【相棒14】元日SPに向けテレ朝が片山雛子、本多父娘登場の「双頭の悪魔」「カナリアの娘」等一挙放送
当ブログでも既報の通り、『相棒season14』2016元日スペシャル「英雄」は、
降板した三浦信輔刑事(大谷亮介)はじめ、過去の重要キャストが複数登場するイベント回になりそうです。
http://oldfashioned.cocolog-nifty.com/blog/2015/12/142016sp-a454.html
http://oldfashioned.cocolog-nifty.com/blog/2015/11/142016sp-288a.html
それに向けてテレビ朝日では来週(12月21日からの週)から再来週にかけ、
元日SPで登場が予告されている片山雛子議員(木村佳乃)や
本多篤人(古谷一行)・茉莉(内山理名)父娘ゆかりのエピソードが一挙再放送されます。
http://www.tv-asahi.co.jp/bangumi/
放送予定
◆12月21日(月) 14:04
『相棒3』 第1話スペシャル「双頭の悪魔」 第2話「双頭の悪魔2~堕天使」
◆12月22日(火) 15:55
『相棒3』 第3話「双頭の悪魔3 完結編 悪徳の連鎖」(2004年)
「双頭の悪魔」三部作はシーズン3の初回SPを含む全3本からなるシリーズ屈指の大作で、
片山雛子の初登場エピソード。
そして他にも津川雅彦、竹中直人、西村雅彦、本田博太郎、その他個性派脇役俳優が揃う、
これまたシリーズ屈指の豪華キャスト回でもあります。
内容も、初代相棒亀山薫(寺脇康文)と恋人奥寺美和子(鈴木砂羽)との突然の別離、
その亀山の所轄署への異動など波乱に満ちた回です。
更にまた、シリーズ屈指のヒール朱雀官房長官(本田博太郎)もインパクト大。
その中で、片山雛子は確実に存在感を示し、長く続くセミレギュラーとなりました。
◆12月23日(水) 14:58
『相棒8』 第1話スペシャル「カナリアの娘」(2009年)
「カナリアの娘」はシーズン8の初回で、前期最終話で初登場した二代目相棒神戸尊(及川光博)の本格始動回。
70年代の過激派革命戦士による新たなテロ、父と娘の積年の愛憎が絡むシリアスな展開に、
コンビ結成(?)まもなくで、まだなんとも噛み合わない杉下右京(水谷豊)と神戸の関係が面白い、忘れえぬエピソード。
二人での死体発見シーン、夜の疾走シーンなど、名場面も多い回です。
◆12月24日(木) 15:55
『相棒6』 第16話「悪女の証明」(2008年)
「双頭の悪魔」以来の片山雛子再登場回。
身の回りに事件が起こると、それを糧にして更に大きくなる女・雛子。その真骨頂です。
◆12月28日(月) 15:55
『相棒13』 第18話「苦い水」(2015年)
今年の春に放送された、片山雛子の最新登場回。
雛子は三代目相棒甲斐享の時代になってから出ていなかったのですが、
享の卒業回「ダークナイト」の直前になって、久々に登場しました。
◆12月29日(火) 15:39
『相棒9』 第18話 最終話スペシャル「亡霊」(2011年)
本多父娘の再登場回にして、片山雛子も共演。
今回の元日スペシャルに直接繋がる回と言っていいでしょう。
シリーズ最高の平均視聴率20%超えを達成したシーズン9の掉尾を飾る大作です。
最近はテレビ朝日の『相棒』再放送も以前のように必ず毎日というわけではありません。
さすがに同じ回の放送が多くて、飽きられた面もあるでしょう。
しかし、ここにきて元日スペシャルに向け、力が入ってきたようです。
『相棒14』の視聴率は近年のシーズンに比べて苦戦しており、
ここで起死回生といきたいところでしょう。
Old Fashioned Club 月野景史
« 【展覧会】「ワイン展-ぶどうから生まれた奇跡-国立科学博物館」/Wlneの魅力に科学からアプローチ | トップページ | ピーター・カッシング in 『スター・ウォーズ』/グランド・モフ・ターキン 恐怖の肖像 »
「11.【特集】『相棒』」カテゴリの記事
- 【相棒22】波乱の2024元日スペシャルは無理あり過ぎの展開(2024.01.03)
- 【相棒22】元日スペシャルに笛吹悦子(真飛聖)があの「ダークナイト」以来約9年ぶり再登場(2023.12.31)
- 【相棒9】第12話「招かれざる客」 まるで舞台劇 マニアック感漂う神戸尊時代の異色作(2023.11.27)
- 【相棒6】第3話「犯人はスズキ」 “町内会”という閉ざされた世界の事件/亀山期異色の佳作(2023.11.26)
- 【相棒22】第2話終了 レストランの第三の被害者は栗山千明の婚約者だった(2023.10.28)
« 【展覧会】「ワイン展-ぶどうから生まれた奇跡-国立科学博物館」/Wlneの魅力に科学からアプローチ | トップページ | ピーター・カッシング in 『スター・ウォーズ』/グランド・モフ・ターキン 恐怖の肖像 »