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2016年5月22日 (日)

【芸能】『笑点』新司会者は春風亭昇太/若手(?)がベテランを仕切る大喜利の先例と比較すると

『笑点』の桂歌丸さんの後任司会者が本日の生放送で春風亭昇太さんと発表されました。
私の外部招聘なし、内部昇格の予想は当たりましたが、三遊亭円楽さん一択は外れました。
http://oldfashioned.cocolog-nifty.com/blog/2016/05/6-d783.html
発表の際は観客席からも意外そうなどよめきがありました。
冒険・・・、といえば冒険かと思います。

昇太さんは1959年12月生まれで現在56歳。
一般的にも落語界でも立派な年齢ですが、
今年79歳になる木久扇さんを筆頭に小遊三さん、好楽さん、円楽さんと
60代後半が並ぶ『笑点』の中では間違いなく若手です。
しかも、この先輩達に比べ、笑点歴も圧倒的に浅いですし。


若い司会者がベテランメンバーを仕切る大喜利
そういえばだいぶ以前、同様の番組がありました。

初期1970年代半ばのNHK『お好み演芸会』。
当時30代半ばの柳家小三治さんが、
50歳前後以上の伸治(文治)さん、柳昇さん、円右さんらをまとめていました。
今の『笑点』と比べたら、全員若手ですが(笑)
(やがて小三治さんはそのまま、メンバーは若手に一気にリニューアルされました。
この時のメンバーの中には小遊三さんもいました。)

しかし、この時と比べると、年齢の点、上述の笑点歴の点の他にも、
大きな違いが二つあります。


番組の顔は誰?
実は『お好み演芸会』における小三治さんはあくまで大喜利のみの司会進行役で、
番組全体の司会は桂米丸さんでした。

『笑点』では今まで、大喜利司会者=番組司会者であり、笑点の顔でした。
オープニングタイトルバックではトップで登場し、演芸コーナーでの紹介も担当します。
この点はそのままでしょうか?

のみならず、『笑点』は日本テレビ屈指の長寿番組として、
正月や24時間テレビなどで様々なコラボが行われますが、
これらにも昇太さんが番組代表として出ていくのか?


もうひとつ、『お好み演芸会』には座布団のやりとりがありませんでした
今までの笑点司会者は、初代の談志さんはメンバーと同世代でしたが、
二代目の前田武彦さん以降はどのメンバーよりも年長で、
基本的に上から目線で座布団をあげたり取ったりしてきました。
談志さんはあのキャラですし、同様だったでしょう。

それに比べると昇太さんは圧倒的に年少、キャリアも浅い上に、
どちらかといえばいじられキャラ、ヘタレキャラです。
司会者のこのような位置づけは、番組50年での大きな変化となります。
このあたりの違和感が、会場のどよめきとなったのでしょう。

もちろん、昇太さんが大喜利の進行役として力量不足とは思いません。
そもそも、正式なメンバーになる前、若手大喜利の司会をしていたくらいですし、
司会者には向いていると思います。
ただ、今回挙げたような番組の伝統的なスタイルの変革をどのように乗り越えていくのか、
そこが注目されます。


そして新メンバーはどうなるでしょう?
現在の団体ごとの割り振りを守るなら、落語芸術協会からですが、
バランス再調整・適正化案として、立川流からの参入もあるかなと思っていますが。

Old Fashioned Club  月野景史

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