【科捜研の女16】10月20日スタート/初の2期連続2クール放送で迎える正念場
テレビ朝日の誇る長寿警察ドラマ、木曜ミステリー『科捜研の女』第16シリーズが、
『相棒season15』から1週遅れで10月20日(木)20時よりスタートします。
「人気ミステリーの第16シーズンが、ついに始動!
さまざまな分野のエキスパートが、マリコと対決!!
前代未聞!? マリコの衝撃シーンも登場!
常に進化を遂げてきた人気長寿ミステリーが、新たな高み=第16シーズンへ! 」
(公式サイトより)http://www.tv-asahi.co.jp/kasouken16/intro/
「第16シーズン」・・・、コアな『科捜研』ファンなら気づくでしょうが、
このドラマは『相棒』と違って、今まで「第○シーズン」という言い方をしてきませんでした。
この変化に何の意味が?
それはともかく、『科捜研』は長く1シリーズ1クール(3ヶ月)の放送が基本でしたが、
第11シリーズ以降は2クールと1クールを交互に放送してきました。
しかし、今回は初めて、2期連続の2クール放送となります。
それだけこのドラマが期待されてといるという事でしょうが、逆にいえば、
他の木曜ミステリーの東映京都制作のドラマの視聴率が軒並み6~7%という事態が続いており、
『科捜研』に頼らざるを得ないという状況でもあるのです。
その『科捜研』も第15シリーズでは9期連続で保ってきた12%台を割り、11.0%という数字でした。
「長寿ドラマ」、「安定した人気」と、楽観できる数字ではありません。
『相棒』についてのブログでも同じ言葉を使いましたが、『科捜研』も“正念場”を迎えています。
今期は初回も時間延長はなく、新キャストも告知されておらず、
新(再登場含む)レギュラーが複数公表されていた『相棒』と比べても、かなり地味なスタートです。
公式サイトのイントロダクションには結構大仰なことも書いてはあるのですが、
現時点では具体性に乏しいですし。
もちろん、安定感こそのドラマだとは思いますので、
悪戯にサプライズを求めるようなやり方は似合いませんが、
特に2クール放送となれば、多少は山や谷も必要でしょう。
キャストも、5人の現科捜研メンバーには愛着もあるのですが、
そもそも、あまりバランスが良いともいえず(例えば年齢の)、
また、やや硬直感もあります。
ちょっと活性化に繋がる仕掛けをしても良いころかとも感じています。
Old Fashioned Club 月野景史
以下、公式サイトのイントロダクションを引用
http://www.tv-asahi.co.jp/kasouken16/intro/
☆☆☆
科捜研の女”VS“各界のスペシャリスト”!!
現行連ドラ最長の歴史を誇る
人気ミステリーの第16シリーズが
この秋、スタート!
人気ミステリーの第16シーズンが、ついに始動!
さまざまな分野のエキスパートが、マリコと対決!!
前代未聞!? マリコの衝撃シーンも登場!
常に進化を遂げてきた人気長寿ミステリーが、新たな高み=第16シーズンへ!
京都府警科学捜査研究所(通称・科捜研)の法医研究員・榊マリコ(沢口靖子)を中心とした、ひと癖もふた癖もある研究員たちが、法医、物理、化学、文書鑑定などの専門技術を武器に事件の真相解明に挑む姿を描く、『科捜研の女』。
“最新の科学捜査テクニック”と“豊饒な人間ドラマ”が絡みあうハイクオリティーなミステリーとして、1999年のスタート時から根強い人気を誇っており、現行のテレビドラマでは最も長く続いている長寿シリーズです! 長寿ドラマでありながら常に進化し続けてきた作品としての姿勢こそが、17年もの長きに渡って高い支持を集めてきた最大の理由ではないでしょうか…!
第16シーズンとなる今作でも、新たなチャレンジを取り入れながら、人々の心の琴線に触れる珠玉のエピソードをラインナップ! 2クール編成で極上のミステリーをたっぷりお届けしていきます!
マリコVS曲者スペシャリストたち――多彩な出会いと発見がマリコを強くする!
今シーズンを盛り上げるのは、ゲストとして登場する、さまざまな分野の“大物スペシャリスト”たち! 強烈な個性と能力を持った曲者スペシャリストたちがマリコの前に次々と現れ、ある時は正面衝突、ある時は最強のタッグを組み、難事件に挑みます。
“顔を見ればウソがわかる、微表情研究のクセモノ学者”や、“研ぎ澄まされた五感でどんな爆弾も解体する爆弾処理のエキスパート”など、バラエティーに富んだスペシャリストたちが、マリコと対峙! 彼らとの出会いを経て、マリコもさらなる成長を遂げていきます!
こんなマリコ、見たことない…!? マリコがこれまでにない衝撃シーンに挑む!!
17年間に渡って、ヒロイン・榊マリコと共に歩んできた、沢口靖子。今シーズンでは、もうひとつのみどころとして、これまでにない“マリコの衝撃的なシーン”が多々、登場します!
“マリコが逮捕された!? 土門刑事に取調べを受けるマリコ!!”―――など、視聴者をドキッとさせる驚愕シーンが、今シーズンにさらなる刺激をもたらします。時に過酷!? 時に過激!?なシチュエーションに身を投じることとなる、“今まで見たことのないマリコの姿”にご注目ください!
最強のスタッフがそろい踏み! 最新の科学捜査をわかりやすく“魅せる”!
第16シーズンでも戸田山雅司、櫻井武晴という日本トップクラスの脚本家2人が“ダブルメイン”で執筆に当たるほか、実力派の女性脚本家たちも参加! こんなにも充実したシナリオライターが揃うのは、長い年月を重ねてきた『科捜研の女』ならではの実績にほかなりません! 最先端の科学技術やアクション、銃撃戦などのハードなテーマと、京都の伝統、芸術、文化という叙情的で美しい題材をバランスよく織り交ぜ、彩り豊かなラインナップでシリーズを展開していきます!
そして今シリーズでも、科学捜査を熟知した監督陣がメガホンを取り、最先端かつ一流の科学アイテムを登場させながらも、難解になりがちな科学ネタをわかりやすく面白く、描き出していきます!
★★★
« 【科捜研の女】木島刑事卒業の第15シリーズ初回SPを10月16日にテレ朝が再放送 | トップページ | アクセス240万件 »
「12.【特集】『科捜研の女』」カテゴリの記事
- 【科捜研の女24』7月無事スタートはジャニーズ問題の余波?/『刑事7人』との関係(2024.07.05)
- 【科捜研の女】シーズン23が無事スタート/『相棒』と同じ水曜21時枠で放送(2023.08.19)
- 【科捜研の女23】『相棒』と同じ水曜21話枠で8月スタート/『特捜9』『刑事7人』を繰り上げ(2023.06.26)
- 【科捜研の女2022】終了/来期はどうなるのか?(2022.12.28)
- 【科捜研の女2022】落ち着き目の展開で淡々と進行/君嶋直樹(小池徹平)の存在意義は?(2022.12.08)
« 【科捜研の女】木島刑事卒業の第15シリーズ初回SPを10月16日にテレ朝が再放送 | トップページ | アクセス240万件 »