスのしゃべり方でしたね。
第1シリーズの榎戸研究員とマリコ。
今と比べると若くて髪の毛も多いですが、どう見ても現所長と同じ人です。
今回の件は、ファンにとっても興味深い面がありました。
初期は視聴率のよくなかったこのドラマは何度もリニューアルを繰り返し、
マリコをはじめ、レギュラーキャストのキャラクターにもかなりの変節がありました。
果たして、シリーズ通して連続した世界上にあるのかという漠然とした疑問があったのですが、
今回の件で、第1シリーズからの設定が現在でもまだ生きている事が明らかになったといえるからです。
Old Fashioned Club 月野景史
以下、マイナビニュースより引用
http://news.mynavi.jp/news/2016/11/11/238/
☆☆☆
『科捜研の女』マリコの離婚歴に「知らなかったー!」視聴者から驚きの声
沢口靖子主演のドラマ『科捜研の女』(テレビ朝日系列、毎週木曜20:00~)。10月からスタートした第16シリーズでは、毎回各界のスペシャリストが登場するといったことと、主人公“マリコの衝撃的シーン”という新たなエッセンスを加え、視聴者を楽しませている。11月10日に放送された第3話でも、ある“衝撃”でネット上をざわつかせた。
このドラマは、京都府警科学捜査研究所(通称・科捜研)の法医研究員・榊マリコ(沢口)を中心とした、ひと癖もふた癖もある研究員たちが、法医、物理、化学、文書鑑定などの専門技術を武器に事件の真相解明に挑む姿を描いたミステリー。1999年のスタート時から根強い人気を誇っており、現行のテレビドラマでは最も長く続いている長寿シリーズだ。
今回の放送では、冒頭からマリコが「夫婦愛修復セミナー」に参加しているという設定でスタート。初期のシリーズから見ている方は知っているかもしれないが、実はマリコはバツイチ。昔の夫は、渡辺いっけいさん演じるエリート刑事であった。最近のシーズンでは触れられることのなかったマリコの離婚歴が久々に取り上げられ、「マリコさんバツイチだったの!?」「こんなに長年観てるのに知らなかったー!」「驚きを隠せないww既存の設定!?」とネット上がざわついていた。
劇中では、研究所員もマリコの離婚歴に「知らなかった!」と驚き。元夫について所長から、「キャリアの警察官で、昔、京都府警にいたんだよ」と過去が明かされ、マリコが「夫婦愛修復セミナー」に参加していたことから、「元旦那とよりを戻そうとしているのでは? でも、元の旦那さんは、新しい奥さんをもらったって聞きましたけど……。マリコさん略奪愛を狙っている?」と噂をするシーンも登場した。
ちなみに、今回の事件だが、マリコが受講していた「夫婦愛修復のカリスマ」城ヶ崎渚(あめくみちこ)のセミナーの最中に事件発生の一報が入る。被害者は、下川真帆(魏涼子)。渚のもとで働く「夫婦愛修復カウンセラー」だった。死因は青酸による毒殺。マリコは、被害者が手に「離婚届」の切れはしを握ったまま死んでいることに気が付き、捜査を進める。やがて土門刑事(内藤剛志)らの捜査によって、被害者の不倫相手の存在が浮上。さらに、円満に見えていた渚夫婦からも不協和音も流れ始め、「夫婦愛修復のカリスマ」の“裏の顔”が徐々に明らかになっていった。
また今回、マリコの離婚歴だけでなく、「赤いドレスを着て、婚約指輪をはめてもらうマリコの姿」も衝撃だった。予告動画でも流れており、「マリコ、再婚!?」と注目を集めていたが、これは、「マリコ君もいよいよ再婚か~」とあれこれ噂をしていた研究所員の妄想だったが、視聴者からは「指輪を見せてるマリコさんがすごくキラキラしてて可愛い!」「マリコさん、笑顔の破壊力!」という声もあがっていた
★★★
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