【ドラマ】『怪盗 山猫』3/19最終話/何やらよく解らない結末
先日、このブログでも書いた放送中の日本テレビの土曜21時のドラマ
『怪盗 山猫』3月19日放送の第10話、最終回が放送されました。
第8話と9話で、山猫達の仲間だと思っていた勝村が暗殺者カメレオンだった衝撃の展開があり、
その結末が注目されていました。
原作小説とは大きく流れが変わっているので、当然結末もオリジナルになります。
そしてその展開は・・・
なんだか、どこから書いていいのか困るくらい、あれもこれもよく解らない最終回でした。
ネット上では、この状況を回収するための、なんらかの続編があるではとの、
ファンによる楽観的な意見も見られますが、
私には、収拾がつかなくなって放り投げてしまったように感じられます。
これならば、勝村の正体をばらすタイミングをもう少し遅らせて、
そこをクライマックスに持ってきた方がよかったのではないかとも思えます。
さすがにちょっといただけません。
ネットでは、最終話のシナリオが準備稿から大幅に変えられたとの噂もあったのですが、
どうだったのでしょう?
魅力的な面、面白くなりそうな面を持ちながら、
残念な部分も目立ったドラマでしたが、
最後もちょっと残念な終わり方でした。
視聴率は以下の通り
14.3 13.6 11.1 10.0 7.9 12.4 10.1 9.3 9.6 8.9
平均 10.85%
初期の貯金があるので平均では二桁確保。
この1-3月期の連続ドラマでは『スペシャリスト』に次ぐ2位につけました。
(昨年10月スタートの『相棒』と『科捜研の女』は除く)
とはいえ、注目が集まるべき最終回でも数字は好転せず、
ちょっと寂しかったですね。
最終回では、山猫と関本が読者からの質問に答えるという趣向を冒頭に持ってきたのですが、
極めておちゃらけたノリでした。
前回の流れからすれば、最初からシリアスで緊迫感溢れる展開になるのが当然だと思います。
ここで、視聴者を逃がしてしまったかも知れません。
Old Fashioned Club 月野景史
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