【ドラマ】広末涼子 内田有紀 90年代を代表するアイドル女優が初共演 『ナオミとカナコ』
1990年代を代表するアイドル女優だった広末涼子さんと内田有紀さんが初共演するドラマ
『ナオミとカナコ』第1話が1月14日(木)10時より放送されました。
内田 有紀(うちだ ゆき)1975年11月16日- 40歳
広末 涼子(ひろすえ りょうこ)1980年7月18日-35歳
90年代を代表するアイドル女優の双璧、そう呼んで間違いないと思います。
ただし、並び立ってはいません。
アイドル女優としての全盛期がずれている・・・というか、ちょうど入れ替わりなのです。
内田有紀さんは1993年に観月ありささんヒロインのドラマで、ボーイッシュできりっとした美少女ぶりが注目を集め、
94年に本格ブレイク。96年ころまで次々とドラマで主演を務め、また歌手として活躍しました。
ただ、97年くらいになると、少しフェイドアウト気味になります。
私は、少しバラエティに出過ぎなのではないかと思っていました。
こんないじられ方をされるべきではない、もう少し露出を絞って、女優に専念した方がいいのにと感じていたものです。
広末涼子さんは1995年頃からドラマに出ていますが、1996年にポケベルのCMでその利発な可愛さが注目を集め、
1997年に歌手デビューしてブレイク、ドラマでもヒロイン役を連続出演するようになります。
広末さんは、バラエティでも自分のスタイルを崩さない強さがありました。
2000年代を迎え、内田さんはつかこうへい劇団に入り舞台に活動拠点を移しますが、まもなく結婚して、一度芸能界を引退します。
しかし2005年に復帰、その後は主に脇役として活動してきました。
近年は『ドクターX』シリーズにも3期連続出演して、脇役としては売れっ子といえると思います。
しかし、いくら良い仕事をしていても、米倉涼子さんの脇で出ているのを見ると、少し寂しく感じていました。
ただ、今回はクレジット順では広末さんの方が上ですが、W主演の扱いだし、
現在放送中のNHK BSプレミアムのドラマでは主演なので、今年は忙しいスタートのようです。
http://www.nhk.or.jp/pyd/haburashi/
広末さんはスキャンダルめいたこともあり、アイドルとしてのイメージはやや崩れましたが、
実力派女優として第一線を歩いてきました。
連続ドラマの主演はそれほど多くはないですが、映画でも実績を残してきました。
それにしても、90年代のアイドル時代はともかく、内田さんが復帰して脇役で活動再開してもう10年になるのに、
一度も共演がなかったのですね。これも意外です。
ナオミとカナコ
このドラマの原作は、主人公の女性二人に感情移入して、一気に読んでしまうような小説です。
ただ、それを1クール(三カ月)の連続ドラマとしてやると、どうしてもストレスフルになってしまいます。
当面のテーマもDVですし、なかなか重くて難しいドラマですね。
初回の視聴率も7.9%と、もうひとつな数字でした。
残念ながら、広末さんと内田さんの名前だけで数字を取るのは難しいのでしょう。
本当は、二人で女バディ物の刑事ドラマでもやればいいのにとも思いますが、
もちろん『ナオミとカナコ』もサスペンス感たっぷりドラマで挽回の可能性もあり、
今後の展開が注目されます。
Old Fashioned Club 月野景史
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