« 2016年10月 | トップページ | 2016年12月 »

2016年11月

2016年11月29日 (火)

【ドラマ】『遺留捜査3』をテレ朝が一挙再放送/上川隆也主演『検事の本懐』12/3放送

『相棒』、『科捜研の女』の絡みでテレビ朝日昼のランダムドラマ再放送のこと
をよく書いていますが、今週はちょっと異変が起きています。
先週までは放送のなかった上川隆也さんの主演の『遺留捜査』の第3シリーズを
火曜から金曜の4日間で8本放送するのです。

02

この第3シリーズは全9話なのですが、なぜか第7話だけを除いた8本です。
そして、来週の番組表を見ると、もう『遺留捜査』の放送予定はありません。

なぜこんなことをするのか?
実は推測できます。

今週の土曜日、12月3日21時から上川さん主演のドラマスペシャル
『検事の本懐』を放送するからでしょう。
つまり、その為の宣伝ということでしょう。

Photohttp://www.tv-asahi.co.jp/kenjinohonkai/


といっても、『遺留捜査』と『検事の本懐』ではドラマのタイプも上川さんのキャラも結構違うようですし、
他のキャストもダブっているのは、見たところ、正名僕蔵さんくらいです。
それで宣伝になるのか?

しかし、『遺留捜査』も人気のあったドラマですし、
どうせ普段からドラマをランダムに再放送しているのだから、
一気に『遺留捜査』を放送して、合間に『検事の本懐』のCMを流す。
悪い方法ではなですね。

尤も、『検事の本懐』は柚月裕子さん原作の推理小説で、上川さんの主演の佐方貞人シリーズとして、
過去に2本、スペシャルドラマが作られています。
ならばそちらを再放送すれば良いようにも思いますが。


慰留捜査
上川さんが主演の『慰留捜査』は2011年から2013年にかけて全3シリーズが放送されました。
遺留品にこだわる、飄々とした警察官・糸村聡が主人公。
その後も単発スペシャルが4本制作されています。
視聴率もよかったのですが、残念ながら右肩下がりで、そのせいか、連続ドラマとしては休止状態です。
それでも、第3シリーズも11.5%を獲っているので、今の時代に立派なものではあるのですが。
なかなか魅力的なドラマで、続編が望まれるところではあります。

Old Fashioned Club  月野景史

2016年11月27日 (日)

【推奨ワイン】ケンダル・ジャクソン・シャルドネ/オバマ大統領も好むワイン

【推奨ワイン】
出逢ったワインの中から、リーズナブルで飲み易く、料理にも合わせ易い。普段飲み慣れない人も美味しいと感じるであろう、
バランスの良いワイン。「贈答品」には安いけど、“軽い手土産”くらいには適したワインを紹介しています



高田馬場 武田Barにて
これは大変バランスの良い、カリフォルニアの白ワイン。


599x900
ケンダル・ジャクソン ”ヴィントナーズ・リザーブ” シャルドネ カリフォルニア 2014年


アメリカのオバマ大統領が好むワインとしても知られています。

「ピープル」誌でオバマ大統領の自宅を紹介した際、
キッチンにこのワインが置いてあったことから、
「大統領御用達ワイン」と報じられ、さらに人気を高めることとなったそうです。

ネット通販で2,500円から3,000円ほど。
赤もカベルネ・ソーヴィニオン、メルロ、ジンファンデルなど。
また同じケンダル・ジャクソンで、もう少し廉価な銘柄もあるようです。

トランプ次期大統領の好みのワインは何でしょう?

Old Fashioned Club  月野景史

2016年11月24日 (木)

【恐竜】“雷竜”ブロントサウルスはなぜ消えた?/20世紀の人気恐竜をめぐる様々な奇譚

子どもの頃、恐竜図鑑を夢中になって読みました。
今でも博物館での恐竜展は長蛇の列が出来るほど、恐竜は老若男女に人気があります。

その中でも人気・知名度トップ3を挙げるなら、昔ならば、
肉食恐竜の王、ティラノサウルス
背中に並ぶ“剣”(というより板か?)が特徴的なステゴサウルス
そして大型の “雷竜” ブロントサウルスでしょう。

01_2

ブロントサウルス (Brontosaurus) は象のようにどっしりしたボディと脚、
そして長い首を特徴とする竜盤目 竜脚形亜目 竜脚下目科、
通称“雷竜”(カミナリリュウ ライリュウ)を代表とする恐竜として知られていました。

そもそもブロントサウルスとは「雷の恐竜(トカゲ)」の意で、種目を象徴する恐竜だったのです。
同じ竜脚下目の仲間ではブラキオサウルス、ディプロドクスといったところが有名だったかと思います。
そういえば、昔は「サウルス」ではなく「ザウルス」、ブロントザウルスと表記されていました。
以前は竜脚下目は半水中生活を送っていたと考えられ、
上のような古いイラストでは沼地・湖を背景に、半身を水に浸して描かれる事が多かったです。
現在では半水中生活は否定されています。


消えたブロントサウルス
さて、今の恐竜図鑑には何故かブロントサウルスの名はありません。
ネットで「ブロントサウルス」と検索すると、Wikipediaの「アパトサウルス」の項目がトップにきます。
これはどういうことなのか?

実はこの問題、少し細かく知ろうとすると、結構ややこしいのです。
まず大雑把に事情を説明してから、その後でそのややこしい、奇譚ともいえる事を記します。


ブロントザウルスが消えた理由 超概略

19世紀は恐竜新発見の時代でした。
ブロントサウルスの骨の化石は19世紀末にアメリカで発見され、
この名が付けられて、前述のように大変有名な恐竜になりました。

ところが、後の研究によりブロントサウルスは先に発見されていた「アパトサウルス」と
同一種である事が判明したのです。
この場合、先に発表された名称が優先されます。

こうして、ブロントサウルスの名は消滅し、アパトサウルスが残ることになりました。
元々アパトサウルスの名はあまり知られていなかったこともあり、
子どもの頃から慣れ親しんだ恐竜が消えたみたいで残念にも感じますが、
この事情を聞けば仕方ないとも思います。

時系列というと、アパトの発表が1877年、ブロントの発表が1879年との記事がありますが、
ネット上では同一年との記載もあり、はっきりしません。

さて、概要としてはここまで書いた通りなのですが、この件にはいくつかややこしい付帯事情があります。
それらを記します。


02_1200x611_2
このイラストも古いものだと思いますが、やはり水辺で描かれています。
半水中生活は否定されても、飲み水は必要だから水辺にもいたでしょうが。


アパトとブロント 同じ人間が発見
前述の事情を聞けば、アパトサウルスとブロントサウルスの発見者は別の人物だと思うでしょう。普通は。
実は同一人物なのです。アメリカの古生物学者オスニエル・チャールズ・マーシュ。
しかも、前述のように極めて近い時期の発見・発表だったようです。

つまり同じ人物が、かなり近い時期に同じ恐竜の化石を発見し、
別の恐竜と勘違いして発表してしまったというのです。
研究環境も充分整っていなかった時代の事とはいえ、随分拙速に感じます。

この背景には、当時の恐竜発見競争の激化があるようです。
特にマーシュと、同じアメリカの古生物学者エドワード・ドリンカー・コープとの間で
行われた競争は化石戦争(Bone Wars)とまで呼ばれていました。
競争が激化すれば、功をあせってミスが生じる。解り易い話ではあります。


同一との判明は19世紀初頭
ブロントサウルスの名称は1970年代~80年代くらいは流布していたのだから、
アパトサウルスと同一だと判明したのはそれ以降、比較的最近である・・・と思いますよね。普通は。

ところが、実は1903年にシカゴのフィールド自然史博物館長エルマー・S・リグスが再検証により、
先に発見されていたアパトサウルスが、ブロントサウルスの若い個体であると発表していたのです。
この段階で、学名は Apatosaurus (アパトサウルス)に統一されました。
しかし、この事実はあまり知られず、ほぼ20世紀を通じてブロントサウルスの名が有名になってしまったのです。


頭部は別の恐竜
まだややこしい話があります。
そもそもブロントサウルスとして発見された恐竜の化石骨格は、
アパトサウルスの胴体にカマラサウルスの頭骨が載る等、
複数種の化石の混同によって復元されていた事が判明しています。
この判明がいつ頃なのか、よくわかりません。
この件はいずれ追記したいと思います。


2015年に流れたニュース
ブロントサウルスはいた!?

ところが昨年、2015年4月に、再検証の結果、アパトとブロントはやはり別種だっとする説が公表されました。
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1504/08/news093.html

まったく、恐竜研究は一筋縄ではいきません。

Old Fashioned Club  月野景史

2016年11月23日 (水)

【美術展】『拝啓 ルノワール先生 ―梅原龍三郎に息づく師の教え』三菱一号館美術館/国と年齢を越えた師弟関係

東京丸の内の三菱一号館美術館で12月18日まで、
『拝啓 ルノワール先生 ―梅原龍三郎に息づく師の教え』が開催中です。


Photo


拝啓 ルノワール先生 ―梅原龍三郎に息づく師の教え
Bonjour, Monsieur Renoir; Renoir et Umehara –Joie de peindre 
10月19日(水)〜 2017年1月9日(月・祝)

主催 三菱一号館美術館、朝日新聞社
http://mimt.jp/renoirumehara/
※本展終了後は大坂・あべのハルカス美術館に巡回 2017年 1月24日(火)~ 3月26日(日)

日本の近代洋画界を代表する画家、
梅原龍三郎(1888年3月9日 - 1986年1月16日)
彼は1908年、二十歳の時に渡仏し、翌年、ルノワールに出会います。

ピエール=オーギュスト・ルノワール
(Pierre-Auguste Renoir 1841年2月25日 - 1919年12月3日)

フランスの印象派絵画の巨匠。
日本でもその人気は高く、今年も国立新美術館で大規模な回顧展が開催されました。
http://oldfashioned.cocolog-nifty.com/blog/2016/07/post-8a85.html

梅原と会った時のルノワールは67歳。
既に大御所で晩年にさしかかっており、リューマチ性の疾患に苦しんでいたのですが、
旺盛な制作意欲は衰えていませんでした。

本展はルノワールと梅原の師弟関係を軸に、その画業を追った展覧会です。
ルノワールの他にもルオーやピカソなど、
梅原が出会い収集した西洋美術コレクションも紹介されています。
梅原の優れた蒐集家としての面に接する機会でもあります。


Old Fashioned Club  月野景史

2016年11月22日 (火)

【美術展】『ゴッホとゴーギャン』東京都美術館/因縁深き二人W主役の展覧会

東京上野の国立新美術館で12月18日まで『ゴッホとゴーギャン展』が開催中です。

Photo_2

ゴッホとゴーギャン展
Van Gogh and Gauguin: Reality and Imagination
2016年10月8日(土)~12月18日(日)
東京都美術館

主催:東京都美術館(公益財団法人東京都歴史文化財団)、東京新聞、TBS
http://www.g-g2016.com/

フィンセント・ウィレム・ファン・ゴッホ
(Vincent Willem van Gogh、1853年3月30日 - 1890年7月29日)
オランダ出身で主にフランスで活動したポスト印象派の画家。

ウジェーヌ・アンリ・ポール・ゴーギャン
( Eugène Henri Paul Gauguin 1848年6月7日 - 1903年5月8日)
フランスのポスト印象派の画家。姓は「ゴギャン」「ゴーガン」とも。


19世紀末の同時代を生きた、共に西洋絵画史におけるスーパースター。
そして、極めて因縁深い二人の名を冠した、いわばW主演の展覧会です。

ジャンルでいうと、二人とも“ポスト印象派”
といっても、そう呼ばれるのはこの二人とポール・セザンヌくらいなのですが。

オランダの牧師の家庭に育ったファン・ゴッホと、
南米ペルーで幼年期を過ごしたゴーギャン。
生い立ちや性格だけではなく、絵画表現も大きく異なります。

その彼らが1888年、南仏アルルで約2カ月の共同生活を送ります。
芸術家逹の理想郷を作るべく、先にアルルに移り住んだゴッホの誘いにゴーギャンが応じたのです。
時には激しい議論を重ねながら刺激を与え合い、共に制作に励みました。
そして・・・悲劇的な結末を迎えました。

あまりに有名なエビソードです。


本展にはファン・ゴッホとゴーギャンの初期から晩年にわたる
油彩画約50点を含む約60点が展示されます。
二人の画家の特徴を浮き彫りにし、その関係性と芸術性に光を当てられているのです。

公式サイトのイントロダクションでは表現を抑えているように感じますが、
この二人をセットで考えれば、いたたまれない悲痛を感じざるを得ません。
しかしこれは今更変えられないこと。
痛みを乗り越え、 偉大な画家の作品を同時に鑑賞できる楽しみに浸りましょう。

Old Fashioned Club  月野景史

2016年11月21日 (月)

【美術展】『クラーナハ展―500年後の誘惑』国立西洋美術館/北方ルネサンス巨匠 日本初の大規模展

東京上野の国立西洋美術館で来年1月15日まで、
『クラーナハ展―500年後の誘惑』が開催中です。

Photo_2
クラーナハ展―500年後の誘惑
2016年10月15日(土)~2017年1月15日(日)
国立西洋美術館

主催:国立西洋美術館、ウィーン美術史美術館、TBS、朝日新聞社
http://www.tbs.co.jp/vienna2016/
※本展終了後は大阪に巡回
国立国際美術館にて 2017年1月28日(土)~ 4月16日(日)

呼称としては、私は「ルーカス・クラナハ」に馴染みがありますが、
本展では「ルカス・クラーナハ」、
wikipediaでは「ルーカス・クラナッハ」と、日本語表記が割れています。
この展覧会に合わせ、本項では一応「ルカス・クラーナハ」を採用します。


ルカス・クラナーハ
(Lucas Cranach der Ältere、1472年10月4日 - 1553年10月16日)

ルネサンス期のドイツの画家。
同名の息子も画家なので、ルカス・クラーナハ (父) と表記されることもありますが、
一般に「クラーナハ」といえばこの人を指します。
西洋絵画史上の超ピッグネームです。


北方ルネサンスの代表画家
ルネサンスについてはこのプログで超入門編を記しています。
http://oldfashioned.cocolog-nifty.com/blog/2012/01/post-2628.html

ルネサンス芸術の中心地はイタリアのフィレンツェとローマ。
次いで北のヴェネツィア
これらイタリアの地域よりも更に北の国々にも伝播したものを、北方ルネサンスと呼びます。
主にネーデルラント(現在のベルギー、オランダあたり)、そしてドイツが知られます。
クラーナハはアルブレヒト・デューラーと並び、ドイツルネサンスを代表する画家です。

特にアダムとイブやヴィーナスの立ち姿を描いた裸体画は特徴的で、
クラーナハの名を知らなくとも、見た記憶のある人は多いと思います。

02
『ヴィーナス』 1532年 フランクフルト シューデル美術館
本展の出品作
クラーナハといえばこの身体のライン。そしてこの蠱惑的な表情です。


本展は日本初のクラーナハの大回顧展
ローマ、ロンドン、パリ、ブリュッセル等に次いでの日本開催で、
世界10カ国以上から、クラーナハ作品が日本に集結しました。
これほどの有名画家の展覧会が今まで日本で行われていなかったというのも意外ですが、
作品が世界に分散しているので、多くの作品を集めるのが難しかったのでしょう。
今回は大変貴重な機会です。

Old Fashioned Club  月野景史

以下、公式サイトより引用
ルカス・クラーナハ(父、1472-1553年)は、ヴィッテンベルクの宮廷画家として名を馳せた、ドイツ・ルネサンスを代表する芸術家です。大型の工房を開設して絵画の大量生産を行うなど、先駆的なビジネス感覚を備えていた彼は、一方でマルティン・ルターにはじまる宗教改革にも、きわめて深く関与しました。けれども、この画家の名を何よりも忘れがたいものにしているのは、ユディトやサロメ、ヴィーナスやルクレティアといった物語上のヒロインたちを、特異というほかないエロティシズムで描きだしたイメージの数々でしょう。艶っぽくも醒めた、蠱惑的でありながら軽妙なそれらの女性像は、当時の鑑賞者だけでなく、遠く後世の人々をも強く魅了してきました。
日本初のクラーナハ展となる本展では、そうした画家の芸術の全貌を明らかにすると同時に、彼の死後、近現代におけるその影響にも迫ります。1517年に開始された宗教改革から、ちょうど500年を数える2016-17年に開催されるこの展覧会は、クラーナハの絵画が時を超えて放つ「誘惑」を体感する、またとない場となるはずです。

2016年11月20日 (日)

24時間無休エニタイムフィットネス/セルフシステムの究極 安全面は?‎

24時間年中無休のスポーツジム・エニタイムフィットネス‎に入会した。
https://www.anytimefitness.co.jp/
自宅から徒歩5~6分の距離。

これまで、エクザス、ティップネス、東急スポーツオアシスと、
いわゆる普通のスポーツクラブ、フィットネスクラブに通ってきたが、
ここはそれらと比べてもかなり異質だ。

一言でいえば、セルフサービス性の強いスポーツクラブ。
といっても、よほどの高級施設でもない限り、また追加料金を払わない限り、
スポーツクラブというのは好きな時間に行って、勝手にトレーニングをする、
基本的にセルフサービスのものだろう。

そこは同じだが、エニタイム‎はそれを突き詰めたスタイル・システムだということになると思う。

エニタイムフィットネスはフランチャイズ運営で、店舗によってシステムは異なる。
なので、私の会員登録した店舗について記すが、標準的なスタイルかと思う。

まず、運動設備はエアロビクス等のスタジオはなく、筋力トレーニング及びランニング等の
有酸素運動系マシンとボディビル用の器具のみ。
必要最小限といったところ。
尤も、どこまで必要かは個人の主観だが、私のニーズには充分。

特徴的なのは、今まで利用したクラブには必ずあった男女別のロッカールームがない。
あるのは、洋服売り場にあるような一人用の更衣室と、簡素なシャワールームのみ。
月極レンタルロッカーがあるが、場所はトレーニングルーム内。
そして、シューズを上履きに変える必要がない。

と書いても、なかなかイメージがつかみ難いかと思うが、
私の感じたことを書けば、帰宅途中に寄るのではなく、
一度自宅に戻って運動着に着替えて行き、そのまま運動してそのまま帰り、
自宅で入浴する、シャワーを浴びるというスタイルが適しているのではと感じる。
ネットを見ても、そんな使い方が多いようだ。
もちろん、自宅近くにあることが前提条件だが。

例えれば、近所をちょっとジョギングし、その途中で公園に立ち寄り、
体操したり鉄棒にぶら下がったりする。
そんなことを効率的に行う空間といったイメージか。


そして、究極のセルフシステムはスタッフが常駐しないこと。
私の通う店舗では、スタッフがいるのは11時から20時の9時間のみ。
いるといっても1~3人程度のようだが、
24時間営業なので、20時から翌日の11時までの15時間はスタッフがいないということ。

合理化・セルフスタイル化を突き詰めたシステムなのだろう。
私も月会費は前に通っていたクラブの約6割に抑えられる。

しかし、誰が聞いても一番気になるのは、安全・セキュリティ面であろう。
防犯カメラで24時間監視しているとはいうが。

それにしても不思議なのは、このクラブの本部はアメリカにあり、
以下の世界20ヶ国以上で展開しているということ。

アメリカ合衆国、カナダ
チリ|メキシコ|コロンビア|パナマ
ベルギー|アイルランド|イタリア|オランダ|ポーランド|スペイン|スウェーデン|イギリス
オーストラリア|ニュージーランド
カタール
中国|香港|インド|日本|マレーシア|フィリピン|シンガポール|台湾

昔から、そして今でも、「日本ほど安全・安心な国は世界にない」
「(安全面において)日本の常識は世界の非常識。海外で日本の常識は通用しない」と言われてきた。

しかし、このシステムが成立するなら、外国にも結構安全な地域はあると思えるのだが。

まだ入会したばかりなので、個人としての総合評価は先送りする。
が、システムとしては理解したので、後は他の会員の質次第かと思う。
特に問題のある人物がいなければいいだけだが。

Old Fashioned Club  月野景史

2016年11月19日 (土)

【美術展】『世界に挑んだ7年 小田野直武と秋田蘭画展』サントリー美術館/江戸の世の謎深き“天才洋画家を“観賞

先日のブログで紹介した『世界に挑んだ7年 小田野直武と秋田蘭画展』を鑑賞してきました。
http://oldfashioned.cocolog-nifty.com/blog/2016/11/7-8d1e.html


世界に挑んだ7年 小田野直武と秋田蘭画展
2016年11月16日(水)~2017年1月9日(月・祝)
サントリー美術館
公式サイト:http://www.suntory.co.jp/sma/exhibition/2016_5/


Photo
重要文化財 不忍池図(部分)
小田野直武筆 一面 江戸時代 18世紀 秋田県立近代美術館
【展示期間:11/16~12/12】

本展の看板作品。

まさに“蘭画”。
日本人により、日本の風景を題材にし、
西洋の技術である遠近法を取り入れて描かれた、
江戸期日本の西洋風絵画といった趣きの絵です。

鑑賞して目に付いたのはやはりこの絵と、
もうひとつ、こちらは掛け軸で『鷹図』という力作がありました。
個人所像作のためか、残念ながら公式サイトやパンフにも載っていません。


さて、本展の主人公である小田野直武は秋田藩士の家に生まれですが、
江戸に出て平賀源内の下で蘭画を学びました。

『解体新書』の挿絵を描き、秋田蘭画の創始者となるのですが、
30歳になる前に謹慎を命じられて秋田に戻り、
翌年31歳の若さでなくなりました。

謹慎の事情は定かではありません。
謹慎と前後して源内の殺人罪による投獄があったのですが、
これと謹慎との因果関係も不明です。

そして、若くしての死の事情もよくわかっていません。
つまり、謎に満ちた人物なのです。

本展のタイトルに「世界に挑んだ7年」とありますが、
そのような意図を持って画業に取り組んでいたのか、
おそらく、人となりもあまりわかっていないようです。

しかし、主筋にあたり、絵師としても知られる秋田藩主の佐竹曙山や角館城代の佐竹義躬、
そして、西洋の技法を取り入れた画風で知られる高名な司馬江漢を指導したともされ、
短い生涯ながらその影響力は大きかったようです。

残された作品からも、並々ならぬ技量を感じます。
夭折の天才と呼んでいいでしょう。

秋田蘭画という分野自体、直武や曙山の死後、永く忘れられており、
再評価されたのは20世紀以降といいます。
なかなか面白い展覧会でした。

Old Fashioned Club  月野景史

2016年11月16日 (水)

【美術展】『ダリ展』国立新美術館/革命児の若き日からの才能に圧倒される

東京六本木の国立新美術館で12月12日まで『ダリ展』が開催中です。
盛況で会期末は更に混み合うかも知れません。
早めの来館をお薦めします。

Photo

ダリ展
2016年9月14日(水)~12月12日(月)
国立新美術館 企画展示室1E

主催:国立新美術館、ガラ=サルバドール・ダリ財団、サルバドール・ダリ美術館、国立ソフィア王妃芸術センター、読売新聞社、日本テレビ放送網、BS日テレ 
http://salvador-dali.jp/


サルバドール・ダリ
(Salvador Dalí 1904年5月11日 - 1989年1月23日)

スペインのフィゲーラス出身。
いわゆるシュルレアリスムの代表的な画家です。

間違いなく20世紀を代表する芸術家の一人。
1929年に彗星のようにパリの美術界に登場し、
シュルレアリスムを代表する画家として活躍しますが、
やがてアメリカに進出し、大きな成功と人気を獲得しました。

映画や演劇、ファッションなどの異分野にも積極的に取り組み、
あのウォルト・ディズニーらともコラボレーションを行いました。

そして、自らジャーナリズムやメディアにも盛んに登場した人でもあります。
その奇抜な言動やファッションでも話題を集めてきました。
その意味では、芸術家のあり方を変革したともいえます。
作品も人物像も革命的、そして実にシュールで魅力的です。


ダリの傑作が世界から集結
本展は、ガラ=サルバドール・ダリ財団(フィゲラス)、
サルバドール・ダリ美術館(フロリダ州セント・ピーターズバーグ)、
国立ソフィア王妃芸術センター(マドリード)の、
世界の3つの主要なダリ・コレクションから来日する作品を中心に、
国内所蔵の重要作品を加えて、約250点によって多面的なダリの世界を紹介する、
日本では約10年ぶりとなる本格的な回顧展です。


若き才能に圧倒
本展はダリの長い画業における多くの作品が時代を追って8つのコーナーに分けて展示されていますが、
いかにもダリというイメージのシュルレアリスムに到達するはるか前、
若き日の初期作品において、その天才ぶりに圧倒されます。

是非鑑賞を推奨しますが、
土日祝日は混雑が予想さされますので(私も一度あきらめました)、
会期間際を避けてなるべく早めに、
また公式サイトで混雑状況の確認などされることもお薦めします。


Old Fashioned Club  月野景史

2016年11月14日 (月)

【美術展】『世界に挑んだ7年 小田野直武と秋田蘭画展』サントリー美術館/知られざる蘭画の世界を探訪する

東京六本木のサントリー美術館では11月16日より来年1月9日まで、
『世界に挑んだ7年 小田野直武と秋田蘭画展』を開催します。

Photo
世界に挑んだ7年 小田野直武と秋田蘭画展
2016年11月16日(水)~2017年1月9日(月・祝)
サントリー美術館
公式サイト:
http://clk.nxlk.jp/HVTu1YLw


秋田蘭画とは何か?
「秋田」は東北の秋田です。では「蘭画」とは?
聞き慣れない言葉です。

「蘭学」という言葉は聞いたことがありますね。
幕末を舞台にした歴史ドラマなどによく出てきます。
「蘭」はオランダ(阿蘭陀)の蘭。
直接的にはオランダの学問のことです。

ただ、ご存じのように江戸時代は鎖国政策により、
中国とオランダとしか国交がありませんでした。
しかも交易内容も限られており、八代将軍吉宗の時代になって、
オランダからの書物の輸入がやっと解禁され、“オランダの学問”が入ってきました。
ですので、当時の日本人にとってオランダの学問=西洋の学問だったのです。

蘭画とは、蘭学と同様の意味合いを持つ呼び方だと考えれば解り易いです。
オランダの絵画、つまり当時の日本人にとっての西洋絵画(洋画)の事。
ですから、「秋田蘭画」とは「秋田藩士が描いた阿蘭陀風(おらんだふう)の絵画」なのです。

しかし、オランダとの交易は長崎に限定されていた筈。
もちろん、江戸までは伝わるでしょうが、
そこからもかなり離れた秋田で蘭画が発展したのか? 不思議に感じます。

キーマンは本展のタイトルにも名がある小田野直武です。
秋田藩士の家に生まれた直武は、江戸に出て蘭画を学びました。

実は直武は、かの平賀源内が鉱山調査で秋田藩を来たことをきっかけとして江戸へ上り、
源内を通じて蘭学者に出会って、あの『解体新書』の挿絵を描いた人物です。
有名なキーワードが色々と出てきますね。

しかし、その生涯は僅か31歳で終わっています。
タイトルにある「世界に挑んだ7年」も、ここに関わってくるのでしょう。
短い人生を彼はどう生きたのか、この人の生涯も興味深いですね。

西洋と東洋の世界に挑み、伝統的な画法に西洋絵画の遠近法や陰影法を取り入れ、
東西の美が結びついた秋田蘭画。

「小田野直武と秋田蘭画展」
見逃せません。

Old Fashioned Club  月野景史


展覧会詳細
開館時間 10:00~18:00 (金・土は10:00~20:00)
     ※12月22日(木)、1月8日(日)は20時まで開館
     ※いずれも入館は閉館の30分前まで
     ※shop×cafeは会期中無休

休館日  火曜日
     ※1月3日(火)は18時まで開館
     ※12月30日(金)から1月1日(日・祝)は年末年始のため休館

入館料  一般 当日 \1300 前売 \1100
     大学・高校生 当日 \1000 前売 \800
          ※中学生以下無料
     ※障害者手帳をお持ちの方は、ご本人と介護の方1名様のみ無料

※追記:こちらに観賞後の簡単な感想を記しました。
http://oldfashioned.cocolog-nifty.com/blog/2016/11/7-2572.html

2016年11月12日 (土)

【科捜研の女】 榊マリコ(沢口靖子)と土門薫(内藤剛志)の関係は?

一昨日11月10日(木)放送の『科捜研の女16』(テレビ朝日)で、
主人公の京都府警科捜研・榊マリコ(沢口靖子)に離婚歴があった事が明かされ、
それを知らなかった視聴者も多く、話題になっている事を昨日のブログ書きました。
http://oldfashioned.cocolog-nifty.com/blog/2016/11/post-8f2c.html

今回の内容について、もうひとつネットで話題になっている事があります。
劇中の榊マリコ(沢口靖子)と土門薫(内藤剛志)のやりとりを見ると、
もしかしたらこの2人には恋愛感情めいたものがあるのか? と思った人が多かったようです。
仕事上の名コンビであるのは当然として、恋愛めいた素振りは近年はまず見られなかったので、意外に感じられたのでしょう。

Photo_4

12年間の名コンビ
土門薫の初登場は第5シリーズ(『新・科捜研の女1』 2004年)で、今期で12シリーズ・12年目。
科学による証拠鑑定を専門とする科捜研のマリコと、現場で第一線に立つ刑事部捜査一課の土門。
長寿ドラマ『科捜研の女』を支える、信頼で結ばれたバディ関係です。

実は内藤剛志さんは第2~第4シリーズまで、別役のプロファイラー・武藤要としてレギュラー出演していました。
それが番組リニューアルに伴い、第5シリーズから突如まったく別人の土門役で登場したのです。
武藤は物腰も言葉使いもソフトなキャラでしたが、土門は今よりも無頼派のアウトロータイプで、武藤とは正反対のキャラでした。
視聴率が安定していなかった頃で、結構な荒療治ともいえるキャンスティングでした。

さてマリコと土門ですが、初期は土門がそんなキャラなのでぶつかる事も多かったのですが、
一方で、やがては恋愛関係に発展するのかと思わせる面も当初からありました。
ただ、この件にはキーマンがいました。
土門薫の年の離れた実妹で、京都府警刑事部の所属の制服警官だった土門美貴(加藤貴子) です。

当時、この兄妹は同居していました。
美貴は結婚歴はあるが独身の、年の離れた無頼漢の兄を心配していて、
やはりバツイチのマリコと良い関係になる事を期待し、また勝手に関係を誤解するような面があったのです。
視聴者としても、当人達の言動よりも、美貴の思い込みにリードされていたともいえます。

でも、そればかりではありません。
次の第6シリーズ(2005年)で2期目を迎えた土門は無頼派過ぎたキャラを少し軌道修正し、
ほぼ今と同じ硬骨漢タイプの刑事となりました。

その初回スペシャルの中で、所轄署の組対担当で、土門の後輩の女刑事(鈴木杏樹)について、
マリコは土門に対し、焼き餅を焼いているとも取れる発言をしています。

Dsc08005_800x534_2
第6シリーズ 初回スペシャルではこんなシーンも

鈴木杏樹さんは単発のゲストだったので、この件が三角関係に発展するようなことはありませんでしたが、
この回のやりとりを見ると、美貴の期待通り、二人の関係は少しずつ進展するのではとの予感もさせました。

その後、美貴は科捜研メンバーとなり、時々はそのような発言もしていましたし、
マリコと土門も捜査の為ではありますが、二人で少しおめかしをして高級レストランに行ったり、
またこれも美貴絡みで、浴衣のツーショットなどもありました。

しかし、美貴は第10シリーズ(2010年)第1話をもって退場してしまいました。
その後は周囲がそこにふれることもなく、時が流れてしまったという感じです。


この問題はちょっと難しくて、出会って12年の2人の仲が今更急に進展して、
本格的に付き合い出したり、結婚したりというのも不自然に思えるし、
もしそうなったら、ストーリー作りが今までのようにはいかず、難しくなると思います。
長寿ドラマだけに、定着したパターンを変えるのも大変です。
かといって、焼き餅を焼いたり、お互いを意識しているかのようなシーンが頻発するのも、
いい年をして今更何を…という事になりますね。

だから、おそらく今後も進展はないでしょうけど、
たまに「ん?」と思わせてくれるシーンがあるのも悪くないですね。
マリコの離婚歴の件といい、そんなこともあったなと思わせてくれる回でした。

Old Fashioned Club  月野景史

2016年11月11日 (金)

【科捜研の女】榊マリコ(沢口靖子)に離婚歴!/元夫役は渡辺いっけいだった

昨日11月10日(木)放送の『科捜研の女16』(テレビ朝日)第3話で、
主人公の京都府警科捜研・榊マリコ(沢口靖子)に結婚→離婚歴があった、
つまりバツイチだったと明かされ、ファンを驚かせているとのことです。
http://news.mynavi.jp/news/2016/11/11/238/

といっても、これは今回初めて明らかになったわけではなく、
実は1999年スタートの第1シリーズからある設定です。

元夫は警察庁キャリア官僚の倉橋拓也。演じたのは渡辺いっけいさんでした。
800x583_2


この第1シリーズ開始の時点で二人は既に離婚しており、倉橋は京都府警本部の刑事部長でした
マリコは京都府警の科捜研の所属。
つまり、彼女は前夫と同じ職場に勤務していたのです。

この時は、マリコの相棒ポジションでもあった刑事部の女性刑事・城丸準子(伊藤裕子)と倉橋が恋愛関係になり、
マリコと微妙な三角関係を構成しました。
マリコの方に未練はなかったようですが。

Dsc07990_450x338
マリコと城丸、奥に倉橋
まさに三角の構図。

倉橋は第1シリーズラストで異動により退場しますが、
第3シリーズ(2001年)に単発で再登場しました。


しかし、その後の第5シリーズ(2004年)でこのドラマは『新・科捜研の女』とタイトルを変え、
それ以前にレギュラー出演歴のある内藤剛志さんや斉藤暁さんが別役で登場するなど、
キャストの面でも大幅なリニューアルを行います。

ですので、マリコの離婚設定がそのまま残っているかは微妙だったのですが、
次の第6シリーズ(2005年)初回で初登場したマリコの父親・榊伊知郎(小野武彦)がマリコはバツイチだと発言しています。
元夫についてまでは言及しませんでしたが、少なくともこの時点では離婚設定は生きていました。
またこのシリーズの最終回ではマリコ自身の「結婚はもういいけど、子どもはほしい」との発言もありました。
ただ、それからもう11年経っています。

この後に離婚歴についての言及があったかどうかはハッキリしませんが、
あったとしてもかなり前で、近年はまったくふれられてないと思います。


前夫はキャリアで京都府警在籍歴あり
今回は日野所長(斉藤暁)の口から離婚歴の事、前夫が警察庁キャリアで、京都府警にいた事まで明言されました。
さすがに倉橋の名前までは出ませんでしたが、ここまで一致していれば、
第1シリーズの設定が今も生きている事は間違いないでしょう。

実は斉藤暁さんは第1シリーズにも研究員役でレギュラー出演しているのですが、
現在の文書鑑定専門の日野とは別人の、物理担当の榎戸輝男という役でした。
ですので、「直接は知らないけど」というニュアンスのしゃべり方でしたね。

450x338_2
第1シリーズの榎戸研究員とマリコ。
今と比べると若くて髪の毛も多いですが、どう見ても現所長です。

今回の件は、ファンにとっても興味深い面がありました。
初期は視聴率のよくなかったこのドラマは何度もリニューアルを繰り返し、
マリコをはじめ、レギュラーキャストのキャラクターにもかなりの変節がありました。
果たして、シリーズ通して連続した世界上にあるのかという漠然とした疑問があったのですが、
今回の件で、第1シリーズからの設定が現在でもまだ生きている事が明らかになったといえるからです。

Old Fashioned Club  月野景史

以下、マイナビニュースより引用
http://news.mynavi.jp/news/2016/11/11/238/
☆☆☆
『科捜研の女』マリコの離婚歴に「知らなかったー!」視聴者から驚きの声
   
沢口靖子主演のドラマ『科捜研の女』(テレビ朝日系列、毎週木曜20:00~)。10月からスタートした第16シリーズでは、毎回各界のスペシャリストが登場するといったことと、主人公“マリコの衝撃的シーン”という新たなエッセンスを加え、視聴者を楽しませている。11月10日に放送された第3話でも、ある“衝撃”でネット上をざわつかせた。

このドラマは、京都府警科学捜査研究所(通称・科捜研)の法医研究員・榊マリコ(沢口)を中心とした、ひと癖もふた癖もある研究員たちが、法医、物理、化学、文書鑑定などの専門技術を武器に事件の真相解明に挑む姿を描いたミステリー。1999年のスタート時から根強い人気を誇っており、現行のテレビドラマでは最も長く続いている長寿シリーズだ。

今回の放送では、冒頭からマリコが「夫婦愛修復セミナー」に参加しているという設定でスタート。初期のシリーズから見ている方は知っているかもしれないが、実はマリコはバツイチ。昔の夫は、渡辺いっけいさん演じるエリート刑事であった。最近のシーズンでは触れられることのなかったマリコの離婚歴が久々に取り上げられ、「マリコさんバツイチだったの!?」「こんなに長年観てるのに知らなかったー!」「驚きを隠せないww既存の設定!?」とネット上がざわついていた。

劇中では、研究所員もマリコの離婚歴に「知らなかった!」と驚き。元夫について所長から、「キャリアの警察官で、昔、京都府警にいたんだよ」と過去が明かされ、マリコが「夫婦愛修復セミナー」に参加していたことから、「元旦那とよりを戻そうとしているのでは? でも、元の旦那さんは、新しい奥さんをもらったって聞きましたけど……。マリコさん略奪愛を狙っている?」と噂をするシーンも登場した。

ちなみに、今回の事件だが、マリコが受講していた「夫婦愛修復のカリスマ」城ヶ崎渚(あめくみちこ)のセミナーの最中に事件発生の一報が入る。被害者は、下川真帆(魏涼子)。渚のもとで働く「夫婦愛修復カウンセラー」だった。死因は青酸による毒殺。マリコは、被害者が手に「離婚届」の切れはしを握ったまま死んでいることに気が付き、捜査を進める。やがて土門刑事(内藤剛志)らの捜査によって、被害者の不倫相手の存在が浮上。さらに、円満に見えていた渚夫婦からも不協和音も流れ始め、「夫婦愛修復のカリスマ」の“裏の顔”が徐々に明らかになっていった。

また今回、マリコの離婚歴だけでなく、「赤いドレスを着て、婚約指輪をはめてもらうマリコの姿」も衝撃だった。予告動画でも流れており、「マリコ、再婚!?」と注目を集めていたが、これは、「マリコ君もいよいよ再婚か~」とあれこれ噂をしていた研究所員の妄想だったが、視聴者からは「指輪を見せてるマリコさんがすごくキラキラしてて可愛い!」「マリコさん、笑顔の破壊力!」という声もあがっていた
★★★

2016年11月10日 (木)

まさかのトランプ氏勝利で見えてくるアメリカの鬱積

アメリカの大統領選挙は共和党候補のドナルド・トランプ氏が、民主党のヒラリー・クリントン氏に勝利を収めました。
多くの人が言うように、意外な結果でした。

トランプ氏の発言が、いわゆる“低所得層”を中心にある程度の支持を集めるのはわかります。
自国民の利益・生活を優先した主張ですから。

しかし、70歳の高齢で政治・行政経験無。
数々の暴言、実現不可能と思われる無茶な公約(?)、素人目にも政治について無知と思われる発言、
そして選挙戦終盤に出たきたセクハラ…というか、女性蔑視発言。
これらから見えてくる政治家としての資質。

なにより、トランプ氏自身が元々富豪の家の生まれで、大金持ちなのだから、
普通に考えて、低所得層の期待に応えられるのかは疑問です。
例えば、どこかの州の知事をやって劇的に生活を向上させた実績でもあれば別ですが、まったくないわけだし。
さすがに彼を大統領にはしないだろう、当選はないだろうと思っていましたが、そうはなりませんでした。

このトランプ氏に国家元首託して改革を求めるのだから、
アメリカ人というのは、自分にも自国にも妙なくらいの自信とプライド、そして愛国心を持っているように思っていましたが、
今回の結果を見ると、大変な鬱屈、不満を抱えているのだと感じます。

ヒラリー氏が、あるいは民主党が嫌だから対立候補にというのはありがちなことですが、
そのような“消去法”で票を入れるには、トランプ氏のキャラはあまりに極端です。
それでもこの結果を見れば、アメリカ人の多くは、トランプ氏のようなタイプの大統領を望んだという事になります。

この支持を受けて、今後彼は米国という巨大な船で、どのような舵取りをするのでしょう。


日本への影響は?
トランプ氏は日本に対しても辛らつな発言はしていますが、これ自体は現時点でそこまでせ心配する必要はないでしょう。
総じて対外関係よりも国内の景気重視で、外国など構っていられるかというスタンスで、
特に日本が嫌い、反日だというわけでもないでしょうから。

トランプ氏のビジネスマンとしての本業は不動産業。
ビルやホテル、カジノ経営といったところで、海外進出もしているようですが、
輸出に携わるビジネスマンほどには対外重視ではない。
自分のビジネスマンとしてのそもそものスタンスからしても、国内景気浮揚第一なのでしょう。

外交・防衛面は?
ここは注視すべきところですね。
日米安保は・・・。自分の国は自分で守れというのは、正論ではありますから。

Old Fashioned Club  月野景史

2016年11月 5日 (土)

【科捜研の女】木場・土門の部下 歴代若手刑事一覧/伊藤裕子 丸山智己 高橋光臣 崎本大海・・・

テレビ朝日・東映制作の長寿警察ドラマ『科捜研の女』。
主舞台は主人公・榊マリコ(沢口靖子)が所属する京都府警本部・科学捜査研究所=科捜研ですが、
第1シリーズからマリコ達と協力して捜査にあたる刑事部捜査課の刑事達が存在します。

その中でも、いわば“若手刑事枠”というものがあり、多くの俳優がこのポジションを務めてきました。
この枠はキャストの入れ替わりが激しく、私のカウントだと、現在の蒲原勇樹(石井一彰)は10代目になると思います。
同時期に2人いたこともありますし、2シリーズ連続で空席だったこともあります。
今回はこの歴代10人の若い刑事たちを紹介します。


若手刑事とベテラン刑事

若手刑事がいるということは、対(つい)になる「ベテラン刑事」がいるということ。
このドラマには科捜研と協力して捜査にあたるベテランと若手の刑事がセットで登場してきました。
基本的に「若手刑事」は「ベテラン刑事」の部下ポジションです。

上司であるベテラン刑事役は現在まで2人だけ。
第1~4シリーズまでは木場俊介(こば しゅんすけ 小林稔侍) 、
そして第5シリーズから最新第16シリーズまでは土門薫(どもん かおる 内藤剛志)が務めています。


Photo_3
木場警部と土門刑事

木場時代と土門時代とでは、マリコの若手刑事に対するスタンスが違います。
木場警部はマリコよりかなり年長であり、その部下の若手刑事がマリコと同世代でバディに近い関係で、
言葉使いもほぼ“タメ口”、対等に近い印象でした。

土門刑事登場後はマリコと土門がバディ関係になるので、
若手刑事に対しては、相棒である土門の部下の「若い男の子」という感じの接し方に変化しました。
演じる俳優も沢口さんより15歳以上下の人が中心となりましたので。

科捜研の若手研究員も同様ですが、『仮面ライダー』や『戦隊』シリーズなど、
同じ東映制作の特撮物に出演した俳優達が起用される事が多いのも特徴です。
それでは、木場警部時代の第1シリーズから10人の若手刑事達を順番に紹介します。


240x240_3
①城丸準子(じょうまる じゅんこ)
演:伊藤裕子(第1シリーズ~第2シリーズ 1999年~2000年)

意外にも初代若手刑事はミニスカートのスーツがトレードマークの女性刑事でした。
マリコとは、女性刑事と女性研究員のバディ関係と言っていい間柄。

450x338
ただ、当時のマリコはかなりエキセントリックな性格で、一方の城丸も個性が強く、
かなりコミカルなドタバタコンビのイメージでもありました。

第1シリーズではマリコの元夫の倉橋刑事部長(渡辺いっけい)と城丸が交際し、微妙な三角関係になります。
Dsc07990_450x338

第2シリーズではマリコに押しかけ同居され、奔放なマリコに随分振り回されました。
このあたりの行動は、現在のマリコからは想像し難いですね。
初期の中でも、この第2シリーズのマリコは特に異質でした。

マリコと準子の個性豊かな美人女性コンビはなかなか魅力的でした。
沢口さんと伊藤さんは9歳差なのですが、劇中では若干マリコが年上としても、そこまでの差はない、友人同士といったイメージ。
第1シリーズの視聴率は低迷し、マリコ以外の研究員メンバーは総入替えになったのですが、城丸は上司の木場と共に残留。
しかし第2シリーズも数字は伸びず、そのせいか城丸もこのシリーズ限りで退場となりました。

この他に第1シリーズのみ、城丸と同じく木場の部下で、城丸より年長だが階級が下の吉田大輔刑事(小林隆)がいました。
このポジションは後継者がいません。


240x240_4
②上原純二(うえはら じゅんじ)
演:葛山信吾(第3シリーズ 2001年)
※第4シリーズ最終話にも登場
女性刑事に代わり、長身・二枚目タイプの若手刑事が登場。
第3シリーズスタートの時点で木場警部の部下の刑事でした。
演じた葛山さんは沢口さんより7歳年下ですが、会話からすると同世代の雰囲気でした。

葛山さんは1990年代初頭から俳優活動をしていますが、『仮面ライダークウガ』(2000年)で人気を得た役者です。
第3シリーズは視聴率が急伸し、大半のレギュラーは第4シリーズに残留しましたが、葛山さんは異動の設定で降板となりました。
葛山さんは好演だったと思うので、この降板はちょっと不可解にも感じます。
当時の葛山さんの出演歴を見ると、他局のドラマの主要キャストが重なったからかも知れません。
第4シリーズに上原役で1度ゲスト出演していることからも、やむを得ずの降板だった可能性はあります。
※追記:葛山さんは2017年1月23日放送の第16シリーズに別役でゲスト出演します。


240x240_5
③新山智美(にいやま さとみ)
演:榊英雄(第4シリーズ 2002年)

第3シリーズの最後でマリコは京都府警科捜研を退職し、東京の科警研に転職しました。
第4シリーズはマリコが科捜研に復帰するところから始まり、その時点で京都府警にいたのが新山でした。
新山はスマートな二枚目タイプの上原とは対照的に無頼派のアウトロータイプ。
榊さんは沢口さんより5歳下ですが、やはり劇中ではタメ口の関係でした。

このシリーズは小林稔侍さんが他の仕事との兼ね合いか、木場警部の出演シーンが少なく、
新山はマリコの相手役として存在感を発揮しました。
当時のかなり天然なマリコと無頼漢の新山の組み合わせは意外と良かったです。
榊さんは現在は映画監督としても活躍しています。

しかし、この第4シリーズは再び視聴率が低迷し、最終回では木場警部が殉職。
番組自体も1年半の休止期間を迎えます。


---------------------------------------------------------
土門刑事時代


240x240
④・⑤杉内亮(すぎうち りょう)
演:半田健人(第5シリーズ 2004年)


240x240_2
④・⑤
寺原智則(てらはら とものり)
演:溝呂木賢(第5シリーズ2004年)

1年半のインターバルを経て、『新・科捜研の女』として再出発。
土門薫と共に二人の若手刑事が登場しました。
二人は同時登場→同時退場なので、どちらが4代目で5代目かは決められません。

劇中では、初回の時点で既に若手二人は府警の刑事、そこに土門が所轄署から赴任してきた設定でした。
当時の土門はこの後のシリーズとは少し印象の違う無頼派で、
若手2人は面喰いながらも、やがて信頼を深めていくような展開でした。

半田さんと溝呂木さん、そして科捜研メンバーとして同時にレギュラー入りした故泉政行さんは、
この少し前まで『仮面ライダー555(ファイズ)』に出演していた人気トリオでした。
泉さんはこの後も出演を続けますが、二人の若手刑事はこのシリーズ限りで退場となりました。


Photo_2
⑥谷口朝男(たにぐち あさお)
演:丸山智己(第6シリーズ第1話 - 第4話 2005年)
※第9話で再登場
シリーズ初回の段階で既に土門の部下として登場。
長身で一本気、不器用なタイプの新米刑事。土門を敬愛する好漢でした。
第4話で所轄署に異動となり、早々と退場してしまいますが、第9話で所轄刑事として再登場し、土門達と合同捜査をしました。

キャストの入れ替えが頻繁だった当時の『科捜研』でも、この第4話での降板は異例です。
↓谷口が降板し、木佐貫直巳に入れ替わった事情については、こちらで考察しています。
http://oldfashioned.cocolog-nifty.com/blog/2016/09/692223-eca2.html
丸山さんはその後、単発のゲストですが『相棒season7』(2009年)でも印象的な刑事を演じました。
今は強烈な悪役もやれば、普通の人で連ドラレギュラーもこなし、歴代若手刑事の中では最も活躍しているかと思います。


Photo
⑦木佐貫直巳(きさぬき なおみ)
演:森本亮治(第6シリーズ第4話~第7シリーズ 2005年~2006年)

第6シリーズ第4話からの途中登場ですが新任ではなく、元々土門の部下であったと思しき登場の仕方でした。
この回限りで谷口は異動になるので、結果的には入れ替わった形。
スマートな二枚目タイプ。谷口とは好対照でやりとりは面白かったのですが、
谷口が異動になった為、本格コンビとはなりませんでした。
森本さんも『仮面ライダー剣』(2004年)で人気を得た俳優です。
木佐貫は引き続き第7シリーズ最終話まで登場しますが、あまり強い印象を残したとはいえないかも知れません。


空白期(第8シリーズ~第9シリーズ)
木佐貫は第7シリーズ限りで姿を消し、次の第8・9シリーズは若手刑事枠が空席となります。
もちろん、土門の同僚や部下と思しき刑事達は登場しますが、固定のレギュラーキャストはいません。
見比べると、この状況はやはり不自然に感じます。
当時は視聴率でいえばこのドラマの全盛期で、経費削減ということもないでしょうし、不可思議です。
強いていえば、マリコと土門のバディ関係をより強調し、2人で行動するシーンを多くする為に
若手刑事の存在が邪魔と判断したのか・・・とも推測できますが、わかりません。



02
⑧権藤克利(ごんどう かつとし)
演:高橋光臣(スペシャル2010年・第10シリーズ~第12シリーズ第6話 2010年~2013年)

久々の若手刑事ポジション復活。
特に赴任エピソードはなく、2010年SPで土門の部下として登場。そのまま第10シリーズよりレギュラー入り。
土門を尊敬する精悍な若い刑事。本科的な若き“相棒”といったイメージで、過去最高期間・話数を務めました。
高橋さんは『轟轟戦隊ボウケンジャー』(2006年)で人気を得て、その後3年ほどキャリアを積んでの登場でした。

権藤は第12シリーズ第4話で、亡くなった親友(元警官)の無念を晴らすために独断で事件を調べていたが、
最後は親友の妹を助けようとして犯人に刺され、殉職しました。全シリーズ中でも、大変痛切な回でした。
現在までで、若手刑事としては唯一の殉職による退場です。

↓権藤についてはこちらも参照。
http://oldfashioned.cocolog-nifty.com/blog/2015/10/101614042-1ebb.html


03
⑨木島修平(きじま しゅうへい)
演:崎本大海(第12シリーズ第6話 - 第15シリーズ第1話 2013年~2015年)

殉職した権藤刑事の後任として所轄署から土門の部下として配属。
所轄にいた頃から土門のことを尊敬しており、また科捜研にも極めて協力的。
純粋で繊細、爽やか過ぎるほどの好青年タイプでした。
崎本さんは子役時代からのキャリアがあり、東映特撮出身というわけではありません。

木島は第15シリーズ第1話で負傷し、同じ京都府警の内勤に異動との設定で降板しました。
登場期間は前任の権藤とほぼ同じです。
同じ府警本部内に勤務しているのだから、再登場があってもおかしくない…というか、
しないのが不自然なくらいですが、今のところ実現していません。

↓木島についてはこちらも。
http://oldfashioned.cocolog-nifty.com/blog/2015/10/15-sp-dd27.html


Photo_3
⑩蒲原勇樹(かんばら ゆうき)
演:石井一彰(第15シリーズ~  2015年~)

土門の部下になる前は、所轄署で組対の女性刑事・落合佐妃子(池上季実子)の部下だった設定。
劇中では木島の後任ではなく、赴任の直後に木島が負傷→異動になってしまったという流れです。
落合への尊敬の念が強く、当初は土門や科捜研への反抗的な態度も見られたが、
まもなく落合の捜査手法に不信をいだいて疎遠になり、土門や科捜研との距離が自然と狭まりました。

石井さんは主演の沢口さんと同じ東宝芸能所属ですが、ミュージカル中心に活動しており、映像作品はこれが初めてのようです。
蒲原は落合と距離を置く経緯は描かれましたが、土門や科捜研メンバーと理解し合う過程が丹念に描かれたとは言い難く、
そのせいかまだキャラがハッキリしない面があります。
第16シリーズが正念場でしょう。


Old Fashioned Club  月野景史

2016年11月 1日 (火)

【科捜研の女】初期作品を再放送しないなら映像配信を!/『相棒』『科捜研』再放送事情

★『科捜研の女』初期シリーズの映像配信希望★
これが今日のブログのテーマです。

「『科捜研の女は毎日のように再放送しているのだから、配信など不要だろう!」と
思われるかも知れませんが、そうもいえない事情があるのです。
以下で説明します。


テレビ朝日では平日のだいたい14時から17時までの3時間がドラマ再放送の枠です。
土・日の昼も放送する場合もあります。
キー局地上波で、これほどドラマ再放送枠を確保しているところはありません。
それだけ、優良なドラマコンテンツを持っているということでしょう。

昔のように、同じドラマを初回から最終回まで順番に月~金でやるのではなく、
2時間サスペンスを含めた様々なドラマをランダムに放送するのが特徴です。

その中でも数多く放送され、再放送枠の中核を担うのがテレ朝・東映制作の長寿警察ドラマ『相棒』と『科捜研の女』です。
ゴールデンタイム、プライムタイムの新作ドラマが苦戦する中、両作は再放送でも良い視聴率を獲っているようです。
特に『相棒』については、2015年の春頃まで「相棒セレクション」という別枠を設け、毎日完全ランダム放送をしていました。
場合によっては、1週間で亀山薫、神戸尊、甲斐享の3代の“相棒”を観ることもできたのです。

「相棒セレクション」枠が無くなったのは2015年春、シーズン13の最終回「ダークナイト」の放送前後だったと記憶しています。
それ以後も『相棒』の再放送はされていますが回数は減り、『科捜研の女』の比重が上がったように感じます。
(もうひとつの長寿警察ドラマ『警視庁捜査一課9係』は新シーズン開始前後に前作が一通り放送されるくらいで、
普段はまったく放送されません。ジャニーズ事務所所属の井ノ原快彦さんが準主演で出ている為なのか? わかりませんが。)

この再放送枠ですが、前述の「相棒セレクション」休止の件とは別に、昨年ちょっと異変がありました。
2015年夏→秋頃を境に、『相棒』『科捜研』ともある時期より古いシリーズが放送されなくなったのです。

具体的にいえば、『相棒』はシーズン2(2003年10月~2004年3月)以前、
『科捜研の女』は第5シリーズ(『新・科捜研の女 1』 2004年4月~6月)以前が再放送されなくなりました。

この理由は想像できます。
この後のシリーズから、両作とも地上波デジタル放送対応のワイド画面テレビ用のハイビジョン撮影になりました。
つまり、ここまでは横幅の狭いアナログ時代のテレビ対応の撮影だったのです。
その時代のドラマを今放送するとどうなるか?
サイズが違うので、画面の左右に余白が出来る、いわゆる“額縁放送”になるのです。

Dsc07996_450x276
『科捜研の女』第1シリーズより。額縁放送ではこのような画面になります。


アナログ→デジタルへの移行期には額縁放送が多く見られましたが、最近は見かけなくなりました。
テレ朝の再放送枠でも、昨年の夏までは普通に放送されていました。
それ以降、局の方針で放送しないことになったのでしょう。

すると、今はどういうことになっているか?
前述のように『科捜研』の放送が増えているのですが、シーズン2から2クール放送の『相棒』に対し、
『科捜研』は最近は2クールが増えていますが、以前は1クール放送だったのでストックが少なく、
第6シリーズ以降の同じ作品が頻繁に放送されています。

もちろん、本当は古い作品も放送してほしいのですが、局の方針というなら仕方ありません。
しかし、ひとつリクエストしたいことがあります。

『相棒』は全シーズンDVDが発売されているので、再放送されない作品が観たければ、
DVDを買うなり、借りるなりすればいいということになります。

しかし、『科捜研の女』は第7シリーズ以外はDVD化されていません。
今更、旧作のDVD化を望んでも無理でしょう。
BSでは放送されているかも知れませんが、地上波しか観れない環境の人間もいます。
初期作品を再放送しないのであれば、有料でいいので、映像配信をしてほしいものです。
もちろん、優良コンテンツとなるでしょうし。

それにしても、特に今シリーズ開始以降のテレビ朝日の『科捜研』再放送ラッシュは凄まじく、
1日2本も珍しくなく、多い時には週8本も放送されます。
第6~15シリーズのストックは、ざっと数えた限り、スペシャル含めても121本なので、
このペースで放送したら、同じ回が頻繁にリピートされる事になります。
本放送の宣伝の意味だけで、ここまで大量に放送する必要もないでしょうから、
それだけ数字を稼げるコンテンツだということでしょう。
それなら画面のことなど気にせず、初期シリーズも放送すればいいのにと思いますが。

Old Fashioned Club  月野景史

« 2016年10月 | トップページ | 2016年12月 »

フォト
サイト内検索
ココログ最強検索 by 暴想
2017年6月
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30  
無料ブログはココログ