【美術展】新春から注目の西洋絵画展スタート/ボッティチェリ ダ・ヴィンチ フェルメール レンブラント
2016年も東京周辺では、注目の西洋絵画の美術展が多く予定されています。
昨日のブログで紹介した、昨年末から3月まで、渋谷文化村で開催中のラファエル前派展もなかなか魅力的ですが、
続いて1月14~16日にかけて3件の注目の展覧会が開催されます。
フェルメールとレンブラント:17世紀オランダ黄金時代の巨匠たち
2016年1月14日(木)~3月31日(木)
森アーツセンターギャラリー
(東京・六本木ヒルズ森タワー52階)
主催:TBS、朝日新聞社、森アーツセンター
http://www.tbs.co.jp/vermeer2016/
日伊国交樹立150周年記念 ボッティチェリ展
会期2016年1月16日(土)~ 4月3日(日)
東京都美術館
主催東京都美術館(公益財団法人東京都歴史文化財団)、朝日新聞社、TBS
http://botticelli.jp/
レオナルド・ダ・ヴィンチ─天才の挑戦
2016年1月16日(土)―4月10日(日)
江戸東京博物館
主催:公益財団法人東京都歴史文化財団 東京都江戸東京博物館、毎日新聞社、NHK、NHKプロモーション
http://www.davinci2016.jp/
ボッティチェリとダ・ヴィンチ、ルネサンスの二大巨匠に加えて、
その後のバロックの時代のオランダの超ビッグネームであるフェルメールとレンブラントの名を冠した展覧会が
東京で同日スタートとは、なんとも贅沢な話です。
以前にこのブログでも紹介したように、ルネサンス芸術の三大巨匠といえば、ダ・ヴィンチ、ミケランジェロ、ラファエロですが、
この三人以上に、ルネサンスを象徴する画家といえるのが、ボッティチェリ。
近年、日本でもボッティチェリ関連の展覧会は多いのですが、今回はその決定版ともいえる展覧会となりそうです。
一方、最も著名な西洋画家ともいえるダ・ヴィンチですが、
今回は西洋芸術にはちょっと縁遠そうに思える江戸東京博物館での開催。
これも楽しみです。
そして、とにかく日本でも人気の高いフェルメールに加え、
これもオランダの著名画家レンブラントの名を掲げた森アーツセンター展も注目です。
そして当ブログでも紹介したように、3月1日からは国立西洋美術館でバロックの創始者であるカラヴァッジョ展が開催されます。
西洋絵画の展覧会も印象派など、19世紀以降の比較的新しいテーマのものが多いのですが、
今年の東京では新春から15~17世紀のルネサンスからバロックの時代をテーマとした展覧会が多く開催されるのです。
Old Fashioned Club 月野景史
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