【街】「日航(ニッコー)」の名を交換?/臨海副都心お台場二大ホテルの数奇なる歴史
小池百合子新東京都知事の就任以降、築地市場の豊洲への移転見直しが注目を集めていますが、
そういえば、過去に似たようなことがありました。
1995年に青島幸男都知事が誕生した際の、臨海副都心地区で開催が予定されていた都市博覧会の中止騒動です。
この時は青島氏が都市博中止を公約にしていたので、強行した面が強いですが、
結果として、東京臨海副都心地区、いわゆる「お台場」地区の開発全般にも大きな影響を及ぼしました。
その新都市・お台場を象徴するようにオープンした、ゆりかもめを挟んで建つふたつの高級ホテルがあります。
「グランドニッコー東京 台場」(左) と「ヒルトン東京お台場」(右)
うーん、こんな名前のホテルだったかな?
そんな風に思う人も多いでしょう。
「日航のホテルはあったと思ったけど・・・こんな名前だった?」
「お台場にヒルトンあったっけ? もっと違う名のホテルだったような・・・」とか。
実は1996年3月のオープン当初、右側のヒルトンは「ホテル日航 東京」という名称でした。
そう、こちらの方が「日航」の名の付くホテルだったのです。
昨年、2015年10月に「ヒルトン東京お台場」となりました。
さて、左のホテルは1998年6月オープン。
前述の都市博中止の影響で、開業が遅れました。
当時の名称は「ホテルグランパシフィック・メリディアン」。
その後、2008年6月1日に「ホテル グランパシフィック LE DAIBA」に改称、
そして今年2016年7月、「グランドニッコー東京 台場」としてリブランドしたばかりなのです。
つまり、両方ともこの1年ほどの間に、経営母体の変更に寄り、相次いで名称が変わったのです。
このような変更は今の時代に珍しいことではないですが、二つ並んだホテルが相次いで、
それも「日航(ニッコー)」の名を交換するとは、なんとも稀有で、ややこしい話です。
タクシーの運転手さんに訊くと、間違えるお客さんもいるとのこと。
当然でしょう。
Old Fashioned Club 月野景史
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