【ドラマ】『刑事7人2』永沢刑事(鈴木浩介)重厚な殉職回で次回へ続く/警察関係者が犯行関与か?
テレビ朝日水曜21時の警察ドラマ『刑事7人』第2シリーズ第4話
第1期からのレギュラーである捜査一課12係刑事の永沢圭太(鈴木浩介)の殉職回が本日放送されました。
このドラマについては過去2回、当ブログでは主に昨年の第1シリーズから今シリーズでの路線変更について、
どちらかといえば批判的な論調で記しましたが、
この第4話については重厚なストーリーで、“とりあえず”良かったです。
なぜ「とりあえず」かというと、事件の全容がまったく解決されない状態で、
次回に続くになってしまったからです。
前後編か、更に後に続くのか、おそらく次回第5話で一応の片は付けるかと思いますが、
さてどう展開するのでしょう?
http://www.tv-asahi.co.jp/keiji7_02/story/0005/
前後編の場合、前編はおもしろくて、後編を楽しみにしたのに期待外れ、
ということもありますので、まずは「とりあえず」ですが、
永沢の死を聞いた12係メンバーが取り乱すことなく、冷静に現場に集まって来て捜査に取り組む流れは
プロフェッショナルの刑事達である事を感じさせ、今期のシリアスなイメージに合っており、好印象でした。
その後の展開もやや無理はあるものの、重厚な中にも予想外の流れでテンポ良く続き、
惹きつけられました。
第4話の視聴率は11.1%と公表されました。
第1話10.8%→2話9.8%→3話11.8% ときていますので、
前回からは下げましたが、今どき充分立派な数字です。
単純に計算するとここまでの4回の平均値は10.9%ほどになりますので、
第1期の9.6%を上回り、全話平均での二桁超えの可能性も高くなってきました。
そうなると、さすがに気が早いですが、
『科捜研の女』、『相棒』、『警視庁捜査一課9係』に続く、長期シリーズ化もあり得るかも知れません。
警察内部の人間が関与?
今回、永沢らが所属する警視庁捜査一課12係の部屋に盗聴器が仕掛けられていました。
一般人が警視庁内部に盗聴器を仕掛けられるとは考え難く、
そうなると警察内部の人間が関わっている可能性が強いですね。
前回のブログ、このドラマと同じテレビ朝日・東映の10年以上続く三大長寿警察ドラマである
『相棒』、『科捜研の女』、『警視庁捜査一課9係』を合わせても、
2シリーズ以上にまたがってレギュラー出演した警察官の殉職は3人だけだと書きました。
実はその3例とも、警察内部の人間が関わっているのです。
今回もそうでしょうか?
内部どころか、主要レギュラーが関わっている可能性すら否定できません。
公式サイトにも「やがて“やりきれない真実”をあぶり出す――。」とあり、不穏です。
あんまりな展開にはしてほしくない気持ちもありますが、注目しましょう。
Old Fashioned Club 月野景史
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