【相棒14】2016元日SP「英雄~罪深き者たち」は三浦刑事、片山雛子、本多篤人・茉莉父娘ら再登場のイベント回
『相棒season14』12月16日放送の第9話で年内の放送は終了。
次は恒例の元日スペシャル「英雄~罪深き者たち」で、予告映像も公開され、
公式サイトにもストーリーが掲載されました。
http://www.tv-asahi.co.jp/aibou/contents/story/0010/
※放送は終了しました。感想等は →こちら
今回は最初期より長くレギュラーを務めた三浦信輔元刑事(大谷亮介)。
シーズン3第1話で初登場し、準レギュラーともいえる片山雛子議員(木村佳乃)。
そして、シーズン8初回とシーズン9最終回の二度のスペシャルに登場した
本多篤人(古谷一行)・茉莉(内山理名)父娘が再登場し、過去の因縁が絡み合ったイベント回となるようです。
追記:「英雄~罪深き者たち」は2017年1月3日13時よりテレビ朝日で「新春相棒祭り」として再放送されます。
三浦信輔(大谷亮介)
三浦元刑事については番組公式SNS等で早くに登場が告知されて話題になっていました。
そのことについて書いた私のブログにも多くのアクセスがあります。(→こちら)
しかし、予告映像に三浦はまったく出てきません。
どうもこういったやり方は『相棒』のよくわからないところです。
公式サイトの予告文では三浦刑事の登場も告知されています。
それによると、訪ねてきた三浦から杉下右京(水谷豊)がある情報を聞き、捜査に乗り出すという、
ちょうど『劇場版Ⅲ』の神戸と似たような役どころで、予告文を読む限りでは、
それほどストーリーに深く絡むわけではなさそうです。
それよりも、「トリオ・ザ・捜一」の伊丹刑事(川原和久)、芹沢刑事(山中崇史)との共演があるのかが気になります。
あらすじ読む限り、ないようにも思えるので。
片山雛子(木村佳乃)
シーズン3第1話(2004年)で初登場。国会議員。官房副長官。右京とも因縁深い女性。
三代目相棒の甲斐享(成宮寛貴)の時代になってから出演が途絶えていたのですが、
シーズン13の享卒業直前、あの「ダークナイト」のひとつ前の回(2015年)に久々に登場しました。
まるで、カイト卒業前に駆け込みで出したみたいでしたが。
本多篤人(古谷一行)・本多(早瀬)茉莉(内山理名)父娘
シーズン8の初回スペシャル(2009年)に登場。
篤人は極左グループ「赤いカナリア」元幹部でテロリスト。70年代の革命戦士。
長期間、国外に逃亡していたが、日本で暮らす娘の茉莉をめぐる事件で帰国し、紆余曲折の末逮捕。
その後、シーズン9最終話スペシャル(2011年)に揃って再登場。
篤人は死刑が確定していたが超法規措置で釈放されました。
このシーズン9最終話には片山雛子も登場しました。この親子とは因縁があるのです。
新政権発足間近に国家を揺るがす爆破事件が発生!
稀代の革命戦士・本多篤人が復活!?
人質は東京都民1300万人!
豪華客船を舞台に信念を懸けた最後の戦いが始まる!
※公式サイトより
過去のキャストの再出演に加え、正月スペシャルらしいスケールの大きな回になるようです。
神戸尊(及川光博)と小野田官房長(岸部一徳)は?
ひとつ気になることがあります。
篤人父娘、片山雛子とくれば、右京と同様か、それ以上に因縁深い元レギュラーがいます。
一人は二代目相棒神戸尊(及川光博)。
篤人父娘の登場回はいずれも神戸期を代表するエピソードでした。
もう一人は殉職した小野田官房長(岸部一徳)。
雛子ともですが、篤人とは若い頃からの友人で、同士という関係でした。
小野田は亡くなっているので、過去の回想としても、新撮での再登場はないでしょう。
名前が出たり、過去映像での登場の可能性はあるかも知れませんが。
神戸は、降板後も劇場版では二度の再登場があります。
相棒世界に籍を残している神戸。今回の内容なら、ここで登場せねばいつするんだ? というタイミングのように思えます。
まだ公表されていませんが、サプライズ出演はあるのでしょうか?
いや・・・、今回はたぶんないでしょう。
ストーリーを読むと、四代目相棒冠城亘(反町隆史)は、雛子が招集した警視庁公安3課を含むチームで、
右京と別行動で事態の収拾に動くようです。
ここに神戸が入ってもおかしくないくらいですが、今回はそうはせず、冠城をしっかりフィーチャーするように思えます。
『劇場版Ⅲ』のような僅かな出演でキーマンにということなら問題ないのですが、
今回はその役は三浦に割り振られているようですし。
Old Fashioned Club 月野景史
以下、公式サイトよりあらすじを引用。
http://www.tv-asahi.co.jp/aibou/contents/story/0010/
☆☆☆
元日スペシャル第10話「英雄」
新政権発足間近に国家を揺るがす爆破事件が発生!
稀代の革命戦士・本多篤人が復活!?
人質は東京都民1300万人!
豪華客船を舞台に信念を懸けた最後の戦いが始まる!
官房長官・音越栄徳(西村和彦)と官房副長官になった片山雛子(木村佳乃)による新会派結成と総裁選出馬宣言の記者会見場で、爆破事件が発生。そんな、国を揺るがす緊急事態でも、特命係は蚊帳の外で、右京(水谷豊)は休暇を取っていた。しかし、訪ねてきた元捜査一課の三浦(大谷亮介)から、極左グループ「赤いカナリア」の元幹部・本多(古谷一行)に関する気になる情報を聞く。元死刑確定囚だった本多は、超法規的措置で別人の戸籍を与えられ、娘の茉莉(内山理名)と共に余生をおくっていたが、最近になって消息が分からなくなったという。引っ掛かるものを感じた右京は、2人が暮らしていたという富山へと向かう。
一方、亘(反町隆史)は、雛子と警察幹部が顔を揃えた会議に招集される。雛子が主導権を握るその会議では、爆破事件に使われた爆弾の性能から、本多の関与を有力視。亘や警視庁公安3課を含むチームで、事態の収拾に動き出す。
同じ頃、富山に到着した右京は、本多親子が住んでいた村が音越官房長官の選挙区であることを知る。また、役場の植村明梨(武田梨奈)の案内で本多親子の住まいを訪ねた右京は、誰もいない部屋から紐が通された青い石を発見する。明梨によれば、それは村で言い伝えられている“願い石”と呼ばれる願掛けのアイテム。一つの石を二つに割り、同じ願いを持つ者で分け持つと成就するのだという。そう説明する明梨の首にも、赤い願い石がかけられていた。
本多親子の住まいを捜索し終えた右京が外に出ると、そこには公安3課の刑事たちがいた。半ば強制的に東京に連れ戻された右京は、これまで数々の因縁がある雛子と再び顔を合わせる。「邪魔をするな」という雛子に対して、右京は「本多が爆破事件を起こしたとは思えない」と反論。右京と雛子は、またしても対峙することになる。
その一方、右京は本多親子の住まいから持ち帰った青い石の鑑定を米沢(六角精児)に依頼。ついでに、新たに願い石を作り、事件解決を願って亘と分け持つことにする。ただし、今回の事件に関しては、雛子が集めた捜査チームの一員である亘と、右京には立場の違いがあって別行動。亘が警視庁に残る中、右京は再び単独で富山に飛ぶ。
本多はなぜ再び爆破事件に手を染めたのか?
いよいよ国の中枢まで登り詰めた雛子との関係は!?
杉下右京、片山雛子、本多篤人。
それぞれの信念を懸けた戦いが、ついに最終章を迎える!
<これまで登場した人物のおさらい>
本多篤人(古谷一行)
極左グループ「赤いカナリア」元幹部。革命戦士として活動後、長い間、国外に逃亡していたが、娘の茉莉をめぐる事件で帰国。その後、逮捕され死刑が確定するが、超法規的措置で別人の戸籍が与えられ、国内で静かに暮らしていた。
本多茉莉(内山理名)
本多篤人の娘。父親が「赤いカナリア」の元幹部だったことで、幼いころから辛い境遇を経験してきた。そのため、父親に対して複雑な感情を抱いていたが、親子の情は強く、篤人が超法規的措置で釈放されてからは生活を共にしていた。
片山雛子(木村佳乃)
国会議員。官房副長官。右京が「周囲で不祥事や事件が起きるたびに、それを逆手に取り、すべてを自分の糧に変え、大きくなっていく」と評するしたたかな政治家。女性初の総理大臣候補と噂され、権力の階段を上り続けている。
三浦信輔(大谷亮介)
伊丹と芹沢と組みいつも3人で行動していた元捜査一課の刑事。2年前、犯人を取り押さえようとしたところ、ナイフで大腿部を刺され大けがを負う。足に後遺症が残り、自ら警視庁を退職。生真面目な性格で右京の信頼も厚い。
ゲスト:古谷一行 内山理名 武田梨奈 橋本さとし 郭智博 西村和彦 木村佳乃
脚本:真野勝成 監督:橋本一
★★★
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