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2016年3月

2016年3月21日 (月)

【ドラマ】『怪盗 山猫』3/19最終話/何やらよく解らない結末

先日、このブログでも書いた放送中の日本テレビの土曜21時のドラマ
『怪盗 山猫』3月19日放送の第10話、最終回が放送されました。

第8話と9話で、山猫達の仲間だと思っていた勝村が暗殺者カメレオンだった衝撃の展開があり、
その結末が注目されていました。
原作小説とは大きく流れが変わっているので、当然結末もオリジナルになります。


そしてその展開は・・・
なんだか、どこから書いていいのか困るくらい、あれもこれもよく解らない最終回でした。

ネット上では、この状況を回収するための、なんらかの続編があるではとの、
ファンによる楽観的な意見も見られますが、
私には、収拾がつかなくなって放り投げてしまったように感じられます。

これならば、勝村の正体をばらすタイミングをもう少し遅らせて、
そこをクライマックスに持ってきた方がよかったのではないかとも思えます。

さすがにちょっといただけません。
ネットでは、最終話のシナリオが準備稿から大幅に変えられたとの噂もあったのですが、
どうだったのでしょう?

魅力的な面、面白くなりそうな面を持ちながら、
残念な部分も目立ったドラマでしたが、
最後もちょっと残念な終わり方でした。


視聴率は以下の通り
14.3 13.6 11.1 10.0 7.9 12.4 10.1 9.3 9.6 8.9
平均 10.85%

初期の貯金があるので平均では二桁確保。
この1-3月期の連続ドラマでは『スペシャリスト』に次ぐ2位につけました。
(昨年10月スタートの『相棒』と『科捜研の女』は除く)
とはいえ、注目が集まるべき最終回でも数字は好転せず、
ちょっと寂しかったですね。

最終回では、山猫と関本が読者からの質問に答えるという趣向を冒頭に持ってきたのですが、
極めておちゃらけたノリでした。
前回の流れからすれば、最初からシリアスで緊迫感溢れる展開になるのが当然だと思います。
ここで、視聴者を逃がしてしまったかも知れません。

Old Fashioned Club  月野景史

2016年3月19日 (土)

【美術展】「すばらしき大原美術館コレクション」国立新美術館/岡山の著名美術館の至宝を東京で鑑賞

東京六本木の国立新美術館で4月4日まで、
「はじまり、美の饗宴展 すばらしき大原美術館コレクション」が開催中です。

Photo

はじまり、美の饗宴展 すばらしき大原美術館コレクション
2016年1月20日(水)~2016年4月4日(月)
国立新美術館 企画展示室1E
主催:国立新美術館 公益財団法人大原美術館 NHKプロモーション

http://www.hajimari2016.jp


大原美術館とは
岡山県倉敷市にある美術館。
地方都市にある民間の美術館として、
特に西洋絵画のコレクションでは日本最大規模であり、
また最も著名な美術館でしょう。

本展はその大原コレクションを東京の新国立美術館に展示する催しです。
私もいつかは訪れたいと思っていた大原美術館。
こうして東京にいながらその作品を鑑賞できる貴重な機会となりました。

「大原美術館」聞いてピンとくる人ならば問題ないですが、
そうでないとタイトルが少し解り難いかも知れませんね。


大原美術館の歴史・概要
岡山の実業家であり、社会貢献や福祉の分野にも多大な足跡を残した大原孫三郎(1880-1943年)は、
西洋美術を紹介する日本初の本格的な美術館を、1930年に倉敷に創設しました。

開館の礎となったのは、同じく岡山県出身の画家である児島虎次郎(1881-1929年)が、
孫三郎の支援と理解を得てヨーロッパで収集した美術品の数々でした。
その後も大原美術館は、孫三郎の思想を引き継いでコレクションを拡充し、
日本を代表する美術館として多くの美術愛好家の心を捉え続けてきました。


西洋美術のみではなく
同館のコレクションは、西洋近代美術のほかにも、
日本近代洋画、民芸運動ゆかりの作家たちの作品、エジプトやオリエント、東洋の古代美術、
そして戦後美術から、いま第一線で活躍している現代美術家の作品まで、
きわめて多岐にわたります。

本展覧会には、そのすべての部門から選ばれた数々の逸品が一堂に会します。
約1世紀にわたって時代とともに歩んできた大原美術館の活動を、
珠玉の名品とともに紹介されています。


それでは、本展の看板作品を紹介します。


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エル・グレコ 『受胎告知』 1590年-1603年頃

エル・グレコ(El Greco、1541年 - 1614年4月7日)は
ギリシアのクレタ島出身でスペインで活躍した画家。
「グレコ」とはイタリア語でギリシャ人のこと。
分類上はルネサンスとバロックの間、マニエリスム期に属する画家で、
西洋美術史上のビッグネームです。

この絵のテーマ「聖母マリアへの受胎告知」はレオナルド・ダ・ヴィンチをはじめ、
数々の画家たちが描いてきた、普遍のテーマです。

売りに出されていたパリの画廊で児島の目に留まり、孫三郎に打診して購入されました。
天使ガブリエルがマリアにキリストの受胎を告げる場面ですが、
説明的な要素をそぎ落とすことでドラマに焦点が当てられ、
また、この画家特有の燃えるような描写により、非常に劇的な表現となっています。
バロック時代の到来を思わせる要素もありますね。

Old Fashioned Club  月野景史

2016年3月17日 (木)

経歴詐称のショーンKさん/私は恵比寿で見たことがある

経営コンサルタントでテレビ番組のコメンテーターとして活躍する
ショーン Kこと ショーン・マクアードル川上氏(Sean McArdle Kawakami)
本名 川上伸一郎氏の学歴・経歴詐称疑惑にはちょっと驚きました。
またまた週刊文春のスクープ。テレビでも後追いしてます。
もっともテレビの場合、ショーン氏との関係により、かなりの温度差ですが。

そのキャリアはかなりの部分が創作だったようですね。
私はそもそも公表されていた経歴をよく知らなかったので、事実とのギャップに驚いたのではありませんが、
詐称スケールがかなり大きくて驚きました。


コメンテーターとしては、2010年から出演している『とくダネ!』しか知りませんが、
比較的好印象を持っていました。
経営コンサルタントとしての真価を問われるようなネタはほとんどないので、
専門知識についてはよくわかりませんが、
どのような話題にもなかなか的確で、解り易い発言が多いように思いました。
なんといっても、よく言われているように、声が良いですね。マスクもですが。

ですから、4月からフジテレビの新ニュース番組のキャスターとして起用されると聞き、
これは適任だと思いました。
といってもキャスターというよりも、情報・報道番組の“司会者”として、向いてるのではないかと。
かつて久米宏さんも、自らを「ニュース番組の司会者」と自称していたように思います。

報道されているところよると、詐称がかなり大幅なので、
しばらく復活は難しいでしょうね。
早く削除してしまえばよかったのに。


私は恵比寿でショーンさんを見かけた

ところで、ショーンK氏の会社である
「ブラッドストーン・マネジメント・イニシアティブ・リミテッド(本社:米デラウエア州)」について
日本「支店」が渋谷区恵比寿のビル内にあるとのことです。
様々な業者が入居する雑居ビルのようなところで、テレビ番組でも現地がレポートされていました。
ビルの入居者に聞いてもショーン氏を見かけことがないとのことで、
実体のないオフィス(と断言はしていませんが)といったニュアンスで伝えられていました。


しかし、私は恵比寿のまさにその場所でショーンさんを見たことがあります。
だいぶ前ですが、もちろん『とくダネ!』出演(2010年~)よりは後なので、
3~4年前ではないかと思います。
当時、その通り沿いに取引先があり、そこを訪問する際に見かけたのです。

恵比寿駅前というと語弊がありますが、駅前ロータリー部からちょっと入ったところ、
駅近には違いありません。
テレビ映ったそのあたりで、ショーンさんを見たことは100%間違いありません。
ビルに入っていったかどうかが100%ではないのですが、たぶん入っていったと思います。

当時、この人のオフィスはこんなところにあるのか?と意外に感じました。
恵比寿も立派な街で、「こんなところ」は失礼かも知れませんが、
そこはちょっと雑然とした感じの通りで、いわゆる雑居ビルでしたから。
もちろん、自分のオフィスとは限らない、取引先関係の事務所かも知れないのですが、
印象としては、取引先を訪問すると感じではなかったので、ご自身の事務所かなと思ったのです。

テレビの取材だと、今のそのビル住人の方々はショーンさんを見かけたことがないそうなので、
現在は使用していないのでしょう。
以前は実際に事務所にしていた、もしくは住んでいたということではないでしょうか。
だから、会社の登記時にそこを支店としたのかも知れません。


一方、4月改編の目玉番組を暗礁に乗り上げてしまったのがフジテレビ。
最近どうも不調です。
もっても、番組開始前にわかってよかったともいえます。

フジテレビ側から見れば、『とくダネ!』で育て、
テレビ朝日『報道ステーション』で報道番組での箔をつけ、
満を持して目玉番組のメインキャスターにというところだったでしょうが、
経歴の怪しさにまったく気付かなかったのでしょうか?

テレ朝も含めてですが、テレビ局のマスコミとしての検証能力も当てになりませんね。

Old Fashioned Club  月野景史

2016年3月16日 (水)

【相棒14】最終回「ラストケース」終了/冠城は留任 米沢は警察学校教官就任で退場か?

3月16日、『相棒 season14』最終回スペシャル「ラストケース」の放送が終了しました。
追記:「ラストケース」は2017年1月3日15時33分よりテレビ朝日で「新春相棒祭り」として再放送されます。

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今回はサブタイトルが「ラストケース」ということもあり、
昨年10月、4代目相棒として登場した冠城亘(反町隆史)が早くも退場するのではないかとの憶測も流れていました。
予告でも、冠城の「最後の事件」とアナウンスされていましたし。

結果として冠城の退場はありませんでしたが、「最後の事件」もまったくの虚報ということもなく、
法務官僚としての「最後の事件」ということになりました。
今回の件で法務省を退官、警視庁に天下り(?)して、来シーズンからは警察官として登場する・・・
ということになるのだろうと思われます。


米沢守は退場か?
それよりも鑑識の米沢守(六角精児)です。
放送直前になって、今回での退場の可能性がささやかれるようになっていましたが、
4月から警察学校の教官に就任することが唐突に明らかになりました。
これは米沢本人の明確な意志による選択のようです。

そして杉下右京(水谷豊)との会話の中での発言によれば、
数年後には現場に戻ってきたいとのこと。
ということは、半年後のスタートが想定される次シーズンには間に合いませんから、
“鑑識の米沢”は『相棒』卒業、六角さんは降板と考えられます。
公式な発表はないので解りませんが、その可能性は高いかと思います。


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右京と米沢と月本幸子(鈴木杏樹) 花の里での“最後の晩餐”でしょうか?


事前告知なしで降板?
これまで、過去三代の相棒、亀山薫(寺脇康文)、神戸尊(及川光博)、甲斐享(成宮寛貴)は、
退場にあたっては事前に降板の告知かありました。
しかし、米沢と同じ長年の脇役キャラだった捜査一課の三浦信輔刑事(大谷亮介)は事前告知なしの退場でした。
その例にならえば、米沢の場合も告知なしの降板だとしても、不思議ではありません。

ただ、三浦の場合は警視庁退職でしたし、しかもシーズン12初回での退場なので、
翌週からは出演はなく、退場は明らかでした。
米沢の場合は警察組織に残るのだし、番組自体これから半年のオフに入ってしまうので、
なにかしらのアナウンスがなければ、半年後のスタート時にどうなっているか判りません。

しかし、退場だとしたら、随分もったいないことをするものだと思います。
個性豊かな『相棒』脇役陣の中でも、米沢は最重要キャラであり、一番の人気キャラです。
2009年には米沢主役のスビンオフ映画『相棒シリーズ 鑑識・米沢守の事件簿』まで作られたほどですから。
本当に退場ならば、事前にしっかり宣伝すれば、相当の視聴率が期待できたろうに。


シーズン15では鑑識に復帰?
六角さんの今後の『相棒』出演について、公式サイト・SNS等では明示されていません。
ネットでは、シーズン15では何かしらの理由をつけて鑑識課に戻るだろうとの、希望的観測も多く見られます。

私は、さすがに今回はそれはないだろうと思います。
教官への転任、将来のビジョンも米沢の口からハッキリ語られていますし、
これですぐに鑑識復帰となると、なんらかのアクシデントが起こる筈ですが、
そんなことをやる意味はないように思います。
ただ、警察学校教官として、シーズン1回~2回程度登場のセミレギュラーに残る可能性はあるとは思いますが。

☆2016年7月5日追記:六角さんが『相棒』降板を公表、テレ朝もseason15にレギュラー出演しない事を認めました。
2017年公開予定の劇場版には出るとの事なので、神戸尊(及川光博)と同様のポジションになるのでしょう。

http://oldfashioned.cocolog-nifty.com/blog/2016/07/post-4dc4.html


降板だとすればその理由ですが、

六角さんは『相棒』脇役陣の中では知名度も高く、他のドラマ等への出演も多くなっています。
15年間の「鑑識・米沢」にここらで一区切りつけ、仕事の幅を広げようと考えてたとしても当然ではないでしょうか。
※六角さんは4月スタートのテレ朝の金曜ナイトドラマ『不機嫌な果実』に出演します。
http://www.tv-asahi.co.jp/fukigen/
このドラマには三代目相棒甲斐享を演じた成宮寛貴さんも出演します。
二人の絡みはあるのでしょうか?


米沢の後任は?
かなり気が早いし、本当に退場かどうかもわかりませんが、
もしそうだとすると、後任になる鑑識課員は登場するのでしょうか。

必ずしも米沢と同ポジションで鑑識課員が配置されるとは限りませんが、
既に登場済のキャラで候補となると、米沢の同僚の鑑識課員で、
米沢の弟子を自称する早乙女美穂(奥田恵梨華)が挙げられます。
彼女は前述のスピンオフ映画(2009年)と、通常回(2015年)に一度登場しています。

なにより、『相棒』と同じテレビ朝日・東映制作の長寿警察ドラマ『科捜研の女』に
データ解析担当の研究員吉崎泰乃として3年間レギュラー出演しており、科学捜査担当役での実績があります。
ただ、米沢の後任として特命係や伊丹達と絡み、様々な圧力をはねのけて特命に協力する役割としては、
ちょっとキャラが弱いようにも感じますが。
そういえば、『科捜研』の泰乃も、同じ京都府警のサイバー犯罪対策課への異動の設定で退場しています。
その後の再登場はまだありませんが。


最終回の視聴率は15.8%だったようです。
今どき立派な数字ではありますが、『相棒』の最終回としては2004-5年のシーズン3以来の16%割れ。厳しいですね。
『相棒』は最終回が強いドラマで、昨年まで7期連続19%以上、うち5期が20%以上だったのですが。

「最後の事件」「最後の挨拶」「失職」、どうも最近はこういう煽り方が多く、視聴者側も辟易している面があります。
今回の場合は冠城退場かと思わせて、米沢がというサプライズだったのでしょうが、
本当にこれで降板なら、ちゃんと告知しておけばよかったのにと思います。


Old Fashioned Club  月野景史

2016年3月15日 (火)

【相棒」アサ芸プラスの批判記事の事実誤認が酷すぎる

ネットのアサ芸プラスに『相棒』の批判記事が載っているのですが、
これは事実誤認がさすがにひどすぎです。
ふざけて、わざとやってるのではないかと思うほど。


とりあえず引用します。
http://www.asagei.com/excerpt/54479
☆☆☆
「被害者が幽霊」「出演者使いまわし」…「相棒」過去作品軽視に不満が続出!
次週、ついに最終回を迎える人気ドラマ「相棒season14」(テレビ朝日系)。水谷豊演じる頭脳派刑事、杉下右京の“相棒”がスタートからすでに3人も代わっていることから、「コロコロ相棒が代わりすぎ」「もうタイトル“同僚”に変更しろよ」と、ネット上では批判的なコメントが書き込まれている。

初回視聴率は18.4%と好スタートを切ったものの、第11話では12.6%に落ち込み、再放送が本ドラマの視聴率を上回るのでは?という声も出ている。ドラマ事情に詳しいライターは、視聴者目線でこう斬り込む。

「コロコロ代わる相棒に違和感を持つ視聴者も多いですが、長年のファンからは不自然な俳優の使い回しを指摘されています。極道やマンションの管理人などのチョイ役レベルでは他ドラマでもよくあることですが、寺脇康文演じる初代相棒、亀山薫の妻の元彼氏役を好演していた西村雅彦が官房長官役としてスペシャルに出演したり、
シングルマザーとしてスナックを経営する犯人役の川上麻衣子がその後、他のストーリーで投資ファンド会社のセレブ社長を演じるなど、事件の鍵を握る人物が全く違う役柄で登場するのは、過去の作品に敬意を払っているとは思えません」


最近では、被害者が幽霊となって登場するなど、オカルトな展開もあっあた「相棒」。誰もが期待する最終回に、台本の使い回しだけはやめていただきたいものだ。
(佐藤ちひろ)

★★★

全体の論調も(?)ですが、とりあえず明らかな事実誤認のみ指摘します。
「不自然な俳優の使い回し」として挙げられているふたつの例です。

1.寺脇康文演じる初代相棒、亀山薫の妻の元彼氏役を好演していた西村雅彦が
官房長官役としてスペシャルに出演したり


この間違いはひどいです。
たしかに、亀山の彼女(後に妻)である奥寺美和子(鈴木砂羽)の浮気相手として西村雅彦さんは出演していました。
その後、西村雅彦さんが別役で出演した事はありません。
では何と間違えたのか?
実は、放送中のシーズン14の今年の元日スペシャルに西村和彦さんが官房長官役で出演しました。
おそらく、これと混同したのでしょう。
西村雅彦さんと西村和彦さん。名前が似ているだけ、極めて単純な間違いです。


2.シングルマザーとしてスナックを経営する犯人役の川上麻衣子がその後、
他のストーリーで投資ファンド会社のセレブ社長を演じる


これはいったい何を間違えたでしょう。
川上麻衣子さんの『相棒』出演はシーズン13の元日スペシャル「ストレイシープ」(2015年)の1度だけです。
たしかに投資会社の社長役でしたが、それ以前の出演はありません。
当然、『相棒』でスナックを経営のシングルマザーで犯人の役などやっていません。
思い当たる例といえば、シーズン2(2003年)なので初期の頃ですが、麻丘めぐみさんがそのような役をやっていました。
しかし、麻丘めぐみさんと川上麻衣子さんを間違えますかね?

俳優名を出しての具体例として二つしか挙げてないのに、
その二つともが完全な誤りって、あり得ないでしょう。
この部分は署名の記者氏ではなく、「ドラマ事情に詳しいライター」氏の言のようですが、
ネットで簡単に確認に取れるのに、それをしなかったのでしょう。


そもそも『相棒』のような長期継続ドラマで、ゲスト俳優の別役再出演は仕方ない面があります。
このブログでもその問題について書いたことがあります。
http://oldfashioned.cocolog-nifty.com/blog/2015/11/post-8ef4.html

西村雅彦さんが演じた鹿手袋啓介は単発ゲストではなく、短期間ですが準レギュラーでしたから、
まったくの別役で再出演したら批判も出るかも知れませんが、この記事はまったくの誤認です。

川上さんの方は、事実だとしても許容範囲だと思いますが、事実じゃないのだから話になりません。


最後の「最近では、被害者が幽霊となって登場するなど、オカルトな展開もあった『相棒』」
これは先週の第19話のラストのことを言っているのでしょうか?
最後のおまけオチみたいな感じでの幽霊ネタ、「もしやあれは幽霊だったのか?」昔からよくある手法です。
『相棒』では幽霊話、オカルトめいた話は初期から時々あります。
この記事の書き方だと、まるで主筋を幽霊話にしてしまっているようで、やや恣意的に感じますね。

Old Fashioned Club  月野景史

2016年3月14日 (月)

【ドラマ】『怪盗 山猫』最終話3/19放送/混沌の展開 結末はどうなるか?

放送中の日本テレビの土曜21時のドラマ『怪盗 山猫』も3月19日放送の第10話が最終回です。

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前回の第9話は大きな展開がありました。


勝村は暗殺者カメレオンだった

このブログでも書いたように、
http://oldfashioned.cocolog-nifty.com/blog/2016/03/post-5c3d.html
第8話のラストは、お人好しの雑誌記者勝村英男(成宮寛貴)が殺し屋“カメレオン”の正体を現し、
山猫に何発もの銃弾を撃ち込むという、衝撃の展開となりました。
山猫は一命を取り留めたものの重傷。

続く第9話では、その山猫の少年時代からの軌跡がほぼ明らかになりました。
勝村とは同じスパイ養成所にいたことも判明。

第9話の山猫は重傷で大半をベットの上で過ごしたので、
この回は予想通り、狂気じみた悪の正体を現した“カメレオン”勝村の独壇場となりました。
高杉真央(広瀬すず)と宝生里佳子(大塚寧々)を焼殺、
赤松杏里(中村静香)を射殺してしまいます。
細田(塚地武雅)らの殺害についても自ら告白しました。
真央と里佳子は生きているのではないかと思いますが、杏里は死んだかも知れません。


そして最終話
http://www.ntv.co.jp/yamaneko/story/10.html

予告によれば、山猫は関本修吾(佐々木蔵之介)と共に結城天明邸に乗り込みます。
目的は勝村ではなく、天明の命と日本軍の隠し財宝だそうですが、
当然ながら勝村ともと対決することなります。
そして、更に驚愕の真実・・・。

ということなのですが、
前回で山猫、そして勝村の経歴もわかって、たいぶ見通しがよくなりましたが、
それでもこのドラマ、まだ謎の部分が多過ぎます。

勝村についても、正体を現した時点で、まだ丸2回残っていたので、
もう一度どんでん返しがあるかと、つまり実は山猫と通じていたとかいう見方も多かったのですが、
9話の展開を見る限り、さすがにそれはなさそうに思えます。

それよりも、公式サイトの予告文を読むと、関本が怪しいようにも思えます。
まぁ元々怪しいキャラなのですが。


結城天明の実体は
そして、ラスボスたる戦後日本のフィクサー結城天明の正体は明かされるのでしょうか?
今までの印象だと、結城天明は既に存命ではないように思えます。
そうなると、天明を騙る黒幕がいる筈です。
勝村は結城の命令で殺しをしているのだから、違うでしょう。
主要レギュラーの中にいるとすれば、一番怪しいのは関本なのですが、
関本も第8話で天明から直接指示を受けていました。

昨年、『サイレーン』の橘カラ役で最凶悪女の称号を得た菜々緒さん演じる霧島さくらは
今までのところ普通のいい人です。
このまま終わるのでしょうか?
実はさくらがラスボス・・・、今回はそれはないかな。
どうも天明については、着地点が見えません。

ともかく、不明点が多くて、到底後1回、通常1時間枠でおさまるような気がしません。

一説によれば、シナリオの仕上がりが遅く、きついスケジュールで撮影しているとも聞きます。
伏線をきっちり回収し、整合性の取れた結末になるのでしょうか?
少し不安です。

後は放送を待つのみですが。

Old Fashioned Club  月野景史

2016年3月13日 (日)

【ドラマ】『スペシャリスト』最終話 3/17放送/「我々」に決着をつけ、次シリーズに繋がるラストとなるか?

土曜ワイド劇場特別企画として4本放送された後、
この1月にスタートしたSMAPの草彅剛さん主演のドラマ『スペシャリスト』も
3月17日の第10話が最終回となります。

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視聴率はこの1月期の1クールドラマとしてはほぼ独走状態のトップ。
ただし、初回17.1%のスタートの割りには、現在の平均は12.8%なので、
それほど好調とも言い難いのですが、それでも他とは安定感が比較になりません。

そして内容的にも充実しています。
『相棒』や『科捜研の女』と比べても上ではないかと思います。
単発スペシャル時代からほとんどストーリーを
『科捜研』や『相棒』のシナリオも執筆してきた戸田山雅司さんが手掛けており、
流れやキャストのキャラにも一貫性があり、安心して観ていられます。
展開はややトリッキーに過ぎる面もありますが、そこがこのドラマの魅力でもあります。


そして、いよいよ最終話。

『科捜研の女』(1999年~)
『相棒』(2000年~)
『警視庁捜査一課9係』(2006年~)
いずれもテレビ朝日・東映制作のドラマ。
『スペシャリスト』も同様です。

この3作と同じように、『スペシャリスト』もシリーズ化を前提としている。
多くのファンがそう思っているでしょう。
しかし、そう公表されているわけではありません。
果たして、シリーズ化に繋がるような結末になるのでしょうか?


最終話「すべての謎が明らかに!冤罪に陥れた男とついに対決!!」
http://www.tv-asahi.co.jp/specialist_2016/story/0010/

最終話は第8話、第9話との3話の連続編です。
このシリーズは基本は1話完結の事件解決ものですが、
土曜ワイド時代からのシリーズを通じての謎がありました。
警察上層部も絡んでいると思われる「我々(われわれ)」なる組織(?)の存在です。

宅間善人(草彅剛)を免罪も、姉小路千波(南果歩)の夫が殺されたのも、
この「我々」が関係しているらしいとされてきました。
ただ、それがあまり雲をつかむような話で、解り難すぎるいようにも感じてました。
視聴率の伸び悩みにも影響しているのではないかと。

それが前回の第9話で「我々」の概要がようやく明らかになりました。
しかし、内容も急展開しています。
第8話では宅間の元妻が銃撃され、
第9話のラストではビルの屋上で宅間に追い詰められて犯人が転落しています。

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※このシーンは、当ブログでも取り上げた2014年のテレビドラマ『BORDER』のラストと
あまりに似すぎていてさすがに引っかかるのですが、それはおいといて。
http://oldfashioned.cocolog-nifty.com/blog/2014/06/border-b0ce.html


宅間について、土ワイ第4作で殉職した高倉京都府警本部長(大杉漣)が
犯罪者との境界線ぎりぎりのところにいると指摘してしまいました。
まさにボーダーラインを越えてしまったにも思える宅間。
最終話はどうなるのか?

願わくば、「我々」に決着をつけ、次シリーズに繋がるようなラストを希望しています。

連続ドラマは土ワイ時代に比べ、ベテラン脇役陣をおかず、
警視庁・総合事犯対応係(仮称)のメンバー+連絡役の6人だけで進みました。
それぞれに好演だったと思います。

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そして、やはり草彅さんの存在感は抜群です。
是非ライフワークとして、続けてほしい役だと思っています。

Old Fashioned Club  月野景史

2016年3月12日 (土)

『怪盗 山猫』第9話 広瀬すずさんのブログによると勝村(成宮寛貴)は相当悪いらしい

今日放送の『怪盗 山猫』第9話については先日もこのブログで書きました。
http://oldfashioned.cocolog-nifty.com/blog/2016/03/post-5c3d.html


このドラマに高杉真央役で出演中の広瀬すずさんが第9話について
昨日付のブログで書いているので、その部分だけ引用させてもらいます。
http://ameblo.jp/suzu-hirose/entry-12138186635.html


☆☆☆


山猫

真央のまっすぐな想い

明日21時からは9話放送です

カメレオンの
かなりクレイジーな感情と感覚

勝村さんは何を思っているんだろう
何に触れたのだろう


成宮さんをCMでみるたんび
うわ、やだ、て思います
役とお芝居に影響されすぎてる奴です
もはや視聴者


★★★


つまり、カメレオンの正体を現した勝村英男役の成宮寛貴さんの
狂気じみた悪の演技が凄すぎて、
成宮さんをCMで見るたびに「嫌だ」と思ってしまうということでしょう。

Photo


舞台裏を知っている共演者のすずさんにそう思わせるとは、
よほどの演技なのでしょう。

ネットでは、勝村は悪であってほしくないという意見も多く、
それもわかるのですが、
しかし、“ダークナイト”の成宮さんは「悪」も魅力的です。
これはこれで、楽しみになってきました。


お人好しの勝村は毎回酷い目に合ってきたから、
今回はそれをまとめて倍返しということかも知れません。

更にもう1話あるので、悪のまま終わるとは限りませんし、
勝村が劇中で悪を演じている可能性もあります。

ともかく、今日の第9話では、悪い成宮さんを楽しみましょう。


ところで、すずさんの書いてる成宮さんのCMとは、
このシュミテクトのことでしょうか?

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Fashioned Club  月野景史

2016年3月11日 (金)

【相棒14】最終回SP 「ラストケース」 3/16放送/冠城亘(反町隆史)は退場するのか? 米沢は?

昨年10月、4代目となる新相棒に冠城亘(反町隆史)を迎えてスタートした『相棒 season14』も
2016年3月16日(水)20時~放送の第20話が最終回2時間スペシャルとなります。
http://www.tv-asahi.co.jp/aibou/contents/story/0020/

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最終回のサブタイトルは「ラストケース」
公式サイトの予告文には
「右京と亘、“最後の事件”が国家存亡の危機をもたらす!」とあります。

また予告映像には冠城の
「大目に見てください。これは僕にとって、最後の事件だから。」
という気になる言葉もあります。
追記:「ラストケース」は2017年1月3日15時33分よりテレビ朝日で「新春相棒祭り」として再放送されます。


「最後の事件」
このあたりの表現から、冠城はこれで退場してしまうのではないかと見る向きもあります。
『ラストケース」というのだから『相棒』自体が終わりだという極端な予想もあります。
さすがに『相棒』自体の終了はないと思いますが、冠城はどうなるでしょう?

過去三代の相棒、亀山薫(寺脇康文)、神戸尊(及川光博)、甲斐享(成宮寛貴)は、
卒業・降板にあたっては事前の告知がありました。
冠城は今シーズン登場したばかり。
告知もされてないし、まさかここで退場はないかと思います。
普通に考えれば。

ただ、反町さんについては、最初から1シーズンのみとの噂がありました。
あくまで噂ですが。
出向で警視庁に来ているという設定からも、短期間で法務省に戻るという流れは、当然ともいえます。
1シーズンだけの出演なら、あえて退場の事前告知などしないのが自然かも知れません。

予告映像からは判りませんでしたが、
最終回の冠城は第15話でとった行動のため、謹慎処分になるようです。
追い込まれた立場に加えて、総理大臣まで巻き込んだ大事件。
退場の舞台として不足はありません。


このシーズン14
冠城は充分魅力を発揮したのでしょうか?


私はちょっと微妙だったと思います。
法務省から出向のキャリア官僚という特殊な設定を、脚本家各氏が扱いあぐねていたように感じるのです。

また、縁あって“相棒”となった二人が、ひとつひとつのエピソードを経て、関係が変化していく、
そういった繊細な流れが、複数の脚本家により書かれるている為に描けていない。
これは、かつては『相棒』の脚本も書いてきた戸田山雅司氏がメインライターとして
大多数の回を書いている『スペシャリスト』と比べて、改めて感じました。

今シーズンの杉下右京(水谷豊)は冠城を「同居人」と呼び、一貫して距離をおいていました。
最終話でその距離が縮まり、二人が真の相棒となり、次シーズンに続くのが王道だと思います。
ただこれだと、二代目の神戸の時と同じ展開になってしまいますが。

そして、予想・期待を裏切るのが『相棒』。
今回もわかりません。


厳しい視聴率
今シーズンの平均視聴率は15%gぎりぎりというところでしょう。
例えばこの1~3月に放送の連続ドラマと比べても、
NHKの朝ドラと大河ドラマを除けば、圧倒的な好視聴率です。

ただ、『相棒』は三代目相棒 甲斐享期の3シーズンも安定して17.3~17.4%を獲ってきました。
それに比べればだいぶ落ちています。
16%を割るのはほぼ間違いなく、これはシーズン6(2007~2008年)以来となります。

結果論ですがも、相棒役が替わった途端に視聴率が落ちたわけです。
これが冠城の去就どう影響するかも微妙です。

でも、ここで卒業では、さすがに消化不良でしょう。
ここでの降板はないと思います。


米沢が活躍? もしかしたら退場??
今回は予告映像を見ると、今回は鑑識課の米沢守(六角精児)の出番が多そうです。
『相棒』の名物キャラですし、活躍してくれるのは嬉しいのですが、
もしかしたら今回で退場か? などとの見方も出ています。

予告文によると、警察大学校で教官養成の研修を受けるようで、そのあたりが退場フラグともとれるのです。
三浦刑事(大谷亮介)も、警部補になった途端、退場してしまいましたから。


1420_01
米沢in花の里のシーンもあるようです。

でも、今回で退場というのは、さすがにないかなと思います。
米沢は脇役の枠を超えた、スピンオフ映画の主役も務めた重要キャラですから、
退場となれば、米沢主役の回を作るでしょう。
もっとも、そういう常識的な予想を裏切るのも『相棒』なのですが。


それはともかく、シーズン14最終話。冠城は、そして右京はどうなるのか?
いずれにしろ、テロがテーマのスケールの大きな話のようですし、
公安調査庁にいたという冠城にとっても、最高の舞台の筈です。
力作・傑作であることを望みます。

Old Fashioned Club  月野景史

※放送は終了しました。↓とりあえずのレポートはこちら
http://oldfashioned.cocolog-nifty.com/blog/2016/03/14sp-453a.html


以下、公式サイトの予告文を引用
☆☆☆
2016年3月16日(水)よる8:00~10:09 
最終回2時間スペシャル第20話「ラストケース」

警察訓練生による大量殺戮テロが発生!
狙いは日本の中枢を担う政府閣僚
謹慎処分中の右京と亘に打つ手はあるのか…!?

警察嫌いの目撃者が捜査を混乱させた先日の事件で(第15話「警察嫌い」)、亘(反町隆史)が裁判所の令状執行を阻止する“捜査妨害”を行っていたことが上層部の耳に入り、右京(水谷豊)は亘と共に責任を問われる。さしあたり謹慎処分が下されるが、右京は懲戒の対象に、亘は法務省に戻され地方転勤を命じられる公算が高かった。そんな中、警視庁の警察学校で未曾有の事態が起こる。実弾射撃訓練を受けていた訓練生の一人・伴野(瀬川亮)が、突然教官を射殺。その場にいた数名の訓練生も相次いで撃ち殺し、拳銃を持ったまま現場を立ち去った。隣の警察大学校で教官養成の研修を受けていた米沢(六角精児)がいち早く異変に気づき、すぐさま都内全域に緊急配備が敷かれる。

伴野と同じ訓練生で唯一の生存者となった金井塚(小柳友)によると、伴野は、「テロには屈しない」「断固戦う」と事あるごとに口にする閣僚たちを試すため、彼らを標的にするという“犯行声明”を語っていたらしい。伴野の狙いが判明した直後、文部科学大臣が射殺される事件が発生。総理大臣の玄間(国広富之)、副総理の玉手(小野寺昭)をはじめとする閣僚たちは緊急会合を開き、戦う姿勢を見せようと話し合うが、農林水産大臣の菊本(石橋蓮司)は持病を理由に辞職し、敵前逃亡。政府も一枚岩ではないという弱さを露呈させる。

一方、亘が公安調査庁にいたころに知り合った同庁の調査官・鴨志田慎子(高岡早紀)から思わぬ提案がなされる。慎子は、伴野と以前アメリカで知り合い、今も浅からぬ関係にあって、彼と直接連絡を取る手段があるという。自分を囮に伴野をおびき出してはどうかというのだ。その案は右京の機転もあって捜査本部に採用され、慎子は伴野とコンタクトを取ることに成功。大規模な包囲網が敷かれる中、はたして伴野は待ち合わせ場所に姿を現すのか…!?

大量殺戮を行ったテロリストの本当の目的は?
亘の前に現れた女性公安調査官にも驚くべき秘密が……
右京と亘、“最後の事件”が国家存亡の危機をもたらす!

ゲスト:高岡早紀 小野寺昭 国広富之 石橋蓮司
脚本:輿水泰弘
監督:和泉聖治
★★★

東日本大震災から5年

2011年3月11日。
あの東日本大震災の日からもう5年が経ってしまいました。

東京ですら、かつて経験したこのない強い揺れ。
テレビで見た恐ろしい津波。
原発損傷による、放射能の脅威。
計画停電による、生活不安。


日本は、私達の生活は、
これからどうなるのか?
本当に不安でした。

あの時を思うと、
今、こうして何事もなく暮らしているのが、
本当に不思議に感じています。

もちろん、すべてが復興したわけではありません。

感謝の心を持ち、
一期一会の気持ちで過ごしたい。

Old Fashioned Club  月野景史

2016年3月10日 (木)

【科捜研の女15】最終話放送終了/4月に春スペシャル放送決定

本日3月10日、大多数の1月期の連続ドラマより一足早く、
『科捜研の女』第15シリーズ最終話「絶対に捕まえる女」が終了しました。


今シリーズから登場した落合佐妃子刑事(池上希実子)が殉職するというショッキングな結末でしたが、
前回のブログでも書いたように、ある程度予想されたことであり、それ以外のメンバーの去就には影響なく、
「最驚の最終回」と謳われていた割りには、『相棒』のような極端サプライズはありませんでした。
『科捜研の女』としては、充分“最驚”だったのかも知れませんが。

落合佐妃子は初登場時からダーティー過ぎて、長くこのドラマに出続けるキャラではないと思っていました。
ただ、最終回を観ると、なかなか魅力的でもありました。
なんらかの形でスピンオフがあってもいいかも知れません。

視聴率は12.6%。
今期としては初回と正月のスペシャルに続く好い数字でした。
ただ、正月SPは単発扱いで、15シリーズの平均にはカウントされないかと思います。

シリーズ通しての平均視聴率は加圧式で11%ぎりぎりくらいかと思います。
今の時代においては充分立派な数字かも知れませんが、
このドラマとしては2004年の第5シリーズ以来の12%割れとなり、厳しい結果です。


さて、『科捜研』ともしばらくお別れかと思ったら、唐突に春スペシャルが告知されました。
4月の放送で、日にちはまだ未定のようです。
http://www.tv-asahi.co.jp/kasouken15/

実はこれ、ちょっと予想していました。
キャストのSNSから、最終回放送直前まで撮影が行われていたことがわかっていたからです。
このドラマが放送直前まで撮影しているとは思えないので、スペシャルがあるかなと思ったのです。
魔女がテーマ? 地方ロケを行った、オカルト色の強い展開のようです。

Old Fashioned Club  月野景史

2016年3月 9日 (水)

【美術展』「フェルメールとレンブラント」展 森アーツギャラリー/オランダ絵画黄金期の逸品が来日

東京の六本木ヒルズ内にある森アーツセンターギャラリーで3月31日まて
「フェルメールとレンブラント 17世紀オランダ黄金時代の巨匠たち」展が開催中です。

Photo

フェルメールとレンブラント 17世紀オランダ黄金時代の巨匠たち
2016年1月14日(木)~3月31日(木)
森アーツセンターギャラリー

主催:TBS、朝日新聞社、森アーツセンター
http://www.tbs.co.jp/vermeer2016/


バロック絵画の時代
ルネサンスの後、17世紀の西洋絵画はバロックの時代を迎えます。
その時期を代表するオランダの画家であるヨハネス・フェルメールと、
レンブラント・ファン・レインの二人の名を冠した展覧会です。

バロック絵画は日本でも大変人気があります。
バロックを代表する画家といえば、創始者たるイタリアのカラヴァッジョ、
フランドルのルーベンス、スペインのベラスケス、
そしてオランダのレンブラントとフェルメール、まずこの5人の名が挙がるでしょう。
大袈裟でも誇大広告でもなく、この二人はバロック時代を代表する画家です。


オランダ絵画の展覧会
そして、タイトルには「17世紀オランダ黄金時代の巨匠たち」とあります。
少なくとも日本で、おそらく世界的に見ても、
この二人は最も有名なオランダの画家ということになるでしょう。

この二人を擁した17世紀オランダ画壇はその黄金時代といわれています。
この時代はオランダという国自体が歴史上稀にみる発展の最中にありました。

スペイン支配からの独立戦争に伴い経済が急成長するとともに、
1602年に世界に先駆けて設立された株式会社、オランダ東インド会社の貿易網を通して
世界に名だたる強国、富裕国として発展していきます。
日本との交易が発展したのもこの時代でした。
鎖国化にあった江戸時代、西欧諸国の中で唯一通商関係にあったのが、オランダでした。

そしてオランダの17世紀はまた、新たな芸術文化が発展し、
絵画の分野においても多くの優れた画家を輩出し数多くの傑作が生まれた時代でした。
オランダでは絵画は一般市民が手に入るような大きさや価格でも出回っていました。
これはオランダ特有のことで、海外からの訪問者は一般の家庭にも多くの絵が飾られているのに驚いたといいます。

そのような時代に活躍した画家の中でも、
「光の画家」として知られるデルフト出身のヨハネス・フェルメール(1632-1675)、
アムステルダムで名声を手にし、独特な発想、技法と構図で人気を得た
レンブラント・ファン・レイン(1606-1669)の作品は、
400年近く時を経た今でも色褪せることなく、世界的に高い知名度を誇っています。

本展では、60点の作品を通して、オランダ黄金時代と当時活躍した画家たちが紹介されています。
この二人だけではなく、彼らと並ぶフランス・ハルス、ヤン・ステーン、ピーテル・デ・ホーホなど、
黄金時代を彩った様々な画家たちの作品が展示されています。

中でも、上に張ったポスターの掲載されている2点。
メトロポリタン美術館所像の傑作であるフェルメールの『水差しを持つ女』と
レンブラントの『ベローナ』は日本初公開作品となります。

3月末までの開催です。
お見逃しなく。

Old Fashioned Club  月野景史

2016年3月 8日 (火)

【ドラマ】田村正和主演作 『松本清張スペシャル・地方紙を買う女』 3/12放送/脇役陣も豪華

永遠の二枚目スター、今やリビングレジェンドといった感もある
俳優・田村正和さんの約1年ぶりの出演作・主演ドラマが3月12日(土)21時よりテレビ朝日系で放送されます。

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『松本清張ドラマスペシャル・地方紙を買う女〜作家・杉本隆治の推理』
http://www.tv-asahi.co.jp/chihoshi/

本来なら『土曜ワイド劇場』の時間帯ですが、その扱いにはせず、
松本清張二夜連続ドラマスペシャル」の第一夜としての放映です 。
(第二夜は北川景子さん主演『黒い樹海』13日21時~)

正和さんが演じる主人公の作家杉本隆治役は、
1982年にやはりテレビ朝日の土曜ワイド劇場枠で実兄の田村高廣さんが演じています。
そんな因縁もある役です。


田村正和さんは1943年8月1日生まれで現在72歳。
ざっと調べた限り、連続ドラマの主演は2006年が最後のようで、映画は2007年が最後
その後の2008年以降は単発のスペシャルドラマの主演のみのようです。
脇役・ゲストでの出演は見当たりません。
それも近年は年1本かせいぜい2本といったところで、
今回は昨年の『ドラマスペシャル 復讐法廷』(2015年2月7日 テレビ朝日系)以来のドラマ出演です。
最近、局はテレビ朝日が中心、松本清張作品も多く、2010年以降で4本目となります。

72歳ならば、今の時代においてさほど高齢ともいえず、
例えば、ひとつ下の渡瀬恒彦さん、二つ上の橋爪功さんなどは連ドラに二時間サスペンスにと活躍していますが、
田村さんはイメージを守りつつ、絞り込んで仕事をしているのでしょう。

正直、あまりに実年齢と離れた若い役は、観てて若干辛く感じるとこもあるのですが、
予告映像等を見る限り、今回の役はその点に無理はなそうてうですね。


豪華キャスト結集!
田村正和さんのドラマだと、ワンマン主演といったイメージもあるのですが、今回は脇役俳優も豪華に揃っています。
広末涼子さんと水川あさみさんがダブルヒロインというところでしょうか。
この二人は、過去に田村さんの娘役で共演があります。
他に女優陣は片瀬那奈さん、須藤理彩さん、それにAKB48のまゆゆこと渡辺麻友さんらも出演。

そしてベテラン~中堅の男優陣が凄い。
橋爪功さん、大杉蓮さん、寺島進さん、佐野史郎さん、北村有起哉さん等々。
これは素晴らしい!
別に主演スターがずらっと並んでいるわけではありませんが、
サスペンス・ミステリーファンなら、泣いて喜びたくなる顔ぶれ、個性的な演技派が揃っています。

特に橋爪さんは、田村さんとは『カミさんの悪口』シリーズの名コンビ。
そして、北村さんは裏番組の日本テレビ21時~の『怪盗 山猫』に前々回まで出ていましたね。
もう退場していますが。


原作は松本清張が1957年に発表し、過去に何度も映像化もされてきた短編小説の名作「地方紙を買う女」。
ドラマ「点と線」、「砂の器」、「疑惑」などの清張作品でおなじみの脚本家・竹山洋氏が新たな視点で描きます。
演出も田村さんとのコンビで数々の清張作品を手がけてきた藤田明二氏が担当。

原作では、自らが関わった事件の捜査状況を知るため「連載小説が面白いから」と理由をつけ、
東京から地方紙の購読を依頼する女性の目論見が、小説の原作者によって破綻するまでが描かれていますが、
今作ではその流れを現代の金沢を中心とした石川県を舞台に、小説家の視点で描写。
小説家の女性アシスタントなど独自のキャラクターも登場させ、小説家という立場で女を追い詰めていく男、
心ならずも犯罪に関わってしまった女、それぞれの心理を味わい深く描かれるとのことです。

Old Fashioned Club  月野景史

2016年3月 7日 (月)

【ドラマ】『怪盗 山猫』勝村(成宮寛貴)は暗殺者カメレオンだった/更なるどんでん返しはあるのか?

視聴率では全体に低迷しているこの1月期のドラマの中で、
なにかと話題を集めているのが日本テレビ土曜21時の『怪盗 山猫』。
数字的にも結構な乱高下があるのですが、それでも平均では二桁をキープし、
スペシャリスト』に次ぐ第2位につけています。

その『怪盗 山猫』ですが、前回の第8話のラストで大きな動きがあり、
3月12日放送の第9話の展開が注目されていいいます。
http://www.ntv.co.jp/yamaneko/

Photo

主役の怪盗山猫(亀梨和也)にひたすら振り回され、
毎回酷い目に合ってきたお人好しの雑誌記者で準主役の勝村英男(成宮寛貴)が
遂に殺し屋“カメレオン”の正体を現し、山猫に何発もの銃弾を撃ち込むという、衝撃の展開となったのです。


このドラマの原作は神永学さんの『怪盗探偵 山猫』シリーズ。
ドラマ化にあたってはストーリーやキャラ設定は大幅に変更されているのですが、
その中で最も原作に近いキャラと・・・というよりも、
性格設定については唯一原作通りといえるのが勝村でした。前回までは。

原作の、特に第一作では勝村と、ドラマでは菜々緒さんが演じている女刑事霧島さくらが実質の主人公です。
山猫が脇役というわけではありませんが、物語が勝村とさくらの視点で描かれ、山猫は登場シーンが少ないのです。
ドラマでは出ずっぱりですが。

さくらの方は、刑事としてのキャラはほぼ原作通りですが、
憧れの先輩である勝村の前だと二重人格のようにデレデレになってしまうのはドラマのオリジナルです。
そもそも原作ではさくらの方が先輩で、勝村に対してもクールですが、憎からず思っているという感じです。


ともかく、原作に最も近かった勝村が一気に別キャラになってしまいました。
「勝村=カメレオン」以前に、カメレオンの存在自体がドラマのオリジナルです。

ただ、その伏線は初回から張られてはいました。
なにより、1年前に『相棒』でダークカイト、いや「ダークナイト」で衝撃を与えた甲斐享を演じた成宮さんですし、
それが原作に比べても甚だしく毎回酷い目に合うものだから、何か裏があるのでは、
とは多くの視聴者が思っていたでしょう。
ただ、私は原作の重要キャラについて、そこまで改変をするのかと疑問には感じていましたが。


更なるどんでん返しはあるのか?
しかし、ドラマは今週、来週とまだ2回残しています。
もしかしたら、更なるサプライズがあるかも知れません。

とりあえす、山猫は瀕死の重傷ですが、一命は取り留めるようです。
予告映像を観る限り、次回は山猫の出番は少なく、ダーク勝村の全編活躍編というイメージです。

しかし、山猫が勝村の正体にまったく気づいてなかったとは思えない節もあります。
そもそも、勝村による銃撃も、山猫と示し合わせて仕組んだ芝居の可能性もあります。


さて、いつもならここらで展開予想をするところですが、このドラマはまだ謎が多すぎます。
シリーズを通しての最大の謎、ユウキ・テンメイ(結城天明?)についても、まだまったくわかっていません。
予想は第9話を観てから、検討することにします。

ところで、次回は裏番組にテレビ朝日で田村正和さん主演の
松本清張ドラマスペシャル・地方紙を買う女〜作家・杉本隆治の推理』がありますね。
清張×正和のドラマなら、『山猫』とは視聴者層が違うようにも思いますが、
脇役陣もサスペンス・ミステリードラマでお馴染みの顔が揃っており、数字的にはやや苦戦するかも知れません。
しかも、第7話まで『山猫』に藤堂都知事役で出ていた北村有起哉さんも重要な役で出演するようです。

※追記:高杉真央役の広瀬すずさんのブログより引用
☆☆☆
明日21時からは9話放送です

カメレオンの
かなりクレイジーな感情と感覚

勝村さんは何を思っているんだろう
何に触れたのだろう

成宮さんをCMでみるたんび
うわ、やだ、て思います
役とお芝居に影響されすぎてる奴です
もはや視聴者
★★★

これを読むと、第9話での勝村は相当悪そうですね。
悪の魅力も成宮さんの真骨頂。楽しみです。


Old Fashioned Club  月野景史

2016年3月 6日 (日)

【科捜研の女15】“最驚の最終回”3/10放送/落合佐妃子殉職か? 更なるサプライズはあるか?

2016年1月~3月期のドラマは来週(3月14日~)が最終回ラッシュですが、
『科捜研の女』第15シリーズは一足早く、3月10日が最終話です。
同じテレビ朝日で、昨年10月から2クール放送の『相棒』は来週まであるのに、少し寂しいですね。
さて、最終回の展開の鍵を握るのは落合佐妃子刑事(池上季実子)でしょう。


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右から榊マリコ(沢口靖子)、土門薫(内藤剛志)、落合佐妃子(池上季実子)


タイトルは「絶対に捕まえる女」
最終回となる第15話は前回の第14話「絶対に捕まらない男」との前後編で、「絶対に捕まえる女」。
これは・・・おそらく落合ではなく、主人公榊マリコのことだと思います。

そして、今回は「シリーズ最驚の最終回」と謳われています。
「最驚」は「さいきょう」と読ませるのでしょうか。
「最強」の当て字で、「最凶」、「最恐」、「最狂」など、よくドラマや映画のキャッチフレーズに使われますが、
今回は「最驚」。いったいどのような強烈なサプライズがあるのでしょうか?


死神 落合佐妃子
落合佐妃子は組織犯罪対策第三課、つまり暴力団関係の拳銃や麻薬関係の捜査を専門とする女性刑事として、
このシリーズの初回から登場しています。
といっても毎回のレギュラーではなく、今までの登場は正月スペシャルも含めて5回ほどかと思います。
目的のためなら手段を選ばない、“死神”とまで呼ばれる女。

その落合、前編となる第14話では本来担当ではない事件に積極的に絡み、大きく捜査を動かしました。
しかし、実は証拠の捏造をしたのではないか、との疑惑が浮上したところで終わりました。

最終回では、まずは落合が本当に証拠の捏造をしたのかが焦点となります。
実は落合は初登場だった第1話でも、同じような捏造行為をしています。
その時は科捜研に鑑定をさせるためのトリックでした。
今回は殺人犯をでっち上げる直接証拠ですので、本当にやっていれば重罪です。


落合佐妃子殉職か?

しかし、それどころではなく、予告映像等を見ると、落合は殉職するのではないかとも予想されます。
落合のキャラは最初からかなりダークなので、その形での退場もあり得なくはないと思います。

16年続くこのドラマでも、レギュラーの殉職による退場は過去二人しかなく、
女性では初めてなので、確かにレアな話ではあります。

しかし、落合はレギュラーといっても今シリーズの初登場キャラで毎回出ているわけでもない、
その上に、徐々に本性を現すという風でもなく、最初から黒い面が多すぎるだけに、
比較的短期間での退場も想定内といえなくもなく、“シリーズ最驚”とまで言えるかは微妙です。


更なるサプライズはあるか?
それなら、他のレギュラーにまで影響するように更なるサプライズはあるのでしょうか?
落合の証拠捏造が事実なら、府警幹部の佐伯府警本部長(西田健)、藤倉刑事部長(金田明夫)あたりの
引責辞任はあるかも知れません。
ただ、それだと2年少し前の佐久間刑事部長(田中健)退任と同じになってしまいますが。

あとは、元々落合の部下として今シリーズから登場している蒲原刑事(石井一彰)の去就も気になります。
ただ、『科捜研』の場合は、1年前に「ダークナイト」を生み出した『相棒』と違い、
「最驚」と銘打っても、そんなに極端なサプライズは仕掛けないようにも思えます。

しかし、今回はちょっとわからない面もあります。
「最驚」というからには、思い切り驚かせてほしいと思う反面、
あまりショッキングなサプライズは、このドラマには相応しくないようにも思え、微妙なところです。
ともかく、注目しましょう。

Old Fashioned Club  月野景史

2016年3月 4日 (金)

アクセス200万件

本日3月4日、このブログへの通算アクセス数が200万件を超えました。


2010年7月にスタートしたブログですので、約6年半での達成です。
150万件が昨年の5月でしたので、そこからは約10ヵ月。
素人の個人ブログとしては、良いペースといえるかも知れません。

ともかく、書く以上は多くの人に読んでもらえた方が当然ですから、
これからもそれを意識して記していきます。

Old Fashioned Club  月野景史

2016年3月 3日 (木)

【美の巨人たち】3/5は「ナイトホークス」 エドワード・ホッパー/20世紀米国を代表する傑作絵画

2016年3月5日放送予定のテレビ東京系『KIRIN~美の巨人たち~』のテーマ作「今週の一枚」は、
エドワード・ホッパー『ナイトホークス』(1942年)です。
http://www.tv-tokyo.co.jp/kyojin/

Nighthawkshopper

20世紀のアメリカを代表する画家の、
20世紀アメリカの、ある時代の一面の雰囲気を象徴するような傑作絵画です。

ホッパーの作品がこの番組で取り上げられるのは、2012年6月の『線路わきの家』以来でしょうか。
http://oldfashioned.cocolog-nifty.com/blog/2012/06/62-6dd1.html

この時もなかなか興味深い内容でした。
そして、次は『ナイトホークス』がいつ取り上げられるのか、心待ちにしていました。
私も大好きなこの絵がどのような切り口で、またこの画家が語られるか、
大変楽しみにしています。    

ただ、『世界卓球2016』により放送時間の変更・休止の可能性があるようで、それが心配ですが。
※3月6日追記:残念ながら放送休止になってしまいました。
放送予定は当初明らかではあのませんでしたが、無事3月26日と公表されました。
http://www.tv-tokyo.co.jp/kyojin/02_lineup.html


以下、番組公式サイトより予告文を引用します。
☆☆☆
次回の作品は、20世紀アメリカを代表する画家エドワード・ホッパーの傑作『ナイトホークス』。
タイトルは「夜更かしをする人々」の意味です。舞台は路地裏の小さな食堂。登場人物は三人の客と一人の店員です。カウンター奥に腰掛ける男女と、画面に背を向けて座る一人の男性。店員は街の暗闇に目を投じています。この絵は何を物語っているのでしょう?また絵のアイデアの源とされる絵画作品とは?画家の心象風景に迫ります
★★★


Old Fashioned Club  月野景史

2016年3月 2日 (水)

【名曲】ママス&パパス『夢のカリフォルニア California Dreamin'』/キャンディーズによるカバーも

ママス&パパス(The Mamas & the Papas)による20世紀をアメリカを代表する名曲
『夢のカリフォルニア』(カリフォルニア・ドリーミング California Dreamin')1965年






誰でも耳にしたことがあるだろう、1960年代のアメリカカン・ポップスです。
日本語版wikipediaに、この歌の項目がないのが不思議ですが。


この歌を、昭和のアイドルグループ、キャンディーズがカヴァーしています。
キャンディーズは音楽レベルが高く、このカバーも美しく秀逸ですので、紹介します。





このカヴァーはメンバーのランちゃん、ミキちゃん(42秒頃~)、スーちゃん(1分42秒頃~)の順で、
均等にソロを歌っています。
このパターンは少なくともシングルA面には1曲もなく、それ以外でもかなりレアだと思われます。
この点も貴重なのです。

Old Fashioned Club  月野景史

2016年3月 1日 (火)

【科捜研の女】3/4 テレ朝で第6シリーズ初回SP再放送/榊所長登場 長寿ドラマへの起点

『科捜研の女』はテレビ朝日系各局の地上波・BSで連日のように再放送されていますが、
テレ朝地上波ではここのところ、第10シリーズ以降の作品に偏っている傾向が見られます。
もう少し、古い作品も放送してほしいものです。

そんな状況ですが、3月4日(金)14:04より第6シリーズ(『新・科捜研の女 2』)の初回スペシャルが放送されます。

06_2005
第6シリーズ=新・科捜研の女2 (2005年7月~9月)のポスター


この回のテレ朝地上波の放送は久しぶりだと思います。
これは榊伊知郎所長(マリコの父 小野武彦)の初登場エピソード。
視聴率が安定せず、大幅なキャストの交代、リニューアルを繰り返していてたこのシリーズが、
16年続く長寿ドラマとなるひとつの起点となった回です。
『科捜研』は『相棒』と違い、ごく一部しかDVD化されていません。
貴重な機会ですので、お見逃しなく。


『科捜研の女』の転換点
初期の『科捜研の女』は、ややエキセントリックに仕事に邁進する主人公榊マリコ(沢口靖子)の行動に
周囲が翻弄される傾向が強かったです。
それは言い換えれば、周囲、特に上司がどちらかといえばサラリーマンタイプのことなかれ主義で、
マリコのやり方との差異がはなはだしかったからということでもあります。

そこに、マリコの実父で科学者である榊伊知郎が所長に就任したことにより、
メンバーが一致協力して鑑定、事件解決に取り組む傾向が強まりました。
マリコ父娘、前シリーズから研究員として登場している日野和正(斉藤暁)、乾健児(泉政之)、
そして前シリーズでは刑事部の警察官であった土門美貴(土門刑事の妹 加藤貴子)が事務担当として科捜研に異動、
こうして揃ったこの5人の体制は第10シリーズの第1話まで続きます。
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この間は視聴率も右肩上がりで、安定した長寿ドラマに育っていきます。


とはいえ、最初からすんなりといったわけではなく、伊知郎がマリコの職場に押しかけてきたような形でしたので、
このシリーズでは親子の間には不協和音もあり、その様子を他のメンバーも訝しげに見て、といったシーンもありました。
そのあたりも、見どころといえば、見どころです。

そして、この回は前所長宮前守(山崎一)の退場回でもあります。
この人こそ前述のサラリーマン上司の典型なのですが、愛すべきキャラでもありました。
キャストの交代がきちんと描かれたのも、これが最初と言っていいと思います。

Old Fashioned Club  月野景史

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