【警視庁捜査一課9係 11】6/15最終回/渡瀬恒彦さんの病気が心配
渡瀬恒彦さんは2017年3月14日に亡くなりました。謹んで哀悼の意を表します。
テレビ朝日の人気ドラマシリーズ『警視庁捜査一課9係 season11』も
来週6月15日(水)21時から放送の第11話が最終回です。
http://www.tv-asahi.co.jp/9gakari_11/contents/story/0011/
このドラマは2006年スタート。
『科捜研の女』(1999年スタート 第15期終了)、
『相棒』(2000年スタート 第14期終了)に次ぐ、
テレビ朝日・東映制作の長寿警察ドラマです。
6人の9係所属の刑事達が10年間まったくメンバーチェンジしていない稀有なドラマ。
このブログでも記しました。
http://oldfashioned.cocolog-nifty.com/blog/2016/02/911410-317a.html
今期は視聴率も好調で、前期の11.9%を上回ることは確実でしょう。
ドラマも全般に不振。『科捜研』や『相棒』も最新シーズンは前期を下回りました。
それと比べても実に立派、順風満帆です。
・・・なのですが、今期放送中の5月末に心配なニュースが流れました。
加納倫太郎係長役で主演する渡瀬恒彦さんが、がんと闘いながら撮影に臨んでいるというのです。
以下、スポニチアネックスより引用
http://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2016/05/26/kiji/K20160526012659110.html
☆☆☆
渡瀬恒彦 胆のうがんだった 経過順調で仕事復帰
[ 2016年5月26日 08:00 ]
俳優の渡瀬恒彦(71)が、がんと闘病中であることが25日分かった。スポニチ本紙の取材では、昨年の夏から秋にかけて体調不良を訴え、都内の病院に入院。検査の結果、胆のうに悪性の腫瘍が見つかった。レギュラーの主演ドラマを数多く持ち、久しく長期休暇を取っていなかった渡瀬は5カ月間、仕事を入れず、抗がん剤の投与と放射線治療を受けた。
その効果が出て、昨年12月にテレビ朝日系の「おみやさん」の撮影を京都でこなし、現場復帰を果たした。所属事務所も「その後の治療経過は順調で、体調の方も問題なく仕事に臨んでいます。今後も治療は続きますが、皆さまに楽しんでいただけるドラマを作りたいと思っております」と説明している。
現在はテレビ朝日系の「警視庁捜査一課9係 season11」で元気な姿を見せている。プライベートの公表を極力避けてきた渡瀬だが、「撮影現場が僕に力をくれます。ご心配おかけしましたが、“9係”、その後予定しているドラマにもご期待ください」とコメントを寄せた。
兄の渡哲也(74)も昨年6月に急性心筋梗塞で緊急入院。「下手すれば死んでもおかしくない状態だったらしい」と舘ひろし(66)が明かしたほどの容体だったが、手術は成功して約1カ月で退院。同11月に宝酒造「松竹梅」のCM撮影で仕事復帰した。日本を代表する俳優兄弟は不屈の精神で病と闘っている。
▽胆のうがん 胆のうと胆のう管から発生する悪性腫瘍。日本のがんの症例の約2%。女性や60歳以上の高齢者に多く見られる。初期の胆のうがんは症状を伴わないことが多く、がんの中でも発見が遅れやすい。がんの進行とともに、腹痛や黄疸(おうだん)などの症状が出てくる。生活習慣や食事と発症の関連は明らかになっていない。
★★★
実は、今期の『9係』を観ていて、渡瀬さん体調悪いのではないかと感じていました。
ただ、前にも病気しているし、昨年も別の病気が伝えられた。それに今年72歳。
多少の衰えを感じるのも仕方ないだろうとと思っていたのですが、
悪い方に予感が当たってしまいました。
この記事では「経過順調」となっていますが、
胆嚢がんで、昨年後半に五ヶ月の休養期間がありながら、
手術を行っていないというのも気になります。
渡瀬さんの病気を受けて、『9係』はどのような展開になるのでしょう?
今週放送の第10話は渡瀬さん中心の回で、加納に何か大きな変化があるような予感もさせたのですが、
特にそのようなこともなく終わりました。
そして来週の最終話は9係が大きな敵に挑むようなのですが、
予告を見る限り、特に激変は感じません。
浅輪直樹(井ノ原快彦)と石川倫子(中越典子)の関係が今期はどうまとまるのかが気になるくらいです。
このまま、比較的平穏の最終話になるのでしょうか。
渡瀬さんの病気については・・・、
これはファンとしては見守るしかありません。
Old Fashioned Club 月野景史
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