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2016年1月 4日 (月)

【科捜研の女】正月スペシャル終了/内容も数字もまずまず。だが課題も

1月3日(日)、『科捜研の女 正月スペシャル』が放送されました。
以前のブログでも書きましたように、放送開始17年目を迎える『科捜研の女』ですが、
元日スペシャルが定番となっている『相棒』と違い、正月三が日の放送は初めてでした。

平均視聴率は13.6%。
これは、現在放送中の第15シリーズの中では一番の数字なので、まずまずの結果でした。
ただし、『相棒』の元日SPとは違い、この正月SPは単発扱いなので、
シリーズを通しての平均視聴率には影響しないかも知れません。

内容はテンポ良い展開で、面白く観ることが出来ました。
前回書いたブログでは不安ばかりを挙げましたが、全体には杞憂だったと感じています。
あえて比較すれぱ、問題点の多過ぎる『相棒元日SP』より良かったかと思います。

とはいえ、引っかかる点もありました。
ストーリーの軸が、榊マリコ(沢口靖子)&土門薫(内藤剛志)と落合佐妃子(池上季実子)の、
レギュラー同士の対立で最後までいってしまい、そこそこの顔ぶれの揃ったゲスト陣が、まるで端役のように思えてしまいました。
特に、小沢真珠さんの役は一人であそこまでやって、一体何者なのか、わからないままだったかと思います。

科捜研に持ってこられる仕事量の多さのも、
フィクションだからと笑って済ませられるレベルではないくらいでしたね。
ここはこのドラマの設定上の根本的な問題なのですが、あえてそこに突っ込ませたいのか?
と突っ込みたくなりました。

総じて、かなり大事件にも拘わらず、動員される警察官の量が少なく思えるといった、スケール感の問題もありました。
これは特に『相棒』と比べていつも感じていることなので、また『科捜研』の味といえるかも知れませんが。


さて、次回からはまた、地道な鑑定を中心にする通常回に戻れば、このドラマの場合はいいかと思います。
しかし、落合佐妃子の場合は、今期のラストまでになんらかの展開があるのでしょう。
ないわけにはいかないでしょうし。

今回は存在感は見せたと思います。
しかし、このドラマにとって良い影響を与えているかというと、まだ微妙です。
この後の扱い方が注目されるところです。

Old Fashioned Club  月野景史

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