【芸能】林家木久扇『笑点』復帰/50周年に向け健在示す
喉頭がん治療の為に休養していた落語家の林家木久扇さん(76歳)が、
10月19日(日)放送の日本テレビ『笑点』で無事復帰しました。
7月20日の回を最後にお休みしていたので、放送でいえば、約三ヶ月ぶりの登場でした。
既に今回と次回の収録は9月27日に終えており、
別のバラエティ番組にも出ていたので、回復は周知の事実でしたが、
本当に元気になって、見事な復活でした。
まず冒頭の演芸コーナーに登場。
落語を一席というよりも、
病気発覚から検査~入院・治療の経緯を報告し、
復帰の挨拶とした「口上」に近いものでしたが、
元々、木久扇さんの落語は自分の身辺の出来事をネタにしたものも多いので、
これはこれで、高座に帰ってきた、という雰囲気を味わえました。
そして、もちろん大喜利にも登場。
大ヒット曲(?)『いやんばか〜ん』も振りつきで熱唱しました。
しかし、よく復帰されたものです。
76歳の高齢。
そうでなくても、年齢を感じさせるシーンもままありました。
それで喉頭ガンです。
休養前の最後の出演となった7月20日の放送では、
言葉が本当にまったく聞き取れない状態でしてので、
正直をいうと、復帰は難しいのではないかと思ってました。
そのすぐ前の放送では、まったく不調を感じさせなかったで、
余計に病気の進行の早さを感じていた面もあれます。
今日の放送でも、いきなり答えが出てこないシーンもありましたが、
これはだいぶ以前から珍しいことではなく、
むしろ、全般にキレもあり、冴えていたと思います。
再来年1966年は『笑点』放送開始50周年。
つまり来年5月には50年目突入します。
(前身の『金曜夜席』から数えれば、来年が50周年ともいえます。)
まさに国民的長寿番組。
司会の桂歌丸さん(78歳)と木久扇さんには是非お元気で、
記念の年を迎えていただくたいものです。
Old Fashioned Club 月野景史
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