【美術展】「ホイッスラー展」横浜美術館/アメリカで生まれヨーロッパで活躍したジャポニスムの画家
横浜美術館で3月1日まで、「ホイッスラー展」が開催中です。
会期 2014年12月6日(土) - 2015年3月1日(日)
会場 横浜美術館
主催 横浜美術館、NHK、NHKプロモーション
公式サイト http://www.jm-whistler.jp/
ジェームズ・アボット・マクニール・ホイッスラー
(James Abbott McNeill Whistler, 1834年7月11日-1903年7月17日)
19世紀後半のアメリカ人の画家、版画家・・・ですが、
ヨーロッパ、主にロンドンとパリで活動した画家でした。つ
父親の仕事の関係で幼いころ各国で暮らし、
20歳過ぎでパリに移り、画家となりました。
世代でいえばマネが近いですね。
1859年にはロンドンにもアトリエを構え,ロセッティ兄妹と知り合います
以降は英国を中心に活動を続け、1886年にはイギリス美術家協会会長に任命されるなど、
名実ともにイギリス画壇の中心人物となり、1903年にロンドンで亡くなりました。
本展は国内過去最大級のホイッスラー大回顧展です。
アメリカ、イギリス、フランスの20か所以上の美術館など所蔵機関から、
油彩・水彩・版画作品約130点が来日し、
日本では27年ぶりですが、実は世界でも20年ぶりとなるホイッスラー回顧展です。
その作品群も初期から晩年にいたるまでの代表作が出展されています。
そして、ホイッスラーはジャポニスムの巨匠でもあります。
ホイッスラーが影響をうけた東洋の陶磁器など生前の所持品や、
インスピレーションを受けた浮世絵も展示も注目です。
Old Fashioned Club 月野景史
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