アクセス210万件
当ブログのアクセスが通算250万件を超えました。
『相棒』と『科捜研の女』が終わり・・・、
だからというわけでもないのですが、本業の事情もあり、更新が滞っていますが、
それでも古い記事を多くの方が見にきてきれるのは嬉しいことです。
遠からずペースアップします。
Old Fashioned Club 月野景史
« 2016年3月 | トップページ | 2016年5月 »
当ブログのアクセスが通算250万件を超えました。
『相棒』と『科捜研の女』が終わり・・・、
だからというわけでもないのですが、本業の事情もあり、更新が滞っていますが、
それでも古い記事を多くの方が見にきてきれるのは嬉しいことです。
遠からずペースアップします。
Old Fashioned Club 月野景史
4月14日(木)の夜に熊本で発生した大地震は、
16日(土)未明に本震ともいえる強い揺れがあって被害が拡大し、
未だ終息していません。
私は東京育ちで、子どもの頃から小さな地震には慣れています。
1988年~90年にかけて、兵庫県で暮らし、神戸三宮で働いていました。
住んでいたのは西宮市、いわゆる阪神間のちょうど真ん中あたりです。
この間、小さな地震も記憶にないです。
台風も少なかったですね。
自然災害の点でいえば、ここに住んでいた方が明らかに安心だと思っていました。
帰京後の1995年1月、阪神・淡路大震災がありました。
自分が住み、働いていた地域の惨状をテレビで見て、愕然としました。
その記憶もだいぶ薄らいだ2011年3月、東日本大震災がありました。
地震、津波、原発事故よる放射能拡散の不安、計画停電。
未曾有の事態でした。
阪神の震災があったとはいえ、やはり地震の危機は東日本の方がある、
改めてそう感じました。
しかし、今回は九州、熊本の震災です。
日本はどこにいても、地震の不安からは逃げられないのでしょう。
この問題だけはどうしようもない、なんとも閉塞感があります。
今はただ、地震の早期終息、被災された方々の少しでも早い生活の回復を祈るのみです。
Old Fashioned Club 月野景史
なかなかユニークな企画展を行う東京都心の美術館「パナソニック 汐留ニュージアム」
今回の展覧会も実にユニークです。
REVALUE NIPPON PROJECT展
中田英寿が出会った日本工芸
開館期間 2016年4月9日(土)~6月5日(日)
開館時間 午前10時より午後6時まで(ご入館は午後5時30分まで)
会場 パナソニック 汐留ニュージアム
休館日 毎週水曜日(ただし5月4日は開館)
入館料 一般:1,000円 65歳以上:900円 大学生:700円
中・高校生:500円 小学生以下:無料
主 催 パナソニック 汐留ミュージアム、東京新聞、TBS
公式サイト http://panasonic.co.jp/es/museum/exhibition/16/160409/
“ヒデ”こと、中田英寿氏といえば、元サッカー日本代表…、
というよりも、世界で活躍した日本人選手というイメージが強いです。
「日本工芸」と言われても、即座には結び付き難いですね。
その中田氏は2006年に現役引退を表明しているので、もう10年になります。
そして引退後続けている活動のひとつに「REVALUE NIPPON PROJECT」があるのです。
この活動は、日本の伝統的な工芸、文化や技術の価値や可能性を再発見し、
その魅力をより多くの人に知ってもらう 「きっかけ」を創出することで、
日本文化の継承・発展を促すことを目的としているのだそうです。
このプロジェクトでは、毎年「陶磁器」「和紙」「竹」「型紙」「漆」といったひとつの素材をテーマに選び、
批評家などの専門家を中心としたアドバイザリーボードが、
工芸家およびアーティストなどのコラボレーターを選定し、各チームが自由な発想で作品を制作します。
さらにこの制作を通じて工芸の魅力を広く伝えるために中田氏自らも広報活動を行っているのです。
考えてみれば、日本の工芸作品は私たちには身近すぎて、
その価値や魅力について再考することが難しいのかもしれません。
産業分野のものづくりにも、工芸の技術や美しさは深く関係し必要とされているにもかかわらず、
工芸家やその作品の認知度は決して高いとは言えず、後継者不足で悩む作り手が多く存在している現状があります。
そこに着目したのは、海外で活躍した中田氏ならではといえるかも知れません。
本展では、日本工芸の魅力を再発見し、「ものづくりの心」を後世に伝えるべく
中田氏のプロジェクトで生まれた作品が展示されます。
新たな刺激を受けた工芸家たちの技術力の高さとその作品の美しさを
改めて発見する機会になるかもしれません。
Old Fashioned Club 月野景史