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2015年10月14日 (水)

【相棒14】初回SP終了 4代目は好印象 右京復帰には疑問あり/視聴率は過去4期初回を下回る

4代目相棒登場で注目の『相棒season14』第1話「フランケンシュタインの告白」が放送されました。

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新相棒は好印象
新相棒の冠城亘(反町隆史)は、初登場の角田課長とのシーンから好印象でした。
もう少し、鼻持ちならないタイプを想像していたのですが、意外といい奴じゃないかと。
その印象は、最後まで観ても概ね変わりませんでした。結構、色々な面は見せましたが。

逆にいうと、何を考えて警視庁に出向してきたのか、
半年間何をしていたのか、不思議に感じる面もあります。
もう少し得体の知れないキャラの方が、何か考えがあるのだろうという納得し易いのですが。

ネット上ではもちろん賛否両論ですが、私と同様の好印象が多いようにも感じます。
もう4代目となると、初代亀山(寺脇康文)の時のような、交代そのものへの拒否反応も薄いですしね。


杉下右京(水谷豊)の復帰
これは、とりあえず今回の事件の捜査参加する事情と、正式な復職の二段構えですが、
両方とも納得できるものではなかったです。

なにしろ停職処分が解けてない状況で普通に特命係に戻ってきて、
普通に現場に出かけてましたからね。
しかも特命係を「僕の部屋」と連呼して、甲斐峯秋に窘められる始末。
甲斐享の事件についての責任とか、自分としてどう総括したのかはまったくありませんでした。
どういうつもりで英国に渡り、何に区切りをつけて帰国し、特命係に戻ったのか、
何も説明がなければ、ただの長期休暇にしか思えません。

これが、「ダークナイト」と違う脚本家が書いてるのならまだわかりますが、
同じメインライターの輿水泰弘氏、監督も同じ和泉聖治氏なのですから、
なんらかの決着はほしかった気もします。
そして、ラストの正式な復職も、甲斐峯秋(石坂浩ニ)の鶴の一声とは。

なんともあっさり、「警視庁 ふたりだけの特命係」の復活です。
私は正式な特命係復活までは数話を使うのではと思っていたのですが・・・、
まぁ、こういう裏切り方も『相棒』らしいともいえますが。

峯秋は右京の後ろ盾になるようだし、冠城の後ろ盾である法務事務次官・日下部彌彦(榎木孝明)と合わせ、
今後は後ろ盾二人体制になるのでしょうか? だとしたら随分贅沢な話ですが、それとももう一捻りあるのか?

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峯秋と日下部。このツーショットを、金田一耕助と浅見光彦の共演だと喜んでいる人がネット上にいました。
たしかにその通りですが、それなら水谷豊さんも浅見光彦なのですが。


ストーリー
閉ざされた空間での謎深き犯罪。
サブタイトルも含めて、ホラ―めいた雰囲気。
これはよかったです。

「死者からのメッセージ」のプロットもよかったとは思いますが、
それがほぼ明らかになってからは、ちょっと冗長でした。
刑務所内での暴動に繋がる展開も、ちょっと無理があったように思います。

ネットでは梅津役の井之上隆志さんの評価が高いようです。
好演だったは思います。しかし井之上さんには失礼ながら、
ここはもう少しカリスマ性のある大物俳優を起用した方がよかったかなと感じました。
40人もの受刑者を信者にするほどの人物ですから。

ラストの僧侶(大和田獏)のくだりも、ちょっと取って付けたような印象でしたね。
長時間スペシャルとして、最後にまだまだ謎があるという展開にしたかったのでしょうが、
それならば、僧侶はもっと確信犯の方がよかったかも知れません。


甲斐享(成宮寛貴)関係者について
カイトの父親、甲斐峯秋については、さすがに警察庁次長そのままではなく、
長官官房付という閑職に退いていましたね。
これはたしか、2代目相棒の神戸尊(及川光博)も同じポジションに異動した筈です。

カイト、及び婚約者の笛吹悦子についての言及はありませんでした。
峯秋を相棒世界に残留させておいて、享や悦子に一切ふれないのはかなり不自然に思えます。
今後はどうするのでしょう?


総論としては
今回に限定していえば、出だしはよかったが、ストーリー全体としては展開に無理があり、今ひとつというところでしょう。
ネット上でも、新相棒はよかったが、ストーリーは不調という意見が多いように感じます

そして、相棒物語全体として見た場合、特に前期のダークナイト事件からの流れを重視すれば、
右京の復帰の仕方、カイトの父である峯秋の扱いなどにに不満は残ります。

しかし、1話完結のテレビドラマとして今後の事を考えれば、「ふたりだけの特命係」無時復活、
新コンビ誕生で、4代目相棒の印象も悪くなく、また新たなエピソードを紡いでいくということで、
まずはめだたしというところなのでしょう。

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視聴率は18.4%

今のテレビドラマの水準としては立派なものですが、
新相棒にネームバリューのある反町さんを迎えての初回スペシャルとしては、やや寂しかったかも知れません。
season10から13の初回スペシャルは19%を超えています。
平均視聴率が過去最高だったseason9の初回よりは良いのですが、この時は拡大版ではありませんでした。

「ダークナイト」の後、「もう『相棒』は見ない」との声が公式ブログのコメント欄等に少なからず寄せられたのも事実です。
それが大多数の声だとも思いませんが、前シーズンで不興を買った上でのスタートである事は間違いありません。
http://oldfashioned.cocolog-nifty.com/blog/2015/03/13-e410.html

今後の挽回はなるでしょうか?

Old Fashioned Club  月野景史

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11.【特集】『相棒』」カテゴリの記事

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