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2016年8月

2016年8月31日 (水)

アクセス230万件

本日2016年8月31日で当ブログの通算アクセスが230万件を超えました。
実はここに来て、ドラマ『相棒』シリーズに三浦信輔刑事役で出演していた大谷亮介さんについて、
主に『相棒』降板絡みで書いた複数の過去プログへのアクセスが急伸しました。
この2日間で約1万8000件ほどになります。

これは『相棒』には関係なく、強姦致傷で逮捕された高畑裕太容疑者の父親が三浦さんだと報道されたからです。
思わぬことがあるものです。

Old Fashioned Club  月野景史

2016年8月25日 (木)

【ドラマ】渡瀬恒彦が闘病のため十津川警部を降板 後任は内藤剛志/『警視庁捜査一課9係』は?

渡瀬恒彦さんは2017年3月14日に亡くなりました。謹んで哀悼の意を表します。

渡瀬恒彦さんが闘病のため、1992年から23年間54作で演じてきたTBSの2時間ドラマ
『西村京太郎サスペンス 十津川警部シリーズ』の十津川警部役を降板するそうです。
正式な発表はないようですが、ネットのNEWSポストセブンが伝えています。
http://www.news-postseven.com/archives/20160825_442064.html

Photo

現在、次回作「伊豆・下田殺人ルート」(仮題)の撮影中で、『新・十津川警部』として内藤剛志さん(61才)が主演するとの事。
渡瀬さんの病気については既に伝えられていたので、
やはり・・・と言わざるをえませんが、大変残念です。

追記:2017年1月19日、渡瀬さんが新作ドラマ撮影中との近況が伝えられました。
http://oldfashioned.cocolog-nifty.com/blog/2017/01/9-e307.html


渡瀬さんはテレビ朝日の連続ドラマ『警視庁捜査一課9係シーズン11』(テレビ朝日系)に出演中だった今年の5月、
胆嚢がんを患っていることが伝えられました。
http://oldfashioned.cocolog-nifty.com/blog/2016/06/9-11615-39d7.html

『9係』の終了後、どうしているかと思っていたのですが、
つい先日、 8月17日に、これも当たり役である『おみやさんSP2』が10月に放送されることが発表されました。
なんだ、元気に撮影しているか! と 一安心したばかりだったのですが、
この撮影中から体調を崩し、次に撮影予定だった十津川警部を降板したとのことです。
まさに、一喜一憂です。


今までの経緯
簡単に今までの経緯を振り返ります。
上述のように渡瀬さんの病気について一般に伝えられたのは今年の5月ですが、
闘病そのものは昨年半ばまで遡るようです。

渡瀬さんは昨年、『警視庁捜査一課9係シーズン10』(2015年4~6月)終了後に体調不良を訴え、
検査の結果、胆嚢がんと診断され、5ヶ月ぼど休養し、抗がん剤の投与と放射線治療を受けたと報じられました。

その後、12月に現場復帰し、『おみやさんスペシャル』(今年2月放送)の撮影に臨んだようです。

『おみやさん』も木曜ミステリー枠で2002年から全9シリーズ演じてきた人気作ですが、
このスペシャルでは渡瀬さん以外の主要キャストをほぼ一新しました。
もしかしたら、今年7月からのシリーズ再開を想定した企画だったのかとも推測しています。
さすがに病気のことがあったので、撮影段階では無理とはなっていたでしょうが。

ともかく、この『おみやさん』の撮影後、4月から6月まで放送された、
『警視庁捜査一課9係 シーズン11』に取り掛かったのでした。


病状は深刻か?
ここまでの経緯が明らかになったのは今年の5月でしたが、
これは深刻ではないかと思いました。

胆嚢がんは早期発見が難しい病気とされます。
早く発見できれば、手術により根治は可能なようですが、進んでしまうと手術が難しいというのです。
昨年、5ヶ月の静養期間がありながら、手術をしなかったと伝えられていたので、心配していました。


今、十津川警部を降板でなくても・・・。
しかし、十津川役を降りる決定をしてしまうとは、驚きました。
たしかに、かつてないほど間隔が開いてしまうかも知れませんが、
そもそも不定期放送なのですから、何も今決めなくても、もう少し待ってもとは思いました。

しかし決定したなら仕方ない事で、『科捜研の女』ファンである私としては、もちろん内藤剛志さんの十津川警部に期待はしますが。
追記:内藤剛志さんが十津川警部、石丸謙二郎さんが亀井を演じる『新・十津川警部シリーズ』は、
1月23日の「月曜名作劇場」で第1作が放送されます。


『警視庁捜査一課9係』はどうなる?
そして、ファンとしてはやはり『9係』が気になります。
『科捜研の女』(1999年~)、『相棒』(200年~)に次ぐ、テレビ朝日・東映が誇る長寿警察ドラマ。
2006年のスタート以来11年、9係のメンバー6人が1人も欠けていない稀有な作品です。
しかも、ドラマは全般に不振で、『相棒』や『科捜研』も最新シリーズは前作より視聴率を落としている中、
『9係』は数字を伸ばしました。

次作についてはローテ―ション通りだとしても、来年4月スタートと、まだ先の話なので、
今、あれこれ書くのは、とりあえずやめておきます。

しかし、渡瀬さんといえばもう1本、2時間サスペンスで1992年から続く『タクシードライバーの推理日誌』(テレビ朝日)もあります。
どれだけ人気シリーズを持っているのか!
渡瀬さんより上でも伊東四朗さん、小林稔侍さん、橋爪功さんなど主演シリーズを持つ俳優もいますが、
連続ドラマの主役を続けているのは渡瀬さんが最高齢でしょう。

まさに国民的俳優。
今は回復を祈るのみです。

Old Fashioned Club  月野景史


以下、NEWSポストセブンより引用
http://www.news-postseven.com/archives/20160825_442064.html
☆☆☆
がん治療の渡瀬恒彦、苦渋の十津川警部降板 後任は内藤剛志
2016.08.25 16:00

伊豆半島の南部東側、白い砂浜と背後に迫る山に囲まれた下田の街。そこで、人気の2時間ドラマ『西村京太郎サスペンス 十津川警部シリーズ』(TBS系)の最新作「伊豆・下田殺人ルート」(仮題)の撮影が進んでいる。

「十津川警部」といえば、渡瀬恒彦(72才)だ。1992年からおよそ四半世紀にわたって、これまで計54作品で演じ続けてきた。部下の「亀井警部補」役の伊東四朗(79才)との名コンビで、次回作もお茶の間に登場し、トラベルミステリーを解決していくはずだった。ところが、下田のロケに、渡瀬の姿はない。

《撮影現場が僕に力をくれます。ご心配おかけしましたが、「9係」、その後予定しているドラマにもご期待ください》

連続ドラマ『警視庁捜査一課9係シーズン11』(テレビ朝日系、2016年4~6月)に出演中だった渡瀬は、女性セブン(6月9・16日号)に胆のうがんの闘病を、そう告白した。

「渡瀬さんは昨年の夏から秋にかけて体調不良を訴えて、都内の総合病院に入院しました。そのとき、胆のうに悪性の腫瘍が見つかったんです。主演ドラマが多く、もう何年も長期休暇を取っていなかった渡瀬さんは半年ほど仕事を入れず、抗がん剤の投与と放射線治療を受けたそうです」(芸能関係者)

胆のうとは、肝臓の下にあり、肝臓でつくった消化液を溜める袋のような臓器だ。胆のうがんは自覚症状が出にくいので早期発見が難しく、見つかった時には多部位に転移していて手術ができない場合も多い。

「腫瘍が発見されてから渡瀬さんはあれほど大好きだったお酒を一切断って、栄養を考えて食事をするようになりました。服も着込んで、体を冷やさないようにする工夫もされているようです」(渡瀬の知人)

渡瀬は復帰後の昨年12月、ドラマ『おみやさんSP』(今年2月放送)の撮影に臨んだ。その後は前出の『9係』にも出演し、見事に高視聴率をマーク。だが、がんを克服したわけではなく、撮影の合間をぬっての病院通いと投薬による治療を続けてきた。テレビ局関係者が言う。

「実は、最近もあまり体調がよくないそうなんです。まだ正式に発表はされていないですが、ライフワークのように演じ続けてきた十津川警部シリーズを降板したのは驚きでした。十津川警部シリーズの前作の放送は昨年4月。シリーズ開始から今までは必ず1年に1~3回のペースで放送してきましたが、今回はすでに1年以上空いています。

何があったのかと思っていたのですが、渡瀬さんの体調不良と治療もあって、撮影スケジュールが合わなかったことが原因だったそうです。すでに『新・十津川警部』として次回作の撮影が進んでいるそうです。渡瀬さんから主役を受け継いだのは内藤剛志さん(61才)です」

8月17日、『おみやさんSP2』が10月に放送されることが発表された。すでにクランクアップしているというが、撮影中にはこんなことがあった。

「京都での撮影がクライマックスを迎えていた7月上旬のことでした。渡瀬さんが“熱を出した”ということで、撮影が続行できるかどうか検討されたことがありました。仕事には妥協せず、過酷な現場でも弱音を吐くどころか、共演者やスタッフを引っ張っていくのが渡瀬さん。ですが、そのときは、たしかに現場ではよく息が切れるし、体調がよく見えなかったのは、隠しきれないほどにつらかったからでしょう。撮影の途中で東京から急きょ、奥さんまで京都に駆けつけて、渡瀬さんに寄り添っていましたね」(ドラマ関係者)

京都での撮影を終え、帰京した渡瀬が急いで向かった先は鹿児島県にあるがん治療専門のクリニックだった。

そのクリニックでは、メスを使わず、がん細胞に何方向からも同時にピンポイントに放射線を当てることで、がん細胞を取り除くという世界最先端の治療を行っている。

全身がんを告白した樹木希林(73才)や、先日すい臓がんで亡くなった元横綱・千代の富士の九重親方(享年61)などが通っていたことでも知られている。

抗がん剤治療を行うと副作用で髪が抜けるなど、役者として演じ続けるのには支障が出るケースもある。だから、多くの有名人が放射線治療を選択してきた。

「京都での撮影中に容体が急変したので、急きょ予約を前倒しして鹿児島のクリニックを訪れたそうです。そこでどのような治療を受けることができるのか、クリニックの医師に相談したそうです」(前出・芸能関係者)

一日も早く現場に戻りたい――渡瀬のそんな強い意志も感じる。復帰を祈るばかりだ。
★★★

Old Fashioned Club  月野景史

2016年8月18日 (木)

【ドラマ】今期は北川景子『家売るオンナ』の1人勝ちでGO?/イモト、仲村、工藤、脇役陣も好演

全般的にかなり低調なこの2016年7月クールのドラマの中で、
北川景子さん主演の『家売るオンナ』です。ほぼ一人勝ち状態です。
内容的にも、まぁ一番おもしろいと言っていいでしょう。


Photo

といっても、最高視聴率は第3話の12.8%ですから、それほどよくはありません。
ただ、今期はリオオリンピックがあるので、通常番組が苦戦するのは仕方ないのですが、
それにしてもどのドラマも五輪開始前から低調です。

五輪開始後は更に落ち込み、朝ドラヒロイン波瑠さん主演ドラマが6%台、
視聴率女王・松嶋菜々子さんのドラマは最新回が5.2%という惨状です。

その中で『家売るオンナ』は第4話まで二桁キープ。
五輪と重なった第5話は9.5%に落しましたが、最新第6話は11.6%に戻し、
基礎体力というか、地力の違いを感じさせます。


明快なお仕事ドラマ
不動産屋をテーマとしたいわゆる“お仕事系”のドラマ。
北川景子さん演じる三軒家万智(さんげんや まち)は仕事一筋、プロの不動産屋さん。
テーコー不動産株式会社の宿営業所売買仲介営業課にチーフとして異動してきた設定。
ぬるま湯っぽい部署にモーレツ営業ウーマンが加わり、営業マン達を叱咤し波乱が…という展開。
周囲からは三軒家チーフを略して陰で「サンチー」と呼ばれています。

三軒家万智決めのゼリフは「私に売れない家はない!」
大ヒットシリーズ『ドクターX』での米倉涼子さんの「私、失敗しないので。」を彷彿とさせますが、
悪びれずにパクっているという感じですね。
もっとも、もうひとつの決めゼリフ「Go!(ゴー!)」の方がインパクトがあるかも知れません。
全体としては『ショムニ』のテイストにより近いかもです。


レギュラーのほとんどは営業課のメンバーですが、いずれも個性を生かした好演ですね。
このあたりも『ショムニ』『ドクターX』に通じます。

三軒家の部下の庭野聖司役は工藤阿須加さん。工藤公康元投手・監督の息子。
そういえば『ショムニ2013』にも出ていました。演技上手くなりましたね。
仲村トオルさんの課長も飄々とした良い味出してます。
第6話でメインとして活躍した、優秀な若手営業マンの千葉雄大さんも良い。
ギスギス過ぎず、仲良し過ぎず、課員の関係のバランスもほど良いのです。
そして、その回ごとの仕事にテーマに絞り、一気に見せる感じで、テンポがいいドラマです。


『営業部長 吉良奈津子』と好対照
言ってはなんですが、『家売るオンナ』の良さは今期の同じお仕事系ドラマである
松嶋菜々子さん主演の『営業部長 吉良奈津子』と比べるとよくわかります。

あちらは出産後職場復帰した広告代理店の40代女性の等身大の姿を描く共感できるドラマ・・・の筈なのに、
面倒な夫と姑、なにやら怪しげなベビーシッターによる家庭崩壊の危機?
不審な行動をする部下たち、そして会社ぐるみで主人公を陥れる陰謀まであるような・・・。
色々な要素が絡んで、主筋であるべき仕事のストーリーが盛り上がらず、
結果としてでしょうか、主人公を含め、各キャラクターも魅力に欠けるように思います。

「女性主人公が」、「管理職として」、「新たな部署に赴任し」、「反発を受けながら仕事に取り掛かる」。
ほぼ同様の設定を持って始まったドラマなのに、見事に「家売るオンナ」と対照的にすべて裏目です。
まぁ今までのところはですが。


イモトアヤコは好演なのか!
さて、『家売るオンナ』の個性派脇役の中でも際立っているのが、
入社以来1軒も家を売っていないのにまったく悪びれない、
超マイペースな落ちこぼれ営業ウーマン・白洲美加(しらす みか)役のイモトアヤコさん。
開始早々からネットでは「うざい」と叩かれまくりで、某有名連ドラブログの方なども徹底的に嫌っています。

しかし、私はイモトさん演じる白州美加はこのドラマに絶対必要なキャラだと思います。
「うざい」ことは「うざい」です。そういうキャラですから。

今までのところ、三軒家に叱咤され、「GO!」と尻を叩かれるのは主に庭野の役割ですが、
2人は仕事上でコンビを組んでいるわけではないし、三軒家のキャラを引き立てる為にも、
他に突っ込まれ役が必要です。
それをイモトさんが担っているのです。

超落ちこぼれだからガンガン叱咤されるわけですが、
明るく軽快なドラマですから、イジメの陰惨なイメージではいけない。
突っ込まれても仕方ないと思わせる、まったくこたえない、反省しない、同情できない、
つまり「うざい」キャラでなければならないのです。
そこをうまく演じていると思っています。
三軒家はなぜか白洲を常に「シラスミカ」とフルネームで呼びます。これもちょっとクセになりそうです。

その白洲美加、一昨日の第6話では三軒家との絡みも多く、うざさと共に可愛げも見せたりして、更に好演でした。
ネットでの評価もだいぶ上がってきたように思います。

次回第7話は白州の家族も登場する、白州メインのエピソードのようです。
期待しましょう。

Old Fashioned Club  月野景史

2016年8月11日 (木)

【ドラマ】『刑事7人2』永沢刑事(鈴木浩介)殉職編後編終了/謎解きドラマとしては残念な展開

テレビ朝日水曜21時の警察ドラマ『刑事7人』第2シリーズ第5
永沢圭太刑事(鈴木浩介)の殉職編の後編が本日放送されました。

前回のブログで、前編はよかったのに後編でがっかりという可能性があると書きました。
後編は、永沢刑事の親子二代にわたる物語としては感動的でよかったのですが、
謎解きミステリとしては、予想通りの残念な結果に終わってしまいました。


何が問題なのか?
前編では、いきなり12係の部屋での会話が何者かに盗聴されている描写から始まりました。
そして、前編終盤で盗聴器も発見されました。

12係は警視庁捜査一課の一部署。桜田門の警視庁本部の中にあります。
そこに盗聴器が仕掛けられているとは大変なことです。
まず内部犯行以外、考えられません。

昔の刑事ドラマでは少なかったのですが、今は警視庁の本庁を舞台にしたドラマが大変多いです。
テレビ朝日で今期放送された連続ドラマだけでも、『相棒』、『警視庁捜査一課9係』、
『スペシャリスト』、『警視庁・捜査一課長』、そしてこの『刑事7人』。
後の2本は京都制作なので、今年放送の東京制作の連続警察ドラマはすべて本庁が舞台なのです。
が、さすがに警視庁内の主人公達が所属するような主舞台に盗聴器が仕掛けられるというのはまずないでしょう。
禁じ手みたいなものです。

では、誰がいつどのようにして盗聴器を仕掛けたのか?
大変大きな問題だと思いますが、なんと後編ではその説明がまったくありませんでした。
驚きです。

もちろん、推測はできます。
今回の永沢刑事殺害、そして彼の父親が関わっていた30年前の事件。
すべての黒幕は埼玉県にある警備会社の二代目社長、その父親である亡くなった先代社長だと明らかになりました。
そして、実行犯は警視庁の所轄署の制服警官でした。
正確には所轄勤務と明言されてはいないと思いますが、前編で事件現場にいたので、まずそうでしょう。

である以上、盗聴器を仕掛けたのはこの制服警官以外に考えられません。
一応、“警察内部”の人間ですし、他に警察関係者の関与は示されませんでしたから。
しかし所轄の警官が警視庁捜査一課の部署に盗聴器を仕掛けられるか?
また、盗聴器が発見された時点で、防犯カメラの映像等から割り出せないのか?
かなり疑問ですが、その説明を放棄してしまいました。

また、問題の警備会社は埼玉県警には影響力があるようですが、警視庁との繋がりは言及されませんでした。
なぜ警視庁の制服警官を自在に扱ったのか?
金の流れがあったことだけはふれられましたが、それ以上はなし。

ミステリドラマの前後編で作るなら、前編で大きな謎をふったら、
後編はその解決編になるべきだと思うのですが、その点ではがっかりの展開でした。


面白いのは、ネットでも私と同様の意見がある一方で、
そんな細かいことは全然気にならないと意見もあるのです。
もちろん、どんな見方をし、どんな感想を持つのも自由です。
しかし、さすがにその意見は・・・、まるで信者のような盲目的な賛辞は
ドラマ作りの低迷を招く、少し大袈裟ですが、そんなふうにも感じます。


尚、例の制服警官が犯行に関わっているだろうことはわかっていました。
演じていたのが個性派中堅俳優の音尾琢真さんなので、前編のエキストラに近い役で終わるとは思えなかったからです。
この点は、ネットでも同様の見方が多かったです。
そこはどうしてもバレてしまうことなので、余計に「なぜ」「どうやって」は必要だったと思うのですが。

永沢刑事と、やはり警察官であり、30年前に殉職した父親、そして夫と息子を殉職で失った母親、そして冤罪被害者。
その重い物語としては良かったと思いますが、それだけに謎解き部分の雑さが残念です。
盗聴器については、無理やりでもいいから、せめて一言何かあればまだよかったのですが。


まさか、愛之助さん登場せず
もうひとつ驚いたのは、レギュラーである筈の片岡愛之助さんが出演しなかったこと。
前編では出たのに。
今期はもはやセミレギュラーなもの扱いのようですが、
さすがに今回はなんとしても出すべきだったのではないかと思います。
前編に出ているのだから、スケジュール的に不可能だったとも思えないので。


Old Fashioned Club  月野景史

2016年8月 9日 (火)

【国際プロレス】北海道羅臼での最終興行(1981年8月9日)から今日で35年

このブログでも時々、昭和期に存在したプロレス団体「国際プロレス」の事を書いています。
その国際プロレスは今からから35年前の今日、1981年(昭和56年)8月9日、
北海道目梨郡羅臼町での興行を最後に幕を閉じました。

Photo『国際プロレス解散から33年。語り継がれる魂の物語』ベースボール・マガジン社刊より 


国際プロレス
正式社名「インターナショナル・レスリング・エンタープライズ」
(International Wrestling Enterprise、略称IWE)

1967年(昭和42年)1月18日 東京台東区体育館で東京プロレスとの合同興行にて旗揚げ。
1981年(昭和56年)8月9日の北海道羅臼町大会を最後に活動停止。
活動期間 約14年半。


力道山が作り育てた日本プロレス協会。
力道山の死後、ジャイアント馬場とアントニオ猪木をエースとして引き継がれていく過程で、
そこから分かれて設立されたのが国際プロレス。
しかし、老舗日本プロレスを追い抜くことは出来ず、二番手の団体でした。

やがて猪木は日プロを離れて新日本プロレスを設立。
馬場は全日本プロレスを作り、栄華を誇った日プロはあえなく消滅。
国際、新日本、全日本の三団体が並び立つ時代を迎えましたが、
その時も、馬場も猪木もいない国際プロレスは三番手に甘んじました。

常にマイナーな位置にあって、様々な新機軸を打ち出した国際プロレス。
日本人レスラーのヒーローが悪役外人を倒すスタイルが当たり前だった時代、
外国人レスラーをエースとし、外人レスラー同士の対決を打ち出したのが国際プロレスでした。

しかし、他の団体が約10年遅れて外人対決を売りにして話題を巻き起こした時、
国際プロレスは、対決させて売りになるような外人招聘ルートを失っていた・・・。
いつも、なんでも、だいたいそんな感じでした。

そして1980年代を迎え、約10年ぶりともいえるプロレスブームに世が浮かれ出し、
新日本と全日本との間で引き抜き合戦や興行戦争が激化する中、
国際プロレスはテレビ中継も失い、最果ての地で幕を閉じたのです。


私は、最もプロレスを熱心に観ていた三年間、1979年~81年頃ですが、
ちょうど国際プロレスの最末期にあたります。
三団体の中で国際プロレスが一番好きであったというわけではないですが、
元々判官贔屓の傾向がある上、自分がプロレスに熱中していた時代に失われたこともあり、
この団体に対する強い思い入れがあります。

なんといっても常にマイナーであった団体。
1981年の活動停止後、20世紀の間はメディアに取り上げられる事は極めて少なかったです。
団体終焉後も出身レスラーは各団体に分かれて、それなりに活躍していました。
名前が知られているところではラッシャー木村、アニマル浜口、阿修羅原、そして冬木弘道など。
しかし団体としては、文字通り「幻のプロレス団体」だったと思います。


それが今世紀に入り、いわゆる“昭和プロレスファン”にはおなじみの同人誌、
ミック博士(昭和プロレス研究室主宰)の『昭和プロレス・マガジン』の、
2002年発行の第1号は国際プロレス特集でした。

その後、現存しないとされてきた試合映像が発掘され、
DVDボックスもいくつかリリースされました。

主にレトロなプロレスを扱う『Gスピリッツ』誌の中でも、
国際プロレスがテーマの連載がなされています。

そして2014年には、現在は『週刊プロレス』、
国際プロレスのあった時代は『月刊プロレス』を発行していた、
プロレスメディアの王道「ベースボール・マガジン社」から
丸々一冊国際プロレスを扱ったムックまで発行されました。

「脚光が当たる」とまでは言い過ぎでしょうが、専門メディアとはいえ、
これほど国際プロレスが扱われるとは、不思議にすら感じています。
もちろん、夢のような嬉しい事です。


この団体の会社としての設立は1966年だと思いますが、
旗揚げ興行は1967年1月でしたので、実は来年2017年は旗揚げ50周年ということになります。
もう一盛り上がり、あると嬉しいいのですが。


Old Fashioned Club  月野景史

2016年8月 3日 (水)

【ドラマ】『刑事7人2』永沢刑事(鈴木浩介)重厚な殉職回で次回へ続く/警察関係者が犯行関与か?

テレビ朝日水曜21時の警察ドラマ『刑事7人』第2シリーズ第4話
第1期からのレギュラーである捜査一課12係刑事の永沢圭太(鈴木浩介)の殉職回が本日放送されました。

Photo

このドラマについては過去2回、当ブログでは主に昨年の第1シリーズから今シリーズでの路線変更について、
どちらかといえば批判的な論調で記しましたが、
この第4話については重厚なストーリーで、“とりあえず”良かったです。

なぜ「とりあえず」かというと、事件の全容がまったく解決されない状態で、
次回に続くになってしまったからです。
前後編か、更に後に続くのか、おそらく次回第5話で一応の片は付けるかと思いますが、
さてどう展開するのでしょう?
http://www.tv-asahi.co.jp/keiji7_02/story/0005/

前後編の場合、前編はおもしろくて、後編を楽しみにしたのに期待外れ、
ということもありますので、まずは「とりあえず」ですが、
永沢の死を聞いた12係メンバーが取り乱すことなく、冷静に現場に集まって来て捜査に取り組む流れは
プロフェッショナルの刑事達である事を感じさせ、今期のシリアスなイメージに合っており、好印象でした。
その後の展開もやや無理はあるものの、重厚な中にも予想外の流れでテンポ良く続き、
惹きつけられました。


第4話の視聴率は11.1%と公表されました。
第1話10.8%→2話9.8%→3話11.8% ときていますので、
前回からは下げましたが、今どき充分立派な数字です。

単純に計算するとここまでの4回の平均値は10.9%ほどになりますので、
第1期の9.6%を上回り、全話平均での二桁超えの可能性も高くなってきました。
そうなると、さすがに気が早いですが、
『科捜研の女』、『相棒』、『警視庁捜査一課9係』に続く、長期シリーズ化もあり得るかも知れません。


警察内部の人間が関与?
今回、永沢らが所属する警視庁捜査一課12係の部屋に盗聴器が仕掛けられていました。
一般人が警視庁内部に盗聴器を仕掛けられるとは考え難く、
そうなると警察内部の人間が関わっている可能性が強いですね。

前回のブログ、このドラマと同じテレビ朝日・東映の10年以上続く三大長寿警察ドラマである
『相棒』、『科捜研の女』、『警視庁捜査一課9係』を合わせても、
2シリーズ以上にまたがってレギュラー出演した警察官の殉職は3人だけだと書きました。
実はその3例とも、警察内部の人間が関わっているのです。

今回もそうでしょうか?
内部どころか、主要レギュラーが関わっている可能性すら否定できません。
公式サイトにも「やがて“やりきれない真実”をあぶり出す――。」とあり、不穏です。

あんまりな展開にはしてほしくない気持ちもありますが、注目しましょう。

Old Fashioned Club  月野景史

2016年8月 1日 (月)

【ドラマ】藤原竜也主演『そして、誰もいなくなった』/難解過ぎて視聴率苦戦も仕方なし

日本テレビ日曜22:30放送の7月クールの連続ドラマ
藤原竜也主演『そして、誰もいなくなった』。第3話まで終了しました。
http://www.ntv.co.jp/soshitedaremo/

Photo_9

視聴率は以下の通り。
第1話 7月17日  10.7%
第2話 7月24日   8.6%
第3話 7月31日   7.2%

初回こそ二桁スタートでしたがジリ貧状態で苦戦中です。
それも仕方ないかも知れません。
とにかく、解り難すぎます。


そして、誰もいなくなった
タイトルはミステリの女王アガサ・クリスティの有名作から頂戴しています。
もちろんあの小説の翻案というわけではなく、オリジナル作です。
一般にクリスティ作品の邦題は「そして」の後に「、」は付かないので、そこは変えていますね。


大手コンピュータシステム会社に務める開発研究員役の藤原さん。
仕事もプライベートも順調な彼が突如巻き込まれた異常事態。
いったい、誰が敵で誰が味方か?
究極のサスペンスというところですが、ちょっとややこし過ぎ。
とても追い切れません。
離脱する人が多いのも仕方ないかも知れません。

ストーリー展開ですが、初回冒頭シーンでかなり藤原さんが追い詰められており、
そこから10日前に遡って事件の発端から描かれています。
初回冒頭の部分がそのまま全体のラストのクライマックスになるのか、
そこから更に続くのかはまだわかりません。

しかし、公式サイトで「ジェットコースターのような展開」を謳いながら、
第2話、3話と話の進みが遅く、冗長になっています。
難解の上に話が先に進まないから、余計まどろっこしく感じてしまいます。

藤原さん演ずる藤堂新一は周囲の人間から、大変優秀な研究員だが、
自己中で人の気持ちが分からない、いわゆるKYのように言われます。
だけど藤堂はそんな風に見えない。
平凡で、KYどころか人に気遣いしすぎるタイプのように思えます。
その人間かあれだけ追いつめられているのに、親しい筈の人間に責められて・・・
まぁその人間もみな本心がわからないのですが。


いったい何が真相なのか?
そこで引っ張るドラマでしょうが、難解過ぎて脱落者の方が多くなるでしょう。
残るのはよほどこういうのが好きな人でしょうね。
私も、とにかくどうまとめるかが気になるので、視聴は継続します。録画ですが。

正直をいうと、これだけの伏線を回収して、
誰もが納得するよう綺麗にまとめられるとは到底思えません。
それが出来たら奇跡だと思います。
もちろん、その奇跡を期待していますが、
仮に最後にそれが出来たとしても、その前に数字を落としてしまうでしょうが。


Old Fashioned Club  月野景史

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